「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」
ヌミディアで妻と平穏に暮らしていたハンノは、アカシウス率いるローマ軍との戦いで妻を失い、奴隷としてローマに連行される。ハンノに剣闘士の才能を見出した商人のマクリヌスは、アカシウスへ復讐心を燃やすハンノを利用して皇帝に接近する。アカシウスと再婚していたルッシラは、ハンノが行方不明だった息子ルシアスであることに気づき…
24年を経ての「グラディエーター」の続編、ついに観ました!すごく面白かったです!2時間半近くある上映時間も、ぜんぜん苦ではありませんでした。家でパソコンやスマホで観てもいいような映画とは違い、絶対に映画館で観るべき映画です。そのスケールとパワフルさ!まさにこれぞ映画!最近はとんと味わえなくなってる醍醐味です。めくるめくようなスペクタクル、圧巻の映像技術や絢爛なセット、美術衣装、そして俳優たちの渾身の演技、どれもハリウッドの底力と威信を見せつけるものでした。邦画はほんとチマチマとショボいよな~。まあ金のかけかたと俳優の力量に差がありすぎるので、比べるのも愚かですね。
お話じたいは、奴隷に堕ちた英雄が剣闘士となって復讐するという、前作と同じもの。設定もだけど、コロシアムでの死闘や、頭のおかしい皇帝の狂態など、キャラにも場面にも既視感を覚えるほど、前作と似てます。ちょっと焼き直し感も否めないのですが。細かいことを気にするヒマを与えぬ怒涛の展開と、コロシアムでの趣向を凝らした殺し合いショーの迫力と奇抜さは、前作を凌ぐと言ってもいいかもしれません。
この続編、やはり何と言っても最大の魅力、見どころは、私にとっては一にも二にも主演俳優!ハンノ/ルシアス役のポール・メスカルですよ!
知る人ぞ知るアイルランドの若手実力派だったポールが、ついに堂々たるハリウッド超大作主演!「異人たち」で胸キュンさせた後は、胸アツな熱演!パワーと熱気あふれるダイナミックな演技に圧倒されました。屈強で勇猛なだけでなく、どこか壊れやすい繊細な面も見せる演技も秀逸で、やっぱタダ者じゃない子!と今回も感嘆しました。そして何といってもポール、若い!まだ28歳ですから、フレッシュ!フレッシュ!フレッ~シュ♪ by 聖子!すごくイキがよくて可愛くもあるところが、前作のラッセル・クロウとの違いでしょうか。同じ復讐の鬼でも、ラッシーasマキシマスは陰陰滅滅と重苦しい感じでしたが、ポールasハンノは大らかで明るい感じ。むっつりしてたラッシーと違い、ポールは笑顔も多くて、過酷な運命の中でも若者らしい純粋さや楽観さが微笑ましくもあるヒーローでした。
もともとゴツいポールが役のために鍛えて作り上げた、がっちりむっちり(バキバキ、ムキムキではない)肉体もお見事👏まさに戦う猛者のカラダ!日本のイケメン俳優に最近多い、ナルシーで承認欲求強めなグラビア向けキレイキレイ肉体美とは違う、役に適したリアルさ生々しさがポールの肉体にはあります。ラッシーはほとんど脱いでなかったけど、ポールは脱ぎまくってました。さすがにお尻は出してなかったけど。お風呂につかってるシーンが可愛くて好き。
商人マクリヌス役の名優デンゼル・ワシントンの、クール&シャープな怪演も強烈です。敵か味方かわからない怪しさで、ハンノのみならず観客まで惑わし煙に巻くデンゼル御大、屈折して悪ぶってるけど根は正義感が強い好漢、というイメージの彼なので、今回もきっとそうだろうと思ってたのですが、ダークで冷酷すぎる超悪役でした!でも超カッコいい悪人。挙措が颯爽としていて、威厳と風格がある悪役。ただのベテラン俳優では無理。デンゼル級の超名優だからこそ魅力と説得力が。彼の前だと、みんな雑魚に見えます。それにしても。ハンノとの最終決戦、あんなに狡猾で悪辣な手段で権力を握ったのに、何でタイマン勝負?!さすがに20代の男にはサシでガチンコしても勝てんやろ
アカシウス役のペドロ・パスカルも、漢(おとこ)!カッコいい!前作から続投のルッシラ役、ほぼ紅一点のコニー・ニールセンが、美しくも悲しい熟女ヒロイン。息子と夫が殺し合うなんて!けんかはやめて~!二人を止めて~!見ていて河合奈保子気分になりました。双子皇帝ゲタ&カラカラ(名前が可愛い)のイカレっぷり、小物っぷりが笑えたわ。ほとんどお笑いコンビ芸でした。気持ち悪いメイクしてるけど、演じた若い俳優二人、素は結構イケメンみたいです。あと、ヒヒ(ほとんどエイリアンな見た目の怪生物)やサイ、サメ!など、コロシアムでハンノたちに襲いかかるアニマル軍団も笑えた。
コンスタントに作品を発表し続け、こんな大作まで完成させるなど、リドリー・スコット監督御年86歳、そのお達者ぶりに驚嘆。もう新作に着手中だとか。その精力と功労を称えるために、今度こそアカデミー監督賞を差し上げて!その新作、何と!再びポール主演!すっかり巨匠のフェイバリットボーイになったポール、ますます前途洋々ですね(^^♪
↑ デンゼル御大を伴い初来日も果たしたポール。でも予定を切り上げて急遽帰国したとか。いったい何事?彼がアジア人嫌いのエマ石やダウニージュニアの仲間でないことを祈ってます…
↑ たくましくて素朴な感じが好き。マーロン・ブランドを凌ぐ!とロンドンで評判になった舞台「欲望という名の電車」を、今度はブロードウェイで再演するポール。アメリカの舞台に立つのは初めてだとか。日本でも公演して!
↑ やっぱまだ20代、可愛い
ヌミディアで妻と平穏に暮らしていたハンノは、アカシウス率いるローマ軍との戦いで妻を失い、奴隷としてローマに連行される。ハンノに剣闘士の才能を見出した商人のマクリヌスは、アカシウスへ復讐心を燃やすハンノを利用して皇帝に接近する。アカシウスと再婚していたルッシラは、ハンノが行方不明だった息子ルシアスであることに気づき…
24年を経ての「グラディエーター」の続編、ついに観ました!すごく面白かったです!2時間半近くある上映時間も、ぜんぜん苦ではありませんでした。家でパソコンやスマホで観てもいいような映画とは違い、絶対に映画館で観るべき映画です。そのスケールとパワフルさ!まさにこれぞ映画!最近はとんと味わえなくなってる醍醐味です。めくるめくようなスペクタクル、圧巻の映像技術や絢爛なセット、美術衣装、そして俳優たちの渾身の演技、どれもハリウッドの底力と威信を見せつけるものでした。邦画はほんとチマチマとショボいよな~。まあ金のかけかたと俳優の力量に差がありすぎるので、比べるのも愚かですね。
お話じたいは、奴隷に堕ちた英雄が剣闘士となって復讐するという、前作と同じもの。設定もだけど、コロシアムでの死闘や、頭のおかしい皇帝の狂態など、キャラにも場面にも既視感を覚えるほど、前作と似てます。ちょっと焼き直し感も否めないのですが。細かいことを気にするヒマを与えぬ怒涛の展開と、コロシアムでの趣向を凝らした殺し合いショーの迫力と奇抜さは、前作を凌ぐと言ってもいいかもしれません。
この続編、やはり何と言っても最大の魅力、見どころは、私にとっては一にも二にも主演俳優!ハンノ/ルシアス役のポール・メスカルですよ!
知る人ぞ知るアイルランドの若手実力派だったポールが、ついに堂々たるハリウッド超大作主演!「異人たち」で胸キュンさせた後は、胸アツな熱演!パワーと熱気あふれるダイナミックな演技に圧倒されました。屈強で勇猛なだけでなく、どこか壊れやすい繊細な面も見せる演技も秀逸で、やっぱタダ者じゃない子!と今回も感嘆しました。そして何といってもポール、若い!まだ28歳ですから、フレッシュ!フレッシュ!フレッ~シュ♪ by 聖子!すごくイキがよくて可愛くもあるところが、前作のラッセル・クロウとの違いでしょうか。同じ復讐の鬼でも、ラッシーasマキシマスは陰陰滅滅と重苦しい感じでしたが、ポールasハンノは大らかで明るい感じ。むっつりしてたラッシーと違い、ポールは笑顔も多くて、過酷な運命の中でも若者らしい純粋さや楽観さが微笑ましくもあるヒーローでした。
もともとゴツいポールが役のために鍛えて作り上げた、がっちりむっちり(バキバキ、ムキムキではない)肉体もお見事👏まさに戦う猛者のカラダ!日本のイケメン俳優に最近多い、ナルシーで承認欲求強めなグラビア向けキレイキレイ肉体美とは違う、役に適したリアルさ生々しさがポールの肉体にはあります。ラッシーはほとんど脱いでなかったけど、ポールは脱ぎまくってました。さすがにお尻は出してなかったけど。お風呂につかってるシーンが可愛くて好き。
商人マクリヌス役の名優デンゼル・ワシントンの、クール&シャープな怪演も強烈です。敵か味方かわからない怪しさで、ハンノのみならず観客まで惑わし煙に巻くデンゼル御大、屈折して悪ぶってるけど根は正義感が強い好漢、というイメージの彼なので、今回もきっとそうだろうと思ってたのですが、ダークで冷酷すぎる超悪役でした!でも超カッコいい悪人。挙措が颯爽としていて、威厳と風格がある悪役。ただのベテラン俳優では無理。デンゼル級の超名優だからこそ魅力と説得力が。彼の前だと、みんな雑魚に見えます。それにしても。ハンノとの最終決戦、あんなに狡猾で悪辣な手段で権力を握ったのに、何でタイマン勝負?!さすがに20代の男にはサシでガチンコしても勝てんやろ
アカシウス役のペドロ・パスカルも、漢(おとこ)!カッコいい!前作から続投のルッシラ役、ほぼ紅一点のコニー・ニールセンが、美しくも悲しい熟女ヒロイン。息子と夫が殺し合うなんて!けんかはやめて~!二人を止めて~!見ていて河合奈保子気分になりました。双子皇帝ゲタ&カラカラ(名前が可愛い)のイカレっぷり、小物っぷりが笑えたわ。ほとんどお笑いコンビ芸でした。気持ち悪いメイクしてるけど、演じた若い俳優二人、素は結構イケメンみたいです。あと、ヒヒ(ほとんどエイリアンな見た目の怪生物)やサイ、サメ!など、コロシアムでハンノたちに襲いかかるアニマル軍団も笑えた。
コンスタントに作品を発表し続け、こんな大作まで完成させるなど、リドリー・スコット監督御年86歳、そのお達者ぶりに驚嘆。もう新作に着手中だとか。その精力と功労を称えるために、今度こそアカデミー監督賞を差し上げて!その新作、何と!再びポール主演!すっかり巨匠のフェイバリットボーイになったポール、ますます前途洋々ですね(^^♪
↑ デンゼル御大を伴い初来日も果たしたポール。でも予定を切り上げて急遽帰国したとか。いったい何事?彼がアジア人嫌いのエマ石やダウニージュニアの仲間でないことを祈ってます…
↑ たくましくて素朴な感じが好き。マーロン・ブランドを凌ぐ!とロンドンで評判になった舞台「欲望という名の電車」を、今度はブロードウェイで再演するポール。アメリカの舞台に立つのは初めてだとか。日本でも公演して!
↑ やっぱまだ20代、可愛い