ソウル(Soeul)市中心街を歩く・その3
3日目続き
清渓川
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この日は日射しが強く、暑く子ども達はこの川で水浴びしていた。
道を間違えたおかげでこんな微笑ましい光景に出会えた。
【実は道を間違えて、清渓川まで出てしまった。
思い切って若いカップルに道を聞いた。地図を片手に片言の英語で。
女の子は笑いながら、男の子もああだこうだと教えてくれた。
本来なら韓国語で聞くのが礼儀だが、今回は急に行くことになったので、
片言の韓国語も覚えていないし、韓国語の電子辞書も使い慣れていないので、
ごめんなさい、である。
この日、道を何回か聞いた。
逃げられたり、わかりませんと断られたのは三人、
若いカップルは四組は皆親切に教えてくれた、初老の男性も親切であった。
みなさんありがとう。
日本では初老の私が若いカップルに道を聞いてまともに相手してくれるとは思えないので聞かない。】
ソウル市庁
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その前には噴水のある広い芝生の広場があり、周りに彫刻などが展列されている。
旧コリアバンク、現在はミュージアムになっている。
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徳寿宮[入場料・1000ウォン]
大漢門(入口)
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中和門[奧は中和殿]
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高明門・興天寺の梵鐘
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徳寿宮美術館
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石造殿[ルネッサンス式のきれいな建物らしいのだが残念ながら工事中]
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昔御堂
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大韓聖公会
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隣接する・聖架修道院
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東和免税店前交差点・先鋒とネームの入った黒シャツの二人の男性は警察官、
信号待ちでなく立哨中。
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お昼ご飯・小さい子ども連れの家族の後についてレストランに入った。
家庭風韓国定食のスモール版・麦ご飯と韓国式味噌汁、
やわらかい豆腐とその他のおかず。
ビールと焼酎も飲んだ。一人7000ウォンくらいだったかな。
写真を取り忘れた。
李舜臣将軍銅像(左奥突き当たりが景福宮の光化門=工事中)
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文化芸術殿堂[モーツアルト展ともう一つ、たしか絵の展覧会をしていたが忘れた]
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政府中央庁舎
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景福宮[入場料・3000ウォン]
正面入口=光化門は工事中で入れないので、西門から入る。
国立古宮博物館[写真右は正面入口]
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隆礼門
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勤政門[この奧の建物が勤政殿]
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勤政殿
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左男性の足下の低い石柱には正一位・従二位などと書いてある。
この広場に官僚が官位毎に並んだのだろう。
勤政殿の内部
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恩政門(門の奧の建物が恩政殿)・右はその内部
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嚮五門・右は康寧殿の内部
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両義門・その奧の建物が交泰殿
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香遠亭と乾清宮(右奧に広がる建物)
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国立民俗博物館
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韓国の十二支のモニュメント
[左の建物は国立民俗博物館、韓国では亥は豚だとか]
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済州道の石像・右は村落共同体信物
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とにかく敷地は広く、建物はたくさんあるのだ。
Nさんは疲れたので中に入らず待っているので、40分後に会おうと約束で入ったが、
ゆっくり巡るには1時間半はかかりそう。
二つの博物館は入っていない。
東大門市場
[店舗の多くは休み、通りの真ん中に屋台が所狭しと連なっていた。
屋台はブロック毎にその場で食べる食べ物・洋服・食品などにまとまっている]
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食べ物屋台にはトン足とか串に刺して焼いた肉など、見たこともないような食べ物も。
表通りは、車側は植木の出店・歩道側は生薬などの薬局が続く。
最後の食事会は、ここで食べた。
東大門
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ソウル城郭跡(左上の塀と思う)
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景福宮見学の後は、Nさん達とわかれて一人で歩いた。
待ち合わせまで一時間ほどあり少し疲れたので、
喫茶店を探したが休みであったりなかなかない。パン屋に入った。
ホット・コーヒーは発音が悪いのか通じない、カフェと言ったら通じたが、
後は通じない、ふと上を見たらモカと読めたのでそれを注文した。
2900ウォンだった。
ガイドブックを見たら、訪れたい思っていた宗廟はすぐ近く、あわてて店を出た。
宗廟
正殿門
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正殿
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正殿前広場の排水溝
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御粛室
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入口であわてている私を見かけた年配の受付の人は
「閉門までにはまだ時間はありますよ」と日本語で声をかけてくれたのだが、
ゆっくり見る時間はなかった。
宗廟前市民広場は多くの市民で一杯だった。
親子、年配のカップル、男性の集団、女性の集団、お酒を飲んだり、
踊ったり、段ボールに座って話し合ったりと。
今日は日曜日、夕涼みに来ているのかと思っていたら、
後で7月15日は夏休みという。
多くの店が休みだったのもそのせいだとわかったのは夕食の時。
待ち合わせの鐘路5街駅までは500m余り、大急ぎで向かう。
最後の食事
今日は通訳の人はいない。
片言の英単語とジェスチャーが共通の言葉だ。
東大門市場の中のお店へ。
タッカンマリと言って、ネギ・ジャガイモ・ニンジンなどの野菜とともに
鶏一羽を丸ごと入れて煮込んだもの。
お店の人が大きなハサミでダイナミックにバチバチと切っていく。
食べ終わるとそこに麺を入れて、食べる。
ビール・マッカリ・焼酎を飲んだ。
食事代はこれまで韓国の人がすべて払ってくれた。
それが韓国式で、韓国には割り勘はない、という。
今晩はお礼だから我々が持つということにやっと納得してくれた。
このお店、小さな子どもを連れた家族もいてほぼ満席ですごい活気だった。
作り方もダイナミックなら、食べ方もそうだ。
お店の人の動きも豪快で、準備する時食器から水がたれて客の服が濡れようが
店員も客も意に介さず、であった。
また、野菜やキムチは食べ放題らしく、
無くなるとその置き場から勝手に持ってくるのである。
瓶に入った冷水も同様、冷蔵庫から勝手に持ってくる。
これは行動が大胆と言うより店員の方も手間が省けて一挙両得なのかもしれない。
二次会は喫茶店に行った。
酔ってどのように頼んだか覚えていないが今度こそホット・コーヒーを飲んだ。
Sさんはボリュームたっぷりの氷であった。
Sさんは、岡山のOさんに、10月に広島に行くのでレンタバイクを頼んでおいてと言っていた。
自転車であちこち回りたいと言うのだ。
ぜひ、再会したいものだ。
4日目
朝食は昨日Nさん達が食べたお店にした。
このお店、早朝から開いているようだ。
Nさん達はお粥、僕は辛麺で、4900ウォンだったと思う。
今日はもう予定がないので朝からビールと焼酎を飲んだ。
ホテルの喫茶店でガイドが来るまでコーヒーを飲んで時間をつぶした。
さすがにホテルのコーヒーは高く、税抜きで12000ウォンだった。
何事も経験と、カードを見せて OK? 、ウンとの返事でカードで支払った。
小雨であった。
出国もまったく問題なくスムーズだった。
ただすごく待ち時間が長い。
飛行機は気流状態が悪く、大きく左右に、上下に揺れた。
機内食が出た、ワインを頼んだ。
飛行機の座席、儲け優先のためかエコノミーは狭すぎる。
3時間を超えるとこれでは快適な旅とは言えないどころか苦痛だ。
サッカーの高原が病気になったのも、最もだ。
よほどの長距離でない限り、テレビ・機内食・ブラケット・枕・新聞などの
サービスは不要で、その分座席(前後左右)をもっとゆったりとすべきだ。
その方が本来のサービスだ。
新幹線の座席の方がはるかにゆったりしている。
無事羽田に着き、残った1万ウォン程を両替し、解散した。
韓国の食事について
韓国の食事は辛い、ともっぱらの評判だ。
私は日本では辛いものはほとんど食べない、
唐辛子は煮魚・きんぴら・マーボ豆腐等くらいしか入れない方だ。
確かに韓国は唐辛子を多様するが、辛すぎて食せない、ことはまったくなかった。
私は最近はさっぱり味、薄塩味の方が好きになった私には韓国の味は少し濃い。
それはこの上なく私をお酒へ誘う。
食堂の箸は、ステンレス製で、横断面が四角・円形でなく長方形であった。
最近は若い人の間では、生ビールはだいぶ飲まれているらしい。
が、ジョッキの生ビール・ジョッキの焼酎水割りは見かけなかった。
私が普段好む酒はウイスキィなので、ウイスキィも味わいたかった。
広い道路・地下鉄鉄
韓国の道路の広さは戦車が通るためといの説もあるそうだが、
私にはそれより戦闘機の離着陸が出来ると思った。
地下鉄もシェルターと言われるが、東京の大江戸線・有楽町線はもっと深く、
有楽町線などは、市ヶ谷[自衛隊]と霞ヶ関を結び戦車も通れる地下軍事道路といわれる。
歩道はとても広い、自転車はほとんど走っていない。
清涼飲料水・煙草の自動販売機はほとんど見かけなかった。
150cc位の小さい紙コップ入りのコーヒー・お茶(と思う)自販機は時々見かけたが、試さなかった。
地下鉄の通路、大きな交差点の地下通路には色んな店があり、地域によって特徴が違う。
梨花大学駅はしゃれたブティックがあったし、
鐘路5街駅はチマチョゴリの仕立屋がたくさんあった。
Sさんのティシャツの袖に“KiO”とあった。
?と聞くと、Krea is One 、YGHはヤンキィゴーホームという。
ソウル市内では、一戸建てよりマンションの方が好まれているそうだ。
また、市内の南北の関係は、日本の下町・山の手の関係に似ていて、
南の方が高級住宅地で、高層マンションほどスティタスが高いそうだ。
市内に米軍基地
ソウル中心部の竜山区一帯には今なお米軍関係の基地・施設が存在しているそうだ。
2005年、その一部は返還され、国立中央博物館になったが。
終わりに
韓国は訪れたいと思って来た。
だが、かつて韓国を侵略併合した日本人としてどのような気持ちで訪れていいのか
判然としていなかったせいもあってなかなか実現しなかった。
突然・偶然巡ってきた今回の機会・旅は、韓国人とかなり近しく交流できるという望外の好運であった。
Sさん・Iさんはやさしいだけでなく、活動的で、
未来をしっかり見据えて現在をしっかり生きている素晴らしい青年であった。
韓国語をまったく知らない、英語もできない無礼な私達に対し
「先生」といって立ててくれた。
また、道で出会った見知らぬ人も、日本人である私達に微笑みかけて親切に道を教えてくれた。
街の食堂の店員さんも親切に食べ方をジェスチャーで教えてくれた。
今回の旅で、実現できなかった残念なことが三つある。
一つは、国立民族博物館に行けなかったこと、
二つは、お粥・ムルネンミョン[ピョンヤンが本場の冷麺]を食べられなかったこと、
三つは、夜景コースのシティツアーバスに乗れなかったこと、である。
この三つは、いつか妻と訪れる時の楽しみに残しておこう。
3日目続き
清渓川
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この日は日射しが強く、暑く子ども達はこの川で水浴びしていた。
道を間違えたおかげでこんな微笑ましい光景に出会えた。
【実は道を間違えて、清渓川まで出てしまった。
思い切って若いカップルに道を聞いた。地図を片手に片言の英語で。
女の子は笑いながら、男の子もああだこうだと教えてくれた。
本来なら韓国語で聞くのが礼儀だが、今回は急に行くことになったので、
片言の韓国語も覚えていないし、韓国語の電子辞書も使い慣れていないので、
ごめんなさい、である。
この日、道を何回か聞いた。
逃げられたり、わかりませんと断られたのは三人、
若いカップルは四組は皆親切に教えてくれた、初老の男性も親切であった。
みなさんありがとう。
日本では初老の私が若いカップルに道を聞いてまともに相手してくれるとは思えないので聞かない。】
ソウル市庁
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その前には噴水のある広い芝生の広場があり、周りに彫刻などが展列されている。
旧コリアバンク、現在はミュージアムになっている。
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徳寿宮[入場料・1000ウォン]
大漢門(入口)
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中和門[奧は中和殿]
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高明門・興天寺の梵鐘
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徳寿宮美術館
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石造殿[ルネッサンス式のきれいな建物らしいのだが残念ながら工事中]
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昔御堂
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大韓聖公会
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隣接する・聖架修道院
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東和免税店前交差点・先鋒とネームの入った黒シャツの二人の男性は警察官、
信号待ちでなく立哨中。
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お昼ご飯・小さい子ども連れの家族の後についてレストランに入った。
家庭風韓国定食のスモール版・麦ご飯と韓国式味噌汁、
やわらかい豆腐とその他のおかず。
ビールと焼酎も飲んだ。一人7000ウォンくらいだったかな。
写真を取り忘れた。
李舜臣将軍銅像(左奥突き当たりが景福宮の光化門=工事中)
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文化芸術殿堂[モーツアルト展ともう一つ、たしか絵の展覧会をしていたが忘れた]
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政府中央庁舎
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景福宮[入場料・3000ウォン]
正面入口=光化門は工事中で入れないので、西門から入る。
国立古宮博物館[写真右は正面入口]
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隆礼門
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勤政門[この奧の建物が勤政殿]
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勤政殿
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左男性の足下の低い石柱には正一位・従二位などと書いてある。
この広場に官僚が官位毎に並んだのだろう。
勤政殿の内部
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恩政門(門の奧の建物が恩政殿)・右はその内部
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嚮五門・右は康寧殿の内部
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両義門・その奧の建物が交泰殿
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香遠亭と乾清宮(右奧に広がる建物)
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国立民俗博物館
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韓国の十二支のモニュメント
[左の建物は国立民俗博物館、韓国では亥は豚だとか]
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済州道の石像・右は村落共同体信物
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とにかく敷地は広く、建物はたくさんあるのだ。
Nさんは疲れたので中に入らず待っているので、40分後に会おうと約束で入ったが、
ゆっくり巡るには1時間半はかかりそう。
二つの博物館は入っていない。
東大門市場
[店舗の多くは休み、通りの真ん中に屋台が所狭しと連なっていた。
屋台はブロック毎にその場で食べる食べ物・洋服・食品などにまとまっている]
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食べ物屋台にはトン足とか串に刺して焼いた肉など、見たこともないような食べ物も。
表通りは、車側は植木の出店・歩道側は生薬などの薬局が続く。
最後の食事会は、ここで食べた。
東大門
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ソウル城郭跡(左上の塀と思う)
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景福宮見学の後は、Nさん達とわかれて一人で歩いた。
待ち合わせまで一時間ほどあり少し疲れたので、
喫茶店を探したが休みであったりなかなかない。パン屋に入った。
ホット・コーヒーは発音が悪いのか通じない、カフェと言ったら通じたが、
後は通じない、ふと上を見たらモカと読めたのでそれを注文した。
2900ウォンだった。
ガイドブックを見たら、訪れたい思っていた宗廟はすぐ近く、あわてて店を出た。
宗廟
正殿門
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正殿
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正殿前広場の排水溝
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御粛室
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入口であわてている私を見かけた年配の受付の人は
「閉門までにはまだ時間はありますよ」と日本語で声をかけてくれたのだが、
ゆっくり見る時間はなかった。
宗廟前市民広場は多くの市民で一杯だった。
親子、年配のカップル、男性の集団、女性の集団、お酒を飲んだり、
踊ったり、段ボールに座って話し合ったりと。
今日は日曜日、夕涼みに来ているのかと思っていたら、
後で7月15日は夏休みという。
多くの店が休みだったのもそのせいだとわかったのは夕食の時。
待ち合わせの鐘路5街駅までは500m余り、大急ぎで向かう。
最後の食事
今日は通訳の人はいない。
片言の英単語とジェスチャーが共通の言葉だ。
東大門市場の中のお店へ。
タッカンマリと言って、ネギ・ジャガイモ・ニンジンなどの野菜とともに
鶏一羽を丸ごと入れて煮込んだもの。
お店の人が大きなハサミでダイナミックにバチバチと切っていく。
食べ終わるとそこに麺を入れて、食べる。
ビール・マッカリ・焼酎を飲んだ。
食事代はこれまで韓国の人がすべて払ってくれた。
それが韓国式で、韓国には割り勘はない、という。
今晩はお礼だから我々が持つということにやっと納得してくれた。
このお店、小さな子どもを連れた家族もいてほぼ満席ですごい活気だった。
作り方もダイナミックなら、食べ方もそうだ。
お店の人の動きも豪快で、準備する時食器から水がたれて客の服が濡れようが
店員も客も意に介さず、であった。
また、野菜やキムチは食べ放題らしく、
無くなるとその置き場から勝手に持ってくるのである。
瓶に入った冷水も同様、冷蔵庫から勝手に持ってくる。
これは行動が大胆と言うより店員の方も手間が省けて一挙両得なのかもしれない。
二次会は喫茶店に行った。
酔ってどのように頼んだか覚えていないが今度こそホット・コーヒーを飲んだ。
Sさんはボリュームたっぷりの氷であった。
Sさんは、岡山のOさんに、10月に広島に行くのでレンタバイクを頼んでおいてと言っていた。
自転車であちこち回りたいと言うのだ。
ぜひ、再会したいものだ。
4日目
朝食は昨日Nさん達が食べたお店にした。
このお店、早朝から開いているようだ。
Nさん達はお粥、僕は辛麺で、4900ウォンだったと思う。
今日はもう予定がないので朝からビールと焼酎を飲んだ。
ホテルの喫茶店でガイドが来るまでコーヒーを飲んで時間をつぶした。
さすがにホテルのコーヒーは高く、税抜きで12000ウォンだった。
何事も経験と、カードを見せて OK? 、ウンとの返事でカードで支払った。
小雨であった。
出国もまったく問題なくスムーズだった。
ただすごく待ち時間が長い。
飛行機は気流状態が悪く、大きく左右に、上下に揺れた。
機内食が出た、ワインを頼んだ。
飛行機の座席、儲け優先のためかエコノミーは狭すぎる。
3時間を超えるとこれでは快適な旅とは言えないどころか苦痛だ。
サッカーの高原が病気になったのも、最もだ。
よほどの長距離でない限り、テレビ・機内食・ブラケット・枕・新聞などの
サービスは不要で、その分座席(前後左右)をもっとゆったりとすべきだ。
その方が本来のサービスだ。
新幹線の座席の方がはるかにゆったりしている。
無事羽田に着き、残った1万ウォン程を両替し、解散した。
韓国の食事について
韓国の食事は辛い、ともっぱらの評判だ。
私は日本では辛いものはほとんど食べない、
唐辛子は煮魚・きんぴら・マーボ豆腐等くらいしか入れない方だ。
確かに韓国は唐辛子を多様するが、辛すぎて食せない、ことはまったくなかった。
私は最近はさっぱり味、薄塩味の方が好きになった私には韓国の味は少し濃い。
それはこの上なく私をお酒へ誘う。
食堂の箸は、ステンレス製で、横断面が四角・円形でなく長方形であった。
最近は若い人の間では、生ビールはだいぶ飲まれているらしい。
が、ジョッキの生ビール・ジョッキの焼酎水割りは見かけなかった。
私が普段好む酒はウイスキィなので、ウイスキィも味わいたかった。
広い道路・地下鉄鉄
韓国の道路の広さは戦車が通るためといの説もあるそうだが、
私にはそれより戦闘機の離着陸が出来ると思った。
地下鉄もシェルターと言われるが、東京の大江戸線・有楽町線はもっと深く、
有楽町線などは、市ヶ谷[自衛隊]と霞ヶ関を結び戦車も通れる地下軍事道路といわれる。
歩道はとても広い、自転車はほとんど走っていない。
清涼飲料水・煙草の自動販売機はほとんど見かけなかった。
150cc位の小さい紙コップ入りのコーヒー・お茶(と思う)自販機は時々見かけたが、試さなかった。
地下鉄の通路、大きな交差点の地下通路には色んな店があり、地域によって特徴が違う。
梨花大学駅はしゃれたブティックがあったし、
鐘路5街駅はチマチョゴリの仕立屋がたくさんあった。
Sさんのティシャツの袖に“KiO”とあった。
?と聞くと、Krea is One 、YGHはヤンキィゴーホームという。
ソウル市内では、一戸建てよりマンションの方が好まれているそうだ。
また、市内の南北の関係は、日本の下町・山の手の関係に似ていて、
南の方が高級住宅地で、高層マンションほどスティタスが高いそうだ。
市内に米軍基地
ソウル中心部の竜山区一帯には今なお米軍関係の基地・施設が存在しているそうだ。
2005年、その一部は返還され、国立中央博物館になったが。
終わりに
韓国は訪れたいと思って来た。
だが、かつて韓国を侵略併合した日本人としてどのような気持ちで訪れていいのか
判然としていなかったせいもあってなかなか実現しなかった。
突然・偶然巡ってきた今回の機会・旅は、韓国人とかなり近しく交流できるという望外の好運であった。
Sさん・Iさんはやさしいだけでなく、活動的で、
未来をしっかり見据えて現在をしっかり生きている素晴らしい青年であった。
韓国語をまったく知らない、英語もできない無礼な私達に対し
「先生」といって立ててくれた。
また、道で出会った見知らぬ人も、日本人である私達に微笑みかけて親切に道を教えてくれた。
街の食堂の店員さんも親切に食べ方をジェスチャーで教えてくれた。
今回の旅で、実現できなかった残念なことが三つある。
一つは、国立民族博物館に行けなかったこと、
二つは、お粥・ムルネンミョン[ピョンヤンが本場の冷麺]を食べられなかったこと、
三つは、夜景コースのシティツアーバスに乗れなかったこと、である。
この三つは、いつか妻と訪れる時の楽しみに残しておこう。