12月4日、東北新幹線の八戸~新青森間が開業する。これにより新幹線のネットワークは青森から福岡まで(来年3月には鹿児島まで)つながることになる。ちょうど12月号の時刻表を買ってきて路線図を見ると、「うーんそうなのか」と感じる。
ちなみに私がJRの全線の乗りつぶしを達成したのがちょうど昨年の12月5日。今回の開業日にこの新幹線に乗ることはないので、ちょうど1年で「JR完乗」のタイトルも返上となる。まあ、それは仕方ない。
これが東京ならば青森の観光とか地域活性化ということでCMなども結構流れるのだろうが(先日東京に行った時にテレビとか駅ポスターで見たが、確か泉谷しげるさんとか吉幾三さんなんか出ていたっけ)、関西ではほとんど話題になっていないようだ。まあ関西から東北となれば飛行機で行くのが一般的だろうから。ただそこを新幹線を乗り継ぎ、日本の国土の広がりを感じつつ「みちのく」を訪れるのも面白いかと思う。かつて青森を訪れた時に結構美味しい郷土料理店にも出会ったことだし、いずれ乗りつぶしを兼ねて行ってみたい。
一方で、並行する在来線の問題は相変わらず。並行区間の八戸~青森は「青い森鉄道」に移管。JR大湊線はポツネンとしてしまった。大湊まで鉄道で行こうとする人(がどのくらいいるかわからないが)にとっては自動的に値上げである。貨物列車も区間によって会社が異なるのも如何なものかと思うのだが、とにかく新幹線を鉄道の中心に据えたいという意向が地元やJRにあるのなら仕方ないことだろう。
青森に行くのなら片道は新幹線、片道は「第三セクター乗り継ぎ」も面白いかもしれないな・・・・。