四日市に到着。しばらく駅前をぶらついた後で向かうは、駅前の大通りに面した「串焼道場」。四日市に来ると訪れる店であるし、今回御在所岳を訪れたのも「久しぶりにここに来よう」というお目当てがあったのかもしれない。こちらは焼き鳥以外にも焼きとんの串をいただくことができる。四日市といえば「トンテキ」が有名であるが、こちらではそれもしっかりと串のメニューとして出てくる。いずれも1本単位で注文できるのもいい。
焼きとんもそうだし、この店を気に入っているのが、ホッピーを美味しくいただけるところ。最近は関西でもホッピーをいただける店が増えているが、「串焼道場」ではキンミヤ焼酎を使っているのがいい。「東京の下町で最も愛されている純良焼酎」ということで、ホッピーとの相性は抜群。これを使っている居酒屋はできる店という評価もある。
このキンミヤ焼酎は、四日市は楠町にある宮崎本店というところのもの。元々は日本酒の酒蔵であるし、乙類焼酎も出しているが、キンミヤが一番知られているのではないだろうか。
ホッピーもキンミヤも東京で知った味だが、焼酎が四日市というのも意外だし、その四日市ではホッピー文化がほとんどないというのも面白いことである。
今回はホッピーだけではなく、普通のソーダ割りも飲んでみた。甲類焼酎ということで味はほとんどなく、ほんのりしたまろやかな舌触りを楽しむのがよい。翌朝に残ることがないのでスッと入ってしまうのが恐いところであるが・・・。焼きとんとともに、また訪れてみたいところである。
帰りもまた近鉄特急。さすがに車内で飲むのはもういいかなという感じだが、乗車前に近鉄百貨店へ。地下の酒コーナーではキンミヤ焼酎の瓶と、フローズンにしていただく「シャリキン」を買い求める。
仕事の合間のちょっとしたお出かけ。四日市方面もなかなか充実したところであった・・・。