先週の金曜日の夜から始めたプチ断食、いよいよ今夜で終了!
朝昼晩、ヨーグルト&栄養補助ゼリー&水だけの数日間。よくやるなあ!と、周囲は感心というより呆れてましたが、思ってたよりキツくなかったです。土曜日の夜、ちょっと頭痛に襲われたのが、ちょっと気になるけど。
体重を減らすダイエットではなく、体内から毒素を出すデトックス目的なので、二日目に怒涛の排泄ができたのは、便秘プリンセスの私にとっては快挙と言えるでは。心なしか、美肌にも効果があるような?顔が油っぽくテカらなくなってる感じがするし。高い山に登頂したような爽やかな達成感も、精神的にgood!デトックスと美肌のため、定期的に挑戦しようと思ってます♪明日からはフツーに食べられるのが超嬉しいけど、ドカ食いしないよう気をつけねば!
「青春の殺人者」
両親を惨殺してしまった青年の、激情と虚無の間で彷徨する魂の行方...
実際に起きた市原両親殺人事件をモチーフに、芥川賞作家・中上健次が書いた小説「蛇淫」を、長谷川和彦監督が映画化。
いやあ、昔のATG映画って、ほんとスゴいですねえ。暗い!エロい!面白い!生々しくて痛々しくて、それでいて斬新で。いま、こーいう映画は製作不可能なのでしょうか。観る側もオコチャマ映画しか求めてないから、やっぱ無理なんだろうなあ。
とにかく圧倒されるのが、青年が両親、特に母親殺害に至るまでのシーン。観てるこっちも血なまぐささに窒息しそうになる、狭い空間での惨劇。そして、お母ちゃんの衝撃的な異常言動!
お母ちゃんときたら!はじめは、お父ちゃんの死体に腰を抜かして取り乱してたのに、だんだん息子と二人きりになれた♪と、息子との新生活をウキウキルンルン夢想し始め、息子だけでなく観客をもドン引きさせてくれます。挙句は、母親じゃなく女になってしまうし。下着姿で息子にアレやろうよ~と迫る姿、うげげげ!息子に気持ち悪い!と拒絶されると、あわわわ!包丁ふりあげて息子に襲い掛かってくるし!ひ~!その錯乱状態の異様さときたら!怖すぎて笑えました。結局、自分も息子にブスっと刺されちゃう母ちゃん。なかなか死なず、痛いよぉ~!!と絶叫する声も怖い!ほんと、ヘンな迫力と緊迫感に満ち満ちていて、唖然と見入ってしまいます。
とまあ、前半の殺人シーンがあまりにもショッキングでディープインパクトなので、犯行後の主人公の行動が、希薄な印象。
母ちゃん役の市原悦子の狂演は、「吉原炎上」の西川峰子と並ぶ、邦画史上最恐演技!す、すごすぎます。「ミザリー」のキャシー・ベイツなんか、まだ可愛いとさえ思えるほど。あらためて、悦っちゃんがいかに素晴らしい女優であるか再認識。
アブない母ちゃんはともかく、父ちゃんは良い人っぽかったので、殺されて可哀想...
息子役は水谷豊。当然ですが、若い!最近「相棒」で再ブレイク?してる水谷氏、若き日の大胆果敢な演技は感嘆ものです。あの役がつとまる若い俳優、今いないよなあ。10年前のキムタコとか、案外似合ってたかもしれないし、もし挑戦してたら、きっとスゴい役者になれただろうに。
恋人役の原田美枝子、今と別人みたいですねえ。エロ可愛い!キャラも天真爛漫でノーテンキ、でも計算も打算もない、動物的な純真さで男を愛する姿が、ほんと天使みたいだった。彼女に比べると、宮崎あおいとか蒼井優とかは、可愛さの中にどこか計算高さが透けて見える、決して自分は損したり汚れるなどというヘマはしない、天使を装った女たちって感じがします。
音楽も70年代って感じ。使われてるゴダイゴの曲が入ったアルバムがあれば、欲しいかも。
ちなみに、モデルとなった事件の犯人・佐々木哲也は、死刑囚として収監されている拘置所から、今も無実を訴えているとか。子供が親を殺す事件は後を絶ちませんが、彼らが踏み迷う計り知れない深さの闇は、特殊な人間だけが背負ってるのでしょうか?
朝昼晩、ヨーグルト&栄養補助ゼリー&水だけの数日間。よくやるなあ!と、周囲は感心というより呆れてましたが、思ってたよりキツくなかったです。土曜日の夜、ちょっと頭痛に襲われたのが、ちょっと気になるけど。
体重を減らすダイエットではなく、体内から毒素を出すデトックス目的なので、二日目に怒涛の排泄ができたのは、便秘プリンセスの私にとっては快挙と言えるでは。心なしか、美肌にも効果があるような?顔が油っぽくテカらなくなってる感じがするし。高い山に登頂したような爽やかな達成感も、精神的にgood!デトックスと美肌のため、定期的に挑戦しようと思ってます♪明日からはフツーに食べられるのが超嬉しいけど、ドカ食いしないよう気をつけねば!
「青春の殺人者」
両親を惨殺してしまった青年の、激情と虚無の間で彷徨する魂の行方...
実際に起きた市原両親殺人事件をモチーフに、芥川賞作家・中上健次が書いた小説「蛇淫」を、長谷川和彦監督が映画化。
いやあ、昔のATG映画って、ほんとスゴいですねえ。暗い!エロい!面白い!生々しくて痛々しくて、それでいて斬新で。いま、こーいう映画は製作不可能なのでしょうか。観る側もオコチャマ映画しか求めてないから、やっぱ無理なんだろうなあ。
とにかく圧倒されるのが、青年が両親、特に母親殺害に至るまでのシーン。観てるこっちも血なまぐささに窒息しそうになる、狭い空間での惨劇。そして、お母ちゃんの衝撃的な異常言動!
お母ちゃんときたら!はじめは、お父ちゃんの死体に腰を抜かして取り乱してたのに、だんだん息子と二人きりになれた♪と、息子との新生活をウキウキルンルン夢想し始め、息子だけでなく観客をもドン引きさせてくれます。挙句は、母親じゃなく女になってしまうし。下着姿で息子にアレやろうよ~と迫る姿、うげげげ!息子に気持ち悪い!と拒絶されると、あわわわ!包丁ふりあげて息子に襲い掛かってくるし!ひ~!その錯乱状態の異様さときたら!怖すぎて笑えました。結局、自分も息子にブスっと刺されちゃう母ちゃん。なかなか死なず、痛いよぉ~!!と絶叫する声も怖い!ほんと、ヘンな迫力と緊迫感に満ち満ちていて、唖然と見入ってしまいます。
とまあ、前半の殺人シーンがあまりにもショッキングでディープインパクトなので、犯行後の主人公の行動が、希薄な印象。
母ちゃん役の市原悦子の狂演は、「吉原炎上」の西川峰子と並ぶ、邦画史上最恐演技!す、すごすぎます。「ミザリー」のキャシー・ベイツなんか、まだ可愛いとさえ思えるほど。あらためて、悦っちゃんがいかに素晴らしい女優であるか再認識。
アブない母ちゃんはともかく、父ちゃんは良い人っぽかったので、殺されて可哀想...
息子役は水谷豊。当然ですが、若い!最近「相棒」で再ブレイク?してる水谷氏、若き日の大胆果敢な演技は感嘆ものです。あの役がつとまる若い俳優、今いないよなあ。10年前のキムタコとか、案外似合ってたかもしれないし、もし挑戦してたら、きっとスゴい役者になれただろうに。
恋人役の原田美枝子、今と別人みたいですねえ。エロ可愛い!キャラも天真爛漫でノーテンキ、でも計算も打算もない、動物的な純真さで男を愛する姿が、ほんと天使みたいだった。彼女に比べると、宮崎あおいとか蒼井優とかは、可愛さの中にどこか計算高さが透けて見える、決して自分は損したり汚れるなどというヘマはしない、天使を装った女たちって感じがします。
音楽も70年代って感じ。使われてるゴダイゴの曲が入ったアルバムがあれば、欲しいかも。
ちなみに、モデルとなった事件の犯人・佐々木哲也は、死刑囚として収監されている拘置所から、今も無実を訴えているとか。子供が親を殺す事件は後を絶ちませんが、彼らが踏み迷う計り知れない深さの闇は、特殊な人間だけが背負ってるのでしょうか?