株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(4.24.08)

2008-04-23 20:40:07 | 明日のモニタリング銘柄
いつもの通りに、4月23日(水)の結果をOSCの4層分析で振り返って見ます。

注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。【 】内の一口定義を参照。

日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値以下で終了【悲観
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け【希望の芽
③OSCが前日以上&プラス引け【楽観
④いずれにも該当せず【躊躇

1月11日から2月22日までのデータ

2月25日から3月19日までのデータ

3月21日(+222円)①29件 ②3件 ③84件 ④84件
3月24日(-2円)  ①8件  ②35件③101件④55件
3月25日(+265円)①12件 ②14件③116件④58件
3月26日(-39円) ①20件 ②55件③101件④21件
3月27日(-102円)①40件 ②44件③49件 ④69件
3月28日(+216円)①16件 ②23件③117件④46件
3月31日(-295円)①82件 ②23件③32件 ④65件
4月1日 (+131円)①55件 ②7件 ③53件 ④91件
4月2日 (+533円)①13件 ②3件 ③135件④55件
4月3日 (+201円)①25件 ②16件③131件④33件
4月4日 (-97円) ①59件 ②27件③46件 ④71件
4月7日 (+157円)①19件 ②13件③137件④34件
4月8日 (-200円)①69件 ②5件 ③22件 ④107件
4月9日 (-139円)①103件②51件③17件 ④27件
4月10日(-167円)①79件 ②30件③42件 ④50件
4月11日(+378円)①5件  ②8件 ③126件④61件
4月14日(-406円)①77件 ②18件③31件 ④76件
4月15日(+73円) ①24件 ②21件③94件 ④61件
4月16日(+156円)①30件 ②1件 ③68件 ④101件
4月17日(+252円)①24件 ②17件③108件④51件
4月18日(+78円) ①22件 ②45件③103件④30件
4月21日(+220円)①27件 ②9件 ③97件 ④70件
4月22日(-149円)①74件 ②6件 ③39件 ④85件
4月23日(+31円) ①19件 ②26件③95件 ④64件

①の「悲観」が案の定大きく減り、②の「希望の芽」もそれなりに増えております。③の「楽観」が切り返したのは当然としても、④の「躊躇」は平均的な数字が滞留しておりす。

①の「悲観」が増えないことには②の「希望の芽」も騙しに終わってしまいます。こうやって眺めてみると、この1ヶ月は①の「悲観」が100件以上になったのはたったの1回だけでした。その前の1ヶ月間は6回もありました。いかに平和裏に相場が進行していたかを示しているようです。

さて、この静寂がいつまで続くのか、筆者にはとんと見当が付きませんが、とりあえず明日のモニタリング銘柄です。

1.6519エネサーブ
 いきなり怪しげな株です。明日噴火するという訳ではありません。今日はまだOSCが-1%の44%と押されております。こんな日柄の良い日は、こうした日陰株は悲哀をかこつのが常です。しかし、RSIは久々に29%まで落ちております。3月27日の28%以来です。ここに一筋の光明を見出しております。明日、仮に上げなくてもOSCがコンバージェンスしての終了なら、明後日にチャンスが巡ってくるかも知れません。当面監視を怠らないように。400円割れなら面白いか。

2.8924リサ・パートナーズ
 不動産銘柄の受難が続いております。しかしこの株、緩やかながらも下値をジワリと切り上げております。明日はもう一度195Kを試しに行ってからの反転攻勢を期待。しかし地合が最悪ならもう駄目です。この日本の不動産市場というこってりと脂ぎったおじさん達が席巻する世界で、リサというインテリ白人外人女性気取りの社名が災いすること必定かと。どうしてもその厄災を避けたければ、逆立ち名の「サリ」と改名するのも一考です。サリーと最後に線を引けば、我が家の雑種の猫の名前となります。このブログの写真の猫です。可愛いでしょう。リサよりも。もちろん、パートナーズといった気取った名前は止めて、フレンズにした方が、お客さんから親しまれることでしょう。整理しますと、サリー・フレンズです。これじゃ、何屋さんだか余計に分からないか。。。

3.8697大阪証券取引所
 すっかりジャスダック問題でミソを付けました。今日のこの地合に-3Kです。明日は460K~468Kで仕込む手です。460Kが割れたら、ジャスダックと同じように、参戦を諦めます。

4.7774ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
 こういう時は悲哀をかこつのがこうしたバイオ銘柄です。アンジェスしかり。ところで、この株5日連続安値が113Kです。それでいて、OSCは+3%の38%とジワリと上昇です。113Kで心停止状態かも知れません。いや、単に休息中だけかも知れません。何故ならこの位置は極めて113(いい身)分だからです。RSIの26%は3月25日の28%よりも押されております。翌日は下値を切り上げました。そして、時間をかけて138Kまで上昇しました。しかし、当時と今では出来高に雲泥の差があります。ここは113Kが計らずも破られてしまったら、もう未練を持たないことです。

5.8410セブン銀行
 最後にセブンを取り上げます。この株のOSC37%、RSI38%は上場来の最低水準です。しかし、指数値はまだ3月26日のレベルより10K程高めです。後10Kも下というと194Kとなってしまいます。まあ、そこまでは落ちないでしょうが、いよいよ200K割れが現実味を帯びてきました。まだOSCのコンバージェンスも示現しておりません。4月10日の上昇時には、少なくとも前日はゼロ値終了でした。明日もマイナス終了でOSCも更に下落しているようならまだ様子見です。後少しの辛抱か。

以上です。

家人が辛抱強く持っていた食糧仕手株ヤマタネを、今日、家人は+7円で手放した模様。内心ほっとしました。また、仕手株の強烈な下落調整に資金を減らすのではないかと危惧しておりました。

直接に「やばいよ」とは言えず、それとなく相場環境の話などしながら、徐々に諦めの境地に持ち込んで行きました。そして、最後は、「そうは言っても、この後爆上げするかもしれないよ。もし売るならよく考えて(自己責任で)ね。」との一言を付け加えることは決して忘れませんでした。この一言がないと、本当に後で爆上げでもしたら、筆者が被弾すること間違いありませんから。

何せその昔、ヤフーが下がるとのアナリスト意見が日経に載っていたことをチラリと言ったら、その時2株(1株数百万の時)持っていた義姉(彼女の実姉)にそれを電話でしゃべったのです。義姉は狼狽して売った後ヤフーは爆上げ。その因縁で、筆者は遺言書に、その義姉に500万円相続するよう書かされております。死んだ後のことまで知るもんか?!(ちなみに、義姉は筆者より15歳ぐらい上。順番からいうと相手が先ですがね。)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(4.23.08)

2008-04-23 19:10:04 | 市場概況
4月23日(水)の市場概況です。赤字部は4月24日朝更新。

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC56%(-6%)4月22日の62%をピークに下落中。
・日経平均:OSC61%(+6%)4月21日の64%をピークに下落中。
・TOPIX:OSC62%(+4%)4月21日の68%をピークに下落中。
・マザーズ指数:OSC49%(+2%)4月18日の59%をピークに下落中。
・ヘラクレス指数:OSC52%(同値)4月21日の55%をピークに下落中。
・国債先物:前日比19銭高 OSC33%(+4%)4月21日の29%をボトムに上昇中。
・日経先物イーブニングセッション:13640円(大証終値比+20円)更新
・NYダウ:12763ドル(+43ドル)OSC65%(同値)昨年12月6日以来のピーク値継続中
・シカゴCME日経先物:13680円(大証夕場比+40円)更新
・ドル・円:103.42円(41銭の円安)OSC53%(+1%)4月18日の67%をピークに下落中。更新

後場は寄り付きから勢いが加速して日経平均は13717円まで上昇。しかし、節目の13800円には届かず。

後は、野村大明神への義理は果たしたとみえ、成り行きでのジリ下げでした。最後はたったの31円高。これでは明日が思いやられます。

今日の頑張りで、どこか「疲労骨折」でもしているのではないかと、人ごとながら心配になります。膝かどこかを手術していたにも拘わらず、無茶なマラソンに出て途中から失速したあの高橋尚子みたいにならないだろうか???

しかし彼女、何故あそこまでマラソンにこだわるのでしょうか?もういい加減、カメラの前のあの饒舌ぶりには、皆さん飽き飽きしてませんか?

それは多分、マラソンに人生の全てをかけてしまったためでしょう。何事もそれ一筋というのは危険です。

筆者みたいに、フラフラと、この不良株、あの仕手株、といったようにあちこち手を染めるぐらいがちょうど良いみたいです。色々と市場の汚い手も経験しておけば、何も、野村大明神に祈りを捧げなくても、いざというときの逃げ足も多少は速くなろうと言うものです。

明日のモニタリング銘柄は、この後で。

-------4月24日朝のコメント-------

いやはや、NYダウの昨日の下落予想は見事に外れました。モノラインが市場予想の4倍の損失を出したにもかかわらず、意外としぶとく粘りましたね。しかし、OSCは65%と前日同値です。高値は4月18日の12893ドル。ちょうど1月7日時点の安値にダウは戻してきているところです。その日の指数値に対して390ドル分ほど高めです。

対する日経平均は、まだ2月末の水準にしか戻し切れておりません。ところが、指数値はその日に比べて300円分ほどの高め水準です。1月7日の水準に対しても140円分ほどの高め水準です。

よく窓を開けて始まったりしますが、指数値はそこを調整した真の高値・安値を勘案して、累計的な数字の操作を行っております。実際の終値ベースだけの前日比の値段より実態に近いものです。

すると、日経の戻しはNYダウとさして遜色がないことになります。但し検証が必要です。NYダウの場合は2007年3月7日を起点にして、その日を12000ポイントに置いております。対して、日経平均の場合は歴史が長く、2005年5月30日を2000ポイントに置いております。この違いが誤差を生んでいるのかどうか検証する必要があります。

仮にNYダウと同じ2007年3月7日にダウと同じく、その日の終値にほぼ近い水準に開始の数字を置いてみると、(その日の日経平均の終値は12764円でしたので、12000を置いてみます。)すると、昨日は10180ポイントになります。このポイント水準はちょうど2月4日頃の水準です。そして、1月7日よりも140ポイントほど既に高めとなっております。

検証結果は、最初の結果とあまり変わりません。

結論は、日経平均はダウに比べて出遅れていると巷間言われておりますが、窓開けの分を勘案すると、NYダウとほぼ同じ水準まで戻しているということとなります。

従って言いたいことは、日本株をやっている限り、オーバーナイトしないとダウの変動率の御利益(&御損失?)にあやかれない、というこれまでもよく言われたことです。

しかし、こうもダウの明日が読めないと持ち越しはバクチになってしまいます。特に年初から3月中旬までがそうでした。これが日本株で儲けている人が少ない理由かと思います。

まあ、それでもダウも周期的な上げ下げはありますので、指数値とかOSCとかのテクニカル指標をそれなりに頼りにして、中期的な波動の位置取りを確認しながら取引を行わざるを得ないのではないでしょうか。ピンポイントで明日の相場を当てることができればこれは神業ではないかと。。。筆者は、単なる似非予言者でした。。。。チョイと癪だから気分を明るく変えて緑色で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰かに踏み上げられたのか?

2008-04-23 11:23:02 | 株に出会う
いやはや、今日の前場の切り返しにはビックリしました。

てっきりNYダウの「悪魔の断末魔」の予感に引っ張られて、地獄の1丁目の入口あたりまで行くのかと思いきや、意図的に底上げされたかに見えたシカゴの日経先物の13595円をも抜いて、前場終了段階では13660円です。

OSCも先物を除いて軒並み上昇。

・日経先物:62%→59%
・日経平均:55%→66%(ピークは4月7日の70%)
・TOPIX:58%→68%(同上)
・マザーズ指数:47%→51%(ピークは4月18日の59%
・ヘラクレス指数:52%→55%(直近のピークに並ぶ)
・国債先物:29%→33%(ボトムは4月22日の29%)

これは誰かが何かの尻尾でも迂闊にも踏んだのかも知れません。

ひょっとすると、あの野村ホールディングスかも知れません。何しろ、巨大証券会社です。ここで、日本株式市場に悪影響を与え、大事なお客様の資産をこれ以上失わせる訳にはいかないのです。

少なくとも、今日大幅に下げることだけは、面子にかけても阻止せねばなりません。筆者が野村の立場ならそう考えます。

しかし、どうやって、誰に尻尾を踏ませたのだろうか?

もちろん、尻尾を踏ませるきっかけそのものを与えたのは、証券等監視委員会に決まっております。この委員会のメンバーがまさか乏しい給料から募金を出し合ったとは思えません。

すると、今日の「未知のファクター」の相場への関与は、阿吽のせいだとしておきましょう。

阿吽とは、辞書によれば、「出す息と吸う息。息の出入り」とあります。もちろん、出す息は例の野村ホールディングスです。つまり、思わぬ外国人社員の不祥事からくる「ため息」ですね。

しかし、そのため息は些かたちの悪いものです。何しろ、インサイダーですから、身体の奥の方から絞り出すような息です。多分、相当な悪臭がする息でしょう。同業の方は、体質が同じなため、自らも内側から息を出してみたに違いありません。

すると、驚いたことに同じ悪臭がするではありませんか。。。

となると、ここは阿吽の呼吸で、野村大明神様の出す悪臭をこの際、自らの資金力を総動員してでも打ち消さないと、対岸の火事とは言ってられなくなります。このことは、外資であろうと関係ありません。むしろ彼らの日頃の手入れのよい白い歯のせいで、少しはましな息を出せる、その優位性にここは期待したくなると言うものです。(但し、既に悪臭をぶっかけられて気絶している、あのチルドレンズ何とかという投資ファンドだけは別です。)

とまあ、こんなたわいのない妄想をかき立てられるような今日の前場でした。

個別株は、こんな騒ぎの最中でも全く浮かれないのが結構あります。浮かれすぎた銘柄をこの訳の分からないドンチャン騒ぎの中で追いかける訳にもいかず、ほどほどに浮かれた銘柄を前場に買いましたが、こちらは先物が+100円になっても、返って売り込んでくる始末。

世の中には先見の明?を持っている殊勝な株もいるということですね。いや、筆者と同じで単に「へそ曲がり」というだけか??
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする