団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私は犬を飼っていませんが、犬のオムツ替えなんてとてもムリです。

2022-03-09 00:56:50 | 日記
中日新聞の「くらしの作文」に「優しい気持ち」というタイトルで、59歳の女性が投稿されていました。

 朝六時、お湯を出す音とストーブを点ける音がする。

 寒くて布団から出たくないので、起きずに潜り込む。

 子どもたちが小さかった頃から一年前まで、私より先に起きて手伝ってくれたことはなかった夫。

 今は愛犬のオムツ替えのために、一番早く起床して準備をしてくれる。

 洗濯物を干してくれる気配に、もう少し寝ていたいと思っていると、愛犬ヘンリーがそれに気づき起床する。

 「ヘンリー、朝のオムツ替えやぞ」。

 令和二年十二月末に人工肛門をつけ、便が流れ出るためオムツをしている。

 夫婦でヘンリーのオムツを替えるのが、一日の始まりである。

 オムツの処理と増えたごみ出しも夫がやってくれる。

 お互いフルタイム勤務で忙しかった二十四年間。

 子育て中は「私ばかりが忙しい!!」と不満を持った時もあった。

 ヘンリーの直腸がんによって、夫の優しい気持ちに改めて触れることになった。

 「夜のオムツ替えの時間やぞ」。

 午後十時、三回目のオムツ替えが終わると就寝時間だ。

 「ヘンリーの世話をするようになってから、笑顔とお互いを労う言葉が増えたよね」
 「人工肛門をつけた犬がいる家なんて、そうないよ」

 そうして一年一カ月。

 これからもオムツのお世話、頑張ろうね。

 いつもありがとう。

 以上です。


 私は犬を飼っていませんが、犬のオムツ替えなんてとてもムリです。

 投稿者さんご夫婦は、犬の介護で仲が一段と良くなられたようです。

 これも犬のおかげですね。

 




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コメント (4)
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