11月の森のボランティア!
お天気はのち。
森の紅葉がちょっと気になり早めに出かけたが、陽当たりの時間が短いため、
一本のもみじの木がわづかに色づき始めたばかり。
市役所の委託を受けた業者さんの草刈り作業が行われていた。
かなり広範囲の森の木々の下草刈りだった。
鳥の隠れ家となる植栽、餌になる実のなる植栽、希少種や残したい低木の刈り残しなど、
あらかじめテープの目印で囲んで
行っていた。
自然観察では、案内役のSさんから
「ランミモグリバエ」の詳しい説明をしていただいた。
キンランやギンランなどのラン科植物の種子が全くといってよいほどできていないことが明らかになりつつある、その原因が小さなハエの一種である「ランミモグリバエ」らしい。
比較的山野草の花が少ない時期ですが
それでも写真の花や
マンリョウの赤い実や、ムラサキシキブの紫の実、ヤツデの白い実などが
森の緑に彩りを添えていた。
森の命の自然を観察しながら、人間もそれらと共存しているわけだし、
そうしながら緑の空気をいっぱい呼吸していると、気持ちよく生きかえる感じになる。