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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(4.25.08)

2008-04-25 16:22:33 | 市場概況
4月25日(金)の市場概況です。赤字部は4月26日朝更新 朝のコメントは別稿にて。

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC63%(+3%)4月7日の65%に追いつく勢い。
・日経平均:OSC63%(+3%)4月21日の64%に追いつく勢い。
・TOPIX:OSC61%(+3%)4月21日の68%を目指す動き。
・マザーズ指数:OSC45%(-6%)4月18日の59%をピークに下落中。
・ヘラクレス指数:OSC54%(+2%)4月7日の65%をピークに下落中。
・国債先物:前日比1円52銭安 OSC31%(+3%)久し振りの134円台
・日経先物イーブニングセッション:13900円(大証終値比+70円)更新
・NYダウ:12892ドル(+43ドル)OSC63%(前日同値)4月23日の65%からまだ粘り勝ち中。更新
・シカゴCME日経先物:13970円(大証夕場比+70円)更新
・ドル・円:104.41円(19銭円安)OSC60%(-3%)ボリンの+2σ抜けるか微妙。更新

いやはや、この馬鹿上げにはもうお手上げです。

しかし、特に新興市場は銘柄毎に著しい濃淡が出ております。駄目な銘柄を追いかけた人は、徹底的に駄目な結果を招いてしまったはずです。

かといって、最後の20分ぐらいで馬鹿戻しをした3624アクセルマークのような例もあります。今日は調整日と思っていましたが、気が付いたら、新日鐵の切り返しと同じようにあっという間の空中浮遊でした。

そうなると、後から後からデイトレーダー諸氏がどこからか湧いてきました。彼らの電光石火の早技には脱帽。

あたかも、サバンナでバッタの大群が、ジャングルの最強の生き物と言われているカバ(バカではありません)を、寄ってたかって攻撃するような壮絶な食い上げ方でした。結局上場来高値を更新しての終了です。一体全体、来週、この殺伐たるサバンナで、彼ら全員を食わせる食糧が残されているのだろうか? 共食い状態にならなければ良いが。。。

ところで、前場に落ちてくるナイフを拾わされた2389オプトは、不穏な後場の寄り付きを見て、すぐに-7Kの345Kでの撤退でした。久し振りに大きめの損失でした。

3715ドアンゴや2766日本風力開発、それに6255NPC、3843フリービット、3770ザッパラス、3789ソネットエンタテインメント、2121ミクシーといった老舗新興株も、今日の主力市場の上げには全く追随せず。これらのホルダーや下で掴んだ方々は、何故?と狐に包まれた気分だったのかも知れません。

前場のブログで、「今日は調子が良い」と持ち上げた筈の2440ぐるなびも終わってみれば-3K。失速もいいところです。300Kあたりまで戻した時もありましたが、最後はこの株の癖の成り売りの特技も出たようです。筆者は296Kあたりで朝から指していた買い玉は、オプトの件もあり老舗新興株の受難の日と思って撤回しました。

と言う訳で、後場のハイライト、13時半からの5401新日鐵の決算発表後、この株の怒濤の下げを見ながら、分足チャートの上では545円あたりで下げ止まるのではと、評論家のように思いつつ546円からの切り返しにも半信半疑。ついに売りも買いも入れずに、引けにかけてはあれよあれよで+28円の573円でした。この値動きに完全に調子が狂ってしまいました。

家人からは、「株は買わないと儲からない。!! 私なら550円で突っ込み買いをするのに。何故、自分の待ち伏せ場所でヒットしなかったのか、そこをよ~く反省しないと、何度でも失敗するよ!!」との強いお言葉まで頂いてしまいました。

まあ、それはその通りですので、「それを散々やって、資金を減らしたのは誰?」とつぶやきたいのを、ぐ~っと我慢し、何の言葉も返しませんでした。仮に心の中でつぶやいていたら、常人の理解を超えた強烈なテレパシーで、多分、筆者のかすかな「心のゆらぎ」が暗黙裏に察知されていたことでしょう。

と言う訳で、今日の相場で完全に調子が狂いました。一体、何が上げて、何が下げるのか予想がつかなくなったような感じです。北極圏で、頼りにしていた磁石が、電磁波の影響か何かで突如効かなくなり、どちらに向かえばこの吹雪から避難できるのか、皆目分からなくなった素人冒険家に似た心境です。

新型GPSでも週末に購入して、早く自分の居場所を見つけねば。。。
コメント
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ついに13800円突破だが

2008-04-25 11:19:53 | 株に出会う
どうも、こういう何時落ちるか分からない時期は具合が良くありませんね。

その日の日替わり定食をうまく予想しないと駄目な訳ですから、そこはチョイと難しくなります。いわば、高値圏でも安値圏でも循環物色される訳ですが、その循環物色から外れている銘柄もあります。

上に突き抜けてオーバーシュートしようとする銘柄と、下に持って行かれて益々悲観的にオーバーシュートする銘柄が出現するものですから、少々やりずらいのです。

それに加えて徹底的に落ち込んだ株が、急に復権することもあったりします。

まあ、何のことだか自分でもよく分かりませんが、要するに一方的に上がったり、下がったりという銘柄はないということです。

前場は、2440ぐるなびの指し値が後2K届かず、その後、思わぬ「復権」を成し遂げております。狙いの6849日本光電工業は寄り付きに買えばいいものを、落ち目の時にさらわれて、その後、なかなか上に行かないので同値で降りていつものように失敗。

元気のない2389オプトは、その潜在力に期待して、このあたりまでならいいだろうと指していた352Kをさらわれ、地合が好転している中でこの株だけ独歩安。改めて、日足を見ると342Kあたりまでは覚悟しないと反転しないようですね。ここがこの株の撤退ラインですが、買ってすぐに撤退ラインを計算するぐらいなら、何で買う前に計算しなかったのだろうか?

チョイとオプティミステックに考えすぎたか。。。

各市場の状況は報告するまでもなく上昇中です。

・日経先物:OSC64%(+4%)4月7日の65%が視野に。
・日経225平均:OSC62%(+4%)21日の64%はもうすぐ。
・TOPIX:OSC61%(+3%)
・マザーズ指数:OSC46%(-5%)チョイと元気ないね。ミクシィなど。
・ヘラクレス指数:OSC57%(+5%)

うがった見方をすれば、各市場ともに、2番底ならぬ、2番天井を付けている感じかと。

日経平均で見ると、4月7日の13485円が出発点、4月21日の13739円が最初の天井、そして今日の13822円が2番天井という訳です。

そして、指数値ベースでは何と、昨年12月26日のそれに860ポイント迫る、今年の最高値です。もう一度繰り返します。今年の最高値です。ここからすんなりと、800円分ぐらい上げるとはチョイと考えにくいと思います。

誰もが思っているとおりに、この先どこかで調整に入るのでしょうが、それをOSCの直近のピーク値を抜くのかどうかで、まずは見極めたいと思っております。

まだ抜いておりません。
コメント
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