ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

ノーベンバー11thでのライブ後記

2005-10-21 14:48:22 | 音楽
今日は、スペインはグラナダでフラメンコ・ギタリストとして活躍していた「長尾ゆうたろう君」とのライブを赤坂はノーベンバー11thで行いました。

参加メンバーは、これまたイタリアのコンクールで見事1位をかっさらった若手アコーディオン界のホープ「桧山学」。

ライブは通算して2時間でしたが、あっという間に終わった!というぐらい、充実した内容でした。

大分といい、今日のライブといい、まったく畑が違う人と、行うパフォーマンスというものは刺激に満ち溢れています。

特に、今日は「タンゴス」というフラメンコのリズムの伴奏を行いましたが、このリズム、アラブのノリと違うので、少々戸惑いました。

リズムは奥が深いですね。

実に緊張感あふれるライブでしたが、良い勉強になりました。

しかし「ゆうたろう君」のギター、間近で聴けば聞くほど「素晴らしい!」の一言に尽きます。

私もギター弾きですから、彼の培ってきた技術は「一朝一夕」では到底作りえない「重み」を感じました。

この感想は「桧山学」君の演奏にも然り。

しっかりとした音楽の基礎を築いてきた人間の奏でる「音」という物は、微妙な僅差で「違い」を感じさせるものです。

安定感が違うとでもいうのでしょうか?

また、このメンツで、ライブを定期的に行いたいと思っています。