コロナ・オリンピックの迷走・狂騒は、もう連日で、“場外乱闘”気味です。
7.10 夕刊フジ
丸川珠代五輪相が「東京都の財政規模を踏まえれば、都が組織委の資金不足を補填できない事態は想定しがたい」
と述べるなど、国は財政支援はしない姿勢を強調しています。
7.10 読売新聞
組織委は9日夕、北海道、宮城、福島、茨城、静岡の5道県は観客を入れて開催すると発表。しかし、同日深夜、北海道が
サッカーの無観客開催を表明しました。
7.10 日刊サイゾー
プロボクシングの現WBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太さんは、「全選手が死に物狂いで獲得した金メダル
に順位をつけるのか…」、「放送権を持っている競技とか、スポンサー(に)メリットのある選手を祭り上げてきたからこそ、
同じ金メダルに価値の差を生み出してきたんじゃないか」とテレビ局の都合で金メダルに“価値の差”を生んだことに疑
問を呈し、最後に「ましてや番組で金メダリストに順位づけするなど、失礼極まりないな」、オリンピックの歴代金メダリ
ストに”順位づけする番組”の出演依頼を断りました。
~山口香さんの発言に続く、素敵なコメントです。
7.10 明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之
今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オーストラリアや台湾は五輪の野球出場を辞退しています。五輪に
出場するのはたったの“6カ国”です。野球の日本代表がメダルを獲得した場合、JOCの報奨金とは別に同程度の金額が
”NPBエンタープライズ”から支給されるそうです。JOCの報奨金は金メダル500万円、銀200万円、銅100万円。野球代表
24選手は金メダルなら、合わせて約1000万円を受け取ることになるそうです。
7.11 東スポ
IOCの弁護士が選手に競技参加のために、署名を求めている誓約書には「コロナなどの感染症や猛暑などの健康被害に
さらされる可能性による大会への参加やパフォーマンスへの影響、重篤な身体的傷害、さらには死を含、自分自身のリス
クと責任で大会に参加することに同意します。」と報じる”ワシントン”・ポスト”の記事を紹介しています。
7.12 ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社
内閣官房が公表している『ホストタウン等における選手等受入れマニュアル作成の手引き』では、宿泊に関する規定
で、「他の宿泊客など、選手等以外の者との接触を避けるための措置を取る」ことを受けて、東京都千代田区のホテルでは、
五輪に関連した感染対策であることを明記しないまま、外国人利用客に対し、「日本人と同じエレベーターに乗らないよ
う求める貼り紙」が掲示されたことに批判が上がっているそうです。
ちなみに、『同手引き』には、
・宿泊施設を棟ごとに選手等の貸切とする、フロア単位の貸切とする
・他の宿泊客との動線を明確に分離する
・共用施設((ロビー、浴場、バー、共同利用トイレ等)の利用を避ける などの例を挙げているそうです。
7.12 KYODO
新型コロナウイルス対策で酒類の提供停止に応じない飲食店に対し、取引金融機関から順守を働き掛けてもらうよう
求める政府の方針決定に、内閣官房のほかに、財務省と経済産業省、金融庁も関与していたことが
12日、分かりました。
7.13 東京都オインピック・パラリンピック準備局(7.13現在)
6月30日に公表した本ページでは、五輪期間中、公共交通機関の臨時ダイヤを発表しました。9日、首都の1都3県で
の五輪競技が無観客開催となったことを受け、大会期間中に実施予定だった深夜帯の臨時列車の運行を取りやめると発
表しました。
~私は、鉄道事業者各社局のウェブサイト(東京2020大会期間中の鉄道運行ダイヤお知らせのページ)にアクセスを試
みましたが、アクセスできませんでした。
7.14 各紙
西村大臣は、今度は「酒の取引停止要請」を撤回しました。
7.14 各紙
自民党の下村博文政調会長は13日、党の新型コロナウイルス感染症対策本部などの合同会議で、ワクチン供給に関し、
「足らないという風評が広がっていることも事実だ」と述べました。
7.15 読売
西村氏の要請案は、首相と関係閣僚が7日に開いた会議で事務方から概略の説明が行われた。ただ、会議の主題は東京
都に緊急事態宣言を出すことの可否などで、要請案については実質的な議論は行われなかった、と報じられましたが、よ
くわからないコメントです。「報告されたことの議論はしなかったが、そのまま承認したということなのでしょうか?」
7.15 共同
政府は酒類の販売業者が協力金を受け取る際に酒類の提供停止の要請に従わない飲食店とは取引しないとする誓約
書の提出を求めていましたが、14日夜、これを廃止すると自治体に通知しました。
7.15 共同
JR新宿駅近くの店に、「酒に罪はない、労働者のささやかな楽しみまで奪って、感染対策と何の関係があるのですか?」
とのポスターが掲げられているそうです。
7.15 時事通信
西村康稔経済再生担当相は14日の衆院内閣委員会で、酒類提供停止の要請に応じない飲食店の広告について、各媒体
に何らかの対応を促すことを検討する考えを示した。
7.15 TBSニュース
厚生労働省は「濃厚接触者」となった場合14日間の行動自粛を求めていますが、東京大会に出場する選手については
試合開始の6時間前を目安にPCR検査を実施し、陰性となれば特別に出場を認める方向で調整しているということです。
7.15 共同
新型コロナウイルスで打撃を受けた酒類販売事業者への「月次支援金」を巡り、政府が給付要件として「酒類提供停止に
応じない飲食店との取引停止」を求めた文書は、内閣官房が発案したことが15日、明らかになった。
7.15 スポーツニッポン
オフィシャルショップ、スポーツイニシエーションなどの実施を予定していた「2020ファンパーク」および「2020ファン
アリーナ」は実施取り止め。チケットのない人でも自由に見学できる予定だった臨海部の「夢の大橋」の「第二の聖火台」は、
来場自粛を呼びかけ、フェンスを設置して近づけさせないだけでなく、人の流れをコントロールするためにスタッフを配
置して誘導するそうです。
7.16 読売
政府と東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は15日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者と判断された選手に
ついて、試合直前のPCR検査で陰性の場合は出場を認める方針を固めたそうです。国内では濃厚接触者は14日間の待機が
求められているのですが、特例的な対応となるのだそうです。
7.16 TBS報道
新型コロナで打撃を受けた酒の販売事業者への支援金をめぐって、給付の要件として「酒類提供の停止に応じない飲食
店との取引停止」を求めた文書は、内閣官房が発案したことが分かりました。
7.16 TBS
IOC委員会のバッハ会長が14日、菅総理と会談した際に、コロナの感染状況が改善した際には観客を入れてほしいと要
望していたことが明らかになりました。
7.16 J-CAST ニュース
7月16日米ワシントン・ポスト紙は「IOCの強欲ぶりは金メダルだ」報じたそうですす。
フランスの大手調査会社イプソスは世界の28か国で実施した東京五輪に関する世論調査の結果を発表しました。世界中
の、57%が開催に反対していると明らかにしました。
7.16 毎日新聞
3月から福島県を出発地として始まった東京オリンピックの聖火リレーを巡り、双葉町が東日本大震災で被災し、復興途
上にある街並みがよく見えるルートを希望したにもかかわらず、大会組織委員会が同意しなかったことが分かった。
7.13 朝日新聞デジタル
首都高速道路は19日から都内の首都高の基本料金を昼間から夜間は1千円値上げし、深夜から未明は半額にする「ロー
ドプライシング」を実施する。
7.17 日刊スポーツ
菅首相は16日、共同通信社の単独インタビューで、東京パラリンピックの観客対応について、新型コロナウイルスの感染
を抑制した上で、観客を入れた形での開催に強い意欲を示したそうです。
~私は、「酒についての三点政策」は、とても危険と思います。謝るべきことは「関係者に迷惑をかけたこと」ではなく、
まさに上から目線で「弱い立場」に人々を監視・恫喝する”高圧さ”にあると思います。一番恐ろしいのは、「酒類を提供
する店」を”食べログ”などのサイトやSNSで投稿=情報提供つまり密告しようと呼びかけている
ことです。 【終わり】
7.10 夕刊フジ
丸川珠代五輪相が「東京都の財政規模を踏まえれば、都が組織委の資金不足を補填できない事態は想定しがたい」
と述べるなど、国は財政支援はしない姿勢を強調しています。
7.10 読売新聞
組織委は9日夕、北海道、宮城、福島、茨城、静岡の5道県は観客を入れて開催すると発表。しかし、同日深夜、北海道が
サッカーの無観客開催を表明しました。
7.10 日刊サイゾー
プロボクシングの現WBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太さんは、「全選手が死に物狂いで獲得した金メダル
に順位をつけるのか…」、「放送権を持っている競技とか、スポンサー(に)メリットのある選手を祭り上げてきたからこそ、
同じ金メダルに価値の差を生み出してきたんじゃないか」とテレビ局の都合で金メダルに“価値の差”を生んだことに疑
問を呈し、最後に「ましてや番組で金メダリストに順位づけするなど、失礼極まりないな」、オリンピックの歴代金メダリ
ストに”順位づけする番組”の出演依頼を断りました。
~山口香さんの発言に続く、素敵なコメントです。
7.10 明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之
今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オーストラリアや台湾は五輪の野球出場を辞退しています。五輪に
出場するのはたったの“6カ国”です。野球の日本代表がメダルを獲得した場合、JOCの報奨金とは別に同程度の金額が
”NPBエンタープライズ”から支給されるそうです。JOCの報奨金は金メダル500万円、銀200万円、銅100万円。野球代表
24選手は金メダルなら、合わせて約1000万円を受け取ることになるそうです。
7.11 東スポ
IOCの弁護士が選手に競技参加のために、署名を求めている誓約書には「コロナなどの感染症や猛暑などの健康被害に
さらされる可能性による大会への参加やパフォーマンスへの影響、重篤な身体的傷害、さらには死を含、自分自身のリス
クと責任で大会に参加することに同意します。」と報じる”ワシントン”・ポスト”の記事を紹介しています。
7.12 ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社
内閣官房が公表している『ホストタウン等における選手等受入れマニュアル作成の手引き』では、宿泊に関する規定
で、「他の宿泊客など、選手等以外の者との接触を避けるための措置を取る」ことを受けて、東京都千代田区のホテルでは、
五輪に関連した感染対策であることを明記しないまま、外国人利用客に対し、「日本人と同じエレベーターに乗らないよ
う求める貼り紙」が掲示されたことに批判が上がっているそうです。
ちなみに、『同手引き』には、
・宿泊施設を棟ごとに選手等の貸切とする、フロア単位の貸切とする
・他の宿泊客との動線を明確に分離する
・共用施設((ロビー、浴場、バー、共同利用トイレ等)の利用を避ける などの例を挙げているそうです。
7.12 KYODO
新型コロナウイルス対策で酒類の提供停止に応じない飲食店に対し、取引金融機関から順守を働き掛けてもらうよう
求める政府の方針決定に、内閣官房のほかに、財務省と経済産業省、金融庁も関与していたことが
12日、分かりました。
7.13 東京都オインピック・パラリンピック準備局(7.13現在)
6月30日に公表した本ページでは、五輪期間中、公共交通機関の臨時ダイヤを発表しました。9日、首都の1都3県で
の五輪競技が無観客開催となったことを受け、大会期間中に実施予定だった深夜帯の臨時列車の運行を取りやめると発
表しました。
~私は、鉄道事業者各社局のウェブサイト(東京2020大会期間中の鉄道運行ダイヤお知らせのページ)にアクセスを試
みましたが、アクセスできませんでした。
7.14 各紙
西村大臣は、今度は「酒の取引停止要請」を撤回しました。
7.14 各紙
自民党の下村博文政調会長は13日、党の新型コロナウイルス感染症対策本部などの合同会議で、ワクチン供給に関し、
「足らないという風評が広がっていることも事実だ」と述べました。
7.15 読売
西村氏の要請案は、首相と関係閣僚が7日に開いた会議で事務方から概略の説明が行われた。ただ、会議の主題は東京
都に緊急事態宣言を出すことの可否などで、要請案については実質的な議論は行われなかった、と報じられましたが、よ
くわからないコメントです。「報告されたことの議論はしなかったが、そのまま承認したということなのでしょうか?」
7.15 共同
政府は酒類の販売業者が協力金を受け取る際に酒類の提供停止の要請に従わない飲食店とは取引しないとする誓約
書の提出を求めていましたが、14日夜、これを廃止すると自治体に通知しました。
7.15 共同
JR新宿駅近くの店に、「酒に罪はない、労働者のささやかな楽しみまで奪って、感染対策と何の関係があるのですか?」
とのポスターが掲げられているそうです。
7.15 時事通信
西村康稔経済再生担当相は14日の衆院内閣委員会で、酒類提供停止の要請に応じない飲食店の広告について、各媒体
に何らかの対応を促すことを検討する考えを示した。
7.15 TBSニュース
厚生労働省は「濃厚接触者」となった場合14日間の行動自粛を求めていますが、東京大会に出場する選手については
試合開始の6時間前を目安にPCR検査を実施し、陰性となれば特別に出場を認める方向で調整しているということです。
7.15 共同
新型コロナウイルスで打撃を受けた酒類販売事業者への「月次支援金」を巡り、政府が給付要件として「酒類提供停止に
応じない飲食店との取引停止」を求めた文書は、内閣官房が発案したことが15日、明らかになった。
7.15 スポーツニッポン
オフィシャルショップ、スポーツイニシエーションなどの実施を予定していた「2020ファンパーク」および「2020ファン
アリーナ」は実施取り止め。チケットのない人でも自由に見学できる予定だった臨海部の「夢の大橋」の「第二の聖火台」は、
来場自粛を呼びかけ、フェンスを設置して近づけさせないだけでなく、人の流れをコントロールするためにスタッフを配
置して誘導するそうです。
7.16 読売
政府と東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は15日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者と判断された選手に
ついて、試合直前のPCR検査で陰性の場合は出場を認める方針を固めたそうです。国内では濃厚接触者は14日間の待機が
求められているのですが、特例的な対応となるのだそうです。
7.16 TBS報道
新型コロナで打撃を受けた酒の販売事業者への支援金をめぐって、給付の要件として「酒類提供の停止に応じない飲食
店との取引停止」を求めた文書は、内閣官房が発案したことが分かりました。
7.16 TBS
IOC委員会のバッハ会長が14日、菅総理と会談した際に、コロナの感染状況が改善した際には観客を入れてほしいと要
望していたことが明らかになりました。
7.16 J-CAST ニュース
7月16日米ワシントン・ポスト紙は「IOCの強欲ぶりは金メダルだ」報じたそうですす。
フランスの大手調査会社イプソスは世界の28か国で実施した東京五輪に関する世論調査の結果を発表しました。世界中
の、57%が開催に反対していると明らかにしました。
7.16 毎日新聞
3月から福島県を出発地として始まった東京オリンピックの聖火リレーを巡り、双葉町が東日本大震災で被災し、復興途
上にある街並みがよく見えるルートを希望したにもかかわらず、大会組織委員会が同意しなかったことが分かった。
7.13 朝日新聞デジタル
首都高速道路は19日から都内の首都高の基本料金を昼間から夜間は1千円値上げし、深夜から未明は半額にする「ロー
ドプライシング」を実施する。
7.17 日刊スポーツ
菅首相は16日、共同通信社の単独インタビューで、東京パラリンピックの観客対応について、新型コロナウイルスの感染
を抑制した上で、観客を入れた形での開催に強い意欲を示したそうです。
~私は、「酒についての三点政策」は、とても危険と思います。謝るべきことは「関係者に迷惑をかけたこと」ではなく、
まさに上から目線で「弱い立場」に人々を監視・恫喝する”高圧さ”にあると思います。一番恐ろしいのは、「酒類を提供
する店」を”食べログ”などのサイトやSNSで投稿=情報提供つまり密告しようと呼びかけている
ことです。 【終わり】