風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

ソウル市中心街を歩く・その2

2007年07月19日 | 初めてのソウル
ソウル(Seoul)市中心街を歩く・その2
2日目続き


青瓦台・大統領府
大統領府前にある公園

韓国の国花・ムクゲが咲いていた。

大統領府前広場

その塀

ローラースケートをはいた警官

警官が至るところにいる、制服ではなく私服警官が多い、
しかも極めてラフな服装、トランシーバーを持っているのですぐわかる。
韓国には2年半の兵役があり、警察任務につく人もいるという。
警戒は厳しいのだが、大統領府も事前に申し込めば見学が出来るそうだ。
また、人数・曜日制限はあるが板門店のツアーもある。
大統領府から少し離れたところにある旧市街・民家。


お昼ご飯を食べたお店

スジェビと言って韓国式すいとんの様なもの、
有名な店のようで、正午をかなり過ぎていたのに行列ができていた。

南山公園・ソウルタワー
ソウル中心部の南にある公園で標高256m、昔はソウル城があったそうだ。
ケーブルカー

僕らはケーブルに乗らず、タクシーで行けるところまで行き、その後歩いて登った。
展望台からソウル市内を臨む

ソウル城城壁[再建されたもの・昔はここからの展望が良かったそうだ]

ソウルタワー[230m]

展望台には登らなかった。

南山を歩いて降りてしばらくすると安重根記念館[入場料・1000ウォン]

7分間のビデオ(日本語)を見てから見学した。
安重根=とうじの朝鮮総督府長官・伊藤博文をハルピンで射殺した=写真[花と線香が手向けられていた]


梨花女子大学前の通り
[イホワ女子大は名門でこの通りはさしずめファッションストリートという感じ、
だが高級品だけではなく屋台もある]

イホワ女子大入口
[授業料が一番高いが更に値上げするというので反対運動が起きているとのこと、
また構内には夏休みに行われるマルキシズム研究の世界大会のポスターが貼られていた。

教会

日本では大学はガードマンがいて入りづらいが韓国ではキャンパスはどこも開放されている。
女子大だが人の通りは町中と変わず、男性も多い。
国際大学院[英語で授業が行われるらしい]

延世大学[*]

87年、警察のガス弾直撃で死んだ学生の慰霊碑

延世大学ゲート[*の写真からここまで200~300mはあるだろうか、
その左右には豪華な建物、とにかく広大なキャンパスで、
このゲート前・校内メインストリートで機動隊との攻防が繰り広げられたそうである]


日も暮れ、夕ご飯。
この日は学生街の居酒屋。
学生街のオモニとして有名でTVにも紹介され、表の看板にその時の写真があった。

ドアを入った所にガス台がありおばさんはそこで調理した。

名物はオムレツで、おいしいの声を聞いて大盛り一皿をサービスしてくれた。
韓国式ラーメンを肴にこの晩もビール・マッカリ・焼酎をたっぷり飲んだ。

タクシーでホテルに帰ったのだが、途中交通事故にあった。
スピードはほとんど出ていなかったので大事故ではなかった。
Iさんだけ残って僕らは他のタクシーを拾って帰った。

80年代学生運動
Sさんは日本の60年安保闘争が韓国学生に与えた影響はとても大きく、
樺美智子さんの死は忘れられないと言う。
50周年にあたる2010年、日本では大きな運動があるのか?と彼は聞いた。
また、1967年羽田で死んだ山崎さんの追悼碑はどこにあるのか?と聞いた。
僕は恥ずかしながら知らない、としか答えられなかった。
韓国では運動で死んだ学生の慰霊碑が大学校内に建てられていると、という。

3日目



朝食:ツアーに付く朝食は一回だけ、Nさんはコンビニでおむすびを買ってくると言う、
僕はホテルの和食にした。23000ウォンだった。
コンビニは日本ほどではないがある、ファミリーマートもある。
Nさん、コンビニに行ったのだが途中に食堂があったので、そこに入ったと言う。
この日は、自由行動なので、僕が計画を立てた。
ガイドブックに、「一日自由利用券[1万ウォン]で乗り放題のソウルシティツアーバスが四コースある」、とあり、
ホテルフロントでは日本語がほとんど通じるとも書いてあるので、
ソウルシティツアーバスのことを聞きに行った。
確かに片言の日本語は通じるのだが、細かいことになると通じない。
このソウルシティツアーバスについては知らないのか、
日本語で詳しく説明できないのかはわからないが、つまるところまったくわからなかった。
そこで思い切って日本でのウォーキングの方法=歩くポイントを決めて歩くことにした。
疲れたら帰ればよいのだから。

韓国の友人達とは、夕方6時、地下鉄鐘路5街①番出口を出た所で再会することになっていた。
何度も道に迷い、道を尋ねたりしてとにかく自分たちだけで歩いた。
[道や方向をまちがえたので上図のコースは実際に歩いた道順とはだいぶ違う]

ホテルから地下鉄の江南駅までは徒歩で約15分、舎堂駅で乗り換え、ソウル駅に向かった。
ソウル駅[ソウル市内は鉄道網はあまりない]

写真左にテントがいくつかあり座り込みしているようだった。

ソウル駅構内

左側下方・地面がプラットホーム

構内両替所

交通のターミナルには両替所がある。
券売所脇にもあったが今日は日曜で銀行などほとんどが休み。
写真の両替所はカードならできる。
Nさんはおみやげを買いたいから両替したいのだが、休み。
駅のインフォメーションに聞くと駅を出た左にロッテのスーパーがあり、
そこでできるとのこと。
そこのインフォに行くと日本語のできる職員を呼んでくれて無事両替終了。
このスーパー、とにかく広い。飲み物を買いに行ったのだが、冷えているのはない。
ついでに物価・商品を見た。
牛乳やジュースなど2、3リットルと大きい、寿司・豆腐などもあった。
惣菜はとても豊富で、調理されたバラ肉などは1m位のまま陳列されていた。

ソウル駅を出て左に歩くと、旧ソウル駅舎。

写真右のテントはキリスト関係のもので、ホームレスなどに食品などを提供するようだった。

崇礼門

衛兵の行進(後ろの建物はソウル市庁)

南大門市場入口

市場内で出前をしている女性か、写真OKかとジェスチャーでいうと、
無言でうなずいてくれた。

写真を撮っていると「安いよ」と日本語で呼びかけられ、
海苔・菓子・朝鮮人参、だまっていると耳元で“バイアグラ”。
ソウルタワーが見える


トイレ事情
公衆トイレはかなりきれいであった。
男性トイレのいくつかでは、トイレットペーパーは、個室の中ではなく、個室の外の壁にかけられていた。
和式便器もあった。
ホテルのトイレはウォシュレットではなかった。

ソウル市中心街を歩く・その3に続く。



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