テクニカル用語の簡単解説
1月2日(金)の海外市場概況です。
◆ドル・円:91.88円(97銭円安)OSC60%(-4%)12月29日の67%からダイバージェンス中。反落する可能性あり。
◆シカゴCME日経先物:9365円(大証終値比+615円)ドル建て。
◆NYダウ:9035ドル(+258ドル)OSC65%(+7%)12月26日の39%から切り返しに転じる。
NYダウは、東京市場が休みのうちに3日連続の上げで、ついに12月8日以来の9000ドル台回復です。終値では11月5日以来。また、ドル・円も12月11日以来の92円台の回復です。
特段のグッドニュースがあった訳ではなく、新年を迎えての新政権への期待だそうです。つまり、これが株特有の現象ですが、これまでの悪材料をすべて飲み込んでしまえば、後は空元気でも空期待でもいいのですが、空とつく名の下に上げにかからないと、お客さんにとっては面白くないための上げですね。
まだオバマ政権の発足まで3週間もあります。しかし、この「フライング現象」というのも、株式市場に特有の現象のようです。何しろ、人より先んじないと果実を手に出来ないと思いこんでいる集団が、そもそも株式市場に集う人々です。骨の髄まで新規性のあることに我先にと飛びつく習性がしみこんでおります。
また、集団心理が時に激しく発揮されるのも、この市場の特徴と言えます。何故なら、買い手が続いているのが分かる限り、箱根駅伝のようにオーバーペースの先行走者がばててリタイヤーすることはないからです。既に買ってしまった人間は、駅伝と違ってあえて買い(走り)まくるはことなく、悠々と自宅でおせちでも喰らっていれば良いからです。
しかし、ほろ酔い加減でおせち料理を食べるのと、株式市場でポジションを持つのとは1つ大きな違いがあります。前者は幸せに浸ったまま昼寝をしても寝首を掻かれることは、余程の悪妻にでも遭遇していなければ、まずありませんが、後者は全く異なります。気がついたら後方には誰もおらず、自分だけが既に消え去ったゴールに向かって走っている、ということに時としてなるのです。つまり、駅伝はあくまで所定の決まったゴールを目指しますが、株式市場においては肝心のゴールがコロコロと変わるのが特徴なのです。
ところで、NYダウの次のゴールですが、これは先刻から既に決まっております。9136ドルです。ゴールがコロコロ変わると言っても、宇宙の摂理に沿って変わることには違いありません。株式市場における宇宙の摂理で最も「権威」があるのはフィボナッチ比率、つまり黄金分割比率です。黄金です。人間の欲がもっとも発揮される、あの黄金です。
この黄金分割比率で38.2%戻しが9136ドルです。ちなみに、日経平均の38.2%戻しは9518円です。これは昨年11月5日に一度は達成しております。(9521円の高値)
何度も書いておりますが、昨年のあの悪夢のような3月17日の11691円を日経平均が付けた時は、月足ベースでの黄金分割比率にたったの1円の誤差でした。
(バブル崩壊後の2003年4月の安値7604円対2007年2月の18300円の高値の61.8%押し目)
なお、その後6994円という安値を日経平均がマークしておりますが、一昨年の高値18300円からの38.2%戻しは11313.5972円になってしまいます。これを越えると、今年はまさかの大逆転ホームランの年となります。
最後に、113135972にちなんだ縁起のよい語呂合わせを試みてみます。
いいさ(113)、勇んで(13)穀なしに(5972)なっても???
うむっ、こりゃまずい。今年も悪い予感が。。。
追伸:時間を置いたら、少しはましな語呂合わせができました。
言い(11)んさい(31)、さぁ(3)極秘に(5972)
「ん」が入ったのだけは余計ですが、その後の「さぁ極秘に」っていきなり言われても、一体何を誰に極秘にしゃべれというのか???
どうも今年は、株の「秘密警察」に捕まりそうな予感が。。。
1月2日(金)の海外市場概況です。
◆ドル・円:91.88円(97銭円安)OSC60%(-4%)12月29日の67%からダイバージェンス中。反落する可能性あり。
◆シカゴCME日経先物:9365円(大証終値比+615円)ドル建て。
◆NYダウ:9035ドル(+258ドル)OSC65%(+7%)12月26日の39%から切り返しに転じる。
NYダウは、東京市場が休みのうちに3日連続の上げで、ついに12月8日以来の9000ドル台回復です。終値では11月5日以来。また、ドル・円も12月11日以来の92円台の回復です。
特段のグッドニュースがあった訳ではなく、新年を迎えての新政権への期待だそうです。つまり、これが株特有の現象ですが、これまでの悪材料をすべて飲み込んでしまえば、後は空元気でも空期待でもいいのですが、空とつく名の下に上げにかからないと、お客さんにとっては面白くないための上げですね。
まだオバマ政権の発足まで3週間もあります。しかし、この「フライング現象」というのも、株式市場に特有の現象のようです。何しろ、人より先んじないと果実を手に出来ないと思いこんでいる集団が、そもそも株式市場に集う人々です。骨の髄まで新規性のあることに我先にと飛びつく習性がしみこんでおります。
また、集団心理が時に激しく発揮されるのも、この市場の特徴と言えます。何故なら、買い手が続いているのが分かる限り、箱根駅伝のようにオーバーペースの先行走者がばててリタイヤーすることはないからです。既に買ってしまった人間は、駅伝と違ってあえて買い(走り)まくるはことなく、悠々と自宅でおせちでも喰らっていれば良いからです。
しかし、ほろ酔い加減でおせち料理を食べるのと、株式市場でポジションを持つのとは1つ大きな違いがあります。前者は幸せに浸ったまま昼寝をしても寝首を掻かれることは、余程の悪妻にでも遭遇していなければ、まずありませんが、後者は全く異なります。気がついたら後方には誰もおらず、自分だけが既に消え去ったゴールに向かって走っている、ということに時としてなるのです。つまり、駅伝はあくまで所定の決まったゴールを目指しますが、株式市場においては肝心のゴールがコロコロと変わるのが特徴なのです。
ところで、NYダウの次のゴールですが、これは先刻から既に決まっております。9136ドルです。ゴールがコロコロ変わると言っても、宇宙の摂理に沿って変わることには違いありません。株式市場における宇宙の摂理で最も「権威」があるのはフィボナッチ比率、つまり黄金分割比率です。黄金です。人間の欲がもっとも発揮される、あの黄金です。
この黄金分割比率で38.2%戻しが9136ドルです。ちなみに、日経平均の38.2%戻しは9518円です。これは昨年11月5日に一度は達成しております。(9521円の高値)
何度も書いておりますが、昨年のあの悪夢のような3月17日の11691円を日経平均が付けた時は、月足ベースでの黄金分割比率にたったの1円の誤差でした。
(バブル崩壊後の2003年4月の安値7604円対2007年2月の18300円の高値の61.8%押し目)
なお、その後6994円という安値を日経平均がマークしておりますが、一昨年の高値18300円からの38.2%戻しは11313.5972円になってしまいます。これを越えると、今年はまさかの大逆転ホームランの年となります。
最後に、113135972にちなんだ縁起のよい語呂合わせを試みてみます。
いいさ(113)、勇んで(13)穀なしに(5972)なっても???
うむっ、こりゃまずい。今年も悪い予感が。。。
追伸:時間を置いたら、少しはましな語呂合わせができました。
言い(11)んさい(31)、さぁ(3)極秘に(5972)
「ん」が入ったのだけは余計ですが、その後の「さぁ極秘に」っていきなり言われても、一体何を誰に極秘にしゃべれというのか???
どうも今年は、株の「秘密警察」に捕まりそうな予感が。。。