まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

善徳女王(16)~(22) 妖星が月を犯す!

2010-06-23 | 韓国のドラマ
  「善徳女王」第16話から22話まで観ました♪

☆イタズラなミシル
 トンマンに目をつけ、自分に仕えよと誘うミシル。断るトンマンですが、ミシルとの怪しげな接触がユシンやチョンミョン王女、仲間たちの不信を買ってしまい、裏切り者疑惑をかけられてしまう。
 敵側に小さな亀裂を作ったミシルに、さすがは姉上♪と感嘆するミセンですが、そんなことはミシルにとっては策謀でも何でもなく、ちょっとしたイタズラ程度。私が本気になったら、こんなもんじゃすまないわよ♪みたいな余裕の微笑が素敵。
☆Mr.ミセンのマジックショー
 ユシンの一族を都から追い出すための企みとして、インチキ予言を画策するミセン。土中から大きな仏像が出現するという大掛かりなマジックが笑えた。初回のヒョッコセ様も、ミセンのトリックなのかな?
☆ミシルVSユシン
 敵でも優秀なら仲間に引き入れる、というのがミシルのモットー。さっそくユシンをスカウトしますが、毅然と拒絶されてしまう。でも正直で清廉すぎるユシンって、まだまだミシルの敵じゃないな、と思った。
 
☆チュクパンの災難
 トンマンに頼まれて、昔とった杵柄で王宮に忍び込み王さまへのメッセージを残していくチュクパン。ついでに置物も失敬。それが災いし、足がついて捕まってしまう。悲惨な拷問シーンにデジャヴ。ムンシクおぢさん、イルジメでも拷問されてたよなあ。拷問されるのが世界一似合う男(笑)。トンマン拷問のとき同様、処罰を見ているソルォンのクールなドSぶりがイケてます♪
☆老害
 王室のため!と、年寄りの冷や水な出しゃばりを始めるウルチェ大臣。じじいの余計な介入のせいで、事態はますます複雑に。どこの世界にもいますよねえ、こんな爺さん。
☆ビダム登場!
 ミシルやウルチェの魔手から逃れ、都を離れ疫病の村へ逃げるユシンとトンマン。洞窟に身を潜める彼らの前に現れた野性的な青年は...

 お!ついにキム・ナムギル登場!待ってました♪ナムギーといえば、ワタシ的には何と言っても「グッバイ・ソロ」の悲しき嘘つき男ジアンですが、ジアンったら随分と美男に変貌しましたねえ。ちょっとイヂった?疑惑さえ抱くほどの端麗さ。普段はチャラいけど、イザとなるとヒーローに変身!そして、どこか翳りと秘密があるというビダムは、めちゃくちゃオイシい役。これじゃあ、ユシンことオム・テウンが不利だよなあ。
 で、ビダムことナムギーですが。確かに美男なんだけど、不自然に黒い(あれじゃあ、野生児というより日サロで焼いたホストだよ)のと、これもまた不自然なほど真っ白な歯が、ちょっと不気味でもあるんですよねえ。ルックス的には、ビダムよりジアンの時のほうが私はチョア~。
☆ムンノ再登場
 もはや仙人と化してるようなムンノ、弟子のビダムを薬草探しにコキ使ってます。チャラ男のビダムが、ムンノの前でだけは借りてきた猫のように従順。口答えするなー!とお師匠さんに叱責されて、は、はい、とシュンとなるビダムが可愛いです。
 
☆早くもラブ・トライアングル
 ミシルの命を受けたソルォンが、ビダムを買収してトンマンを捕らえさせる。ビダムに牢に閉じ込められたユシンの、開けろー!出せー!トンマンー!と絶叫大暴れ、死ぬ物狂いな顔に萌え~。オム・テウンって、「魔王」でも思ったけど、唇がセクシーですよね。
 ムンノに激怒され、トンマン救出に向かうビダム。兵士たちをバッタバタと倒す勇姿は、まさに無敵のスーパーヒロー。カッコよすぎ!そこへ牢を破ったユシンも加わり、二人の男はトンマンを死守。うう~ん、これって。優等生と不良、違うタイプだけどどっちもカッコいい男子ふたりに恋されるヒロイン、という少女漫画の王道展開だよな~。うらやまC~!
 
 ↑僕も仲間に入れてください by テナムボ
★総括
 やっとキム・ナムギルが登場し、物語に新鮮さと刺激が加わりました。ナムギーにはぜひ、面白さ爆発の起爆剤的存在になってほしいです。ビダム&ミシルの絡み、ユシンVSビダムの恋バトルも楽しみ。
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BLツインズ!弟が兄を・・・

2010-06-20 | 欧米のドラマ
 フランスのTVドラマ「愛の妖精」を観ることができました♪
 農村で生まれ育った双子のランドリとシルヴィネは、子供のころから一心同体のような関係。ランドリは奉公先の令嬢マドロンと婚約することになるが、森に住むファデットという野性的な少女と恋に落ちる。シルヴィネは激しい嫉妬と不安に陥り...
 原作は19世紀に書かれたジョルジュ・サンドの小説。のどかで美しい田舎を舞台に、若者たちの恋愛と成長が瑞々しく描かれている、のですが...意外とドロドロでサイコちっくな話だよなあ、とも思った。双子の兄弟がヒロインをめぐって争う、なんて陳腐な話じゃないのです。兄に恋する弟が、兄の恋人を嫉妬&憎悪、みたいな倒錯した話(笑)。とにかく、シルヴィネがヤバすぎて笑えます。
 
 兄ちゃんと僕は、いつも一緒♪と、ランドリにベッタリなシルヴィネ。兄への目線や態度は、ほとんど女。ちょっとでも自分からランドリが離れようとしたら、ダダこねてスネてイジけてヒステリー。そして、自分から兄を引き離そうとする奴らは、みんな邪魔者!両親さえも脅威と見なしたり。ランドリに近づく女たちにいたっては、悪魔同然な存在。独占欲と嫉妬心メラメラ燃やし、女たちを敵視。『ランドリを堕落させた娼婦!』『おまえは僕には勝てない!ランドリと僕は死ぬまで一緒なんだ!』と、嫉妬に狂ってファデットを侮辱・脅迫したり。自室で独り悶々と、ベッドの柵にゴンゴン後頭部打ちつけてブツブツ言ってたり。怖かったのは、マドロンに頼んで自分もランドリの奉公先の館で暮らせるようにしてもらい、どこまでも兄を追っかけようとするところ。ストーカーじゃん弟の愛を重荷に感じつつ、突き放せないランドリの優しさが痛ましかった。
 とまあ、シルヴィネの暗くて陰湿で病的な兄への愛執のほうが、ランドリとファデットのロマンスより面白かったです。それにしても。双子って、あんなになっちゃうものなの?ランドリとシルヴィネの呪縛のような緊密な絆、互いへの依存心や責任感が不気味だった。両親の育て方も悪かったよなあ。ママは病弱なシルヴィネを溺愛して、ランドリに弟の面倒をみるよう厳しく強制。パパは強健なランドリをエコひいきして、シルヴィネを冷たく軟弱者扱い。あれじゃあ、シルヴィネとランドリがヘンな関係になっちゃうよなあ。
 ランドリ役は、愛しのボーギャルソン、ジェレミー・レニエ
 
 ジェレミっち、可愛い~明るくて優しくて逞しくて、みんなから愛されるランドリ役にピッタリでした。あんなカッコカワイい兄がいたら、わしが弟でも恋すると思う(笑)。あの金髪、いつ見ても触りたくなる。彼って小柄で可愛らしいのだけど、雰囲気も体格も男らしくて素敵。劇中、引き締まった上半身裸をサービスのように何度も披露してくれてます。おかまみたいなキレイ系イケメンよりも、ジェレミっちみたいな男性的で愛嬌ある猿系男のほうに、私は心ときめきます。
 ファデット役のメラニー・ベルニエも、マドロン役のジュリー・ジャドも、すごく可愛くてジェレミーとお似合いだった。シルヴィネ役マキシミリアン・ミュラーは、神経症っぽいイケメン。パパ役は、久々に見たリシャール・ボーランジェ。すっかり爺さんになったけど、やっぱいい味だしてました。
 
 ジェレミっち、新作の「ヴィントナーズ・ラック」(予告編こちら、ぜひチェキラー!)が今秋日本公開決定!またまた逞しい農夫役で、またまた男に愛される?!ギャスパー・ウリエルとBLテイストなんて、私のために作られたような映画じゃん
 
コメント (2)
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嵐を呼ぶ坊主!

2010-06-13 | 日本映画
 サプリマニアな私が、最近ハマってるのが...
 
 東大が研究開発したという触れ込みだけで、何か無条件に信頼できるというか効きそうというか。結構なお値段なのですが、就寝前に三粒飲むと翌朝、疲れが残らないし爽やかなお通じが。頑固な便秘が解消しただけでもグッジョブなサプリです。本来の目的である美肌に関しては、まだコレといった実感はないのですが、しばらく継続してみようと思っています。

 「日蓮と蒙古大襲来」
 鎌倉時代、幕府の厳しい弾圧に屈せず、奇跡を起こして蒙古の襲来から日本を救った日蓮の物語。
 日蓮、怖すぎ...私の目には、ちっとも偉大なる宗教家に見えなかった。だって、彼が救うのは衆生じゃなくて、自分を崇め奉り盲従する信者だけだし。布教の邪魔をしたり、自分に危害を加える者は、祈りで呪い殺しちゃうもんたとえ敵や悪人でも赦して救うのが、ありがたい上人さまだと思うのだけど。
 日蓮ったら呪いだけでなく、LOTRのカンダルフも真っ青な魔術(?)まで使うし。自分を斬ろうとした武士の上に雷を落としたり。海面に経の文字を浮び上がらせたり。きわめつけは、ラストの蒙古撃退シーン。一心不乱な日蓮の呪術が呼び起こした暴風雨が、蒙古の大軍を壊滅!確かに日本の危機を救ったけど、ありがたや~!と素直にひれ伏せないものがあった。聖なる救世主というより、何だか不気味な魔法使いみたいな日蓮でした。
 呪いや魔術も怖かったけど、異常なまでの“自分は正しい!”“日本を救えるのは私だけ!”な思い込みや自信も怖かった。そんな日蓮に、人々が次々とマインドコントロールされていく姿が、何だか某邪教のグルとその信者みたいでゾっとした。なんみょうほうれん~が歌っぽく流れてくるのも、あのショ~○~ショ~○~♪みたいでヤバい感じでした。
 日蓮を演じてる長谷川一夫が、これまた怖い、ていうか、不気味な見た目。清廉でストイックなお坊様って感じが、全然しなかった。ばっちり崩れないメイク、栄養たっぷりっぽいふくよかな顔、汚れや綻びひとつないキレイな法衣には、弾圧に耐えてるリアルさがゼロ。上品すぎる甘ったるい声と喋り方も苦手です。ちょっと年増のオカマっぽいというか。
 この映画を観たのは、言うまでもなく市川雷蔵目当てさ♪
 
 若き執権、北条時宗役の雷蔵。当時27歳ぐらい?凛々しくて清々しくて、相変わらずカッコいい。長谷川一夫より雷蔵のほうが、日蓮役に合ってるんじゃないかなあ。「妖僧」や「安珍と清姫」「炎上」など、お坊さん役も雷蔵のオハコだもんね。この映画は、あくまで長谷川一夫先生主演なので、雷蔵の出番も見せ場も少なく、ファンにはかなり物足りない。チョコッチョコっとしか出てこず、カッコよく号令や指令を出すけど、それ以上のことはしない雷蔵でした。せっかくの雷蔵が、もったいない使われ方!
 他の出演者は、若武者役の勝新太郎や白拍子役の淡島千景などが。大奥83の鬼婆・桂昌院とは別人、嫋々しい淡島さんでした。
 日蓮が捕まり流罪、赦されて帰還、でもまた捕まって流罪、の繰り返しで、かなり中だるみ。ラストの蒙古壊滅シーンが最大の見せ場です。時代を感じさせる特撮ですが、当時としてはかなり時間とお金をかけて撮影したんだろうなあ。
 
コメント (5)
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月恋③④ またキムに恋してる♪

2010-06-06 | 日本のドラマ(連続)
 木村拓哉さん(38)主演の「月の恋人」第3話と4話を観ただよ...

☆社長のファッション
 蓮介社長、いつも可愛いTシャツを着てます。オレ様なセンスを見せつけるように、必要以上にジャケットを脱ぎます。確かに可愛いしオシャレなんだけど...アラフォー男が着る服じゃないよなあ、とも。キムタコは小柄なので、かろうじて可愛く見えるんだけど。あれがもし、図体のデカいおっさんだったら、いい年して何その高校生センス、と嘲笑ものだよ。チェーンぶらさげるのも、やめたほうがいいと思う。
☆出勤ビフォーアフター?
 北側K子が、どうしてもお嬢さまではなくキャバ嬢にしか見えない。キャラも軽薄なヤンキーっぽいし。ていうか、彼女っていてもいなくてもいいような存在だよなあ。
☆ほとんどデスノート
 シュウメイの日本語練習帳兼日記を、勝手に蓮介の前で朗読する真絵美。読んでくれとばかりに放置するシュウメイも何だかなあですが。キスしただの温めてあげたいだの、乙女すぎる内容に聞いてるこっちは寒イボ。それに感動したり動揺したりする蓮介と真絵美。いい年した大人の男女が...何か気持ち悪い。
☆ボトックス最近打ってないのかな
 キムタコさん、アップになると目の下のクマや肌のたるみが目立って、やっぱおっさんだよな~と痛感。そのたびに、私も手鏡で自分を。他人のこと言えん。私もキツいわ
 
☆中国人から見た日本人
 蓮介社長の秘書は、日本育ちだが中国人。彼のお父さんは、日本で辛酸をなめたらしい。日本人はキツい仕事はしない、すぐに辞める、自分のためにしか働かない、と日本人をコキおろす秘書ですが...え~?それって、中国人のことを日本人に置き換えただけだよね?撮影すっぽかしたり、気分しだいで仕事イヤイヤだったり熱心だったりするシュウメイが、それを如実に証明してますし。
☆社長の私生活
 マスコミに追われる蓮介社長。家具会社の経営者が、なぜ?もっと大企業の社長さえ、私生活が記事になることはないよなあ。
☆明太子おむすび
 連介社長はファッションだけでなく、おむすびにもこだわりが。それを知った真絵美は、さっそく彼が好きな明太子おむすびを買って職場に持参。だが、シュウメイが手作りのおむすびを作ってきたので、自分は遠慮する...中学校で女子がケーキやお弁当を好きな男子に、なノリだなあ。おじさんおばさんがやってるので、ほんとバカバカしいというか、気持ち悪いというか...
 
☆ヘンなCM
 ライバル会社にパクられたので、急遽CM内容を変更するレゴリス。家具は出さず、シュメイだけのCMが評判に。ええ~?!あんなCM、いったい何を宣伝してるのか分からないぞ。ちっとも購買意欲も興味もわかないけどなあ。
☆俺、わんすけじゃねーし
 シュウメイと蓮介がいい感じになり、ひとり悲しみの涙を流す真絵美。うう~ん。彼女が連介のことを愛してるって感じがあまりしないので、切なさが伝わってこないんだよなあ。どっちかっつーたら、彼女はシュウメイのことが好きっぽいし。それなら、複雑で実らない片想いの切なさが理解できるんだけど。
★総括
 うう~ん。ぶっちゃけ、リタイア寸前内容があまりにもオコチャマなので、観るのがキツい。オコチャマがオコチャマドラマするなら、まだ割り切って観ることができるんだろうけど、いい年した男女がオコチャマやるのは、バカらしくて不気味。切なさやドキドキ感がなく、続きが楽しみなワクワク感が全然ない。まだ韓ドラのほうが、イケメン男優の無駄脱ぎという特典(笑)があるだけマシ。
 おキムさん、ファッションとか見た目を若くカッコよく見せることだけに必死で、それが返ってイタくて滑稽。もっと蓮介という男の内面を魅力的にする努力をしてほしい。まあ、脚本にも問題があるんだろうけど。
コメント (4)
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