団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

どこの家庭でも一歩間違えばサイレント・プアに陥るのを実感しました。

2014-04-24 13:41:04 | 日記
先日 かみさんが録画していたNHKドラマ「サイレント・プア」の第二回を視ました。
一回目を視ていませんが、深田恭子さん演じる里見涼という社会福祉協議会のコミュニティ・ソーシャルワーカーが主役です。
私の家の近くにも市の社会福祉協議会がありますが、具体的にどのような仕事をされているのかは存じません。

第二回のあらすじは、養育費も慰謝料ももらえずに幼い娘を連れて嫁ぎ先から戻り、腎不全を患う女性からの「SOS」。自宅を訪ねると、アルコール依存症の父、寝たきりの母、そして引きこもりの弟・光良(渡辺大知)を抱えた多重問題の家族だった。
苦渋の決断で幼い娘を一時的に施設に預けることを勧めた涼だったが、その時、光良が部屋から飛び出し、家族をばらばらにしてはダメだと訴える。涼と二人三脚で、光良の社会復帰の努力が始まる。

たしか父親はリストラにあい、酒浸りになったと思いました。
どこの家庭でも一歩間違えばサイレント・プアに陥るのを実感しました。
今はひきこもりの弟ですが、姉は「弟は家族にとって太陽だった」と、言っていました。
そんなひきこもりの光良も涼の熱心さに関心をもつようになり、涼がお姉さんの幼い娘さんをお姉さんを病院に行かせるために一時施設に預けるという話をしていたのを耳にし部屋から飛び出し、「ダメだ!」と訴えました。
涼は光良の好きな自転車で行う新聞配達の仕事を見つけ、光良は働き始めました。
お姉さんが病院に入院することになり、幼い娘さんを一時施設へ預けることになり光良は「約束が違う!」と怒り、新聞配達を辞めてしまいます。
涼は光良に替わって毎日新聞配達を行います。
雨の日も、負けずに頑張っています。
新聞配達の経験がある私は、一度も同行していないのに新聞配達する家がわかる筈がないと思ってみていました。

涼の同僚の女性の説得もあり、光良が再び新聞配達をするようになり、お姉さんも退院して帰り、お姉さんの幼い娘さんも帰り、まずはこれから再スタートだなぁと希望を持たせるところで終わりました。
こんなにあっさり難題が解決する筈がないと思いますが、どうにもならずに困っている人達を助けてくれる組織とそこで働く人々がいることに心強さを感じました。
涼は弟のことで過去に何かあったようですが、これから視ていけば分かるでしょう。

深田恭子さんが、このようなドラマを主演するようになったとは。
女優さんも進化しているんですね!


コメント
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