広島を舞台にした漫画が実写映画化されるという。
そのタイトルは「BADBOYS」。・・・といっても、こういう漫画があるということ自体、ネットのニュースで初めて知った次第なのだが。
あらすじなどをいろいろと見るに、要は広島名物(?)のヤンキーたちの青春グラフィティというところらしいが、広島の街並み、繁華街、そして若者たちのリアリティーを描いた作品ということで、映画のロケは全て広島で行われたとか。
かつての戦争映画のことはさておき、現代の広島を舞台にした映画というので個人的に印象的なのが「H Story」に「カスタムメイド10.30」。「H Story」はよくよく見ないと展開がよくわからないというストーリーで、あの町田康も役者として出演、「カスタムメイド~」はメジャーになる前の木村カエラが奥田民生と共演していたりということだが、随所に広島の街並みが描かれており、かつて青春時代を彼の地で送った私としては懐かしいところである。
何と言うのかな、「広島が舞台」というと、地方都市でありながら全国的に一通りのものは揃っており、それなりに知名度があるようで(スポーツの大会で「広島県代表」といえばそれなりに一目置かれるというのか)、独特の味が出そうな雰囲気。原作のことは初めて知ったのだが、それだけに余計な先入観なしで楽しめるのではないかという気がする。
うーん、これを見てまた広島に行きたくなるのかな。今年もぜひオリックス・バファローズの交流戦広島遠征には参加したいし、「第二の故郷」としてまたゆっくりと訪れたいという気がするし・・・。