株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(1.26.09)

2009-01-25 08:59:59 | 明日のモニタリング銘柄
明日、1月26日(月)のモニタリング銘柄です。

その前に、参考情報を1つ。昨日のパンローリング主催の投資戦略フェア2009で、フィボナッチ戦略で有名なジョー・ディナポリが示した、月足のダウ平均と日経平均のフィボナッチ予測値は以下の通りでした。

 ・NYダウ平均の安値は5440ドル
 ・日経平均の安値は5070円

筆者も一応、昨年12月14日の記事で日経平均5000円割れの4990円近辺を予測しておりますので、これはフィボナッチ予測とほぼ符合しました。

なお、ディナポリはゴールドの昨年の高値1026ドルをピタリと当てておりますが、XOPという尺度での次の高値は1オンス1504ドルと計算しております。これは100%自信があるとのこと。それ故、彼もゴールドの現物を継続的に買い上げているようです。

どうも、このところのゴールドの動きを見ていると、昨年10月頃のヘッジファンドによる強烈な現金化要求による下げで大きく押された時の雰囲気と少し変わってきているようですね。

もう1つだけ、彼のプレゼンテーションで印象に残ったのは、W&R(Wash&Rinse)という見方です。

これは、例えば一旦底打ちして上げにかかった株価が、再度大きく下に落とされ、そこから本格上昇を見せることがよくありますが、その株を売りたい投資家に最後の一撃を与え、最後の投げを誘うこうしたプロの突き落とし技を言います。これにより、もうその株を売りたいと思う投資家がいなくなり、後は上がるのを待つだけ、といった状態になった時にこそ絶好の買い場がやってくるとの見方は全く同感ですね。そこを如何にしてテクニカルにも嗅ぎつけるのかが勝負だと思います。 ( )内は前日安値。

【モニタリングA】 買い候補銘柄

1.4661オリエンタルランド(6830円)
 高値からの押し目の節目6800円を死守してからの反発があるのかどうか?

2.4088エア・ウォーター(714円)
 金曜日もいい形でしたが、あまりに見せ板攻勢が醜いため買いを見送りました。

3.2602日清オイリオ(447円)
 チョイと戻しすぎた嫌いはありますが、454円を下回り、更にこれを抜く勢いがあるなら。

【モニタリングB】 底値確認候補

1.5713住友金属鉱山(815円)
 815円が破られれば12月5日の741円あたりまでの押し目はあるので注意。

2.6744能美防災(863円)
 また派手に調整しましたね。830円から840円あたりまでの押し目待ちか。OSCは21%で、底は近い筈。

3.6326クボタ(476円)
 まだ崖っぷちで踏ん張ってはおります。OSC33%、RSI18%ですが、443円という11月21日の安値も見えてきました。

4.7011三菱重工業(334円)
 底値打ちの感触あり。334円が死守出来るかどうか?OSCは36%(+3%)とコンバージェンス。

5.6937古河電池(738円)
 OSCは25%ですが、1月15日の22%に向けて収斂するのか、それともここら辺から切り返すのか?690円~720円までの下落は想定しておいた方が良さそうです。

以上です。

買い候補がほとんどありませんが、もう1-2日して明らかに一旦底を打ったところからは、上げにかかる体勢にある銘柄は結構にあります。明日は場を見ながら、そうした銘柄のいち早い胎動に乗ることを考ることとします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする