今日6月5日のニュースは2つの「逮捕劇」ということに尽きるだろう。
朝方のテレビで流れていたのが、秋田で起きた小学生の殺害事件の容疑者として逮捕されたのが、その近所に住む、少し前に変死遺体で見つかった少女の母親。
何とも意外な(一部週刊誌辺りでは少女の両親について怪しいというような見出しを出していたようだが)展開で、思わずうーんとうなってしまう。
どういう動機だったのかはわからないので何ともいえないが、相当な理由があったのかもしれない。でもこういう展開になると「まさかわが子も殺めたんではないか」という憶測が出るのも仕方のないところであろう。
片や、夜のニュースでは「村上タイガース」の村上世彰氏の逮捕劇。まあ知ったような口をきくコメンテーターがいろんなことをのたまってますが、ホリエモンの時のような衝撃度とか、彼の逮捕時にあったような同情論が全く起きないのが痛快。やはりホリエモンのような「実業家」的一面もあった人間とは違い、単に他人の財産を転がして巨額の利益を挙げたギョロ目のお坊ちゃまに対する「ざまあ見さらせ」という感情が世の中に強いのかな。
日本は資本主義国である。であるが、労働を美徳とし、「平等論」の強い、社会主義的資本主義国(中国とは全く逆である)の日本においては、その手の株屋というのは胡散臭い存在に見られるし、存在を心好としない人も多いのも確かである。出る杭は打たれるどころか、引き抜かれて焚き木にされてしまう国である。
活躍する国を誤ったのかもしれませんな。
「MURAKAMI」のユニフォーム姿が甲子園に映える日が来なかったのは残念ですが・・・。