まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

清原、四国八十八所遍路

2016年02月05日 | 西国三十三所
連日ニュースでとりあげられている清原薬物使用問題(かく言う私も前の記事で触れている)。所持だけでなく常習的に使用していたとされ、一部の報道では現役時代から使用していたのでは?とも言われている。

まあ、外野がいろいろ言うところではあるが、取り調べはまだ始まったばかりだし、これからわかることもいろいろ出るだろうから、いちいち深く受け止めなくてもよいかと。

さてその清原だが、一時四国の八十八所を歩いて巡礼していた。スポーツ紙で同行の様子が紹介されていた。

当時は「清原が八十八所とはね。何かのパフォーマンスやな」という印象だったのだが、逮捕後の記事を見ると、「薬物を断とうとして、何かできることをしようとしていたのかな」という思いがする。一種の修行というのかな。歩き遍路も愛媛県までは行ったそうだが、結局は迷いを断ち切れず、御用ということになった。

四国八十八所については、この数日の間で、「やはりあそこは回らなければ。一巡したらどんな人も極楽往生できるから、ヤクザもんも一生懸命回ってる」とか、「四国を回ればどんな人も何か得ることができるのに、清原は何も学ばなかったんですね」という言葉を聞いた。

清原が何も学ばなかったとは思わない。少なくとも八十八所の遍路に挑むこと自体が、自分の人生を見つめ直す機会だと思う。西国三十三所とは違い、四国八十八所は巡礼、遍路のルールが厳しい。区切り打ちは認められても、私のようにくじ引きとサイコロで次の参詣先を決めるのはいけない。四国は、順逆は別にしても、連続性を重んじているように思う。

ここまで来ると、私が四国遍路を志すのは遠い先の話に思う。西国の二巡目とか、新西国三十三、さらには他の関西札所巡りがある。

差し当たり、次の新西国の酒見寺にいつ行こうかというところだが・・・・。
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