テクニカル用語の簡単解説 赤字部は15日朝の更新
1月14日(水)の市場概況です。
◆日経先物:8370円(+-0円)、OSC34%(-4%)12月29日の59%から急降下中。10月27日の33%以来の低さ。
◆日経平均:8438円(+25円)、OSC37%(-3%)1月7日の71%から急降下中。
◆日経平均指数値倍率:119(+-0)数字が減るほど上昇傾向を示します。12月9日のポイントに並ぶ。この日は8329円で終了。
◆TOPIX:819.39(+5.27)、OSC35%(-2%)1月7日の69%から急降下中。
◆マザーズ指数:335.33(+5.78)、OSC56%(+3%)1月6日の65%から下落中。
◆ヘラクレス指数:502.99(-0.62)、OSC57%(+1%)1月6日の69%から下落中。
◆国債先物:139.65円(-5銭)OSC40%(-1%)1月8日の38%から切り返し中。
◆ドル・円:89.04円(36銭円高)OSC36%(-6%)12月9日、17日以来の36%、ここから切り返すか?RSIはまだ少し高めの43%。
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◆日経先物イーブニングセッション:8300円(大証終値比-70円)
◆シカゴCME日経先物:8065円(円建て-265円)8175円(ドル建て-270円)
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◆NYダウ:8200ドル(-248ドル)OSC39%(-3%)12月26日に並ぶ。
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先物は3時少し前から急落で前日同値での終了。今日は8500円レベルの奪還に失敗しての失望売りでしょうが、あまり気にすることもないかと思います。
為替が円安方向へと動いており、TOPIXで見ると切り返し気配です。新興市場も後場の終盤にかけて切り返し顕著だったようです。
持ち越しは3789ソネットを192300円で、4756カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を829円での持ち越しのみ。
ソネットは後場から監視を開始。OSCが+3%の37%で、1月9日の34%、昨日の33%を綺麗に抜き、かつ、安値・高値ともクリヤーしている理想的な切り返しの形でしたので、ちなみに持ち越してみました。
CCCは同じような切り返しですが、9日の38%を抜けずに37%で終わっております。かなり上値が重いようですが、OSCの40%を抜いてしまえば、後は楽になるのではないでしょうか。こういうパターンは明日の寄り付きで再度押される可能性を秘めておりますが、今日の後場を見ている限り、揉み合っていた820円までは容易に下りてきませんでした。ずっとそこで指していたのですが、引けにかけて止む得ず追っかけました。
-------15日朝のコメント-------
欧州株の5%に迫る下落にも引きずられて、NYダウも大幅安です。
これは予想されていたことですが、アメリカの12月の小売売上高が、事前予想の-1.2%を下回ってー2.7%となったことが大きいと思います。自動車を除いた売上高が-1.4%の予想に対して-3.1%というのは、これはインパクトがあります。
前月の小売り売上高は、例によって修正されておりますが、そこで気がついたのですが、前回11月の修正前の実績値より12月は0.2%ほど改善されると予想筋は見ていたようなのです。
つまり、これだけ不景気でもクリスマス商戦だけは小売業も必死になって、例年になくディスカウントするため消費が伸びるに違いないと見ていたフシがあります。最初の1週間だけは予想通りでした。
ところが、これがその後挫折。値引きして売上げが伸びないとどうなるのかは明らかです。ウォルマートでも下方修正をせざるをえない状況は、もう安いから買うという域を超えつつあります。安くても買わない、いや買えない層が段々と増えてきているのでしょう。
いずれ小売業の行き詰まりが明らかにされる時がくることでしょう。日本も1歩か2歩遅れてその波が。イオンの赤字はその前触れでしょうね。
今日の日本市場は、寄り付き前に発表される機械受注(11月)に注目。予想は対前年比-20.8%です。