まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

議員選び、これからどうするのか

2016年02月23日 | ブログ
昨日は、あの「号泣県議」こと野々村竜太郎被告の第二回公判。報道もいろいろされていたが、また「記憶にございません」とか、裁判官や検察、弁護士の質問にもろくに答えなかったとか、騒ぎになっている。ますますその奇行が取りざたされている。

あの号泣会見は世界中にも配信されたが、議員も辞めたし、不正に受け取っていた政務活動費も返したのだから、その時の人で終わっていたはずである。議員としてはきちんとした活動はしていなかったのだろうが、政務活動費というものの実態を世にさらけ出し、その後しばらくは他の議会や議員の不正も明るみになり、世間の目が厳しくなった。これはこれで、野々村氏の唯一最大の業績?とも言えるのではないか。そう感じた人も何人かいたと思う。裁判になっても、「すんまへんでした~」と号泣して頭を下げれば、したことは許せないとしても、まあ、変わった兄ちゃんやったなと、半ば笑いで済んでいたかもしれない。

それがここに来ての裁判での態度である。司法を舐めている、記憶障害で苦しんでいる人たちへの偏見を助長する言動。何のためか知らないが、世間の心証を悪くするほうにばかり向かうのはよろしくない。普通なら執行猶予レベルだそうだが、このままだと実刑の可能性が高いとか。ただ、てめえが刑務所に入ることで誰かが報われるものではない。後味の悪さばかりが残るだろう。

野々村元県議は一例であるが、このところの議員のレベルはどうなんだか。国会の議論を見ても前向きな内容はほとんどないし。

選ばれる顔ぶれを見ても、表に出ているのは世襲か、芸能人、元スポーツ選手、そしてろくでもない公募。みんながみんなそうではないにしても、少なからずいるのが実感。最近問題になった議員はたいていこのいずれかに当てはまるし、昔と比べても最近顕著になっていると思う。そんな中で、先に辞職した京都のゲスの極み議員の補欠に、元シンクロのメダリストを候補にしようという報道もあった。これは本人も否定したそうだが、何だかその程度の扱いというのもどうだろうか。

かと言って、候補者の全てを知っているわけではないので、限られた情報を頼りにするしかない。選挙直前ではなく、普段に書いているブログ等の記事をチェックするしかないかな。ならば、私の選挙区にいる谷畑、長尾の両「たかし」氏の日常の書き込みにも注目するかな。参議院はともかく、次の総選挙(ダブル選挙の可能性もあるし)に向けて。

・・・ただ、国政選挙にはまだ有効でも、都道府県、市町村議会レベルとなるとどうだろうか・・・・。
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