明日のモニタリング銘柄（１．６．０９）

いよいよ１日フル稼働の相場を迎える１月６日のモニタリング銘柄です。

１．２６０７不二製油
　今日は食品関連も軒並みやられておりました。中でもこの株は、よく言えば安定株ですが、１０日安値平均値をも下回ってしまいました。１２００円が割れると１１４１円という１２月３日の安値も意識されます。ＯＳＣは－９％の５０％と高めですが、１２月１６日の４８％が直近では最低値ですので、そろそろ底打ち気配かと。明日は１２００円割れからの反発狙い。

２．２６８５ポイント（既存店の１２月の売上げ７．６％減のニュースあり。注意。）
　今日は寄り天ながらも、ＯＳＣを＋３％の３９％として切り返し気配。出来高が細っているのが気になりますが、４８００円を割るようだと、更に下へと向かうことになりますので注意。

３．３７１５ドワンゴ
　今日のモニタリング銘柄ですがマイ転するも、ＯＳＣは＋１％の３４％です。ここから這い上がるかどうか？　指数値は後少しの下落で１２月中旬レベルに並びます。

４．８６９７大阪証券取引所
　今日は後半失速。ＯＳＣも－１％の４０％にしましたが、まだ１２月２２日の３４％からは切り返し途上です。ボックス圏の動きなら出来高次第で再度上に行く筈。

以上です。どれも上げるところまでは行っておりますので、今日に引き続き円安に推移するようなら、輸出関連などに矛先を変更した方が良さそうですね。今のところ９３円台へと乗せております。

内需株受難でスタート

今日の寄り付きはまさにご祝儀相場でした。

監視銘柄はほぼ特買いスタートでした。しかし、その後は先物の下落やダウ先物の不調により、為替が９２円を割れるころから、はっきりと寄り天傾向が鮮明に。

それもその筈。大発会終了後での日経平均のＯＳＣは６７％（＋５％）にも達しました。これは昨年６月６日以来の高い数字です。今晩のＮＹダウがほどほどで終了すれば、明日の日経平均は恐らく１１月５日の安値の９２１６円を攻略するところまでは上がり、そこからは下げに転じるのではないでしょうか。

今日のところはまだ上げ潮基調が残っておりました。

今年も、セグメント毎に強弱感が顕わに出る相場ですね。

タイトルに書いたように、今日の受難株は内需関連です。これまで比較的良い思いをしてきましたので、せめて今日だけは、虐げられていた株、非鉄や不動産や鉄鋼銘柄にお立ち台を譲ったようです。

気を吐いたのが、環境関連の中でも太陽電池関連銘柄です。これは新聞で騒ぎ立てていたのが功を奏したのでしょう。

今年は、闇雲に複数の銘柄に「突進」するのではなく、狙いを定めた銘柄にじっくりと近づき、数日かけて底打ちポイントを察知し、明らかな上昇気流に乗ったところで勝負をかけるといった戦法に切り替えることにしました。

今日の買いの監視銘柄は８６９７大阪証券取引所。地合の反落とともに同調して下げてきたので、１２月３０日の安値でずっと待っておりましたがこれは時間切れ。

もう１つの監視銘柄は３７１５ドワンゴ。これはＯＳＣが示した予想通りに高値から大きく反落してくれました。しかしＯＳＣは＋１％の３４％とコンバージェンスしましたので、明日以降にＯＳＣを伸ばしてプラス推移するようだと期待が持てそうです。

後で市場概況をサマリーします。