まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

海のはじまり②~⑤ 図書館の男

2024-07-30 | 日本のドラマ(連続)
 「海のはじまり」第2話から5話まで観ました。

☆図書館
 水季の職場。図書館司書って素敵な仕事、憧れます。でも、特に裕福ではないシングルマザーが働くには、ちょっときれいすぎるというか、乙女な少女漫画的な発想の持ち主がいかにも思いつきそうな仕事で、現実的ではない感じがします。生前の水季からは今のところ、ぜんぜん子育てに苦労してる感じがしないのも、きれいすぎドラマの一因かも。

☆不要なキャラが多い
 夏の弟とか、要る?目黒くんの事務所のバーターなんだろうけど、サイレントも川口春奈の弟とか目黒くんの妹とか、必要性があまりないキャラと話が多かったですよね~…
☆死んだ女の携帯にかける男
 水季の携帯にかける津野くん。え!これってフツーなことなの?切ないシーンなの?怖い、気持ち悪い、と思った私が間違ってる?!

☆理解できる刺々しさ
 弥生さんを連れて海に会いに行く夏。弥生さんを見て襲われた複雑な気持ちをあわらにする水季ママ。わかる。私だってイヤな気持ちになるわ~。娘が死んで間もないのに、よく知らない女が娘のものだったはずの幸せを、当たり前のように晴れやかに手に入れようとしている。それをさせる夏の無神経さもどうかしてる。
 図書館に行くと、また津野くんから冷ややかな態度をとられる夏。夏を見た瞬間の津野くんの表情、一瞬の暗い険しさが秀逸でした。さすが池松くん!水季ママも津野くんも、確かにイヤな感じだし圭角がありすぎるとは思うけど、そうなっちゃうよね~。

☆フランス書院
 子どもたちに絵本の読み聞かせをする津野くん。池松くんの声が低くてエロいので、絵本じゃなくて官能小説を朗読してほしいと思った
☆幼くても女!
 ちょっと浮世離れしたピュアガールと思ってた海ちゃん、実は元気なふりをしてただけだった。ぜんぶ演技だった!けなげというか、あんな幼いのに自分をコントロールできて、なおかつ大人を騙せるとか、すごいと思った。弥生さんが優しく差し出したハンカチを無視して、イケメンの夏の腕に飛び込んで号泣とかも、海ちゃんが幼女ではなく女に見えた。
☆男の気持ちは
 夏に中絶経験があることを告白する弥生さん。中絶同意を求めてきた水季といい、女だけが心身ともに痛みを抱える不公平を痛感しつつ、それを突然かつジワジワと夏に訴えて追い詰める女の情が怖すぎる。こんなに中絶中絶と言われる夏みたいな若い男も、そういない。
☆みんなに愛されたい少女
 津野くんや弥生さんにまで電話して、無邪気に会いたがったり寂しがったりする海ちゃん。あまりにも私かわいいでしょ?愛さずにはいられないでしょ?なアピールが、彼女の精神の不安定さの発露みたいで心配。

★総括 
 うう~ん…サイレントと同じでやっぱ感動もできないし、切なくもならない~悪い人、ズルい人が全然いないドラマって、こんなにも気持ち悪いんですね~。私みたいな汚れた冷血人間には不向きなドラマなのかなと、毎回痛感。
 シングルマザーとその関係者、社会の描写が、きれいすぎるというか。私の周囲には、たくさんシングルマザーがいるけど、みんなすごい苦労してる。子どもも海ちゃんみたいに可愛くないし、いい子でもない。虐待、ネグレクトすれすれな子育て。死んだら夏くんみたいな優しいイケメンが現れ、子どもを委ねることができる、なんてありえないスウィートファンタジー。周囲も社会も無情で無関心。仕事も介護や看護関係、水商売など、ほんと大変そう。現実的すぎるドラマなんて、もちろん観たくないけど、あまりにもキレイキレイな甘い少女漫画な手法で、ほんとは厳しく辛い世界を描くのは、観る人に誤解や不快を与えるのでは…という杞憂も。

 ↑ 池松くん、お誕生日おめでとう(^^♪いたいけな子役だった彼も、もう34歳か~。立派な成長に隔世の念を禁じ得ません…
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お嬢と野獣

2024-07-28 | ドイツ、オーストリア映画
 ドイツイケメン映画祭④ 
 「イジィ&オジィ」
 億万長者の娘イザベルはシェフになる夢を叶えるため、反対する両親にプレッシャーをかけ資金を出させようと画策する。貧しいボクサーの青年オスカーは、偶然知り合ったイザベルから恋人のふりをしてほしいと頼まれ、金のために引き受けるが…
 大金持ちと貧乏人の格差恋愛。恋人のふりからホントの恋に。どっちもラブコメの王道ですね。設定や内容は目新しいものではなく、予定調和というかオーソドックスというか、ぶっちゃけ陳腐なのですが、よくあるラブコメでも見慣れたハリウッド製、韓国製ではなく、ドイツ製というのがミソ。笑いどころやキャラの言動とかが、ん?え?と当惑したり理解できなかったりできないことがあって、そこがまあ珍味ではありました。ドイツの歴史・政治問題や社会問題もかなりネタにされていて、ヒトラーや移民もジョークにしてたところが、ドイツすごいなと今回も思いました。

 ちょっと前に観た「恋するプリテンダー」もでしたが、主役の男女、イザベル(イジィ)もオスカー(オジィ)も見た目も性格もいいので、くっついてハッピーエンドにならないほうがおかしいカップル。男女がケンカしながら仲良くなる、というラブコメの定番をイジィとオジィも。見た目と性格だけでなく、何かお互いに強烈に惹かれ合うもの、エピソードとかがほしかったかも。格差ならではの笑いや軋轢とかも、もっと盛り込めてたらよかったのだけど。

 イジィが、あまり好感のもてない娘でした。いい子なんだけど、何が何でも親に金を出させる!親が子に金を与えるのは当然!な考え方や行動が、何かカッコ悪かったというか。そんなに自立したけりゃ、働いて学費も生活費も稼げば?と思った。金もらうために親を騙したり脅したり、エラソーな態度をとるのもイヤな感じでした。両親、俗物だけどいい人たちだったので余計に。オジィと恋人のふりをするのも、よく解らなかった。
 ドイツイケメンの4人目、この作品で初めて知ったデニス・モーイエンが、カッコカワいい!

 目つきが悪い、怖い!非道なナチス将校役とか似合いそうな冷酷な顔と、はじめは思ったけど。笑ったら可愛い童顔!彼も背が高く(185㎝)、顔が小さい!そして肉体美!ボクシングシーンやラブシーンで、惜しみなく脱いでます。若いので、肌がツヤツヤ!金髪碧眼といい、外国を舞台にした少女漫画に出てきそうな男の子です。悪人顔ですが。ワルそうな顔と善い人キャラのギャップもまた少女漫画的。粗暴で口が悪く怒りっぽいけど家族思いで、シングルマザーの母ちゃんとトラブルメーカーな祖父さんに尽くし、夢に向かって一途なオジーのけなげさが魅力的でした。

 粗野さと優しさがブレンドされたオジーの言動が、いちいち胸キュン。鋭い眼光と腕っぷしの強さでいけ好かない連中を撃退したかと思うと、イジィに強引かつメロメロになるキスしたり。酔ってゲロ吐いたイジィを介抱し、歯を磨いてあげたり。静かに腕枕してあげたり。わしもいい男にしてもらいたい~!

 サブキャラでは、オジィの祖父さんがクセ強め。懲役太郎のろくでなし、口を開けばKYなオゲレツ発言、人種差別発言。それが吉と出て?高齢ラッパーとして人気者に。エミネムも真っ青なディスりラップバトルが笑えた。デビュー曲の人種差別ラップも愉快でした。イジィの実家がゴージャスすぎる。金持ちの金の使い方、やっぱ理解できない。大金持ちだけど優雅さとか気品とかは全然なく、アメリカや韓国の成金に近いものが。お城とかファッションとかも、イギリスの貴族のほうが好きです。

 ↑ デニス・モーイエン、1993年生まれの現在31歳。鋭いその目線が好き~by 椎名林檎。Netflixで他の出演作も観られるようなので楽しみ(^^♪

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟女教師の罠!

2024-07-26 | ドイツ、オーストリア映画
 先日、初めてコストコに行きました!新聞に入ってた非会員でも入れる招待券で。独りで行くつもりだったのに、ついM子に口を滑らせてしまい、夏休みでヒマを持て余しているジミーを連れていって!と、お約束の事態に
 フードコートで腹ごしらえ。私はコストコ名物?の何の変哲もないホットドッグ、ジミーはエビカツハンバーガー。でかいバーガーをあっという間に胃袋に収めるジミー。


 入口で店員から、非会員は定額の15%上乗せで払わなければならない、と聞いてビツクリ。チラシの隅に小さくそう書かれてあるのを指摘され、何だか詐欺に遭った高齢者な気分に。招待券なんて全くお得感なし。執拗に会員勧誘されましたが、のらりくらりかつ断固として拒否買わずに見物、とジミーと二人で店内を見て回りました。巨大サイズの商品とか、他の店ではあまり見ないような珍しい商品とか、面白かったです。せっかくなので、割高だけど美味しそうなハイロールとマフィン、ディナーロールを買いました。どれも量が多くて、独り身の私にはとてもじゃないけど食べきれません。M子と実家にほとんど分け与えました。


 買い物後も、またフードコートに入って今度はプルコギベイクを買い食いするジミー。底なしの食欲が真夏の怪談でした。食べすぎたので、すぐ近くにあるズムスタまで散歩。ヤクルト戦の最中、どうやらカープの大チャンスだったみたいで、すごい大歓声。でもすぐに大嘆息に変わってしまいましたどうせ堂林あたりがいつもの三振だったのでしょう。
 猛暑が続きますが、皆さま御身おいといください!
 
 ドイツイケメン映画祭③
 「ブラック・アイランド」
 ドイツ北部にある島。両親を突然の事故で亡くし、祖父と暮らし始めた高校生のヨナスは、新任の教師ヘレナと親しくなりやがて恋人関係に。ヘレナにはある恐ろしい秘密があった…
 ドイツイケメン、3人目はこの作品で初めてお目にかかったフィリップ・フロワッサン。何だか美味しそうな名前ですね!🍞朝に食べたくなるような。冗談はさておき、彼もなかなか素敵男子でした!

 ドイツの白人俳優といえばの、長身で色白。彼も背が高い(186㎝)!ひょろっとしてるのではなく、がっちり骨太な感じなのがさすがドイツ男子。優しそうな優等生って感じの顔も好き。メガネが似合ってたので、ずっとかけててほしかったかも。最近は若くてイケメンでも、何だか世間ずれした薄汚さや軽薄さが滲んでる俳優が多いので、フィリップくんみたいな誠実そうで清潔感ある風貌のイケメンは貴重かも。シャワーシーンやラブシーンで脱いでましたが、そんなに肉体美って感じではなかったです。眼福ではないけど、それでよかったのかも。島のフツーの高校生がスゴい筋肉、とかのほうが違和感あるので。

 フィリップくん、ネルシャツとかパーカーとかユニクロかGUっぽい普段着なんだけど、全身高級ブランドな野球選手よりおしゃれに見えた。スタイルのよさに加え、ナチュラルかつ上品、知性的な雰囲気があると、どんな服もモデルみたいに着こなせるんですね。こんな彼氏いたらと思わせるフィリップくんでしたが、ヨナスの性格とか行動にはちょっと難があり。同級生のニナといい感じ、キスまでして両想い…なはずなのに、熟女教師の誘惑にあっさり屈して秘密の禁断関係に。二股みたいな状態とか、おいおい~でした。ヨナスがもうちょっとしっかりしてたら、犠牲者も出なかったはずだし。祖父さんは自業自得かもしれませんが、ニナは可哀想すぎました。

 復讐?逆恨み?完全なるイカレ女なヘレナの狂いっぷりが、何か雑というか魅力がなくて残念。もうちょっと妖しい美女だったらよかったのに。エマ・ストーンの20年後、みたいなギョロ目の鬼女顔おばさん。下着姿も完熟すぎるというか。よほどな熟女好きじゃないと抱けないと思います。ある人物を口封じで殺すヘレナが、死体を学校の図書室から浜辺に運ぶのですが、白昼堂々、まだ学校も終業してないのに、誰にも気づかれずとかありえなさすぎる!

 話そのものは出来損ないのサイコサスペンスでしたが、舞台となった島の美しさには感銘!海も空も、青く澄み渡ってるのではなく、どこか陰鬱で荒涼としてるのですが、そのメランコリックさ、静謐さが魅力的でした。ロケ地となったドイツのアルムル島、行ってみたい!

 ↑ フィリップ・フロワッサン、1994年生まれ、現在30歳。Netflixのドラマ「皇妃エリザベート」では若き皇帝役!観ねば!
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盗まれた寿命!

2024-07-21 | ドイツ、オーストリア映画
 ドイツイケメン映画祭②
 「パラダイス 人生の値段」
 近未来のドイツ。寿命移植の成功で発展を遂げたAEON社で、貧困層や移民からドナーをスカウトしていたマックスは、突然の火事で手に入れたばかりの豪華マンションを失ってしまう。マックスの妻エリーは自分の寿命をローンの担保にしていたため、強制的に寿命移植手術を施されてしまい…
 医学や科学が進歩しすぎて、ありがたいというより怖いと思うことのほうが多い現代。移植手術に関しても問題があるけど、優先されるのはお金や権力がある上級国民、貧乏人は後回し、あるいは臓器を売る…みたいな格差も今後ますます深刻化するのではないでしょうか。この映画は、その警鐘的な内容でした。臓器ではなく若さ、寿命、というのがSFでしたが、ありえない!と嗤えまぜん。ありえないと思ってたことが、どんどん実現していってますし。倫理や人権は踏みにじられ、貧乏人は金持ちの家畜と化してしまう世の中に、確実になっていってるような気がします。

 こんな考えは間違っているのですが…世界をよくするために必要な人には、志半ばで死んでほしくない、だから生きていてもそんなに有益でもない私の寿命でよかったら、その人たちに差し上げたい…と思わないでもないのだけど、貧しさや家族の問題に付け込んで若者に寿命を提供させて、金持ちの高齢者が若返ったりするのは卑劣で非道すぎる。もしAEON社がほんとにあったら、金正恩やプーチン、習近平みたいな独裁者は絶対利用するでしょう。日本の老害政治家たちもきっと。若者たちを犠牲にして。想像しただけでもおぞましく、腹が立ちますね。

 寿命移植なんて、どうやって?手術が謎すぎる。移植後、ドナーが老化していく姿がホラーでした。世界中で戦争が起こっても不思議ではないほど神の域な科学力なのに、国内で反対デモやテロが起きてる程度でスケール小さっ!騙されて寿命を奪われるマックス夫妻に、まったく同情できませんでした。二人とも寿命手術のおかげで恵まれた生活をしていたのに、いざ奪われる側のほうに追いやられると犠牲者、被害者ヅラして、取り返すために何の関係もない人たちに危害を加えることも躊躇しないという身勝手さ。安易に寿命を担保にしてたのも愚かすぎる。寿命移植なんてやっぱり間違っている!と正義に目覚めて戦う、なんて凡庸な設定、展開にならなかったのはよかったです。

 マックス役のコスティア・ウルマン、大好きなドイツイケメン俳優のひとりです。可愛かった彼ももう40歳、さすがにおじさんにはなったけど、今も可愛いです。アップになった時とか、すごい美男!瞳がきれい。インド人とドイツ人のハーフである彼、若い頃より顔がインド寄りになってきてるような。小柄だけどゴツくて男らしく、ガチムチな裸がエロい。コスティアってコメディのイメージが強いので、シリアス演技は珍しくて新鮮でした。老婆になったエリーとのセックスシーンがちょっと衝撃的。おばあさんにディープキス、ク〇ニまで!姿が変わっても愛せる、という感動的なシーンのはずが、すごく異様に見えてホラーでした

 ↑ コスティアがゲイのカリスマ美容師を演じた旧作“Coming in”が観たいんですよね~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブロマンスの神様

2024-07-19 | ドイツ、オーストリア映画
 ドイツイケメン映画祭①
 「Narziss und Goldmund」
 少年時代に修道院で出会い、親友同士となったナルチスとゴルトムント。厳しい信仰に生きるナルチスは、美しく純真なゴルトムントに惹かれ苦悩する。修道院の外の世界で自由に生きるよう、ナルチスに諭されたゴルトムントは…
 「ヒトラーの贋札」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したステファン・ルツォビッキー監督作品。原作はヘルマン・ヘッセの「知と愛」。大好きなドイツイケメン、ヤニス・ニーヴナー主演の日本未公開時代劇、観ることができました(^^♪

 ヤニヴ、やっぱいいですね~今いちばん抱かれたい西洋男子かも。カッコいい、かわいいイケメン俳優は星の数ほどいますが、ヤニヴが彼らと一線を画しているのは、脱ぎまくる爽やかセクシーさでしょうか。最近はコンプラだのポリコレだの、何とかインティマシーだの、わけのわからない規制が映画やドラマをつまらなくしています。昔と違って、女優のみならず男優もおいそれとは脱がなくなった。美しい俳優の美しい裸体や濡れ場を、卑猥視するほうがイヤらしいと思うけど。そんな嘆かわしい風潮を、そんなの関係ねぇ!とばかりにガンガン脱ぎまくるヤニヴが頼もしい。この映画でも、これでもかとばかりに脱いでます。これまで観たヤニヴ出演作の中では、屈指の脱ぎっぷりかも。

 185㎝の長身は、スラリとしつつも筋肉質で、無駄な肉など一片もない鋼の肉体。まさに理想の細マッチョ。中世の教会での修行と労働で自然に鍛えられた感じの筋肉。ジプシーの熟女相手の童貞喪失シーンや、絵のモデルになるシーンなどで見事なすっぽんぽんに。美尻!全裸もラブシーンも、大胆だけど全然イヤらしくなく、むしろ潔くて清々しくもある。それがヤニヴの魅力です。

 優しそうだけど精悍で、やんちゃ坊主っぽい愛嬌があり、ふとした瞬間に傷ついた子どものような繊細さも見せ、関わる人々の心を掴むゴルトムント、まさに天然の人たらし。明るく男らしいけど薄幸な憂いもあるヤニヴの風貌に、そんな役はぴったり。幸か不幸かイケメンすぎて、常に誰かが寄って来る。孤独になれない。イケメンゆえに九死に一生を得たり酷い目に遭ったり、ゴルトムントの冒険の旅がイロイロありすぎな波乱万丈。爺転がしで女殺しなゴルトムント、富豪や高名な彫刻家に気に入られ好待遇を受けるけど、彼らの娘たちにグイグイ迫られ色恋沙汰を起こし、非道いお仕置きを受け追い出されるの繰り返しが、ちょっとコメディ調で笑えます。女好きのダメ男なヤニヴが、これまたチャーミング。


 どんなに非道い目に遭っても、戦争もペストもサバイバルするゴルトムントのタフさ、強運にも驚かされます。とにかくヤニヴの、小汚い恰好をしていてもズタボロにされても輝きを失わない、若くて美しい時にしかない魅力を遺憾なく発揮してる演技は、ファンなら必見。若いイケメン俳優にはこれぐらいはやってほしい、と思わせる好例な役と演技です。

 ナルチスとゴルトムントの関係は、かぎりなくBLに近いです。知的で内省的な優等生と、明るくセクシーなダメ男なんて、BLではおなじみのカップリング。ナルチスは美青年のゴルトムントに恋をしていて、それを必死に抑えているのに、無邪気に慕ってくるゴルトムントにドギマギドキドキ悶々。幼い時から強く心が結ばれて、片時も離れたくない、離れるなんて考えられない二人の絆、やりとりに萌えます。大型ワンコのようにナルチスについて回りベタベタするゴルトムントが可愛い!ナルチスもイケメンだったら、もっと萌えたかも。演じるザビン・タンブレアは、ヤニヴよりさらに長身の190㎝!顔はレイフ・ファインズをもっと地味にした感じ?裸の自分を鞭打ちするシーンとか、ストイックすぎる修行が怖かった。高潔で高徳だけど、修道院のトップに立つと権力を使ってゴルトムントを庇護、特別扱いするなど、ナルチスが愛ゆえの闇も見せ人間らしさは失わなかったのは、神に一生を捧げる彼にとっては不幸なことだったのでしょうか。

 ナルチスとゴルトムントの子ども時代が、すごく可愛くて切なかったです。中世の僧侶や庶民、貴族の衣装や家、生活の様子、撮影に使われた実際の古い修道院やお城など、歴史ファン、時代劇ファンの目を楽しませてくれます。特に修道院の描写が秀逸。信仰生活や教義は厳しすぎるし理解も難しいけど、厳かかつ静かで美しい儀式には心惹かれます。ナルチスとゴルトムントの髪型が個性的。ナルチスのほうはちょっとアルシンドだけど、ゴルトムントのほうは今やったらオシャレかも(ヤニヴみたいなイケメン限定ですが)。

 ↑ ヤニヴ~クリスチャン・ディオールの半生を描いたTVシリーズ「ニュールック」に出演してるヤニヴ、シャネル役のジュリエット・ビノシュの愛人役?!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悪党貴族

2024-07-16 | 欧米のドラマ
  Netflixのドラマ「ジェントルメン」を観ました(^^♪全8話。
 父の遺言で兄を差し置き侯爵家の家督を継いだエドワードの前に、スージーという女が現れる。裏社会の組織のメンバーである彼女から、亡父が金のために領地内で大麻栽培のための場所を組織に貸していたことを知ったエドワードは…
 ガイ・リッチー監督の映画「ジェントルメン」のドラマ版ですが、続きでもスピンオフでもなく、ストーリーもキャラも一新させたアナザーストーリーになってました。裏社会の組織が貴族の領地を借りて大麻を栽培、という設定は同じ。ドラマ版は組織のボスではなく、貴族が主役。元軍人の侯爵エドワード役は、大好きなイギリス俳優テオ・ジェームズ

 テオ、渋味が出始めてイケオジ化が進んでますね鋭く精悍、男の色気もダダ漏れ。ワイルドなタフガイだけど、さすがイギリス人。どんなに暴れても、下品にも粗野にもならないブリティッシュな香りが。ヒューゴ・ボスのモデルをしてただけあって、スーツやタキシード、普段着もクール&ハイセンスな着こなし。若い頃は脱ぎ男だったテオですが、今回は露出なし。ケガの手当シーンで、ちょっとだけ肌を見せてましたが、かなりタルんで見えたそれもまた、熟年の崩れた色気が。

 エドワードのキャラも、クール&クレバーでカッコよかったです。なるべく平和に穏便に裏社会と掛け合おうとする思慮深さ、でもいざとなると腕に覚えありな元軍人の戦闘力を発揮して、悪人どもを叩きのめす頼もしさ。やられたら100倍返し!家族と家名のためなら、冷酷にも狡猾にもなる怖い面もあって、ただの善い人じゃないところも素敵でした。はじめは裏稼業をイヤがってたけど、だんだんそっちの才能に目覚め開花させていくエドワードの奮闘が、ヴァイオレンスと軽快さで描かれてます。

 エドワード以外のキャラに、あまり魅力がなかったのが残念。ガイ・リッチー監督の映画版は、一癖も二癖もある愉怪な連中ばかりで楽しかったけど、ドラマ版は何かイライラする、必要性もあまりないようなキャラが多かったような。エドワードの兄とか大麻栽培係の若い男とか、ほんとならコメディ担当なキャラなんだろうけど、単にウザいだけだった。ガイ・リッチー監督といえば小粋で洒脱なコメディタッチが魅力ですが、ドラマ版はコメディ色が薄口でした。テオはほぼ大真面目。もうちょっとコミカルなテオが見たかったかも。

 テオ以外の俳優は、ほとんど知らない人たちばかりで地味すぎ。映画版はマシュー・マコノヒーにチャーリー・ハナム、コリン・ファレル、そしてヒュー・グラントと、濃ゆい豪華なメンツでしたからね~。スージーの弟ジャックが、なかなかイケメンでした。イギリスの若手俳優ハリー・グッドウィンズ、おじさんになったテオに代わって彼が脱ぎ担。初めてお目にかかりましたが、ちょっとヘルムート・ベルガー似?見事な肉体美を披露してます。

 イギリスといえば、やはり貴族!アメリカや韓国の金持ちの、金にあかせたゴージャスさとは全然違う、優雅で洗練された由緒ある趣味の高さが好き。エドワード一家の暮らす屋敷や敷地も広大で美しく、あんなところで暮らしてみたいな~と憧れる。でも管理や維持が大変そう。そのせいで没落したり裏社会に食い物にされたり、美しいものを守るために汚くならざるを得ない貴族たちの現実が、皮肉で切ないですね。

↑ テオ~シブッ!つっても、まだ39歳なんですよね彼。子どもおじさんなニノミ屋とか岡田Jいちより年下!テオの新作は、スティーヴン・キング原作のホラー“The Monkey ”です
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏♡おさむの恐怖体験物語

2024-07-11 | 演劇
 大好きな向井理主演の舞台「ウーマン・イン・ブラック 黒い服の女」を観に、大坂に行ってきました~🐙
 去年末の「リムジン」から半年、こんなに早くムカイリーと再会できるとは。映画やドラマも途切れることなく出て、なおかつ舞台にも精力的なムカイリー。ファンは嬉しいけど、ワーカホリックなのが心配。年齢的にも演技にも、役者として脂がのってきてる最近のムカイリーなので、仕事が楽しいのかなと推察。ファンもそんな彼の心意気に応えねばなるまい!と、週末日帰り弾丸大阪行きを決行!
 新幹線なんてブルジョワの贅沢な乗り物!下層民の私が利用するのはもちろん、深夜発早朝着の夜行バス。しんどい、けど経済的!バスに乗るといつも通りバタンキュー。気づけば大阪なのでした。

 劇場へ行く前に、近松門左衛門の曾根崎心中で有名な露天神社(お初天神)へ。朝のお参りって、清々しくて好きです。露天神社は、恋愛祈願で有名だとか。心中なのに?!恋愛よりももっと大切なことをお願いしました。
 大阪も猛暑で、ブラブラ歩くなんて自殺行為。あまり動き回らず、涼しい場所で静かに待機しました。お昼に上演劇場の森ノ宮ピロティへ。大阪城に近いからか、外人さんがウジャウジャいました。

 「ウーマン・イン・ブラック」はイギリスの舞台劇。ムカイリー&勝村政信がW主演の二人芝居です。「ハリー・ポッターと呪いの子」に続き、イギリス人役のムカイリー。相変わらずのスラ~っとした細い長身、そして超小顔!勝村さんとの身長差、顔の大きさの違いときたら!トラッド&ブリティッシュなスーツの、上品かつ洗練された着こなしときたら!日本一イギリスなファッションが似合う俳優かも。元某事務所のチンチクリンな子どもおじさん俳優だと、滑稽な七五三になってしまう衣装です。

 スタイルのよさに加え、40過ぎとは思えぬ若々しい清潔感と透明感、生活感のなさ。まさに美魔男なムカイリーです。初登場は、何と!舞台ではなく客席から!いつの間に!ムカイリーが舞台へと走った通路側のお客さんが羨ましかった!序盤、5、6分ぐらい独演、長~い膨大な台詞を淀みなくこなしているムカイリー。俳優さんってほんとスゴイわ~。私なんか、枕草子や平家物語の序文さえ覚えられません。俳優役のムカイリー、明るく快活、おちゃめな演技がチャーング。怪奇現象に遭ってもあまり動じない様子は、幽霊なんか絶対信じてなさそうなムカイリーご本人とカブります。走ったり転げ回ったり、元気いっぱいに躍動する若々しさも素敵でした。

 恐怖体験をした弁護士の勝村政信が、家族に上手くその話を伝えるために、俳優の向井理から演技のレッスンを受ける、という設定。回想パートではムカイリーが弁護士になり、勝村さんが弁護士に関わる村人たちに扮しています。声音や動きで複数のキャラを演じ分けてた勝村さん、やっぱ名優ですね~。二人のやりとりは、かなりコミカルなものが多かったけど、せっかくの不気味なオカルトホラーなのに必要?とは思った。

 演劇の観客層って、お金持ちそうなご婦人と意識高そうな若い女性?そのためか、コミカルなシーンでの笑い声も上品なんですよね~。ドリフの客席からの笑い声とは全然違う。私は相変わらず笑いに不感症。でも、松本洋子先生のオカルト漫画みたいな話で面白かったです。突然ギャー!!キャー!!みたいな女の絶叫が度々あってビックリさせられるんだけど、みんなそのたびに大笑いしてた。笑うところじゃないのに(笑)。あと、上演中に何度か携帯の鳴る音がして驚きました。舞台への妨害行為!

 舞台が終わると、カーテンコール。ムカイリー、今回もお約束のニコリともしないブスっとした不機嫌顔心底めんどくさそう。対照的に隣の勝村さんは、ほっとしたような穏やかな笑顔。わざとらしい営業スマイルなんかしない、冷たい媚びないムカイリーが好き。次はどんな舞台に出てくれるか、ほんと楽しみです。映画やドラマも、もっと面白そうな大人向けの作品に出てほしいな。

 ↑ 美しすぎる42歳!女優よりきれいですね~
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロミオはメンヘラ、ジュリエットは天然ビッチ

2024-07-05 | フランス、ベルギー映画
 「ランデヴー」
 女優志願のニーナは、不動産会社に勤務する青年ポロと親しくなる。ポロのルームメイトであるクエンティンの無礼さにニーナは反感を覚えるが、破滅的な彼に強く惹かれて…
 前から観たかったフランス映画を、ようやく。「私の好きな季節」や「野生の葦」「かげろう」「Quand on a 17 ans」など、アンドレ・テシネ監督の作品が好きなんです。いかにもフランス映画って内容と雰囲気が好き。決してワケワカメな難解ゲージュツ映画じゃないところも。何よりテシネ監督の作品のほとんどが、フランスの大女優+イケメン俳優主演、というキャビアとフォアグラがセットになってるような美味しさなんですよ。って、キャビアもフォアグラも食べたことないけど

 1985年公開なので、39年前!の作品ニーナ役は、当時21歳、デビューしたばかりの頃のジュリエット・ビノシュ。わ、若い!ピッチピチです!若かりし頃のビノシュさんは、田舎の童顔おぼこ娘って感じで可愛いと思うけど、同性受けしないタイプの女優でした。何でこんな美人でもない、イモくさい女がヒロイン?!しかもイケメンにモテまくって!と、女性が反感を覚えたりやっかんだりするのも理解できる見た目と役、そして私生活。でも私は昔からすごく好きな女優さんなんですよね~。好感や共感など求めていない、男にも女にも媚びてないところが好き。「存在の耐えられない軽さ」とか、スゴい女優だな~と圧倒&魅了されましたし。キレイカワイイだけ女優など石ころ同然にしてしまう、その存在感と演技力と役者魂はまさにダイヤモンドの原石でした。あっという間に国際的な女優となり、ついにはアカデミー賞まで受賞した躍進を、私は驚きませんでした。

 そんなビノシュの初主演作が、このアンドレ・テシネ監督の作品。フランス女優ってスゴいわ~と、この映画の彼女を見てあらためて思いました。若い頃から脱ぎっぷりがいいことで知られるビノシュですが、この映画では何もここまでと呆れるほどに。ただ脱ぐだけじゃなく、脱ぎ方と脱ぐシチュエーションがおっぱいやお尻どころか、ヘアも丸出し。ラブシーンや裸も全然きれいじゃなく何だか卑猥な生臭さがあって、見ていて居心地の悪さを覚えました。あの生々しさ、生臭さこそが男を惹きつける、ビノシュの強烈で強力な魅力なんでしょうね。親しみやすいイモ可愛さと生臭い雌フェロモンで、男たちに俺でも抱ける!と思わせる女。一度抱いたらズルズル、ドロドロと沼ってしまう危険な女。実際にも、ロボットみたいな完璧な美女よりも、ビノシュみたいな女のほうが男にモテてるような気がします。ビノシュのモチモチねっとり吸い付きそうな白い柔肌の、淫らな色香ときたら!

 ニーナとポロ、クエンティンの三角関係のお話なんだろうけど、ほんとフランス人の恋愛ってわけがわかりません。今まで観たテシネ監督作品の中では、最もワケワカメな話でした男から男へなニーナがビッチすぎる。尻軽なのにポロとは寝ないのが、またややこしくてめんどくさい女。悪意や計算なんか全然なく男を振り回すニーナ、まさに魔性の天然女。フランス映画伝統のヒロインですね。尽くしてもヤラせてもらえず、振り回されて悶々イライラなポロが可哀想でした。傷ついてもニーナと縁切りできないポロのドM男っぷりも、まさにフランス男って感じ。

 クエンティン役のランベール・ウィルソンも、わ、若い!ハリウッド映画「サハラ」のちょっと後、当時27歳ぐらい。美青年!背が高っ!並ぶとビノシュが子どもみたいだった。意味不明なイカレ言動が気持ち悪くて笑えた。いかがわしいアングラ劇の舞台で全裸本番みたいなシーンとか、よーやるわなことを彼もやってました。すぐ死んじゃってビックリ。でも亡霊?幻覚?になってチョコチョコ現れます。中盤にジャン・ルイ・トランティニャンが登場。シブい!いぶし銀の熟年ですが、走るシーンとかすごく俊敏で若々しかった。ジャン・ルイおじさままでビノシュの毒牙に!?と思いきや、そうはならなかったので安心。ポロ役の俳優は、ブノワ・マジメルを地味に非イケメンにした感じでした。ブノワといえば。この映画の頃はまだ小学生だったブノワを、後にビノシュが…と思うと、何かモヤモヤします
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海のはじまり① 遺された中絶同意書!

2024-07-02 | 日本のドラマ(連続)
 月9ドラマ「海のはじまり」第一話を観ました!「silent サイレント」の主演俳優と脚本家を再度起用、狙え2匹目のドジョウ!
 サイレント、目黒蓮くんは素敵だったけど、正直ドラマじたいはまったく感動も共感もできなかったので、また今回もそうなっちゃうのかなと思いつつ、サイレントには抱かなかった楽しみや期待も。何と大好きな池松壮亮が出演!壮亮くんが連ドラに出るのはレア。サイレントの二の舞になることは百も承知だけど、めめと壮亮くんの競演だけでも観る価値あり!
※このドラマが大好きな方は読まないで~💦

☆めめ
 目黒蓮くん、やっぱカッコいいですね~。あんな彼氏がいたら最高ですね。顔と声がやっぱキムタクに似てるんだけど、背が高くてスタイルがよくて、優しそうで薄くて爽やかなところがキム氏とは真逆ですね。笑顔が可愛い。

☆元カノが… 
 水季のキャラと見た目が、ちょっと苦手。自称マイペースの不思議ちゃん。明るくサバサバ振る舞ってるけど、実はかなりメンヘラなのかなと思わせる気持ち悪さが。これにサインして(^^♪と夏に妊娠中絶同意書を差し出す様子は、案の定なメンヘラっぽさで怖かった。サバサバしつつも男に罪悪感を抱かせるような表情や仕草をするところも、何かイヤだな~と思った。切ないとか痛ましいとは思えなかった。堕ろすな、産んでくれ、結婚しよう、と言ってほしかったんでしょ?男を試したんですね。子どもははじめから産むつもり、でも堕胎に同意するような男とは別れる、みたいな賭けに出たのかな。

☆幼女置き去り!
 水季の葬式に出席する夏。8年近くも前に別れた恋人の葬式に、みんな出るものなのですか?水季の忘れ形見、海。可愛い、演技が上手!だけど私、そんな子役が苦手水季の同僚役で、池松壮亮登場!

 TVドラマでは久々に見た壮亮くん。やっぱいいですね~。同世代のイケメン俳優にはない悲哀と苦さがあります。まだ若いのにもう疲れ果てた熟年の倦怠感も。猿系童顔も相変わらず可愛い突然現れた夏に、どういう感情かは不明だけど、決して歓迎はしていない複雑な思いに揺れた表情が、さすが壮亮くん!と唸らされました。それにしても。海みたいな幼女が、葬儀場でここで待っててと独り置いていかれたり、買い物してくるからと家で独り留守番させられるとか、ありえんわ~。夏が海に、付き合ってた頃の水季の携帯動画を見せるシーンも、めめだからOKだけどキモブサ男だったら、ヤバすぎて即通報ですよ。

☆水季の母
 大竹しのぶもお婆さんになったな~。少年時代の壮亮くん、顔も演技もどことなく大竹しのぶっぽいな、いつか母子役で共演してほしいかも、と思ってたので、こちらも驚喜で待望の共演。
☆中絶同意書を遺す女!
 夏に水季が遺した中絶同意書をつきつける水季の母。怖っ!海が誰の子か証拠を残しておいたのですね。携帯に夏のことがまだ好きだとほのめかすような動画も残してたし、いったい何がしたかったのと戦慄するしかない女!

☆海って…
 初めて会った時から夏くん夏くんと人懐っこい海。無邪気すぎて心配。ていうか、知的にちょっとアレなのかな?独りで夏のアパートに来て部屋に入るとか、ヤバいでしょ。ママとここに来たことがある!という海の台詞にゾッとした。

★総括
 ファンの皆様、ごめんなさい。サイレント同様、いや、サイレント以上にキレイキレイすぎて気持ち悪い!理解できない!サイレントでも思ったけど、家族や恋人の間ではほんとにあんな会話ややりとりをするの?優しさって過ぎると気持ち悪い、怖いものなんですね。目黒蓮くんの演技は、サイレント以上にいい感じ。水季と携帯電話で別れ話をするシーンとか、すごく惹き込まれました。めめと池松くんの演技対決が楽しみ。夏と海の父娘関係にはあまり興味ないけど、めめに逆恨みする池松壮亮と大竹しのぶが、タッグを組んで陰湿ないやがらせをする話になることを期待して(なるわけないけど)次回も観ます(^^♪
 そうそう。若い恋人たち、避妊は大事!不本意なできちゃったにならぬよう、ご用心!このドラマみたいなキレイキレイなことにはならないと思うので

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする