ソチ五輪もそろそろ終盤戦。日本代表で注目されるのは女子のフィギュアスケートということになるのかな。
先の記事で、五輪の名場面というのは羽生選手の金メダルではないかということを書いたが、ここに来て沸いているのはジャンプの葛西選手の「レジェンド」ではないだろうか。
葛西選手のこれまでの実績や、今大会の主将らしい活躍については今さら私がどうのこうの言うことではないが、最近のスポーツで、以前であればとっくの昔に引退していた年齢をはるかに超えて第一線で活躍する層というのが出てくる現象が見られる。ジャンプ団体で、アラフォー超えの選手が一回り以上歳の離れた選手たちを引っ張り、また若い選手たちもベテラン選手を讃えるというのも、いい光景だなと思う。
「レジェンド葛西」に比べれば小さな記録かもしれないが、先日行われた泉州マラソンで、大学の同級生である「走る司法書士」のKEN氏が、40歳にしてマラソン自己タイムを更新した。本人は謙遜しているが、2時間40分に迫る自己タイム更新、そして40分切りができなかったことへの悔しさと、改めてそれを次期への目標にするというのはものすごいものがあると思う。世間でいうところの中年を迎えてもなおかつ向上心を持って取り組むというのは、まさに「レジェンド」ではないかな。
言葉自体は新語でもなく、珍しいものでもないが、改めて今年は「レジェンド」という言葉があちこちに出るのではないだろうか。「流行語大賞」などどうでもいいと思うが、候補としてノミネートされていたりして・・・・?