株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(4.17.08)

2008-04-16 19:57:47 | 明日のモニタリング銘柄
いつもの通りに、4月16日の結果をOSCの4層分析で振り返って見ます。

注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。【 】内の一口定義を参照。

日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値以下で終了【悲観
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け【希望の芽
③OSCが前日以上&プラス引け【楽観
④いずれにも該当せず【躊躇

1月11日から2月22日までのデータ

2月25日から3月19日までのデータ

3月21日(+222円)①29件 ②3件 ③84件 ④84件
3月24日(-2円)  ①8件  ②35件③101件④55件
3月25日(+265円)①12件 ②14件③116件④58件
3月26日(-39円) ①20件 ②55件③101件④21件
3月27日(-102円)①40件 ②44件③49件 ④69件
3月28日(+216円)①16件 ②23件③117件④46件
3月31日(-295円)①82件 ②23件③32件 ④65件
4月1日 (+131円)①55件 ②7件 ③53件 ④91件
4月2日 (+533円)①13件 ②3件 ③135件④55件
4月3日 (+201円)①25件 ②16件③131件④33件
4月4日 (-97円) ①59件 ②27件③46件 ④71件
4月7日 (+157円)①19件 ②13件③137件④34件
4月8日 (-200円)①69件 ②5件 ③22件 ④107件
4月9日 (-139円)①103件②51件③17件 ④27件
4月10日(-167円)①79件 ②30件③42件 ④50件
4月11日(+378円)①5件  ②8件 ③126件④61件
4月14日(-406円)①77件 ②18件③31件 ④76件
4月15日(+73円) ①24件 ②21件③94件 ④61件
4月16日(+156円)①30件 ②1件 ③68件 ④101件

何と②の「希望の芽」が1件です。④の「躊躇」が急増。③の「楽観」もまだまだあります。①の「悲観」はまだそれほど増えておりません。

これが、今日の相場の心理状態です。まずまず言い当てているのかも知れません。

明日は、珍しくこれといった買い銘柄がありません。比較的、注目したい銘柄をいくつか挙げて見ます。

1.4996クミアイ化学
 食糧問題の連想と、信用倍率0.54倍から最近仕手化。とてもまともにホールドする株ではありませんが、指数値がようやく最低値を更新。OSCは38%ですので、4月10日の37%に肉薄。その時の終値268円から今日は243円までダイバージェンス。昨日から243円を底値に下にはなかなか抜けません。市場が膠着しているようだと、この株にもチャンスか。

2.3623ビリングシステム
 これはOSCが+2%の40%となっていることと、VR改が14%にまで下落していることに着目してのモニタリングです。急速に出来高も細っておりますので注意。165Kが破られると底なしとなります。

3.6666リバーエレテック
 この株も、落とされる時は徹底的ですね。1月22日など、OSCは28%、RSIは何と2%にまで落とされておりました。今はまだOSCが29%、そしてRSIに至っては23%です。まだ余裕?があるのかも知れません。しかし、そろそろ監視体制強化です。600円割れが明日の焦点。5月12日が本決算。もうMMではないのに、まだその後遺症を引きずっているかの値動きです。何か疫病神にでも取り憑かれているのかどうかは不明。外人が売っているとの説もあるようですが、月足で見ても今は下に突き抜けた状態。損してまでこんな株売らないでしょう。

以上です。コンバージェンス銘柄がほとんどないことからも分かるように、明日は全く読めません。このパターンは過去の例もありますが、大きく下げたり、上げたりしており、法則性のようなものは感じられません。

ところで明日4月17日は、何かが起こる日として世界中が注目している日です。何が起こるかは分かりません。イスラエルがシナイ半島を訪れている観光客に対して、すぐイスラエルに帰るよう警告。アメリカかカナダでの何かの襲撃、あるいは自然災害が発生するとの話も。9.11を超える何かが発生しないことを祈りつつ、今晩のブログを終了します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(4.16.08)

2008-04-16 18:22:34 | 市場概況
4月16日(水)の市場概況です。赤字部は4月17日朝に更新。

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC54%(+3%)4月7日の65%をピークに下降中
・日経平均:OSC49%(-1%)4月7日の70%をピークに下降中
・TOPIX:OSC51%(-1%)4月7日の70%をピークに下降中
・マザーズ指数:OSC40%(-5%)3月28日の57%をピークに下降中
・ヘラクレス指数:OSC46%(-5)3月26日の66%をピークに下降中
・国債先物:前日比14銭安 OSC41%(+2%)4月3日の34%をボトムに切り返し中
・日経先物イーブニングセッション:13130円(大証終値比-70円)
・NYダウ:12619ドル(+257ドル)更新
・シカゴCME日経先物:13475円(大証夕場比+345円)更新
・ドル・円:101.82円(+7銭円安)OSC63%(+2%)更新

後場は、前場にもまして全く方向感がないボックス相場でした。

今の時間、ユーロ・ドルが急伸し、1ユーロ=1.5894ドルまで上昇しております。ドル・円は若干円高気味。

大証のイーブニングセッションでは、大証終値よりも少しアンダー。

ユーロ圏の消費者物価指数(3月)は、予想を0.1%上回っております。アメリカも含めてインフレが進行中。

欧州株は一応堅調なスタートを切っております。

今晩から始まるアメリカの金融機関の1Q決算の数字が、明日の相場を大きく左右することは言うまでもありません。

国債先物は値段を下げながら(金利は上昇)も、OSCは+2%の41%へとコンバージェンスさせております。ここから更に上昇を窺うようなポジションでもあります。

明日のモニタリング銘柄は、稿を改めて検討します。

^^^^^^^17日朝のコメント^^^^^^^

昨晩のアメリカ市場に敬意を表して、^^^^^^^という慣れないマークをつい入力してしまいました。

ついに市場は、誰かがこっそりとモルヒネでも打ったかのような「錯乱状態」を呈しております。原油は最高値を更新しインフレは進行するは、IBMやイーベイの大企業業績は、何故か市場予想を上回るは、ドルはユーロに対して更に弱くなり1ドル1.6ユーロに迫るは、そして、注目のJPモルガンの1Q決算は予想通りでした。

問題は、ベア・スターンズを買うくらいに優等生であったJPモルガンは良いとして、シティやメリルの決算がどうかということになります。

NYダウのOSCは+13%の53%まで急伸。14日につけた38%が、今の時点では底だったということになります。為替はドルが円に対して多少は強くなっておりますが、他の通貨(特にオーストラリア・ドルなど)に対しては、ユーロ・ドルと同じようなドル安傾向となっております。

IBMとイーベイ、そして昨日のインテルの好決算は、企業の生命線の成長投資の部分については、まだこれまでの金融不安においても手がつけられていないためではと思っております。

しかし、NYダウがうらやましいですね。たったの9ドル高で始まっております。対する日経は今日も300円オーバーのギャップアップかと。そして、そこからは海外市場は眠りについているため、水平飛行に転じるのではないかと危惧。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また、うたた寝相場か?

2008-04-16 11:26:05 | 株に出会う
いくら、春爛漫とはいえ、午前中から眠りを誘うにはチョイと早すぎはしませんか?

NYダウが一応反発したのですが、今晩からの銀行の決算を控えており、誰しも様子見が勝っているのは分かるのですが、皆が様子見に徹したら売買が薄くなるのはものの道理かと。

こんな時は、ひとときの憂さ晴らしに訳の分からない仕手株が暗躍しますね。1986日商インターなどという正体不明の株で、家人は2円抜いたと言ってはしゃいでおります。(その後急落)また、前場の終わりには9305ヤマタネを123円で買ったといっては、心をときめかしております。(後場、急落に巻き込まれなければよいが。)

ヤマタネが示すように、現下のホットなテーマは世界の食糧問題、いや食糧危機なのです。南米の穀倉地帯の国、例えばパラグアイなどは、この危機に乗じて調子が良いようですが、貧しい国ほど、今回の危機で痛手を受けている筈です。

何故か?

それは、今回の危機が始まる相当以前から、例えばアフリカなどの国々は、それまでは祖先伝来の自給自足の経済を維持してきましたが、それがグローバルな食品資本の進出で、自給自足のためのトウモロコシや麦の畑が、大規模なコーヒーのプランテーションに変貌させられていたのですね。

そのコーヒー園で、原住民は安価な働き手をして酷使されてきたのは言うまでもありません。

ところが、今回生活に必要な食料品が、バイオ燃料などというまやかしのプロパガンダを行って、一部の儲かる食料生産(例えばトウモロコシ)に一斉に移行したため、その他の食料の不足を招いてしまったと言う訳です。人はトウモロコシだけでは生きていけません。

人々の生活を維持するための必需品の食料が高騰し、貧しいプランテーションで働く原住民の手には届かなくなってしまったのです。

これは言ってみれば人災であり、グローバル資本主義の横暴ではないかと思います。

ここまで、世の中、強い者が益々強くなって良いものでしょうか?

それに乗じて、ヤマタネなどで利鞘を抜こうとしている筆者や家人は、当然に偉そうなことを言えた身分ではありませんが、この世の中の「歪み」は何とかならないかとの心情くらいはあります。

生活面での実践?としては、トウモロコシを馬鹿食いする生態系の頂点に位置する牛から作られる肉は一切食べないようにし、米もたまにしか食べずに、豆腐に納豆や野菜を中心の食生活に切り替えてはおりますが、その筆者が大好きな、豆腐や納豆までが手に入らなくなるのは勘弁して欲しいもの。

今の相場については、従って、特にコメントはありません。チョイと怪しい雰囲気もあるので、あまり深入りしないようにしたいとは思っております。はい。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする