まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

新婚初夜に…

2020-09-28 | イギリス、アイルランド映画
 「追想」
 1962年のイギリス。歴史学者志望の青年エドワードは、ヴァイオリニストのフローレンスと出会い恋に落ち結婚する。ハネムーン先のホテルで、二人は初夜を迎えるが…
 イアン・マキューアン原作、シアーシャ・ローナン主演といえば、「つぐない」からもう12、3年も経ったんですね~。当時13歳ぐらいだったシアーシャも、すっかり大人の女性、そして何度もオスカーにノミネートされ大物女優に成長しました。20代半ばにして、もはや風格さえ漂わせてます。美しいといっては当たらないけど、少女のような繊細さと複雑さ、そして強い精神力が混在した個性が魅力的な女優。この作品のシアーシャは、今までにないほど生々しい“女”でした。女といっても、色気とかセクシーとかいった明るい魅力を発揮しているのではなく、女性だから負ってしまう性的な苦悩とか痛みとか暗く重い業です。

 新婚初夜で悲劇的な事実が発覚するまでは、知性と優しさ、強さにあふれた、シアーシャらしい魅力的なヒロインなのですが、性への不安と嫌悪に苛まれた本当の姿をさらした彼女の思いつめた、いや、狂気一歩手前のような言動と表情は、グロテスクでもありました。悲しみのヒロインって感じは全然なく、ただもう正視しがたい、胸をザワつかせるイタい女でした。シビアな役、演技に果敢に挑むところは、さすが当代随一の若手女優。キレイキレイじゃない、甘ったるくないところが好きです。シアーシャ独特の透明感ある少女っぽさのおかげで、生々しさも気持ち悪くならずにすみました。

 シアーシャが脱いだり濡れたりはないけど、あの初夜の営み失敗はかなりリアルでインパクト強烈。悲惨、みじめすぎてもはや滑稽でした。エドワードが童貞ではなく経験豊かな男だったら、ひょっとしたらあんなことにはならなかったかも。童貞のみなさんには、結婚前にある程度は経験を積んでおくことをオススメしますそれにしても。結婚と性生活は切っても切れないもの、愛し合う男女は肉体的にも結ばれなければければならない、夫婦は子どもを作らなければならない、という考えが当然であるかぎり、幸せになれない人は後を絶たないんだろうな~。私なんかもフローレンスほど深刻ではないけど、セックスがそんなに重要とは思わない人間なので、世間一般の“性的に健全な関係”はかなり重く感じます。

 破局に至るまでのフローレンスとエドワードのロマンスは甘美で、微熱あるプラトニックラブって感じが素敵でした。お互いにあんなに若い希望にあふれていて、思いやりと敬意を抱き合っていて、芸術家としての感性も楽しく優しく分かち合えてたのに、セックスできないせいですべてがメチャクチャになってしまうなんて。男女の愛ってそんなもんなのか~と絶望感に襲われました。
 エドワード役のビリー・ハウルは、イギリス若手俳優の中で私が今もっとも注目してる有望株です。

 全然イケメンじゃない、どちらかといえばブサイクなのですが、ブサイクなのにすごいイケメンに見えることがある不思議な男なんですよ。男を美しく見せるのは、やっぱ顔じゃなく豊かな内面を感じさせる雰囲気なんですよね~。座って本を読んでる姿とか、考え事をしてる表情とか、何でもないのに絵になってるんですよ。何でもないシャツやジャケットも、さりげなく上品にオシャレに着こなしてるところとか、貧乏なのに貧乏に見えないところとか、すらっとした長身もさすが英国男子。

 繊細で優しく、ロマンチックな文系好青年だけど、決してヒーローではなく悲しいまでにどこにでもいる平凡な男って感じも、ビリーは上手に出していて秀逸でした。人気俳優なら、平凡な役でもどこかそうじゃないところを出そうとするけど、そんな自意識過剰さも自己陶酔もない演技は、カッコいい演技より難しいはず。ビリーのテンパったドキドキオドオド童貞演技も素晴らしかった。初夜の営みでの彼のぎこちなさすぎる不器用ぶりが、イタくて可愛かったです。可愛いお尻も披露してます。それにしても。初夜っつっても、イギリスは緯度が高いせいか昼間みたいな明るさ。せめて寝室は暗くして営みなさいよ、そんなお互い丸見えな明るさじゃ童貞&処女じゃなくてもぎこちなくなるよ、と思いました

 脇役では、フローレンスのママ役がエミリー・ワトソン(すっかりオバハンになってて誰だかわかんなかった)、パパ役が英国映画・ドラマを観るとかなりの確率で遭遇するサミュエル・ウェスト、でした。エドワードの脳がイタんだママ役で素っ裸になってた女優は、ジェームズ・マカヴォイの元嫁だとか。「つぐない」組では、マカぼんもキーラ・ナイトレイも今は過去の人化、シアーシャのほうがはるかに格上になっちゃいましたね。
 エドワードの実家のある鄙びた村や、新婚旅行先のドーセットの風景が美しい!イギリスの田舎ってほんといいですね~。特に印象的だったのは、オリジナルタイトルにもなってるチェシルビーチ。二人の愛を表してるような寂しく陰鬱で不毛、なのに美しい曇天と海に感銘を受けました。行ってみたい!

 ↑ シアーシャとはチェーホフの「かもめ」を映画化した作品でも共演してるビリー。そろそろ堂々の主演作で会いたいものです
 
 
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時間の国のバトル

2020-09-25 | 北米映画 15~21
 「TENET テネット」
 キエフでのテロ制圧部隊に加わったCIAの男は、敵に捕まり自決薬を飲む。だがそれは彼を試すために仕組まれた作戦だった。時間を逆行させる謎の装置を使って世界を壊滅させようとしている武器商人セイターを阻止するための任務を、男は課せられるが…
 今や映画ファンの間で最も新作が待たれるクリストファー・ノーラン監督の新作。コロナ禍の中、無事に公開されて誠に重畳!ですが、ううう…感想は、ワケワカメ!その一言に尽きます本当に意味不明な映画でした。この映画を理解できた人、熱く考察できる人を心の底から尊敬します。わしのような低能人間はお断り、みたいな敷居の高い内容でした。

 中盤までは、フツーに面白いスパイアクションなんですよ。インドでの潜入作戦とか、ロンドンでの重要人物との接触の仕方とか、ミッションインポッシブルや007と遜色なしなスリリングさ、スタイリッシュさでした。私が特に好きなのは、冒頭のテロシーンです。怒涛の展開で、まるで大きなうねりに飲み込まれて運ばれていくような感覚。あれ、なかなか味わえないですよ。空港でのジェット機突入シーンにも驚愕。CGじゃなくて、実際にやってる!すごいスケールと金遣い!ハリウッド映画ってほんとスゴいですよね~。公開が延期になった邦画「太陽は動かない」のチケット購入してるのですが、スパイ活動とかアクションとか演技とか、テネットみたいな映画を観た後ではショボすぎて痛ましく感じるだろうな~。

 でもでも。クオリティの高いスパイ映画が、だんだんと?????!!??な方向へと疾走、いや、暴走するんですよ。時間の逆行を使った戦いが始まると、多くの観客はただもう戸惑い置いてけぼりをくらうことになります。後半になると、もうどこで何が起こっているのか、何を言ってるのかチンプンカンプン。時間にこだわった複雑なシチュエーションや構成はノーラン監督の特色ですが、今回は今まででいちばん難解だったように思いました。
 タイムスリップとかタイムリープとか興味ないので、素直にオーソドックスにSFじゃない正統派スパイ映画を作ってほしかった、と私なんかは思ってしまいましたが、ノーラン監督のファンにとっては複雑さ、難解さが魅力なんでしょう。でもそんな意識高い系ファンだけでなく、私のような者でも理解できないと知っててもノーラン作品を観てしまうのは、やはり凡百な監督の作品では体験できない驚異の映像や演出を楽しめるから。この映画も、視聴覚的には衝撃的なまでに斬新。一部の人たちだけが崇めるカルト監督で終わらない非凡なエンタメ性こそ、彼を世界で最も支持される人気監督たらしめてます。

 名無しの主人公役は、「ブラック・クランズマン」での好演も記憶に新しいジョン・デヴィッド・ワシントン。言わずとしれた名優デンゼル・ワシントンの息子。パパよりゴツくてパワフルな風貌。鋭すぎる眼光といい本当に強そうで、格闘シーンとか迫力があります。日本のイケメン俳優とか、本格アクションだの肉体改造だの言わないほうがいいですよ。ジョン・デヴィッドとかの前に出たら、ナヨっちいオカマかかよわい女子にしか見えないだろうし。ブリティッシュ仕立ての高級スーツ姿のジョン・デヴィッドもカッコよかったです。
 相棒のニール役は、いまだにその魅力がわからないロバート・パティンソン。若い頃から全然イケメンに見えないし、目つきや口元が何か卑しい感じがして苦手。山田孝之にちょっと似てるからというのも苦手な要因。ほっそりスマートにしてギトギトした脂を抜いた山田、みたいな。ニール役、私が好きな英国俳優だったらな~。ノーラン監督の「ダンケルク」に出てたジャック・ロウデンとかビリー・ハウルとかにしてほしかった。パティンソンのファンの皆さん、すんません💦
 悪役はケネス・ブラナ、イギリス貴族役でチョコっと友情出演のマイケル・ケイン、ノーラン監督の過去作でもおなじみの英国名優たちが再出演。ヒロイン役のエリザベス・デビッキが、で、でかい!ほっそい巨体に極小顔が不自然というか異様なスタイルで、スレンダーマン役にぴったりだと思いました。後半、時間逆行ワールドでの戦闘で登場する軍人役の俳優がイケメン、どっかで見たことあると思ったら、アーロン・テイラー・ジョンソンだった!出てると知らなかったのでビツクリ。
 世界各国に飛び回ってのロケもスケール感を強くしてます。ロンドンやニューデリー、オスロも印象的でしたが、イタリアのアマルフィ海岸の風景が壮観で素晴らしかったです。F50フォイリングカタマランのレースシーンも圧巻でした。

 
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永久欠番のスター

2020-09-20 | 北米映画 08~14
 「42 世界を変えた男」
 1947年のアメリカ。ニグロチームで活躍していたジャッキー・ロビンソンは、ブルックリン・ドジャーズのGMであるリッキーにスカウトされ、黒人初のメジャーリーガーとなる。それは大きな波乱を呼び、ジャッキーはチームメイトやファンからも差別的な扱いを受けるが…
 追悼チャドウィック・ボーズマン
 突然すぎる訃報に、今なおショックと悲しみは薄れぬままです享年43歳。あまりにも若すぎる。ガンで闘病中だったことも、ファンはまったく知らなかった。まるで神隠しにでもあったように消えてしまったチャドウィック。いまだに信じられない、信じたくない気持ち。もうすぐブラックパンサー2や、その他の新作でまた彼に…は、もう会えないのですね。そろそろその現実を受け入れねばなりません。大好きだったチャドウィック哀悼の意で、未見だった彼の旧作を観ていきたいと思っています。この作品は、チャドウィックがメジャーリーグ史上初の黒人選手を演じた作品。彼にとっては記念すべき初主演映画です。

 今では考えられないような露骨で過激な差別的扱いを受けながらも、実力と不屈の精神でドリームロードを切り拓いていったヒーロー役。チャドウィックのためにあるような役でした。傷つき悲しみながらも、過酷な宿命の中で夢も希望も誇りも捨てず闘うチャドウィックasジャッキーは、ブラックパンサーのティ・チャラ陛下とカブりました。チャドウィックが演じるヒーローは、他のスターたちが演じるヒーローとは違うんですよね~。ヒーローにありがちなナルシズムや自己陶酔が全然なくて、静謐で穏やかな威厳と、深い悲しみがあるところが好きです。理不尽で非道なことをされたり言われたりしても、ぐっと我慢して瞋恚の炎を燃やすチャドウィックの表情に胸キュン試合中にあまりといえばあまりな侮辱を受けて、人前ではこらえたけど独りにはると怒りを爆発させる激情、深く傷ついた涙の演技が迫真で圧倒されました。チャドウィックの笑顔も素敵だけど、悲しそうな顔はもっとチャーミング。ハッピーなイケメンよりも、チャドウィックのように不幸が似合うイケメンのほうが好き

 当時35,6歳のチャドウィック、ブラックパンサーの時も40過ぎには見えなかったけど、さらに若いので可愛くもあります。爽やかな青年っぽさが。今の嵐とかと同じ年頃ですが、あの人たち全然もう青年っぽさなんかないもんね。野球のユニフォームも40年代アメリカンファッションも、まるでモデルのように着こなしてます。「ブラックパンサー」や「マーシャル」でも思ったけど、チャドウィックって何着ても似合ってて、スタイリッシュなんですよ!演技といいルックスといい、間違いなく近い将来黒人俳優ナンバーワン、第二のデンゼル・ワシントンになるはずだったのに、かえすがえすも惜しい。もし若き日のワシントン氏がジャッキーを演じてたら、もっと屈折した攻撃的なヒーローになってたでしょう。チャドウィックの真面目さと心優しさのほうが、今の軽薄で冷たい時代に沁みる魅力なのでは。

 強く優しく誇り高く、才能があってしかもイケメン。ジャッキーといい陛下といい、チャドウィックもかなり理想的というよりドリーミーなヒーロー役者でした。ジャッキーもほとんど聖人な男。ほんとはもっと汚い醜い部分もあったはず。アメリカでも日本でも、神格化されてる人物はキレイキレイにしか描けませんよね。長嶋茂雄氏や王貞治氏の物語を映画化したら、きっと忖度だらけな内容になるでしょうし。ジャッキーの人間的な面はリアルに描かれてはいませんでしたが、アメリカ社会といえばの黒人差別偏見のエゲツなさは容赦なくこれでもか!とばかりに。

 ひどい、ひどすぎるあんなことが当たり前だった時代、怖すぎるわ。飛行機に乗れないとかトイレ使えないとか、今では考えられない差別ですが、でも今でも実はそんなに改善はされてないんですよね。トランプさんの言動とか、頻繁に伝わってくる悲劇的なニュースとかが、不変の差別の現状を教えてくれます。対戦チームの監督のジャッキーへの執拗な侮蔑的挑発が、特に非道すぎて醜悪すぎてほとんど笑えたレベル。ユダヤ人を虐げるナチス役もだけど、民度の低い下劣な人種差別主義者の役も、演じててさぞや辛いだろうな~。怖いのは、別に悪意とか憎悪があるのではなく、彼らにとって差別は交通ルールを守るのと同じような慣習になってるところです。

 差別も偏見も、実力と清廉な人柄でねじ伏せていくジャッキーでしたが。ほとんどの有色人種は見た目も中身も凡庸で、ジャッキーみたいな偉人はまれ。この映画のジャッキーを見て勇気づけられる黒人っているのかなあ。平凡な人間って結局は無力。所詮ジャッキーの栄光は夢物語に過ぎないのかもしれません。
 ジャッキーの周囲にはレイシストばかりではなく、味方のほうが多かったので不快感はそんなに感じずにすみました。最大の味方、球団GMのリッキーを演じてるのは私の幼い頃のヒーロー、インディ・ジョーンズことハリソン・フォード。すっかり爺さんになりましたが、ひょうひょうとかくしゃくとしてて豪快。いつまでもお元気で、若い俳優を叱咤激励したり引き立てたりするポジションで今後は活躍してほしいものです。それにしても。今でもハリソン爺さんは壮健なのに、チャドウィックは…人間の命ってほんとわからないものですね…

 ↑ まさかこの時、自分より先にチャドウィックが逝くとはハリソン爺、思ってなかったでしょうね…ブラックパンサー2は実現しなかったけど、チャドウィックが遺した日本公開待ち映画はいくつかあるようなので、悲しみと共に観たいと思いますあらためてMay he rest in peace😢
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イギリスにも事故物件!霊感イケメンの事件簿

2020-09-17 | 欧米のドラマ
 イギリスのTVドラマシリーズ「ベッドラム」を観ました~。全6話。
 精神病院を退院したジェドは、叔父のウォーレンとその娘ケイトが運営する高級フラット、ベッドラムへとやって来る。恐ろしい噂がまつわる元精神病院のベッドラムで、奇怪な出来事が次々と起こり始め…
 テオ・ジェームズ主演のTVドラマ、ようやく観ることができました(^^♪MY抱かれたい男ベストテンには確実に入るテオ、10年ぐらい前の作品なので、当時26、7歳ぐらい?若い可愛い!まだお肌もツルっとしてます。

 セクシーフェロモン濃厚、ワイルドでシャープな男くさい風貌なのですが、母性本能をくすぐるスウィートさもあるところが彼の魅力。見た目といい役柄といい、ちょっと故ポール・ウォーカーとカブります。声も似てるし。ポールは爽やかなアメリカ西海岸風、テオはちょっと陰鬱なイギリス風、の違いがありますが。このドラマでも、幽霊が出ようが殺人鬼が出ようが、まったく怯まず鋭い眼光で猪突猛進するテオに惚れ惚れ!同時に、傷ついた少年のような淋しげな風情、表情に胸キュン。甘えたい強さと甘えてほしい愛しさ、いい男って大抵このふたつを備えてますよね~。

 ぜんぜん強そうに見えない、チャラチャラした若い日本のタレントの何ちゃってアクションと違い、見るからに屈強そうなテオの俊敏で激しい動きが美しい。おっさん俳優がいくら頑張っても、年寄りの冷や水みたいな痛々しさしか感じません。テオみたいな若い逞しい俳優にしか出せない美しさです。アクションだけでなく、テオのセクシー眼福シーンも見ものです。

 入浴シーンやラブシーンだけでなく、やたらと上半身裸でキッチンをウロウロしたり、必要以上に脱ぐテオ。着衣だとほっそりしてるけど、脱いだらスゴい筋肉質美裸体。まさに理想的な細マッチョです。裸もですが、テオは唇がエロい!

 テオのファンは必見ですが、ホラーファン、オカルトファンもそこそこ楽しめるのでは。いま話題の邦画「事故物件」のイギリス版です。いわくつきの元精神病院を改築した高級フラット、次々と起こる怪事件。フツーなら住まないけど、みんな何が起きても平然と暮らしてる強心臓。事故物件なので、やっぱ家賃が安かったのかな。無職やニート、若い軍人とか、金持ちは誰一人住んでなかったし。私も住みたい霊感ないし、安けりゃ喜んで住むわ。ベッドラム、すごく素敵なフラットで、貴族の館みたいな玄関とか、美しい庭とか、古風かつラグジュアリーでした。

 この世に未練や恨みを残した死霊が、住人に憑りついて悪さをし、ジェドが彼らの望みを探って叶えて解決、というのが基本的な話。昔なつかしの松本洋子先生の漫画みたいで面白かったです。お化けより、精神病院で横行してた虐待やロボトミー手術、殺人のほうがヤバいホラーでした。
 テラスハウスみたいな若者のルームシェアも楽しそうでしたが、私みたいなぼっち気質人間にはしんどいかも。ケイト役の女優はちょっとカトリーヌ・ドヌーヴをギスギスした感じにした美人。同居人の青年ライアンが、もうちょっとイケメンだったらよかったのに。宮川大輔似で、女にモテるゲイ役にはちょっと。イギリスの若者のファッションもなかなかオシャレで参考になりました。

 でもこのドラマ、すごい尻切れトンボな最終回で唖然。いろんな謎が解明されないまま終わっちゃいます。シーズン2もあるのですが、キャストも話もまったく別物になってしまってるし。こんな中断プレイみたいなドラマ、ありえない!

 ↑ 出演作が多いわりには話題作にはあまり恵まれてないテオです。ジェイン・オースティン原作のTVシリーズ“Sanditon”は、彼には珍しい時代劇。観たい!
 
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地獄の貴公子!

2020-09-14 | イギリス、アイルランド映画
 「高慢と偏見とゾンビ」
 18世紀末のイギリス。謎のウィルスが蔓延し人々はゾンビ化。田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、金持ちの男性との結婚を母親からせっつかれながらも、ゾンビとの闘いのための武術の修練に勤しんでいた。そんな中、次女のエリザベスはダーシーという大富豪の騎士と出会うが…
 日本でも人気のジェイン・オースティン原作の小説とその映画化作品ですが。私は正直ちょっと苦手なんですよね~。当時の英国の上流階級と中産階級の生活や価値観、文化はとても興味深いのですが、内容が何となく上品になった橋田寿賀子先生のドラマっぽいというか、結婚だの財産だのと世知辛くてセコく、出てくる男女にも共感しづらくイラっとさせられるんですよね~。私のようなおっさんには向いてないということなのでしょう。コリン・ファース版の「高慢と偏見」は好き。キーラ・ナイトレイ版の「プライドと偏見」は好きじゃない。内容は一緒なのですが、どこが違うのでしょう。

 それはやはり、出演者でしょう。イギリスの時代劇には、必ず美青年や美熟年の俳優が出てるので観逃せないんですよね~。キーラ版がイマイチだったのは、その法則に反していたからでしょうか(単にキーラが苦手で私のタイプなイケメンが出てなかっただけ)。コリン・ファースのダーシーは、もう彼以外考えられない!な名演でしたよね~。そしてこの作品、高慢と偏見をゾンビ映画にするというトンデモ映画、滑稽なイロモノ級パロディかと思ってたのですが、すごく面白かった!オリジナルより好きかも結婚結婚とギャーギャー大騒ぎせず、特異な設定の中でゾンビとの闘いをメインにしていたのが良かったのかも。なので、原作ファン、そして草葉の陰のジェイン・オースティンが観たら、こんなの高慢と偏見じゃねー!と怒りで泡を吹くかもしれません。奇想天外、荒唐無稽な話ですが、素敵なイケメンが出てるので無問題、そして高得点!高慢と偏見といえばもちろんダーシー、この映画のダーシーを演じた俳優もカッコよかった!

 サム・ライリー、初めてお目にかかりましたが、カッコイイ、ていうか、カワイイ!思わず瞠目、最近鈍くなってるMYイケメンレーダーが久々にビビビとなりました。可愛い童顔なのですが、ものすごく暗いどよよ~んとした雰囲気と傲然とした表情。媚売りまくりな営業スマイルタレントを見慣れてる目には、とても魅力的に映りました。エレガントで慇懃無礼な紳士の物腰、物言いは、やはり英国俳優じゃないとしっくりきません。すらっとした長身に、黒い衣装が似合う。颯爽と敏捷な身のこなしでゾンビをぶった斬るクールでニヒルなダークヒーローが、ふとした瞬間に見せるハニカミや微笑がこれまた可愛い!お気に俳優リスト入りのサム・ライリー、他の出演作も観ねば!


 ダーシーの親友ビングリー役は、「ライオット・クラブ」でゲスいイケメンお坊ちゃまを演じてたダグラス・ブース。今回の彼もめっちゃキラキラなイケメン!明るくて性格が善くて、ちょっとヘタレなところも可愛かったです。根暗イケメンと陽気イケメン、かなり絵になるサムとダグラスのツーショット、姉妹と恋するよりもこの二人がBL関係になればいいのに!と心底思った私、やはり病的な腐ですねでもゾンビ映画にできるぐらいなら、BL映画にだってできるでしょ!高慢と偏見BL版、ぜひ製作してほしいです。

 5人姉妹役の女優たちも、みんな美人で可愛かったです。エリザベス役のリリー・ジェームズは、現代的すぎるというか、ドレスよりも水着のほうが似合いそうなセクシー美女でしたが。5人姉妹がきれいなドレス姿で華麗に豪快にゾンビ退治する姿が痛快でした。上流階級の女子は日本で、中流女子は中国で剣術を学ぶ、という設定も面白かったです。男なんかに頼らなくても、あんなに強けりゃ結婚しなくたっていいと思う。ていうか、あんなゾンビワールドで家柄だのお金だの言ってるほうが変じゃないでしょうか。

 ↑ サム・ライリー、1980年生まれ現在40歳(に見えんぞ!)。「マレフィセント」シリーズにも出てる!観ねば!
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夏は海!君は全裸!

2020-09-11 | 日本映画
 「ぐらんぶる」
 キラキラなキャンパスライフを夢見て島の大学にやって来た伊織は、ある朝大学の構内で目覚める。彼は全裸で、前夜の記憶がなかった。服と記憶を求めて全裸でキャンパス内を駆けずり回る伊織の前に、彼と同じ状況にある耕平が現れ…
 始まって5分ぐらいで、何でこんな映画を観に来てしまったんだろう…と、後悔と自己嫌悪が脳内をぐるぐるしましたが、観てるうちにだんだんとその延々と続くくだらなさに慣れてきてしまい、気づくと最後まで退屈することなく観ることができました。少なくとも感動押し売りなお涙ちょうだい系邦画よりは、こっちのほうが好きです。でも、しょーもないシーンや台詞には、正直ほとんど笑えませんでした。こういう精神年齢の低い笑いを楽しむには、私はもう年を取りすぎてます。ここは笑うところ!と言わんばかりなギャグシーンがかなりしつこく、冒頭のタイムリープしてるみたいな繰り返しとか、VAMOS踊りとか、くどいな~と辟易したのも事実。

 ただひたすら、若い男たちが全裸になってドタバタ大騒ぎするだけの内容は、映画というより深夜ドラマみたいでした。昔の深夜ドラマではセクシーギャルがお色気担当でしたが、この映画ではそれが若い男、というのがまあ斬新というか独特ではありました。若い男の全裸をイヤというほど堪能したい人にはおすすめできる作品です。
 くだらない内容ですが、すごく一生懸命、体を張って笑わせようと頑張ってることはいじらしいほど伝わってきて、最近の何だか鼻につくだけの上から目線なお笑い芸人には感じない好感、爽やかさを感じました。くだらなさ、しょーもなさを笑えなかったのは残念でしたが、みんな楽しそうで元気いっぱい、その底抜けの明るさは、コロナ禍で余儀なくされている不安や閉塞感を、ちょっとだけ拭ってくれました。

 この映画で最も良かった点は、ベタベタしい友情とか、暑苦しいスポ根とか、甘々な恋愛とか、ありきたりすぎる幼稚で陳腐なネタがほとんどなく、ただもうほんとにバカやってるだけ、元気なだけだったところ。それがむしろ潔かったです。
 主演の竜星涼と犬飼貴丈のハイテンションおバカ演技&全裸には、なかなかの役者魂を感じました。この映画に出るの、さぞや捨て身の勇気が要ったことでしょう。若手俳優としてもイケメンとしても、そこまでずば抜けた存在ではない俳優にしか演じられない役、といえば失礼でしょうかいまいちブレイクできない現状を打破、というより、もうヤケクソ自暴自棄に近かったのでは。ここまで若い男優がすっぽんぽんに、なるだけでなく、すっぽんぽんで珍奇な動きやポーズをするのを見たのは初めてです。仕事とはいえ、よーやったわと感嘆。

 伊織役は「賢者の愛」とか「テセウスの船」とか、ドラマでちょこちょこ見かける竜星涼くん。どちらかといえば冷たい暗い役のほうが多そうですが、この映画ではトンマでお人好しな役と、とっちゃん坊や顔が可愛かったです。耕平役の犬飼くんは「美しき罠」で田中麗奈の弟役だった子?きれいな顔ですが、年取ったら崩れそう。二人とも背が高くて服を着てたらスタイルが良くてカッコいいのですが、肝心の全裸は肉体美ってほどではないです。痩せすぎ色白すぎ。これが韓流俳優だったら、さぞや眼福なセクシー筋肉祭りだったことでしょう。ダイビングサークルのメンバーはみんなムキムキでしたが。主役二人は、仲良しだけどイマドキの若者らしいドライな個人主義というか、イチャイチャベタベタはせず、BLのかほりが全然しなかったのも残念なポイント。二人のVAMOS踊りはすごく可愛かったです。伊織の叔父さん役、高嶋政宏のVAMOS踊りは衝撃と戦慄!高嶋さんも、あれよくやったな~。

 ダイビングサークルなのにダイビングシーンはほとんどありません。ラストにあるダイビングシーンでの海が、すごくきれいで清涼感あり。潜ってみたくなりますが、ダイビングってすごく体力が要るんですよね~。私、沖縄に行った時に一度だけ経験しましたが、楽しかったというよりただもう疲れた。なのであれが最初で最後
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蒼いリンゴに唇よせて

2020-09-08 | 北米映画 15~21
 「Fair Haven」
  シカゴの教会で同性愛矯正カウンセリングを受け故郷に戻ったジェームズは、息子に家業のリンゴ農園を継いでもらいたい父とのぎくしゃくした関係に苛立つ。そんな中、教会に行く原因となった元恋人のチャーリーと再会したジェームズは…
 BLもずいぶん市民権を獲得して、今や安定の人気ジャンルに。現実世界でも昔に比べると、LGBTへの差別や偏見もあからさまではなくなってきてるようですが、やはり今でも多くの国、地域では理解できない!許せない!という狭量さや不寛容さのほうがマジョリティです。特に田舎では、いまだに同性愛なんて“善き常識人”からしたら、逆さまの変態世界なのです。保守的な田舎、そこに宗教が絡んでくると、さらに同性愛否定、同性愛排斥は頑強化してしまいます。この映画、同性愛に苦悩する主人公が教会で矯正カウンセリングを受ける設定は「ある少年の告白」と同じですが、こちらの神父さまには人権無視な過激さ、非情さはなく、決して声を荒げたり何かを無理強いすることもなく、同性愛者の若者たちに穏やかで気さくなダンディ。でも優しい物腰、物言いの中でもしっかり、がっつりと同性愛を全否定してるんですよ。罪悪感を植え付ける手法は、教会の常とう手段のようです。

 同性愛は非生産的、男も女も結婚して子どもを作るのが人間の義務!という聖書の教えは、こんなにも世界中で人権の尊重、個人の自由と権利が声高に叫ばれ、守られているはずの今の時代に逆行してる!と思う人のほうが、実は少ないというのが虚しい現実です。この映画の主人公ジェームズも、同性愛は罪!悪!という聖なる圧で潰されそうになってる哀れな若者なのですが、あまり同情も共感もできないんですよね~。とにかく彼、いくら余裕がない切羽詰まった状況にあるとはいえ、いつも自分のことばかりで周囲の人たちの気持ちや立場への思いやりや配慮が全然なく、優しい人たちへの刺々しい態度には見ていてイラッムカっとするだけでした。

 ジェームズよりも、彼のパパのほうが哀れで痛ましかった。お父ちゃんも田舎のキリスト教信者なので、同性愛にはオープンマインドになれないけど、だからといって頭ごなしに息子を責めたりしないし、冷ややかに侮蔑したりもしないし、罪悪感を煽るように悲嘆に暮れたりもせず、不器用ながらも息子の意に添うように努力してる様子が、いじらしくも切なかったです。息子が家業の農園を継ぎたがらず、音楽の道に進みたがってることに不安を抱いたり賛成できないのは、親として当然のことだし。なのに息子は、農家なんかイヤだ!全部売って学費にしろ!とか言ってパパを陰に陽に責めたり蔑んだり、親不孝すぎて殴りたくなりました。同性愛者であることに苦しんでる、それを盾に何でも許してもらえるとでも思ってそうな振る舞いが不愉快でした。ジェームズに振り回され傷つけられる元カレのチャーリーも、ノンケのふりをするために利用される女の子も可哀想だったけど、彼女がBLに苦悩したり理解を示したりするような重いキャラではなく、“善き常識人”の一人だったのでちょっと安心。女がBLに絡んでくるの、苦手なんですよね~。

 ジェームズ役のマイケル・グラントは、ちょっと若い頃のトム・クルーズを地味にした感じ。チャーリー役のジョッシュ・グリーンは、ジョセフ・ゴードン・レヴィッドを地味にした感じの風貌。ラブシーンも地味でした。いつ誰が入って来るかわからない納屋でエッチするとか、大胆というか不用心というか。ラストがちょっと都合よすぎ。若い二人はルンルンなハッピーエンドでも、お父ちゃんはほんとにそれでよかったの?と、つくづく親って悲しい、報われないな~と、我が両親と自分たち兄妹の関係を顧みて、罪悪感に胸が塞がってしまいました。
 
 
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有閑ゲス倶楽部

2020-09-03 | イギリス、アイルランド映画
 「ライオット・クラブ」
 オックスフォード大学に入学したマイルズは、上流社会の生徒だけが集うライオット・クラブへの加入を許される。超エリートであるクラブのメンバーたちは、家柄や金にものを言わせて傍若無人に振る舞っていたが…
 イギリスの上流階級を描いたドラマや映画が大好きです。時代劇にしろ現代劇にしろ、私のようなワーキングプアからすると異次元のライフスタイルや価値観、そして優雅で冷ややかな欺瞞と偽善は、高価な美酒のように私を酔わせます。でもこの映画のスノッブたちは、ただもう不愉快で腹が立つだけでした。イギリスのアッパークラスの気位や傲慢さって、あくまて美しい慇懃無礼さや慎みでオブラートに包まれてるから素敵なのに、この映画のガキどもときたらやることなすことゲスでクズで、まるで韓国の財閥や成金のバカ息子と同レベルな民度の低さ。憧れてしまう点がまったくなくてガッカリ。

 世界でも随一のエリート予備軍が、傍若無人なおふざけ、どんちゃん騒ぎにうつつを抜かす、その低能で下劣な内容にドン引き。百歩譲って、自分たちだけでバカやってりゃまだ嗤って許せるのですが、ものすごい顰蹙や迷惑を世間にまき散らすのが見るに堪えなかった。こんな愚かな若造どもが将来、英国の政治や経済を担うことになるなんて。にわかには信じがたかったです。世の中に出て注目されるようになるともうバカできないので、今のうちにとモラトリアムを楽しむのは理解できるが、いくら何でもライオットクラブの連中のお楽しみは度が過ぎてる。器物破損だけで一般人なら逮捕されます。

 下級国民に迷惑をかけても、彼らが不利益をこうむっても、いや、彼らが生きようが死のうが俺らには関係ない、俺らは何しても許される、という選民意識に虫唾が走りました。ただ単に名家、金持ちに生まれただけの中身カラッポなガキたちが、一生懸命生きてる庶民を見下し犬猫のように扱い、挙句の果ては傷つける姿は、英国のみならず日本にもある格差社会ともカブりました。日本だって、言動に選民意識がにじむ政治家や芸能人、有名スポーツ選手、いっぱいいますし。コロナ禍でそれはいっそう明白になった。我慢したり謝ったりするのは庶民のすること、上級国民の彼らは沖縄でクルージングしようが夜遊びしようが未成年と淫行しようが、全然OKなんです。

 後半のクラブ会合を開いたパブでの乱痴気、からの恐ろしい事件発生、罪のなすり合い、そして彼らに下される処罰、すべてがあまりにも庶民を軽んじてる、あまりにも非道い格差の現実に愕然、暗澹となりました。あんなことをしておいて、ほぼ無傷なライオットクラブ。決して美しくない上流社会の人々、格差社会の理不尽さ、苦さを描くことがこの映画のテーマだったのでしょうか。イートン校とかハロウ校、ウェストミンスター校など、有名なパブリックスクール出身によるシビアな学歴ランク付け、マウンティングもイギリス上流社会らなでは。最近の英国高学歴スターといえば、エディ・レッドメインとかトム・ヒドルストンとかでしょうか。天は与える人にはたくさん与えるんですよね~。私なんか一つもない(泣)不公平!

 内容はムカっとイラっとするだけなのですが、ライオットクラブのメンバーを演じたイギリスの若手俳優たちのイケメンぶり、そしてゲス&クズ演技は、英国映画ファンにとっては必見かも。主人公のマイルズ役は、名優ジェレミー・アイアンズの息子マックス・アイアンズ。パパみたいな退廃的美男ではなく、素朴でフツーっぽい風貌。優しそうなイケメンです。マイルズを目の敵にするアリステア役は、もう映画ファンにはおなじみな顔になってるサム・クラフリン。偏屈で打算的でイケズな男子を憎々しくも、どこか寂しげに好演してました。どんな役でもイケメンっぷりは不変。

 いちばん目を惹いたイケメンは、最も裕福で高貴な家柄の子息ハリー役のダグラス・ブース。初登場シーン、フェンシングの面をとって顔を見せる彼、キラキラすぎてまさに少女漫画だった!すごい美男子!でもゲス&クズ度はクラブのメンバー屈指もっともMYタイプだったのは、マイルズをクラブに誘うヒューゴ役のサム・リード。「セリーナ」でも脇役ながらイケメンでしたが、今回は落ち着いた大人の雰囲気、そして明らかにマイルズに友情以上の感情を抱いてる目つきや仕草が妖しく、腐は彼の一挙手一投足が気になって仕方なくなります。

 その他にも、どこかで見たことがある男優女優が何人も出演してます。クラブのメンバーでギリシア系のディミトリ役は、「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」で成長した主人公役だったベン・シュネッツァー。クラブの会長ジェームズ役は、エドワード・フォックスの息子フレディ・フォックス。マイルズの彼女役は「チャタレイ夫人の恋人」でヒロイン役だったホリデイ・グレンジャー。ハリーが雇う娼婦役は、The Tudorsでアン・ブーリンを演じたナタリー・ドーマー。「ハワーズ・エンド」では美青年役、今は熟年バイプレイヤーなサミュエル・ウェストが大学教授役で顔を見せてます。
 英国イケメンたちのファッションも見どころ。カジュアルな服装も、どこかやはり品も趣味も良くて素敵。男性アイドルのステージ衣装みたいなクラブの正装もカッコよかった。歴史と伝統を誇るオックスフォード大学の学舎やキャンパス風景、郊外の美しい自然など、イギリス好きにはたまらないシーン満載です。

 ↑ イギリス俳優って、ほんといいですね(水野晴朗調)!近いうちにまた英国俳優映画祭しよっかな~☕
コメント (2)
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