まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

12球団で真っ先に休養になったのは谷繁監督だった

2016年08月09日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
8月に入りペナントレースも100試合を越える頃。ここから盆の時季がひとつの山場である。

そんな中で、ドラゴンズの谷繁監督が休養となった。ここまでセ・リーグ最下位ということだが、このタイミングというのには何か意図があるのだろうか。

監督休養という事態は誰のせいか。監督の采配が悪いのか、そもそも能力がないのか。はたまた選手が悪いのか、フロントが悪いのか。ネットではいろんな声があるが、このチームの場合は、「落合GMの責任は?」というのが多いようだ。

責任の所在がどこかというのは一概には言えないとしても、谷繁監督については少し気の毒かなと思う。ベイスターズから移籍して、正捕手としてドラゴンズの優勝、日本一に貢献したところまでは良かったが、落合監督の退任後は選手兼任監督、そして昨年で現役引退でそのまま監督。選手としては2000本安打、歴代最多出場を果たすなど、経歴は素晴らしいものである。ただ、監督になるまで外から野球を観る機会もなく、やはり経験不足だったのかなと。現役引退も含めて、何だかドラゴンズ球団のご都合人事に振り回された形に見える。スワローズの古田元兼任監督もそうだが、いきなり監督になった(させられた)ことの失敗が尾を引いて、その後監督はおろかコーチの声もかからなくなるのはどうかと思う。もったいない。

・・・とまあ、こんなことを書いているが、今季最初に休養になる可能性が最も高かったのは、バファローズの福良監督のはずである。それが何とかどうにかこうにかなって、谷繁監督休養のニュースが出た時点では、矛先はライオンズの田辺監督のほうに向いている(ような気がする)。

福良監督については、今季は自身も活躍した「オリックス・ブレーブス」の初めての復刻試合も決まった。もうここまで来れば今季は存分にやってほしい。ともかく上位いじめ、そして田辺監督との対戦には勝ち、何なら休養に追い込むぐらいのことを・・・。
コメント (2)