株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(1.22.09)

2009-01-21 20:17:10 | 明日のモニタリング銘柄
明日、1月22日のモニタリング銘柄です。( )内は前日安値

【モニタリングA】 買い候補 

1.6923スタンレー電気(830円)
 今日の安値の防衛で底を打ったか?引けにかけての弱さが少々気がかり。

2.9766コナミ(1730円)
 16日に復活を遂げたと思いきや、またまた押されましたが、OSCは1月7日以来の40%台へとコンバージェンス。

【モニタリングB】 底値確認候補

1.8933エヌ・ティ・ティ都市開発(74100円)
 OSC32%は1月13日に並ぶ。首の皮一枚残した状態。

2.6503三菱電機(448円)
 これもOSC33%は1月19日に並ぶ、崖っぷち。12月5日の441円が視野に。

3.6744能美防災(870円)
 ついにOSC24%は昨年7月31日の27%を抜いて、記録を取りだして以来の最低値。ジリジリと下げているたちが悪い下げです。ここはきっちりと反発を確認するまでは手出し無用。

4.4088エア・ウォーター(723円)
 太陽電池銘柄の一角とやらを囃され885円まで上昇。その後捨てられる哀れな末路。そんな派手な会社じゃありません。元に戻して、との叫び声が聞こえそう。

5.8178マルエツ(494円)
 いくら好業績を叩きだしても1日天下です。1月9日がその日でした。後に続く人がいないからです。筆者に言わせると、名前が古風過ぎます。まるで江戸時代の越後屋のようです。お店はさすがに英語の看板にしておりますが。

ここは1つ、思い切って改名を具申します。クロスサークルというのはいかがでしょうか?クロス(越える)サークル(丸)から取りました。しかしよく考えると、この店名、チョイと発音が難しく、特に東北地方の入れ歯のお婆ちゃんが発音すれば、一体全体何を言っているのか分かりません。「殺してくれ」とでも聞き間違えられれば、事は少々厄介になります。やはりマルエツが良いか。。。

6.8113ユニチャーム(5940円)
 この優良株に異変が。OSCはまだ40%です。1月14日の37%から切り返してはおります。

7.9022東海旅客鉄道(664K円)
 引き続きウォッチ。OSCは26%で更新中。貧すれば鈍する状態に。

8.6305日立建機(929円)
 OSCの33%は、12月5日以来。跳ねる時は半端ではないので、そろそろウォッチ。6301コマツの動きにも引っ張られております。

9.4041日本曹達(292円)
 今日の292円の安値さえ防御できれば。

10.3843フリービット(353K円)
 ついに投げが。しかし、これは些か下げが急すぎますね。確か、どこかがレーティングを下げたようですが、今までならもう少し早めに反発していた筈。とにかく、流れに乗ることですが、安値を更新している限りアンタッチャブルか。

11.2159フルスピード(84400円)
 まだ止まりませんが、OSCは+3%の31%とコンバージェンス。

12.7974任天堂(30100円)
 この株の3万円台が死守できるのかどうか、そろそろ監視体勢に。円高が進む限りチョイと難しいか。この株がここから崩れるようだと相場も総崩れに。

以上です。モニタリングBが結構多くなりましたが、それもこれも今の相場状況を反映しております。Bはいわば、相場とともに歩む銘柄ですので、これから地獄落ちも十分にあり得ますので呉々もご用心を。その代わり、立ち上がる時のバネは大きいものがあろうかと思います。
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目の付け所が悪かった

2009-01-21 11:26:23 | 株に出会う
まさかのNYダウの332ドル安。しかもオバマ演説が終了してからの下落。

当然、マークするのはこれまで勢いがあった銘柄の押し目でした。昨日、仕手化していると書いた6753シャープを主眼に、場が始まってからの動きを見ておりました。

シャープの買いのポイントは、①押されてから始値を超えて昨日の安値越えのタイミング。②OSCで昨日の45%を越える46%のタイミング、この2つでした。

結果はご覧の通り。筆者は9時半を過ぎてもまだ揉み合っているシャープを見て、もうこりゃ今日は駄目だと観念しました。もちろん、後場は何が起こるか分かりませんが。

そして、業種別価格指数を見てみると、今日は久し振りに内需関連が比較的良いようです。特に医薬品や農林水産など。

シャープが属する電気機器は-20ポイントで中位ぐらい。いずれにしてもマイナス圏での揉み合いです。

このシャープに80%の精力を取られて場を見ていたため、その他の銘柄の切り返しの動きに完全に出遅れました。目の付け所がシャープどころではなかった。。。

よくよく冷静に考えると、これまでシャープは太陽電池関連でのオバマ人気にあやかって、ここまでのしてきていたのですね。そうなると、一旦オバマ人気が剥離しかかっている段階で、勢いよく戻す訳はありませんでした。

そうは言っても、他の電池銘柄は寄り付きでの買いが正解でした。2766日本風力開発もそうです。6255NPCだけは良くありませんが。

これだから株は難しいと言われる所以かと。。。

6503三菱電機も沈んでいることから、シャープは太陽電池は1事業分野であり、主力は液晶と家電だったことを思い起こす以外には、心当たりが見つかりません。

まあ、1つの成果?は、テクニカルな節目を越えるまでは我慢強く待ったため、シャープの迂闊な買いやら売りに入ることがなかったことでしょうか。

と言う訳で、前場はせっかくのNYダウの大幅下げの買い日和であったにも拘わらず、成果はなしというな情けない結果に終わりました。

後場は何とか一矢報いたいと思っております。
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市場概況(1.20.09)

2009-01-21 06:44:02 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は21日朝更新

1月20日(火)の市場概況です。

◆日経先物:8050円(-200円)、OSC32%(+-0%)10月10日の33%以来の低さ。ギリギリ踏ん張る。
◆日経平均:8066円(-191円)、OSC34%(+3%)1月15日の29%からまだ切り返し中だが今日の安値が破られるとまずい。
◆日経平均指数値倍率:124(+3)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:805.03(-13)、OSC36%(+3%)1月15日の30%から切り返し中だが、再度の800ポイント割れがあるとまずい。
◆マザーズ指数:329.86(-8.71)、OSC53%(-3%)1月16日の50%に収斂中。
◆ヘラクレス指数:490.68(-7.08)、OSC49%(-3%)1月16日の48%に収斂中。
◆国債先物:139.83円(+29銭)OSC50%(+8%)1月15日の37%から切り返し中。但し、トップが52%程度なのでそろそろ頭打ちの公算も。
◆ドル・円:89.77円(89銭円高)OSC46%(-1%)1月14日の36%からまだ切り返し中。更新
◆日経先物イーブニングセッション:8080円(大証終値比+30円)
◆シカゴCME日経先物:7775円(円建て)7865円(ドル建て)更新
◆NYダウ:7949ドル(-332ドル)OSC40%(-9%)1月14日の39%に収斂中。崖っぷちで残ってはいるが。更新

後場は先物もほとんど動きなし。朝方に付けた7950円を割り込むことなく、ジワリと8000円を回復してからは、2時過ぎからは円高が昂進しているにも拘わらず、先物が仕掛け的に上昇。

さすがに経験の深いトレーダーは、その動きには迂闊には追随せずといったところでした。引けにかけてはやはり、ストンと落とされておりますが、何とか8000円台はキープしての終了でした。

日経平均は+3%のコンバージェンスですので、明日、今日の安値が防衛出来るとなると、そこからは切り返しに転じる可能性が高くなっております。もし、NYダウが急落するようなことがあれば、日経も安値を更新するでしょうから、その場合は上げの勢いも削がれることになります。

と言う意味で、今晩のNYダウがオバマ大統領へのご祝儀相場となるのかどうかが注目です。今の時間ではダウの先物は8145ドルあたりです。先週金曜日の終値からは140ドルあまりの下落。

後場は、前場から持ち越しの1951協和エクシオを+8円で降りたトレードのみ。

しかし、途中から監視体勢に入った6753シャープは、仕手化しておりますね。この株に興味を持っている方々に一言、OSC面から解説すると、12月19日の38%がこの株のベースラインです。その後仕手化し1月7日にはあまり聞いたことがないOSC87%まで上昇。この時の高値が897円でした。

その後、OSCは一貫して下げ続け、1月19日に40%まで降りました。しかし、ベースラインの38%は割れておりませんでした。そのためか、今日は、前日の安値を更に防御しての後場の780円までの上昇ぶりでした。

これで3日連続でプラ転ですが、OSCは45%で終了しており、これは1月16日の46%に1%だけ足りませんが、しかし、勢いがついた良い形での終了です。

今晩のダウが100ドル以下の程ほどの下げなら、明日はプラス始まりで今日の高値を目指しその後は利確で下げられる筈。もし200ドルぐらいの下げなら今日の安値の746円近くまで一旦押されるはずですが、そこで踏ん張れれば、買い戻しの動きが顕著になると見ております。

いずれにしても、出来高も6000万株近くと多く、上手なタイミングで明日入れれば、結構な妙味が出る株ですね。要注目。

-------21日朝のコメント-------

いやいや、市場というのはまさに食うか食われるかの戦場だったですね。オバマ大統領の就任演説が終わった直後からの株式の暴落・円高の進行です。まるで、それを待って仕掛けるのが全員の合意事項であったかのように。

NYダウは正念場を迎えました。8000ドル割れが長引くようだと、じわじわと7500ドル近辺の底値に落ちていく気配です。但し、今日の下落は相当にストレスを与えておりますので、一旦小反発を挟む可能性は否定できません。

日経平均はイベント通過でやっぱり年末年初からの上げは幻影だったのか、との失望感が今日は拡がることでしょう。その絶望感からの大幅安での始まりからは、少しの押しでじわじわと買い戻しがあるのではないでしょうか。朝一番で見るのはシカゴの先物の円建ての値段より高く寄りつくのかどうかです。また、日中はGlobexの米株価先物の動きと為替動向に注目することはこれまでと同様ですね。

欧州株も安く終了しておりますが、イギリスの銀行大手、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の2008年通期の赤字が凄いですね。過去最高のボーダフォンの赤字220億ポンドを上回る280億ポンドです。RBSが震源地になって、またまた金融不安再燃とは、まだまだ市場の現状に対する見方は甘いようですね。

そんな中、1つ予想外な決算は、IBMの10-12月期の決算で売上げは12億ドル減ったものの1株あたりの利益が、予想の3.02ドルに対して3.28ドルと上回ったことです。更に驚くのは、2009年通期は9.2ドル(市場予想は8.75ドル)の1株あたりの利益を見通していることです。

この結果をどう見たらよいのか? 5年ほど前、ガースナー元会長が退任する時の演説で、「IBMは競合他社に比べて1周半ほどは引き離している、この差でしばらくは好業績が続くだろう」、と話を結び、今のパルミサーノに会長に引き継いだのですが、この先行分がまだ効いているどころか、パルミサーノが更に引き離した結果としか思えません。

IBMは、先日書いたブログの最後で触れた、「企業の生存必需品」を押さえているのかも知れません。
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