株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(1.9.09)

2009-01-08 20:54:08 | 明日のモニタリング銘柄
3連休前の明日1月9日(金)のモニタリング銘柄です。

午後5時半現在、ドル・円は91.78円となり、節目の92.3円を割り込んでおります。一旦、10日移動平均の91.6円にタッチしてからは少々反発しておりますが、再度円高方向へと振れる気配です。

欧州株も鉱山株が下げを主導し軟調です。米株価先物も、-37ドルとこれまた日中よりも下げがきつくなっております。

こうした傾向を受けて、日経先物も大証終値比で-40円と冴えません。(終了時は-10円)

ところで、レバノンがイスラエルにロケット弾を発射したようです。そのせいで、スイスフランが堅調。しかし、このパレスチナとイスラエルの戦争は、恐らく後数世紀は続くでしょう。何しろ紀元前13世紀頃からの長~い歴史を持っている戦争ですから。それまでに人類そのものが滅亡しているかも知れません。両方ともそろそろ諦めたらどうか?

1.4661オリエンタルランド
 この株のOSC33%(-7%)というのは、10月10日の35%よりも低く最近では最低値です。このところ内需が押されておりますので、下げ止まりを見定めることが必要です。1度だか昔勤めていた会社のイベントで、ディズニーランドに行ったことがあります。それっきりです。行きたいとも思いませんが、妙にCGのような風景が印象に残っております。

2.9531東京瓦斯
 今日はじり貧を辿りましたが、OSCが28%→30%での+7円はよく踏ん張った方かも知れません。慌てて食らいつくのは御法度の株のようです。結構大口がパクリと食い合って、チョイとした谷間のような板になることがあります。そこにすばやく入り込むという姑息なやり方が意外と効き目があるのかも知れません。

3.3893日本製紙グループ本社
 4桁の100株単位での売買に切り替えてから調子がおかしくなっているようですOSCは-2%の32%まで落ちました。ここは底が見え始めております。反転する時は早いので注意を怠らないようにしたいもの。

以上です。

OSCが大きく押されている銘柄が目立ちます。28日間のデータですのが、対象からはずれた29日前の11月25日は、日経平均が413円も上がっていたので、そのせいかも知れません。

ちなみに、OSCを10%以上落としての30%台以下は、1951協和エクシオ(12%落として34%)、5801古河電工(12%落として39%)、6937古河電池(15%落としての34%)です。古河兄弟が入っているのは何らかの因縁でしょう。
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時間軸の取り方がまずい

2009-01-08 11:30:51 | 株に出会う
今日は予想通りに内需株反転の日ですが、こういう日に取れないというのも少々痛い。もちろん前の日に買っておけば、どれもこれもプラスなのですが、朝一番で買って正解の銘柄と不正解の銘柄が混在しております。

大失敗は満を持して一押しを買った9843ニトリ。6230円でしたが、昨日のドワンゴと同じように、この株の急落局面に遭遇し6100円までの下げです。

つまり、この株は高く始まりすぎた訳ですが、同じ程度に高く始まった8113ユニチャームは、いつもは押し目が結構にあってから反発するので、今日もその通りかと思ってみていたら、ほぼ寄り底でした。

かたや、昨日押されっぱなしの2810ハウス食品はとことん売られながら、なお今日は特売りで始まりました。ところがこれは寄り底の典型でした。

どうも言えることは、昨日段階でとことんOSCが落ちてなくて、まだ下値で買った方々の戻り売り圧力が強い銘柄は、エントリーするタイミングが難しいということです。

ニトリのような急落局面を少なくとも待つことが必須条件のようですね。

こうした、これまでのそれぞれの株が持っている来歴をうまく捉えないと、今日のニトリのように中途半端なところで拾い、その後の急落局面で慌てて売ってしまうという、みっともないことになるようです。

前場は、CCCをこれまた中途半端な839円で拾い、その後842円あたりまで行くので安心していたら、これも下へ下へと押されてこれも損切り。駄目ですね。構える時間軸が狭すぎるようです。

ホールドしているのは前引け前に2935円でずっと待っていた2897日清食品のみ。これとて、何もずっと待つまでもなく前場の終わりはまさにこの値段の攻防となっており、いつでも買えました。これは少し時間軸を長めに取ってみたいと思います。10月28日に2280円まで持って行かれておりますが、そこまでは考えずに2900円を今日割るようなら一旦撤退。というのは、OSCが-4%の36%とまだ押されているためです。
コメント (2)
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市場概況(1.7.09)

2009-01-08 07:32:05 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は8日朝更新

1月7日(水)の市場概況です。

◆日経先物:9240円(+170円)、OSC57%(-1%)12月24日の53%から切り返し中。
◆日経平均:9239円(+158円)、OSC71%(+8%)12月19日の54%から三枚腰発揮中。そろそろ天井近し。
◆日経平均指数値倍率:108(-2)数字が減るほど上昇傾向を示します。11月5日の105ポイントに接近。
◆TOPIX:888.25(+12.1)、OSC69%(+8%)12月25日の50%から三枚腰発揮中。そろそろ天井か。
◆マザーズ指数:340.27(-3.61)、OSC64%(-1%)12月25日の50%から二枚腰発揮中で、今日は一休みか。
◆ヘラクレス指数:511.75(-5.5)、OSC67%(-2%)12月25日の44%から二枚腰発揮中で、今日はひと息入れる。
◆国債先物:139.13円(+12銭)OSC41%(+1%)1月6日の40%から切り返しに転じたか?
◆ドル・円:92.6円(1円2銭円高)OSC61%(-7%)1月6日の68%から反落開始か。更新
◆日経先物イーブニングセッション:9090円(大証終値比-150円)
◆シカゴCME日経先物:8975円(大証終値比-265円)円建て。ドル建ては9045円。更新
◆NYダウ:8770ドル(-245ドル)OSC56%(-10%)ついに反落。1月5日のOSC67%がピーク。更新

いやはや、今日の後場ほどセグメント別に幸不幸が両極端に別れたのも珍しいのではないでしょうか。

内需関連が徹底的に売り込まれ、これまでいじめられていた輸出関連がストップ高続出です。あの御手洗氏のキヤノンまでストップ高。これで、少しは派遣村の偽善への面当てが出来たでしょう。いや、ワークシェアリングの原資になったのか?

新興市場も鳴かず飛ばず。こうまで両極端の動きを見せられては戦意喪失でした。

こうした場合、馬鹿上げしている輸出関連銘柄に、つい売りをかけたくなるのが人間の心理状態ですね。7701島津製作所をずっと追っておりましたが、節目の615円を越えたところで売りをかけたくなりましたが、程なくシャープなどの電機関連銘柄の動きに影響されて上へと行ってくれたので幸いでした。

昨日のファーストリテイリングと同じで、右肩上がりの昇り馬に対して、ゴールと反対方向へと引っ張ろうたって、そうは問屋が卸しませんでした。押し目をむしろ買いでしたね。ところが、キチガイのように上昇していると、もうそろそろ落ちるのではとの気持ちがジリジリと湧き出てくるのですね。

逆に右肩下がりの株の場合は、トコトン押されるともうそろそろ買い方が動き出すのではないかと思って、つい買いに入ったりするものです。これが人間の正常な心理状態ですので、今年はこの罠には入らないように心しなければと思っております。

しかし、今日は学ぶところが多かった。

内需銘柄の反乱の時期をじっくりと待つこととします。いずれにしても20日までが1つの勝負。その前に、今週末の雇用統計を控えて、明日あたり、一旦利確の売りが趨勢となるかも知れません。しかしそこから更に押される訳ではなく、日替わりメニューで、その後20日まではまだ押し目買いが続くものと思われます。内需関連は20日過ぎからが本格反騰ではないでしょうか。

-------8日朝のコメント-------

ADP雇用統計が12月はついに69.3万人となり、予想より20万人も悪化。市場は、悪化は見込んでいたものの11月から微減とみていたようです。

NYダウは当然ながら反落ですが、ついでに債券価格も下落(金利上昇)、原油も週間在庫統計を受けて下落、そして円高と四重苦のような状態です。

このADP雇用統計は今回から算出方式が変更されていることに注意が必要。これまでは公式の雇用統計との誤差がかなり大きかったのですが、それが少なくなる方式に変わっております。市場予測がそれを勘案していたのかどうかは不明。いずれにしても、本番の雇用統計でも昔からかなりいい加減ですから、どっちもどっちかと。

なお、インテルも業績下方修正しておりハイテク関連が売られております。
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