中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「もしもし」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。
TV番組の警察ドキュメンタリーはおじさんの好物だ。
巡回中に職務質問して、違法薬物の常習者を見つける場面など、よくもまあ勘が働くものだと感心してしまう。
「目を伏せた」とか「目が泳いでいた」とか一瞬の目の動きまで見逃さないのがすごい。
職務質問された方が、ノラリクラリかわそうとしたり、弁護士を呼びたいなどと激しく抵抗し、かえって怪しさが増してしまうところなど迫真的だ。
ところが、おじさん自身がこのところ立て続けに職務質問される方にしまった。
天気の良い休日、運動をかねておじさんは自転車で付近のあちこちをゆっくり回る。
路地にも入り込み、キョロキョロと街の変わり様を眺めたりしている。
見ようによっては怪しいジジイだろう。
いつの間にか後ろにいたのか気づかなかった警官二人に声を掛けられてびっくりした。
自転車の登録番号を紹介されたり、どこの誰かと聞かれたりしたが、もとより青天白日の身だから弁護士を呼ぶなどとゴネはしない。
ただ少し焦った。
何週間か前にも同じ目に遭ったからだった。
明日はわが身か。
しかし、ワシは目を伏せたり泳がせたりしていないはずだが。
以上です。
私も3回職務質問されました。
1回目は若い時、昼間私が住んでいる団地に近づいた時、警官に声を掛けられました。
「近くに事件があったので、何か不審なことがありませんでしたか」と、訊かれたように思います。
「何も不審なようなものは見なかった」と返答したと思います。
2回目は60代の時、シルバーセンターに月の報告書を提出した帰り、警察署のある通りを自転車で走っていました。
警察署に帰る途中のパトカーに止められました。
警官二人がパトカーから降りて来ました。
自転車の登録番号を紹介されたり、どこの誰かと訊かれたりしました。
自転車の登録番号は、私のものだったので解放されました。
3度目も60代の時です。
歯医者の帰り、反対車線をスクーターで走っていた警官が、Uターンして私を追いかけて来ました。
自転車の登録番号を紹介されたり、財布の中身までチェツクされたり、ここまで調べるかと思いましたので、「私、怪しい顔をしていますか?」と訊きました。
「いえ、怪しい顔をされていませんよ」と返答されました。
怪しいと思わないなら、Uターンまでして職務質問する筈がないと心の中で思いました。
その頃バイトしていた老人ホームの女性職員にその事を話しましたら、「怪しい顔なんてされていないのに」と言ってくれると思いましたが、何も返答がなかったです。😅
やはり私って怪しい顔をしているのかな?😅
学生時代 ☆ ペギー葉山