まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

性交の秘訣

2010-02-28 | イギリス、アイルランド映画
 うぐぐぐぅ...ゆうべデコポン食いすぎて、今も胸焼け胃もたれ状態...死にそう
 デコポン食べ過ぎて気持ち悪くなるのが、毎年この頃のイヤな慣例になってます。甘いデコポンが大好き。でも、当分は食いたくない~!
 デコポンにかぎらず、みかんとかレモンとか最近やたらと美味しい。これって、ひょっとして...!?だ、誰の子?!ジョニー?ガエル?ジンモ?まさか池松壮亮?!って、年中アホな想像妊娠してる私です♪

 「ファック・アンド・ザ・シティ」
 最近の日本劇場未公開DVDスルー洋画って、大作話題作をパロったりパクったりしてるのが多くて、思わず巧い!と感心したり観たくなったりすることが。特にエロ系のタイトルのつけかたは、ほんとバカバカしい!けど絶妙。今回は、人気TVドラマで映画にもなった「セックス・アンド・ザ・シティ」に便乗した、わかりやすすぎて笑える題の作品。セックスがファックになっただけで、意味は同じなのにすげーチープなズコバコ感が
 内容は...ロンドン版SATCを期待すると、ズッコケます。私、SATCは観たことがないけど...おしゃれなトレンディドラマ(死語)なんですよね?このFATC(笑)は、全然おしゃれでもトレンディでもないです。原題“Young People Fucking”そのまんま、若者たちのファックの生態を描いた下ネタコメディです。シティ、なんか全然話に絡んできません
 5組の男女が、それぞれファックに励む構成。①長年の友人同士が互いの失恋を機に実験的エッチ②元恋人同士がいい雰囲気になってエッチ③夫婦が刺激を求めて男女逆転態勢エッチ④変態カップルが知人の男を加えての3Pエッチ⑤女たらしとオクテ娘の噛み合わないエッチ
 みんなズッコンバッコンやりまくってますが、淫らさとかエロさとかは希薄。あっけらかんとしてるから?まさにファックって感じ。ほんと西洋人はスポーツ感覚だよなあ。エロくはないけど、あれを日本の若手男優女優がやれば、大胆セックスシーンに挑戦!とか大騒ぎにはなるでしょうね。
 くっだらねぇー!けど笑えたのは、③と④かな。③では妻が大人のおもちゃ(バイブのペ○ス)を装着して、夫を後ろから!セックスに淡白で倦怠的な旦那さんがいる奥さんには、ちょっとオススメかもでも、旦那さんがヘンな方向に目覚める危険性が。④は、カップルのどっちかだけが変態なら問題だけど、そろって変態なら幸せなことだな~と笑えた。
 この映画を観たのは、THE TUDORSのアンソニー・ナイバートことカラム・ブルーが出てたから♪
 
 ジュード・ロウ気取りで何にでもナニをツッコミたがる、という設定の、⑤の女たらし役のカラム・ブルー、可愛かったちょっと不思議ちゃんな相手に困惑しつつ、エッチな方向へともっていく言動が微笑ましかった。脱ぎっぷりも見事!服を着てるとほっそりして見えるけど、脱ぐと意外とムッチリガッチリして、いいカラダしてます。美ケツもバッチリ披露。フツーっぽい可愛さ+程よく濃いカラム、いい感じに♂フェロモンもあってセクシーでした。エッチのクライマックスのヨガリ声が激しくて笑えた。エッチ後のピロートーク中の笑顔が、めっちゃキュートでした。あんな可愛くて濃くて優しそうなエロ男と、ぜひセフレになりたいものです
 5組が全然つながりがなく、セックスを通して何か大切なものを発見するといったメッセージ性も感じられず、映画的には邦題通りにB級です。
 
 ↑カラム・ブルー、1977年ロンドン生まれ。今年33歳のブリティッシュ・イケメン♪それはそうと。THE TUDORSのアンソニー・ナイバートは、いったいどこへ行っちゃったの?!空気キャラにされたまま消えちゃったよなあ
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リィウティック雑技団

2010-02-26 | 中国・台湾・香港映画
 浅田マオちゃん、銀メダルおめでと~
 オリンピックにはあまり関心がない非国民な私ですが、やっぱ日本人の国際的な活躍は嬉しいです。ふんっ当然の結果よ!あんな日本人、私のライバルなんかじゃねーし!と言わんばかり?な、キムヨナさんの勝ち誇った顔が怖かった...彼女、韓国に凱旋帰国したら超国民的ヒロインとして迎えられることでしょうね。
 映画ファンとしては、オスカーは今年はダメなので、カンヌ映画祭での日本の活躍を期待したんです。映画まで韓国に負けないでほしい!でも、TVで宣伝してる最近の邦画、トホホすぎる...

 お松のリィウ yeah!映画祭④
 「恋するふたり」
 我的華流王子リィウ・イエ主演のビタースウィートな恋愛映画。数年前の中国映画祭で上映された作品。
 上海の雑技団員である米尼は、阿康という青年と出会う。孤独な境遇の二人は深く愛し合うようになるが、スリの現行犯で逮捕された阿康が刑務所送りとなってしまい...
 中国では有名な小説の映画化だとか。現代の都会で孤独に虚無的に生きる若者たちの姿を描いた物語?不幸な恋愛の顛末を暗く緩慢なムードで綴っていて、かなりカッタルイ映画でした。もうちょっと米尼と阿康の愛を波乱万丈にメロドラマティックにしてほしかったかも。映画はエンターテイメントなフィクションなので、普遍性を狙った等身大ものは退屈なだけです。あと、せっかく上海を舞台にしてるんだから、もっとそれを活かしてほしかったかも。
 愛情や幸福に飢え、一途に執拗に阿康を求める米尼。男からしたら、かなり重い女。全身から発してる薄幸のオーラも鬱々しい。ダメ男から離れられず、自分の人生もダメにしてしまう米尼、だめんず女の典型です。反面教師にせねば。
 それにしても阿康、スリして捕まったり刑務所から脱走したり麻雀賭博にハマって借金したりヤーさんの子分になったり、こんな男いるよな~な、どーしようもないバカ&ダメ男、なんだけど、その弱さが愛しくなって庇ったり守ったりしたくなる。阿康みたいな男にハマって不幸になる女、世の中いっぱいいるんだろーな。ろくでなしだけど、優しくてピュアな阿康みたいな男、ほんと要注意です。
 話はうう~ん、でしたが、阿康役のリィウ・イエは超カッコカワイかったです!

 阿康を繊細に可愛らしく演じてるリィウたん。いつもの田舎っぺ役ではなく、今回は都会のスレたチョイワルっぽい男の子役。不良っぽい服装や言動が、新鮮でカッコよかったです。無邪気なエンジェルスマイルに胸きゅうう~んマジな顔の時は、超美男!特に横顔の端正さときたら!はっきり言って、街で亀虫とか垢西が歩いてても振り返る人はほとんどいないと思うけど、リィウたんが歩いてたらメチャクチャ目を惹くはず!モデルみたいなスラ~っとした長身も相変わらず素敵!だっこちゃんみたいに、デカいリィウにしがみついてブラさがってみたい♪米尼への無邪気で優しい彼氏ぶりや、情熱的なキスに萌え~ダメダメっぷりも可愛い
 米尼役のアンジェリカ・リーは、フィリピンパブとかにいそうな東南アジア系の美人。吉本タカミ似?リィウたんと甘~くイチャイチャしたり熱~くチューしたり、超羨ましかったです。
 
 
 これにてリィウ・イエ映画祭、終了♪お目汚し、多謝!今年こそリィウたんの映画、いっぱい日本で公開されますやうに!
 次は、フランス映画祭開催記念で仏映画特集、霜花店公開記念で韓国映画特集しよっかな~♪
 
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リィウに正義の鉄拳制裁指令を

2010-02-25 | 中国・台湾・香港映画
 ちょっと今さらですが。寺島しのぶ、ベルリン映画祭で女優賞受賞!
 おめでとうございます!快挙ですね~!日本女優が受賞したのは、田中絹代以来35年ぶりだとか。受賞作「キャタピラー」での寺島さんの演技は、自称日本を代表する映画女優(笑)な竹内U子とか宮崎青いなどには絶対ムリっぽいですね。本職はCMなタレントではなく、寺島さんみたいな女優が増えれば邦画もTVドラマももっと面白くなるのだけど。いや、でもやっぱ女優は美しさも大事だよなあ。寺島さんは、ぶっちゃけビジュアル的にはちょっと...ベルリン映画祭で女優賞を獲った女優を調べてみたら、「マリア・ブラウンの結婚」のハンナ・シグラ、「カミーユ・クローデル」のイザベル・アジャーニ、「モンスター」のシャーリーズ・セロン、「チョコレート」のハル・ベリー、「イングリシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュ、「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマンetc.そうそうたる美女ぞろい(JBさんはビミョーですが)。
 5月のカンヌ映画祭でも、邦画には健闘してほしいですよね。宇宙戦艦ヤマト実写版のキム・タコが男優賞!とか、吃驚仰天なことが起きてほしいものです♪

 お松のリィウ yeah!映画祭③
 「硬漢」
 我的華流王子リィウ・イエ主演のヴァイオレンスアクション。
 海軍兵士の老三は事故で脳を損傷。知的障害となり退官した彼は、体を鍛え悪人や不良と闘うという使命を自らに課すように。いっぽう、美術館に納められることとなった貴重な古代の槍の強奪を企む集団を、警察はマークしていたが...
 リィウたん、すごいカラダになってます。体重を20kgも増量してメチャクチャ鍛えたとか。
 
 ムキムキ、というより、ムチムチなマッチョに変貌。腕も首も極太で素敵俺の肉体を見よー!とばかりに、筋トレしまくり脱ぎまくってます。劇中、ほとんど裸かも(笑)。シャワーシーンでは、美ケツも披露♪でもリィウたんって、ちっともエロくないんだよなあ。日本の貧相なタレントや俳優には絶対ムリな肉体改造は驚嘆ものだけど、色気が微塵もないのが惜しい。彼の場合はカラダよりも、やっぱ演じる役に萌えます。
 
 今回のリィウたんは、オツムが小学1年生並みな青年。軍隊を辞めてもまだ軍人のつもり、独りで軍事訓練や軍歌熱唱。鏡の前で独り軍隊ごっこする姿などは、かなりヤバいです。あんな男が槍!もってブツブツ言いながら街をウロウロしてるなんて、怖すぎ!ピュアな役は天使っぽいキャラや演技になりがちだけど、リィウたんのピュアは表情といい細かい動作といい、何だか怖いぐらいリアルです。悪い奴、非常識な奴を制裁することが軍からの指令だと思い込んでる老三、禁煙場所で煙草吸ってるだけで他人を半殺しに。もし私の周囲に老三が来たら、血の海&屍の山になりそう
 怖いけど、でもやっぱ可愛いリィウたん。首に水筒ブラ提げて、親友のガキンチョと一緒に遊んでる姿などは、頬を緩める微笑ましさ。笑顔は相変わらず演技とは思えぬほど、赤ちゃんのような純真無垢さ。あんなイケてるピュアボーイなら、喜んでお世話したいです。
 リィウたんの肉体美とピュア&デンジャラスな演技は楽しめたけど、古代の槍を狙う悪人集団と警察の戦いに老三が巻き込まれて、という大筋の内容じたいは、あまり面白くなかった。もっとハチャメチャなノリにしてもよかったのに。
 悪の首領役、アンソニー・ウォンが何だかもったいない使われ方。アンソニーおぢさん、来るオファーは断らない主義なのかな?
 舞台となっていた中国の青島。リィウたんと青島といえば「恋の風景」。あの映画のリィウたんも可愛かったなあ。
  
 リィウたんが主演した例の問題作(日本軍の南京虐殺を描いた作品)が、どうやら日本でも公開されるみたいです。リィウたんには会いたいけど、内容が内容だけに楽しみとは言い難い...
 
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リィウの夢は宇宙の藻屑と消えて

2010-02-19 | 北米映画 08~14
 お松のリィウ yeah!映画祭②
 「アフター・ザ・レイン」
 我的華流王子リィウ・イエが初めて出演したアメリカ映画。実際にアメリカで起きた、中国人留学生による銃乱射事件をモチーフにした作品です。
 大学院で宇宙物理学を研究するためアメリカに来た中国人留学生・劉星は、高名な学者ライザー教授に認められ、裕福な篤志家のジョアンナにも支援され、充実した日々を送り始める。しかし、研究に関してライザー教授との間に齟齬が生じたことが、劉星を恐ろしい悲劇へ導くことに...
 リィウたん、めっちゃ可愛い~服装も髪型もダサダサ、素朴でイモイモしくて見るからに田舎者って感じは、チャラチャラおしゃれな若者ばかり見慣れてる目には、返って新鮮でチャーミング!とにかく汚れてないわ~でもホント、田舎っぺ青年を演じさせれば世界一なリィウたんです。それと劉星、キャラといいルックスといい、あの藍宇が黄泉がえったみたいでドキッ。無事アメリカに留学できた藍宇、みたいな。ちょっと切なくなっちゃったよ。藍宇~
 
 ↑すご~く天真爛漫な田舎っぺぶりが超可愛いリィウたん
 超優秀な天才青年役なんだけど、スカしたエラソーなところはどこにもないリィウたん。悪いアメ公に騙されそうな人の善い言動や笑顔に萌え~一見イモいリィウたんですが、いないんですよねえ、彼みたいな男子ってそんじょそこらには。他の中国人留学生たちと一緒のシーンで、それが痛感できます。顔が全然違うもん。やっぱ男前だよリィウは。アップや横顔の美男ぶりときたら!長身もカッコいい。アメ公よりデカい東洋人なんて、滅多に映画の中ではお目にかかれません。たどたどしく一生懸命なリィウたんの英語も微笑ましいです。ああ~あんな中国人留学生、うちに下宿させたいものです。
 明るく素直だけど、天才特有の自信とKYさのせいで、ライザー教授に疎んじられるようになる劉星くん。はじめは便利な弟子として可愛がってたのに、だんだん自分より優秀かもしれない劉星を警戒し始め、排除しようとするライザ-教授の俗物ぶりや、中国人のくせに!という差別的な本音にはムカつきますが、あれが一般的な人間の姿なんだろうな~とも。アメリカ人に合わせて生きられるほど小ズルくて融通のきく子だったら、きっと美味しい人生を歩めたはずな劉星。絶望と憤懣のブラックホールに吸い込まれてゆくリィウたんの、コワレ演技がアブなくて可愛いです。
 
 ↑コワレ始めるリィウたん、やっぱ不幸からは逃れられない運命なのね
 それにしても。劉星の起こした事件は非道すぎる!殺されても仕方がないような仕打ち、被害者たちは誰もしてないもん。あんな目に遭ったぐらいで、他人を巻き込んだ破滅だなんて。挫折と割り切って、友達のアドバイスに従って母国に戻って頑張ればよかったのに。中国で息子を応援してた両親が可哀相!やっぱ頭が良すぎる人って、どこか破綻してるのかな。とにかく劉星のプッツン動機に同情も理解もできないので、理不尽さと不可解さが残って後味が悪いです。
 留学生のパトロンマダム、ジョアンナ役はメリル・ストリープ。リィウたん、世界一の大女優を脇に従えての主演だなんて、スゴいぞ!アジアの俳優としては、かなりの快挙なのでは。少なくとも日本や韓国の男優では無理そうだもんね。メリルおばさまは、あくまで助演で出番も多くありませんが、おちゃめで温かい女性を好演してます。ライザー教授役のエイダン・クインも、劉星にイラっとしたり適当にあしらったりする演技が巧妙。
 タイトルのダークマター(暗黒物質)とは、宇宙にある観測不可能な物質のことだとか。
 
 ↑ハリウッドの大女優と中国の人気スターというより、アメリカの裕福な主婦とホームステイ中の中国人留学生って感じですね
 
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リィウからの危険なLOVEコール

2010-02-18 | 中国・台湾・香港映画
 藤田まこと、死去!
 まこちゃん、とうとう逝ってしまいましたねまた名優がいなくなってしまい、寂しいかぎりです。まこちゃんといえば必殺の中村主水ですが、他にもいろんな役で味わい深い演技を披露してくれました。まこちゃん、ありがとう&さようなら。心からご冥福をお祈りします...

 我的華流王子、リィウ・イエ主演映画を4作観ることができました。
 お松のリィウ yeah!映画祭①
 「コネクテッド」
 キム・ベイシンガーとクリス・エヴァンズ主演のハリウッド映画が、香港でリメイクされました。
 謎の男たちに拉致され、廃屋に監禁されてしまうグレイス。彼女はパニックに陥りながらも壊れた電話を修復し、外部との連絡を試みる。つながったのは、気弱な会計士アボンだった。見知らぬ女に助けを求められ、アボンは否応なく命がけの奔走へと...
 いや~なかなか面白かったです。ひょっとしたら、オリジナルよりbetterかも?オリジナル、ぶっちゃけどんな内容だったのか、ほとんど失念してたし。キム姐さんの悪人より怖いパニック顔と、クリス・エヴァンズの上半身無駄脱ぎしか覚えてない安易な焼き直しでなはく、充満する荒っぽいパワー&散りばめられた細かいアイデアで、完全に香港映画にしちゃってるところが御見事なリメイク版でした。
 強引でハチャメチャ、でもグイグイ引っ張るノリと展開は、ほんと香港映画ならではの魅力。おいおい~そんなバカな~!?ありえねー!満載なのですが、香港映画だからOK!香港映画はそうでなきゃ!なんですよね。特に唖然となり圧倒されたのは、アボンのカーアクション。どこ走ってんだよー!?ただ暴走するだけでなく、関係ない人や車の巻き込まれ方や被害状況も工夫された演出で、大笑いでした。グレイスを助けられるなら、無関係な人たちが暴走や乱射で怪我したり死んでもいいのか
 
 携帯の機能が、意外&面白い形でサスペンスを盛り上げるところも楽しい。広東語と北京語の違いが効果的に使われてたのも中国ならでは。あと巧い!と感嘆したのが、アボンとグレイス、犯人が携帯でやりとりするタイミング。うまくいきそうになるとピンチ!絶対絶命と思ったらセーフ!これの繰り返しが絶妙でした。
 あと、かなりお笑いテイストが強かったのも香港映画らしくて好感。アボンの決死な姿と危機の数々は、明らかに笑いを狙ってた。アボンに車を奪われるおじさんとか携帯会社の社員なんか、絶対お笑い芸人かコメディアンだろうし。
 グレイス役は、台湾版の花より男子で人気を博したバービー・スー。なかなかの熱演でしたが、彼女もやっぱおばさんになったなあ。今でも可愛いけどね。10年後の綾瀬ハルカ、みたいな顔だった。
 アボン役のルイス・クー、男前ですが東ミヒキサに見えて仕方なかった。アボンの息子役の子役が、将来すごい美男になりそうな子だった。
 この映画を観たのは、言うまでもなく我的華流王子リィウ・イエが目当てさ♪

 謎の悪人グループの首領役のリィウたん、名探偵コナンに出てくる黒い組織の一味?みたいな風貌でした。ごま塩銀髪、帽子にサングラスで異様なムードを醸し素顔をほとんど隠しちゃってたリィウたんですが、やっぱ可愛いんですよねえ。すごく頑張って凶暴で狂った演技してるんだけど、ぜんぜん怖くない。同じ悪役でも、マフィアとか殺し屋とかじゃなくて、変態とかサイコとかだったら意外とハマりそうなリィウたんだけど。モデルみたいなスラ~っとした長身が素敵でした。でも、バービーと一緒だと顔のデカさが目だってそーいやバービーとは、「私の中に誰かいる」でも共演してましたね。あの時のリィウたんは、ブツブツ肌荒れが痛ましかった。
 純朴で哀しい田舎青年役をオハコにしてたリィウたん、最近は危ないコワレ系な役ばかり演じてますね。イメチェンへの試行錯誤中なのかな。また藍宇みたいな役もやってほしい。
  
 ↑アイドル風のリィウたん、可愛いデカい子供みたいだった彼も、ヒュー・ダンシーに続いて外国女(フランス人)と年貢を納めちゃいました。Mai votre union est une longue et heureuse!
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THE TUDORS 2①~③ 涜神の華燭

2010-02-15 | 欧米のドラマ
 「THE TUDORS 背徳の王冠」シーズン2、待望のスタート♪

☆坊主頭もイケてたけどね
 ヘンリー、髪の毛が伸びて口ひげもたくわえて、イケメンぶりUP!キャラは相変わらず精神年齢17歳、カッカしてばかりの暴君ですが。
 チャールズ・ブランドンはというと。きゃ彼も髪の毛が♪カッチョE~チャーリーも今のところ、キャラ的にはあまり変化なし。王の側近といっても、政治的ではなく友だち的なまま。チャーリー、可愛いけどアホっぽいので、ヘンリーのブレーン的な存在にはなれそうにないですね。そのほうが命は安全なんだろうけど。
 
 ↑wild & sweet!カヴィたん、ほんまカッコカワイイのおクレジットも2番目に出世!出番も見せ場も増えそう♪
☆special guest star
 ローマ法王役で、名優ピーター・オトゥールが登場。アラビアのロレンスも、すっかり爺さんになりましたが、お元気そうで何より。ちょっと腹黒なキャラも面白い。
☆チーム・クロムウェル
 故ウルジーやトマス・モアに代わり、ヘンリーの信寵を得て隠然とした権力を握るクロムウェル。彼の周囲には、アンの元恋人である詩人のトマス・ワイアット、アンの兄ジョージ・ブーリン、聖職者のクランマーが集い、クロムウェル組を結成。同じ男組でも、ヘンリー・ボーイズのほうがイケメン度が高くて好きかな。
 でも。シーズン1ではあまり興味を惹かれなかったトマス・ワイアットが、シーズン2になって何かイケ始めた。彼、かなり可愛いかも♪

 ↑髪が伸びてカッコよくなったトマス・ワイアット。演じてるジェイミー・トーマス・キングも、かなり可愛いイケメン!
☆チャーリー、再婚!
 ヘンリーに新しい嫁をもらったことを報告するチャーリー。相手は17歳!もう年上女房にはコリゴリなチャーリーでしょうか(笑)。
☆ワイアット in wet dream
 アンと甘いエッチ、という夢を見るワイアットくんが可愛い、けど、その未練、危険!
☆水嶋ヒロ?!
 ワイアットの友人である音楽家のスミート。ギョロ目の濃い顔が、似てる...
☆毒殺!
 ヘンリーとアンの結婚に反対するトマス・モア一派。彼らが目障りなブーリン父子は、黒い企てを。言い含められたコックが作った猛毒入り料理を食べた神父たちが、ウゲゲエェ~!とバッタバタ悶絶死!まさに神も仏もない地獄絵図!
☆KAMAYUDE!
 捕まってしまう料理人。主犯が誰であるか口を割ることなく、恐怖の釜茹での刑に!グツグツと煮える熱湯へ落とされギャアアアアァー!こんな死に方だけは、絶対イヤー!!
 
 ↑チャーリーの♂フェロモンに、毎度ジュンときます♪
☆狂信者からのプレゼント
 クリスマス。トマス・モアからヘンリーへの贈り物は、デカい十字架。かなり当てつけがましく狂信的なメッセージに、さすがのヘンリーもドン引き?
☆あばずれ!
 故ウルジー、ローマ法王、チャーリーの家臣、スペイン大使、キャサリン王妃の侍女エリザベス、そしてチャーリー。みんなからアバズレ呼ばわりされるアン。確かに白い目で見られても仕方のない略奪愛女ですが、だんだん悪女っぽさは薄れてきてます。その必死さと不安が、何か痛ましくもある。
☆結婚式
 ついに結婚するヘンリーとアン。遅刻してきたチャーリーをドツくヘンリーが可愛かった。
 
☆詩人の誘惑
 キャサリンの侍女エリザベスに言い寄るワイアットくん。真昼間の丘の上で、処女は詩人にドレスを脱がされ、むき出しになった乳をもまれて...ふふ、このドラマはやっぱこーいうシーンがないとね♪ワイアット、新エロボーイの誕生か?
 
 ↑エロだけでなく、陰謀劇でも本気汁を出し始めそうなチャーリー
☆チャーリーの成長
 シーズン1ではトマス・ブーリンと組み、ウルジーとキャサリン王妃を追い落とす企みに加担したチャーリーですが、シーズン2になるといきなりブーリンと険悪になり決裂。クロムウェルのことも大嫌いなチャーリー。根は善人な彼なので、ブラックな奴らにはウンザリ?自分の家臣がブーリン家の家臣に殺されたことで、ブーリン家への嫌悪憎悪は倍増。ヘンリーにアンとワイアットとのことを忠告して激怒され、また宮廷追放になったり(やっぱアホな子チャーリーでも、ヘンリーはチャーリーが大好きなので、すぐにまた許しちゃったけど)。賢い新妻に励まされ、ブーリン家の連中への闘志を燃やすチャーリー。その動向に期待♪
☆第二のYAOIカップル誕生?!
 スミート『アンさまは美しい。だけど...』ジョージ『だけど?』スミート『兄君は、さらに美しい』ジョージ『!』シーズン1のウィリアム・コンプトン&トマス・タリスに続いて、男同士の恋がスタート?!意外なカップリングで吃驚。

 ↑イケメンアサシン、ウィリアム・ブレアトン。上一色村にいた信者っぽい彼、完全にグル、じゃない、法王にマインドコントロールされてます
☆イケメン・スナイパーの苦悩
 アン抹殺に失敗する暗殺者のブレアトン。彼、かなり男前♪信仰の道に進みたい敬虔なブレアトンに、ローマ法王はアンを殺るのが主の思し召し!と暗殺計画続行を促すのでした。感激して従う狂信者なブレアトンも怖いけど、人殺しを遠まわしに指示する法王も非道い!
★総括
 ヘンリーとアンの結婚をめぐって渦巻く、暗闘暗躍陰謀権謀&それに関わる人間関係が面白いです。
 ただのエロアホ男だったチャーリーの覚醒にも期待♪
 トマス・ワイアット役のジェイミー・トーマス・キング、カッコカワイい!ジョージ・ブーリンとスミートがデキちゃうかどうかも気になります。
 
 ↑♂フェロモン放出なカヴィたん、ニノや松じゅんと同い年だなんて
 それはそうとカヴィたんって、ちょっとポール・ウォーカーに似てますね。濃くゴツくなったポールって感じ?
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とめはね⑥ 好きとは書けなかったけど

2010-02-14 | 日本のドラマ(連続)
 池松壮亮の「とめはねっ!鈴里高校書道部」最終回を観ました。

☆顔、赤いよ?
 テッシーに指摘され、急に縁のことを意識し始める結希。が、私も彼のことが好きだった、と気づくという感じではなくて、照れるなあ、何かトチ狂っちゃうなあ、と困惑してるって感じなのが、いかにも結希らしくて好感。

☆羅刹の書!
 縁の祖母に大江家へと誘われる結希。結希に浴衣を仕立ててあげようとしたり、書についてアドバイスしたり、とっても優しいお祖母さんですが...山本陽子なので、ついあの大傑作?「羅刹の家」を想起してしまう。あの時の山本さんも、はじめは嫁に超親切だったもんね。もし結希が愛孫の縁と結婚したら、やっぱ鬼に変身しそう(笑)。
☆さよならの予感
 結希が四国に転校するかもしれない、と知って衝撃を受ける縁。いつもの眠そうな顔、ヘタレ顔じゃなく、シリアス顔になると途端にイケメンになる縁。壮ちゃま、やっぱ基本的には男前だよな~

☆清風先生は熟女好きor少女好き?
 大字について悩む結希を励ます清風先生。彼って、ちょっと贔屓の傾向あり?鵠沼の生徒が歩いてても、声なんか掛けそうにないし。テッシーにも山本陽子みたいな美祖母がいたら、合宿での寸評会で縁に負けなかったかも?
 
☆淡白テッシー
 いよいよパフォーマンス部門に出場する鈴里書道部。
 会場には鵠沼書道部も。もちろんテッシーもいます。でもテッシー、結希に告って撃沈したことなど、すっかりなかったことにしてるし。何のこだわりもしこりも残さないテッシー、ほんといい奴ですね。でも私が結希なら、ちょっとは気にしててほしいかも(笑)。

☆瞳で告白
 望月さんが独りで悩んでるのを見るのは、つらいよ...はっきり好きとは言わない縁ですが、その表情と目は明らかに恋する男。あんな顔されて見つめられたら、私ならすぐにひと気のない場所に連れ込んでしまうでしょう♪
☆パフォーマンス対決!
 鵠沼は、忌野清志郎の歌で。鈴里はサザンだし、高校生なのにシブい選曲ですよねえ。パフォーマンスも凝ってて(ちょっと意味不明だったけど)面白かったです。
 鈴里のパフォーマンス衣装が可愛かった!
 結果は、鵠沼が3位、そして鈴里が奇跡の同点3位入賞!夢がかなった!やったね!ふっやるじゃない、とブラック日野も鈴里をついに認知。
 こうして、書道部員たちの熱い夏は終わったのでした...
 
☆さよなら僕の初恋
 バス停で、四国へ引っ越す結希を見送る縁。他の書道部員たちは?ちゃんと告ってこいよ!と気をきかせて、縁だけ行かせたのかな?
 サバサバ明るい笑顔でさよなら~♪の結希。縁への手紙、念願かなってキレイな字になってましたが、すげー男らしい骨太な字(笑)。切なく遠い目、涙で頬を濡らす縁。二人の性格の違いがよく出てた別れのシーンでした。可愛い男子を泣かせるなんて、女冥利につきる結希です。
☆後日談
 愛媛の高校でも体育会系キャラ全開で、柔道部と書道部を掛け持ちしてる結希。
 鈴里書道部員たちは、相変わらず和気藹々。筆をもつ縁、凛々しい!あれ?!久我くんがいる!結希の代わりに入部したのかな?カモと仲が良さげだったのも微笑ましかった。
★総括
 爽やかで楽しいドラマでした。若いっていいなあ、部活って楽しそうだなあ、書道やってみたいなあ、と毎回思った。
 主要書道部員のキャラが、みんな個性的で活き活きとしていて好感。演じてる子たちも、みんな役に合ってて良かったです。
 音楽、風景も印象的でした。原作の漫画も読んでみよっと♪
 池松壮亮、ほんと可愛かった~ルックス&演技力、ともに彼こそ若手No.1!将来有望度No.1!だと確信しました。はっきり言って、演技力においては今の20~10代の男優で彼の敵はいないと思う!
 
 ↑鈴里高校書道部Forever♪
 
 最優秀賞・・・池松壮亮
 優秀賞・・・朝倉あき、中村倫也、奈津子
 悪くなかったで賞・・・亜希子、赤井沙希、浅野かや、葉月里緒菜、山本陽子、加治将樹
 ???賞・・・高橋英樹、八嶋智人
 いかがなものかで賞・・・ダンカン
  
 ↑じわじわと男前になっていってる壮ちゃま。今回のヘタレ役は新鮮だったけど、やっぱ彼は気品ある凛々しい役のほうが似合います。また時代劇に出てほしいなあ。悲しい少年犯罪者の役とか、年上の女と禁じられた恋に溺れる少年役とかも演じてほしい。最大の理想は、壮ちゃまで「藍宇」リメイクなんだけどね
 
 壮ちゃまの新作映画「信さん」「半分の月がのぼる空」は、近日公開?どっちもあんまし面白そうじゃないんだよなあ。共演者も苦手だし...
 
 

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ガエガエ☆パーティ

2010-02-12 | 南米映画
 暴行横綱、悪徳政治家、下劣司会者、クドい女性ハーフタレント。TVをつければ毎日毎日彼らの姿。うんざり&げんなり。きれいなもの、可愛いもの、優しいものを見たいのに...彼らに共通するのは、顔からもキャラからも毒のような悪の臭いがすること。金、権力、人気、のために彼らが放出してる毒ガスのようなパワーに、私の心は腐って歪みそうになります。でも、彼らのような毒こそが今の世の中を生き抜く武器なんだな~と、臭いオナラさえもう出ない我が身が悲しくなります。
 毒ガスに怯えながらも、心の滋養と癒しになるイケメンや男前を求め、TVをつけてしまう私です♪

 「太陽のかけら」
 mi novio ガエル・ガルシア・ベルナルの、主演を兼ねた初監督作品。
 政治家のバカ息子クリストバルは、メキシコ郊外にある別荘に、同じブルジョア階級の友人たちを招く。どんちゃん騒ぎにうつつを抜かしながらも、クリストバルの心は満たされず虚しさが鬱積するばかりで...

 評価も興行成績も芳しくなかったらしいけど、私は言われてるほど駄作だとは思わなかった。若い人気俳優の監督デビューにありがちな、妙に才気走った“どうよ?俺の独特な感性”が、ストーリーにも構成にも映像にもなくて、シンプルな作りだったのが好感。実際に撮ったホームビデオを、ちょこっと編集してフィクションに作り変えたって感じ。笑いと皮肉がほどよく効いてて退屈しないけど、すごい驚きとか斬新さとかショックとか、何じゃこりゃ?!な破綻といったものはなく、小さくまとまってる印象。優等生なガエルらしいといえばいえます。
 バカ騒ぎするアホな金持ちの若者たちと、従順で卑屈な使用人たちを対比させながら、メキシコの格差社会の現実を炙り出している内容?クリストバルや友人たちは、エラソーに使用人たちに命令したりコキ使ったりはせず、金持ちらしい鷹揚さと気さくさで彼らに接してるのですが、対等の人間としては全然見ていない。差別意識がナニゲない言葉や態度の端々に滲み出ている。同じ人間なのに、上と下があることが当然になってる社会って、ほんと理不尽で悲しい。
 演出にも挑戦したガエル・ガルシア・ベルナルが、主人公のバカ&ダメぼんぼんクリストバルを好演。
 
 Muy guapo!ガエル、相変わらずカッコカワイいタンクトップ&短パン姿は、ほとんど夏休み中の小学生。ちっこくてホントcuteだけど、ぶっとい腕&太もも、もっさり腋毛など、♂のフェロモン充満なオトナの男でもある。ガッチリしたチビ、いわゆるガッチビなガエルが素敵です。でも、ガエルといえばの潔いスッポンポンは、残念ながらこの作品ではナシ。全裸どころか、乳首さえ見せてません。ガエルにしては珍しいですね美男なガエルの、笑ったり泣いたりするとクチャっと崩れる顔が超可愛い英語はメロウ&ソフトなのに、母国語のスペイン語は早口で攻撃的なのも面白いです。
 仲間といても、何かつまんない、虚しい。ひそかに憂悶、イライラカリカリするガエルが笑えます。特に幼なじみの使用人アダンに対する態度。自分が目をつけてるギャルと仲良くしてるアダンにイラッ&ムカッ、難癖つけて追っ払ったりサッカーで反則技を仕掛けたり、器の小ささにクスッガエルのラップもアホ可愛いです。
 自分のルックスや演技力には謙虚っぽいガエルなので、自分で自分を演出するよりも、彼の役者としての類まれな魅力を理解し、それを最大限に活かそうとする監督に身を委ねたほうが、やっぱ輝けるのではないかと思いました(要するに役者に専念してね♪っつーこと)。

 マブダチのルナちんと再競演した「ルド and クルシ」いよいよ日本公開!早く観たい~!
コメント (2)
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犯人さん、出てらっしゃい

2010-02-10 | 日本映画
 赤ちゃんのジミーをめぐって、家族間で奇妙なニックネームが定着化。
 親父=抱きじじい 加齢臭が好きなのか、ジミーは祖父に抱かれるとご機嫌。
 my mother=ウンコばばあ 便秘気味なジミーのお尻の穴を、綿棒でホジホジしてウンコ出させるのは、母の役目。
 M子=乳女 おっぱいやるのが、最大&唯一?のジミーのママの仕事(汗)。
 ダミアン=エアー兄ちゃん 年の離れた従兄は、ジミーにとっていてもいなくてもいい空気な存在。
 わし=容疑者 ジミーが泣くと、つねったとか叩いたとか、真っ先に疑われる私(涙)。そんなこと、するわけないじゃん!!
 ぶくぶく、じゃない、まるまる太ってすくすく育ってるジミーと、あったかくなったら外に出て遊ぶのが楽しみです♪
 
 「犯人に告ぐ」
 少年誘拐事件が発生、身代金受け渡しでの失態で犯人に逃げられた上、被害者は死体で発見される。現場の指揮をとっていた警視の巻島は、責任を問われ足柄署に左遷となる。6年後、世間を震撼とさせている少年連続誘拐殺人事件の捜査に加わるよう県警本部に呼び戻された巻島は、ニュース番組に出演。彼はBADMANと名乗る犯人に挑発的な呼びかけをするが...
 マスコミを巻き込み世間を騒がせる、いわゆる劇場型犯罪を描いたサスペンスです。面白くないことはなかったけど、何だろう?衝撃度とかミステリー度が薄いというか低いというか。現実に起きた幼女連続誘拐殺人事件や酒鬼薔薇事件のほうが、はるかに奇奇怪怪でショッキングで、下司な好奇心を刺激する謎とスリルに満ちてた。まさに事実は小説より映画より奇なり。
 捜査の様子や警察内部の軋轢とかよりも、事件がなぜ起きたのか、犯人の心の闇とかをもっと面白く描いてほしかったかも。ラストに捕まった犯人、誰?こんな人、出てたっけ?だったし。とにかく劇場型犯罪というネタを使いたくて、犯罪の背景とか動機という中身を詰め込むのを怠った派手な張子、みたいな映画だったのが残念。
 あと、巻島警視が飛ばされた足柄署。まるで県警の流刑地か墓場みたいな扱い。ホンモノの署員さんに失礼だよなあ。
 巻島警視役の豊川悦史、私のタイプではないのですが、カッコよかったです。ちょっとカッコよすぎかも?カメラに向かっての犯人への宣戦布告も、まるで映画の台詞みたい。もし大事件が起きて国民に協力や注意を呼びかけたければ、警察はなるべく男前な刑事さんをTVに出したほうが得策かも(笑)。不眠不休の捜査でヨレヨレボロボロなはずなのに、パリッとしたスーツ&おしゃれに崩れない長髪なトヨエツ警視でした。背が高くてスタイルが抜群なのも、こんな刑事いねえよ!だけど素敵でした。トヨエツ、見た目も雰囲気も独特な個性派男優だけど、声がビミョー?彼、あまり台詞がない役のほうがいいかも。
 この映画を観たのは、脇役で出演してる小澤征悦が目当てさ♪

 お偉いさんの子息で超エリートな植草警視役のオザユキ。背が高くて足が長くてスーツの着こなしも上品で、下膨れな豊頬も栄養たっぷりに育った証って感じで、ホントいいとこの坊っちゃんな風貌。毛並みの良さを鼻にかけ、若造のくせに上から目線で威張りまくってる、高慢でイヤミな役なんだけど...オザユキなので何を言ってもやっても可愛い♪って、それじゃダメなんだけど(汗)ホントは橋田スガ子先生のドラマに出てくるような、性悪でズルい小姑っぽさを出して観客をムカッ&イラッとさせなきゃならない役なんだけど、やっぱオザユキの演技力では(涙)。ただもう人の善いボンボンにしか見えない。でも、ぼんぼん特有のお人よしな滑稽さはよく出てた。頻繁にリップクリームを塗ったり、スクープを狙う女子アナのお色気に負けて手玉にとられたり(彼女の胸の谷間を見てゴクッなオザユキが笑えて可愛かった)、上司に世間知らずの二世坊っちゃん呼ばわりされてムスっとしたり。植草警視を卑劣な悪役ではなく、人間が小さいだけの憎めないキャラにしちゃってました。実際にもオザユキ、撮影現場で七光りの坊っちゃん扱いされて嫌な思いしたこともあるんだろうなあ。
 それにしても。私があの女子アナだったら、仕事よりも結婚に持ち込むよ。女子アナやってるより、あんな男前なエリート坊っちゃんの妻のほうがいい!女子アナが明らかに植草とエッチしたくなさそうだったのも不思議だった。植草警視って、やっぱオザユキみたいなイケメンではなく、女が嫌悪するようなブサキモ男にしたほうが説得力あったかもね。

 1974年生まれ、年男のオザユキ。渡辺ケンの愛娘や滝川クリステルと恋の浮名を流すなど、当然といえるモテ男ぶりです。恋愛の話題が、良い仕事へのステップになればいいけど。演じる役がワンパターン化してるので、もうちょっと果敢で新鮮な挑戦を期待。もう35歳なんだし、大人のラブストーリーを!
 
コメント (9)
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DREAM①~⑤ 夢見る闘魂

2010-02-09 | 韓国のドラマ
 引き続きチュ・ジンモ主演の「MY DREAM」鑑賞スタート♪

☆バットのような彼のボール...
 元野球選手の敏腕スポーツエージェント、ナム・ジェイル。クライアントの人気スポーツ選手たちを、女がらみのビデオで脅したりステロイド使用させたりと、公私共に管理して隷属させるなど、非情無情な仕事の鬼。
 チュ・ジンモ、今回も超カッコカワイい~ゲームの女王もだったけど、クールなチョイ悪な役なのに、めちゃくちゃ善い人に見える。性格のよさが、どんな時もにじみ出てるジンモ。これって役者としては、ちょっと要改善ポイントかも?

 タキシード姿、野球ユニフォーム姿も、めちゃイケなジンモ
☆ヘンなシャワー
 ジンモ、早速シャワーシーン♪ぶっとい二の腕が相変わらず素敵。でもシャワールームが、部屋のド真ん中!すごく変で笑えた。あれじゃあ、お客さんが来ても浴びられないじゃん。
 
☆悪女がキモい
 ナム・ジェイルと社長を手玉にとろうとするスポーツキャスター?の女。化膿恭子?ジョゼリン・ウィルデンシュタイン?お直ししすぎ顔。ファッションも変!ぜんぜん魅惑の女狐に見えんぞ!
☆花より男子は10分でリタイア、ミアネ~♪
 少年院から出所した元スリの少年ジャンソク。キム・ボムくんの登場です。私が萌えるタイプではないけど、可愛いイケメンです。おしゃれなパーマ頭、とても堀の中にいたとは思えないが(笑)。
 
☆イケメン格闘団
 女社長が率いる顔重視のファイターたち。あんましイケメンはいないような気はするが(日本語を喋るポセンドンは結構イケてるかも)、肉体美は見事で眼福です。
☆ドビル 
 ヒロイン・ソヨンの父が率いるジムの選手。彼が今のところ、格闘青年の中では一番イケメンかも?彼の兄弟子は、ブサイクだけど味のある男です。
☆ジョンチョル
 会社をクビになったジェイルは、必死の攻勢で強豪アマチュア選手ジョンチョルのエージェントになることに成功。ジョンチョル、イケメン格闘団にコンタクトしたけど、ブサイクに用はないとすげなく断られ、ぷんすか!彼、ブサイクかなあ?冬ソナのメガネの人と彼どっちか選べと言われたら、ジョンチョル選ぶよ私は。
☆非モムチャン
 ケンカ大将なジャンソク。ジョンチョルをもノックダウン。そのことでジェイルに弱みを握られ、仕方なくリングに上がるジャンソクですが...

 キム・ボムくん、すごく鍛えたんだろけど、モムちゃんって感じではない。きれいなモデル系のカラダです。ジンモのほうが格闘家っぽいガタイしてる。
☆ぜんぜん食える!
 イケメンのジャンソクにベタベタするジム会員の女の子たち。ジェイルのことは賞味期限切れ男扱い。え~!?信じられない!どこが!?私なら、まだ生肉状態なジャンソクより、男汁出してジュージューいってるステーキみたいなジェイルを食べるぞ!
☆イルボン格闘家
 日本のスター格闘家役で、魔裟斗が登場!自信家の俺様キャラは、日本と同じで笑えた。
☆ファーストキスよりラストキス
 試合に勝ち、ソヨンにチュウするジャンソク。パニクるソヨン。いい年して、ファーストキス?!彼女に殴られて鼻血ブー、鼻にティッシュつめたジェイルとジャンソクが可愛かった。
 
★総括
 トム・クルーズの「ザ・エージェント」の韓流リメイク?本国では低視聴率で終わったらしいけど、面白いです。私は好きです、こーいう熱血スポ根ドラマ。ベタベタしいお涙ちょうだいドラマよりは、はるかに楽しくて気持ちいい。
 軽妙でコミカルなジンモの演技も、新鮮で可愛い♪
 ジンモ&ボムくんのコンビ、いい感じ。男前と美少年、ちょっとYAOI的にも理想的なカップル。BLにしろとは言わないけど、安易な三角関係はつまんない。いい感じになるジェイルとソヨンに、俺より女のほうが大事なのかよ~ヒョンを俺から盗るなよ~と、兄ちゃんに甘える弟みたいにジャンソクがヤキモチ焼く、な設定のほうが萌えるんだけどね。
 冷徹で悪辣な社長、キャラは悪くないけど...見た目もカッチョEおぢさまにしてほしかった。
 
 ↑夜のボールとバットの威力も気になるジンモ、実生活でも野球チームに所属してるとか。彼みたいな選手、カープに入団してくれないかしらん

追伸:「善徳女王」も鑑賞開始♪評判通り、面白いですね~
 
コメント (6)
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