まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

長嶋ジャパン・・・・でいいのか?

2006年06月07日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

2008年に行われる北京オリンピックの出場を目指す野球の日本代表の監督に、野球界のお歴々たちが長嶋茂雄氏を強力に推薦しているとか。一部スポーツ紙あたりの書き方を見れば「本人の健康さえ回復すれば決定したようなもの」とある。

Img28724_1  今年のWBCでは王監督率いる代表チームが見事優勝し、当然「五輪でのメダル奪回は王監督の力で」という声は大きかった。ところが当の本人がソフトバンク監督の身であり、仮に2008年のシーズンも指揮を執っていれば、現役監督として五輪監督の兼務は事実上不可能ということで「一旦お断り」。ただその裏には「いつまでも私たちの出る幕じゃない」という気持ちもあるとかないとか。

そんな中「山本浩二監督」説も持ち上がっては消えたりしたこともある。

となると、野球界のお歴々たちは「長嶋茂雄の健康回復を待つ」しか選択肢はないのか。仮に健康が回復したところで、どうせ巨人の試合しか観ていない就寝もとい終身名誉監督にどのくらいの指揮能力があるか。

そりゃ、長嶋監督でもいいのかもしれないが、長嶋監督でないといけないのかな?ナガシマにメダルを取らさなければ日本球界の恥なのか?

王監督の考えにもあるように、いつまでも「ON」の幻想というのを、野球界というのは引きずっているのではないだろうか。そりゃ、同じくらいの年齢で、昨年亡くなった仰木監督や、今年楽天を率いる野村監督という存在もあるので、その年齢の人たちを指揮官に持ってくるなというのではない。ただ、いつまでも「ON」を持ち出すというのは新鮮味がないのではないかという気がするのである。もっとも日本の球界って、「ON」を持ち出さざるを得ないくらい、そんなに指導者の人材が育っていないのかな。

今現在指揮を執っている40代の監督ではダメなの・・・?

(※写真:読売巨人軍HPより)

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2つの逮捕劇

2006年06月05日 | ブログ

今日6月5日のニュースは2つの「逮捕劇」ということに尽きるだろう。

朝方のテレビで流れていたのが、秋田で起きた小学生の殺害事件の容疑者として逮捕されたのが、その近所に住む、少し前に変死遺体で見つかった少女の母親。

何とも意外な(一部週刊誌辺りでは少女の両親について怪しいというような見出しを出していたようだが)展開で、思わずうーんとうなってしまう。

どういう動機だったのかはわからないので何ともいえないが、相当な理由があったのかもしれない。でもこういう展開になると「まさかわが子も殺めたんではないか」という憶測が出るのも仕方のないところであろう。

片や、夜のニュースでは「村上タイガース」の村上世彰氏の逮捕劇。まあ知ったような口をきくコメンテーターがいろんなことをのたまってますが、ホリエモンの時のような衝撃度とか、彼の逮捕時にあったような同情論が全く起きないのが痛快。やはりホリエモンのような「実業家」的一面もあった人間とは違い、単に他人の財産を転がして巨額の利益を挙げたギョロ目のお坊ちゃまに対する「ざまあ見さらせ」という感情が世の中に強いのかな。

日本は資本主義国である。であるが、労働を美徳とし、「平等論」の強い、社会主義的資本主義国(中国とは全く逆である)の日本においては、その手の株屋というのは胡散臭い存在に見られるし、存在を心好としない人も多いのも確かである。出る杭は打たれるどころか、引き抜かれて焚き木にされてしまう国である。

活躍する国を誤ったのかもしれませんな。

「MURAKAMI」のユニフォーム姿が甲子園に映える日が来なかったのは残念ですが・・・。

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平野・完封勝利!~ヤクルト対オリックス観戦記

2006年06月03日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

今日は神宮球場にて交流戦・ヤクルト対オリックス戦を観戦。思えばオープン戦でもこのカードを観戦したし、先日には5時間を超える試合となったヤクルト対ソフトバンク戦を観ている。東京に住んで何だかんだで神宮球場やヤクルト球団と接することが増えた。

20065_084前日は最終回に同点に追いつかれて延長でサヨナラ負けというとんでもない試合を演じたバファローズの先発は、ルーキー・平野佳寿。彼の先発試合を観るのは初めてである。リーグ屈指の破壊力を持つヤクルト打線にどのように立ち向かうか。一方のヤクルト先発は石井一久。20065_085_2  

だいたい、私が観に行くと乱打戦かもつれた展開になる試合が多いのだが、今日は平野・石井の両投手の力投を目にすることができた。なかでも平野、前回の横浜戦では清原の逆転満塁サヨナラHRで勝たせてもらったからか、今日は自分で勝ちを取りに行く気持ちでの真っ向勝負が光った。マウンドさばきもやはり堂々としている。

20065_094 試合は4対0でオリックスの勝利。平野も早くも3完封とか。観戦して久しぶりにスッキリする試合だった。日本ハムの八木投手との新人王争いが熾烈になるが、ぜひとも負けないようにがんばってほしい。これくらい活躍していたら、オールスター戦にオリックス唯一選出とかいうことになるだろうか(他に出られそうな選手がいないもので)。20065_098

・・・ちなみにこの日の神宮球場、プロの試合後は東都大学野球の入れ替え戦が行われるとかで、試合後に残っていたらさっさと係員が客の追い出しにかかっていた。プロが前座試合でメインイベントのナイターは大学野球? さすが学生野球の聖地だ・・・。

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クールビズ2年目

2006年06月01日 | ブログ

今日6月1日は世間でいうところの衣替え。それに合わせて女性社員の制服も夏用に替わったし、今日から「クールビズ」適用ということになった。

ただ、初めて「クールビズ」と言われた1年前とは違い、世間の反応は静かな感じだった。まだまだ5月までの延長でスーツにネクタイ姿の人も多かった。

かくいう私も出勤時にはそのような格好に身を固めており、出社してから周りの人に「今日からネクタイはいらんぞ」と言われて初めて気づいたようなもの。ならばとネクタイを取るといっぺんに楽になったような気がする。

何事も初めての導入時期というのはそれなりに話題になるものだが、2年目ともなると世間ではほとんど大きく言われることもなくいつの間にかそんな時期になっている・・・というのはよくあることである。クールビズも、こと東京に関していえば5月の日照時間がそれほど多くなかったこともあり、反応が鈍かったのかもしれない。

暦のうえでも6月、夏に入る。今年はサッカーのW杯もあり、クールビズでヒートアップすることも多いだろう。いよいよ暑く熱くなる時期到来である・・・。

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