団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私はどんな超大金持ちも、いつかは没落してしまうと思うのですが。

2022-03-23 01:29:12 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「盛者必衰は真理か?」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。

 凡百の「億万長者」など鼻の先でフンと一蹴するほどの超大金持ちが、この世に存在する。

 アマゾンの社長だった男性の元妻マッケンジー・スコット氏がその一人。

 彼女の資産は六百億ドル(約六兆六千億円!)だという。

 途方もない数字だ。

 日本の国家予算の6%にあたる数字が個人資産となる。

 当然、使い切れない。

 そこで彼女は慈善家として、さまざまな団体への寄付を、その仕事とする。

 二〇二〇年の寄付額は八十億ドル(八千八百億円)以上だったそうだが、彼女の資産は目減りすることなく増え続けているという。

 「寄付くらいは当たり前だ!」という気分にもなろうではないか。

 前にも書いたが、大金持ちになると人は己の欲望の実現にまい進する。

 豪邸、美食、美女、身を飾るぜいたく品、あげくは金に飽かしての宇宙旅行など。

 顔つきまで品格を失い、"貧格”と化してしまう。

 これと比べたら、超大金持ちのスコット氏は”福分け”するだけ善良な人物に思える。が、それにしてもこの貧富の差は尋常ではない。

 平家物語の「おごれる者久しからず」のことわりは、庶民の悲痛な願望に過ぎないのか。

 以上です。

>そこで彼女は慈善家として、さまざまな団体への寄付を、その仕事とする。

 外国の超大金持ちは、そのような方が多いですね。

 確かマイクロソフトのビル・ゲイツ夫妻は、慈善家として有名ですね。

>平家物語の「おごれる者久しからず」のことわりは、庶民の悲痛な願望に過ぎないのか。

 私はどんな超大金持ちも、いつかは没落してしまうと思うのですが。




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コメント (6)
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