まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

僕が愛した兄さん

2021-07-27 | 韓国映画
 「SEOBOK ソボク」
 余命いくばくもない元情報局エージェントのギホンは、人類初のクローン人間であるソボクの護衛の任につく。命がけで自分を守るギホンに、ソボクはいつしか心を許すようになるが…
 コン・ユとパク・ボゴム、人気イケメン俳優のW主演作ということで、韓流ファン、そして腐女子に関心と期待を抱かせていた作品。ようやく日本公開!わしもワクワクしながら観に行きました。いい意味で、期待を裏切る怪作でした。イケメン二人の萌え萌えな、がっつりブロマンスな内容かと思い込んでいたんです。ブロマンス映画には間違いないのですが、それ以上に惨劇のサイキックホラーの要素が強かった。ソボクが怖すぎる。ソボクを怒らせないで!血の雨が降る!普段はおとなしい悲しげなソボクが、ギボンや自分に仇なす奴らに超能力で恐怖のお仕置き、制裁をくだすシーンの数々が、かなり過激で凄惨。ラストなんかもうカオスな地獄絵図だった。悪人どもが容赦なく皆殺しにされてゆく終盤は、恐怖のカタルシスでした。怒りをコントロールできなくなるソボクは、ちょっと「キャリー」とか「炎の少女チャーリー」を思い出させました。

 血まみれ血みどろなホラー、派手な銃撃戦やカーアクション、スパイサスペンス、近未来的SFと、ちょっと詰め込み過ぎ感も否めない盛沢山な映画でした。最も期待されていたのは恐らく、イケメン二人のブロマンス。それも狙いすぎなあざとさはなく、かつツボはちゃんと突いてる微笑ましさと切なさでした。ギボンとソボクの、ぎこちなくも少しずつ距離を縮めていくやりとり、極限状態で強まり緊密になる関係が、友情以上BL未満な優しさともどかしさ。手を掴んで引き止めたり引っ張っていったり、じっと見つめ合ったりするのは、やっぱ男同士だと友情や義兄弟の絆を逸脱していて、腐心をときめかせます。もうそこでキスしちゃえよ!好きだと抱きしめちゃえよ!なんて、じれったくなりましたわしも可愛いイケメンにヒョン(兄さん)と呼ばせたい!素敵な男前をヒョンと呼びたい~!

 ギボンとソボク、どっちも背負ってる十字架が重くて暗くて、二人とも何のために生まれてきたんだろう、と彼らの宿業に暗澹となってしまいますが、不幸な男たちとは思えませんでした。だって、二人は出会うためにこの世に生まれたんだから!自分の命よりも大切な人と出会え、その人を守り救えるなんて、何て崇高なことでしょう。ラスト、ギボンとソボクが選んだ決着は悲劇的でしたが、まさに互いへの強い深い愛ゆえの選択でした。冷血人間の私も、ちょっとウルッとしました。悲しさよりも、その尊さ美しさに感動して。たとえ過酷で短い人生でも、誰かのために生きる、そして誰かのために死ねるなんて、ほとんどの人間には味わえない幸せです。

 ギボン役のコン・ユは、役作りで激痩せ。梅干しみたいに萎んだやつれ顔、細い身体つきが痛々しく、かつ役者魂を感じませました。ただでさえスタイル抜群のコンたんが、痩せるとさらに顔の小ささと手足の長さが顕著に。若い頃はラブコメで人気を博したコンたんですが、最近はシリアス路線で俳優として一皮剥けるための仕事を選んでるみたいですね。でも彼の顔って、いい意味ですごくアホみたいだから、やっぱコメディが似合うんですよね~。ソボクに振り回されて困惑したりイラっとしたりするシーンでの、ちょっとコミカルな演技が往年のコンたんを思い出させました。シリアスもいいけど、たまにはまたコメディにも出てほしいです。

 ソボク役のパク・ボゴムは、飾り気のないシンプルな風貌だけど、一般人とは明らかに違うオーラが。それがミステリアスで神秘的で、ソボクのキャラに合ってました。日本の某事務所タレントやイケメンなだけ俳優だと、間違いなくあざといまでに可愛く演じるだろうソボクを、ボゴムくんはかなり抑えて演じていたのが秀逸でした。童顔ですが、子どもと思われたり子ども扱いされるのには違和感。声が低く背が高くて結構がっちりしてるので、じゅうぶん大人に見えます。着替えシーンでの見えそで見せない裸にイラっ。サービス脱ぎしないなんて、韓流男優にあるまじき怠慢!

 コン・ユもパク・ボゴムも、顔は日本人っぽいところが親しみやすい。逆に、ギホンの元上司とか研究所のパトロンである大金持ちの爺とか、悪人はみんな典型的な朝鮮系顔。元上司がちょっと元大阪府知事の橋下氏似?憎々しい、イヤ~な顔してます。演技が巧い、とも言えますが。それにしても。科学や医学の発達って、もう素晴らしさよりも恐怖を覚えます。ソボクみたいなのを生み出すなんて、神をも恐れぬ自然への冒涜ですよ。病気は怖いけど、死なないのも怖いです。本当に不死を望んでる人なんているのかなあ。

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城主さまは美男

2021-07-23 | 韓国映画
 「安市城 グレート・バトル」
 唐の皇帝太宗が率いる大軍により、侵略の危機に瀕していた7世紀半ばの高句麗。王軍に従わない武将ヤン・マンチュンの暗殺命令を受けたサムルは、マンチュンの治める安市城に入り彼に近づくことに成功するが…
 ナム・ジュヒョク出演作ということで鑑賞。ジュヒョクくんの映画デビュー作でもあります。サムル役のジュヒョクくん、可愛い!「ハベクの新婦」でもカッコかわいかったけど、時代劇でもその透明感、清潔感はハンパなかったです。女の子みたい、いや、女の子より可愛い。中途半端な女優では太刀打ちできない可愛さです。けど女みたいな美男とかキャマっぽいイケメンとかとは全然違って、男の子な雰囲気、キャラなのがチョア。最近の人気韓流男子、例えばBTSとか、みんなメイク感、整形感が強くて薄気味悪い人が多いのだけど、ジュヒョクくんはすごいシンプルな顔立ち。そういうところも私にとって彼を特別な韓流男子にしています。

 チビで貧相な日本の俳優やアイドルを見慣れた目には、同じ人間とは思えぬスタイル抜群な長身!時代劇でもそれがよくわかります。でも私はガッチリムッチリしたマッチョが好きなので、ジュヒョクくんは細すぎるかな。あまりにも優しく清らかな風貌なので、血みどろな戦場に似合わない。女っけがほとんどなく、ほぼ男だけの映画の中で、ムサい野郎どもに囲まれたジュヒョクくんは、まさに清楚で可憐なヒロイン!美男城主のマンチュンを敬慕の目で見つめる彼に、かなりMY BLレーダーが反応しました。いつマンチュンの夜伽に召されるのか、なんて期待しちゃいました

 可愛すぎるジュヒョクくんでしたが、せっかく激しい戦場に身を置いてたんだから、もっと満身創痍になったり血まみれになったりして大暴れしてほしかったかも。あんまし動きがないんですよ彼。見せ場は、馬を疾走させる姿ぐらいでしょうか。あんましアクションは任せてもらえなかったようです。その分、他の男優たちが鬼のように体を張って激闘してました。主人公のマンチュン役は、美しき熟年になりつつあるチョ・インソン。
 
 ワタシ的にはいまだに「バリでの出来事」のイカレ御曹司ジェミンのイメージが消えないインソン氏ですが、いい俳優になりましたね。上手に年齢を重ねて、風貌も演技も円熟してきてるというか。「露花店」とか「ザ・キング」とか守りに入らない彼の果敢な仕事ぶりを、いい歳してカッコよく見えることだけに執着する日本のおじさん俳優たちは見習うべき。思いやり深く勇猛で英邁で誇り高いカリスマなマンチュンは完璧すぎるヒーローだったのが、カッコいいんだけどちょっと物足りなかったかも。インソン氏なのでもっと欠点の多い、ヤバい面もあるキャラでも好演できたはず。それにしても彼、ほんと美男子。たまに杉村太蔵が超イケメンになった風にも見えた。私、杉村氏の顔も好きなんです(^^♪

 韓流ファンにはおなじみのメンツもたくさん出てきます。太宗役は売れっ子バイプレイヤーのパク・ソンウン。オール中国語の台詞を頑張ってましたが、韓国俳優が中国人役は不自然。極悪日本軍人役とか、韓国映画ってこういうの多いですよね。マンチュンの右腕的な武人役は、最近では「藁にもすがる獣たち」とか、インソンの「ザ・キング」にも出てたペ・ソンウ。勇敢な騎馬隊長役のオム・テグも、最近は主役級になってますね。

 切断やメッタ刺しは当たり前、鮮血や肉片が飛び散る凄惨、残虐な戦争シーンは、まさに韓国ならではのヴァイオレンス。日本の時代劇ではまず見られない激烈さです。強大な中国軍の襲撃をかわし逆襲する安市軍の、あの手この手のアイデア勝負な攻防が面白かったです。ちょっとCG感が強いシーンが多かったけど。ちなみに。安市城の戦いの頃、わが国は飛鳥時代、ちょうど大化の改新が起こった頃でしょうか。

 ↑「ジョゼと虎と魚たち」韓国版の日本公開、いったいいつになるのかしらん?
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不幸さえ美しい詩

2021-07-19 | イタリア映画
 「レオパルディ」
 19世紀初頭のイタリア。地方貴族レオパルディ家の長男ジャコモは、病弱で身体に障害を抱えていたが、学識豊かで詩の才能に恵まれていた。退屈で窮屈な田舎の生活に絶望していたジャコモは、ローマの高名な文学者ジョルダーニと手紙を通して親密になり、自由な人生を切望するようになるが…

 恥ずかしながら、ジャコモ・レオパルディについてはまったく存じ上げなかったのですが、世界的な詩人、哲学者なんですね。詩人が主人公というだけで、貧乏とか人間関係のもつれとか病気とか、すごい不幸のにおいがします。日本の有名な詩人って、みんな暗くて悲しい生涯だったような。明るい幸せとは無縁なイメージ。ジャコモ・レオパルディも、障害のある病弱な身体のせいで鬱屈した青春を余儀なくされるのですが、不幸って感じでは全然ありませんでした。貴族という身分、贅沢ではないけど召使にかしずかれた何不自由ない生活、仲良しの弟妹、そして何より輝かしい才能。レオパルディも天才のごたぶんにもれず、人々にすごく愛されるか嫌われるかのどっちかなんですよ。中間があまりないんです。とはいえ、バカにされたり蔑まれたりすることはあまりなく、どちらかといえば大事にしてくれる人、優しい人のほうが多かった。いつも絶望と失望にさいなまれてたレオパルディでしたが、それも詩に昇華して生きる糧になってたし、短くも豊かで幸せな人生だったような。愛情にも才能にも恵まれず、ユルく長く生きるだろう私よりは。
 
 障害があるといっても、日常生活にはあまり差し支えはなく、結構アクティヴに動き回ったり旅をしたり。弟妹やジョルダーニ、親友のアントニオなど、理解者たちから大切に扱われるレオパルディですが、それに感謝したり申し訳なく思ったりすることがほとんどなく、ごく当たり前のように親切や献身を享受しているところも、いかにも天才にありがちな自己中心的さでした。でも、天才だからって何しても許されるなんて思うな!と腹が立つような傲慢さ身勝手さは全然なくて、すごく純粋で無邪気な浮世離れした子どもみたいで可愛かったです。

 レオパルディを厳格に溺愛する父親がちょっと怖かったです。才能ある息子を薫陶しながらも、息子に自由を与えようとせず過干渉な子離れできないパパ。息子が傾倒するジョルダーニへの警戒や敵視はほとんど嫉妬で、あれじゃあレオパルディも重苦しくなって逃げたくもなります。レオパルディの性的な苦悩も切なかったです。下半身は健常だったのが返って辛そうでした。美しい未亡人ファニーへの恋心と失恋、娼館で酷い目に遭う姿など、恋愛についてはかなりみじめで哀れでした。

 レオパルディと親友アントニオとの友情に、ちょっと腐心をくすぐられました。どんな時もレオパルディを支え守るアントニオ、恋人や奥さんにだってあそこまでできんよ。レオパルディがあんな風貌なので、BLに発展しそうな雰囲気は微塵もないのだけど、その友情を超えた無償の精神的な愛が尊かったです。それもこれも、レオパルディが類まれな才能の持ち主だったから。みんなレオパルディ自身というより彼の才能を愛し、それを守ろうとしていたような。健康で頑丈な肉体に恵まれた凡人になれる、と神さまがレオパルディにささやいても、おそらく彼はそれを拒んだのではないでしょうか。
 この映画、ずいぶん前から観ることを熱望していた作品。なぜって、言うまでもなく大好きなエリオ・ジェルマーノ主演作で、彼の熱演が絶賛されていたから!

 エリオ、まさに渾身の、入魂の名演でした。日本の同世代の俳優には絶対無理な難役。あふれんばかりの感受性と情熱を発散できない懊悩のデリケートさ、繊細さときたら!悲痛で苦しそうな身体障害の演技のリアルさといい、心が異次元でさまよっているかのような表情での長い詩の台詞といい、これこそ役者の仕事!な演技に感嘆するばかりでした。その高い演技力、役者魂も素晴らしいのですが、エリオってやっぱすごい可愛いんですよね~。ヒゲなしだと顕著になる童顔。本物のレオパルディは、絶対こんなにイケメンじゃなかったはず。レオパルディ役には、ちょっとイケメンすぎるかもしれなかったエリオです。小柄でトコトコした動きとか、シャイなはにかみとか、ほんと可愛かった。自信満々で高慢なところもあるはずのレオパルディがそんなキャラになってなかったのは、エリオの悲しそうで内気そうな風情のおかげかもしれません。何しても何言っても許して守ってあげたくなる。可愛いシーンたくさんあるのですが、特に好きなのはジェラードを食べてるシーンかも。子どもみたいで可愛すぎ!窓辺で月を眺めながら詩を口ずさむ姿も、いとあはれだった。

 アントニオ役のミケーレ・リオンディーノが美男な色男!女好きだけど女よりレオパルディを大事にするところが、BL好きにはたまらん設定でした。レオパルディのためにファニーとの恋愛をきっぱり終わらせたり、自分が抱いた娼婦にレオパルディの筆おろしを頼んだり、具合が悪いレオパルディをさっとお姫様抱っこして階段を上がったり、レオパルディ大好きっぷりに萌え。ファニー役のフランス女優アナ・ムグラリスが、大人の女、いい女。

 レオパルディの故郷レカナーティや、ローマやフィレンツェ、ナポリの風景が美しい!自然や街並みが実際は21世紀の景色だなんて信じられないほど、19世紀の情趣であふれていました。衣装や屋敷も当時の生活感、息吹を感じさせるものでした。特に印象的だったのは、夜の娼館。洞窟みたいなところにあって、すごく美しくて神秘的でした。ラストの火山噴火も、恐ろしい災害なのに火山灰が粉雪のように降る注ぐような幻想的なシーンになっていて、不幸や凶事がレオパルディの詩のように美しいファンタジーとなっていたのも、この映画の特筆すべき点です。

 ↑ エリオ~「私は隠れてしまいたかった」イタリア映画祭で配信してたのに観逃してしまった~!
 


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イケメンを冷凍保存

2021-07-15 | 日本のドラマ(連続)
 「私の夫は冷凍庫に眠っている」観ました~。1話25分くらいの全6話。
 恋人の亮との結婚式を控えていた夏奈は、突然暴力的になった亮を思い余って絞殺し、死体を倉庫の冷凍庫に隠す。しかし翌朝、死んだはずの亮が夏奈の前に現れ…

 白洲迅目当てで観ました~。白洲くん、初登場シーンでもう脱いでました!上半身裸で女を殴るわレイプするわ、あげくは絞め殺されて死体になるわ、なかなか頑張ってました!可愛い顔して女をいたぶる役、演技は、あの珍作「明日の君がもっと好き」の熟女ハンター、ハルヒを彷彿とさせました。イケズな白洲くん、やっぱいいですね~。凶悪な兄と優しい弟、双子を演じてる白洲くん。どっちの彼もとにかく可愛いです。

 弟の時は笑顔も仕草もあざといまでにスウィートボーイ、兄の時はヤサグレて不敵なバッドボーイな白洲くん。片方とだけでも羨ましいのに、両方とだなんて!あんな双子になら私もたぶらかされたい(^^♪白目剥いた死に顔も、冷凍死体姿さえもキュートでした。もっと不気味で怖くないといけないので、ほんとはそれじゃダメなんですけど女を虐げたり脅したりするシーンも頑張ってた白洲くんですが、いかんせんあの顔では何しても可愛いだけで、全然怖くもヤバくもない。すごく得してる反面、役者としては損もしてる可愛い童顔です。悪人の役はちょっと無理だけど、ちょっとイケズ程度の役ならチャーミングな白洲くんです。
 白洲くんに加えて、もう一人大好きなイケメンが出演してました!不動産会社の社長役で、青柳翔も登場!

 何か企んでる怪しい社長さん役の青柳さん、ちょっと前に何かのドラマの彼を見て、おっさんになったなと思ったけど、このドラマでは若返って見えてやっぱ男前!演技も風貌もいい感じに熟してきてて、ただのイケメンを脱して味のある、色気もある性格俳優になってきてます。人当たりはいいけど、目つきや何気ない声のトーンは胡乱で、危険な男のにおいを漂わせてました。卑猥で卑しい笑顔が素敵。チビではないはずの白洲くんと身長差があって、かなり背が高いことを再認識。スーツが似合う長身!男くさい彼と可愛い白洲くんとの親密そうなツーショットに、腐レーダーが反応。二人のBLシーンが見たい~(^^♪白洲&青柳、イケメン二人のイケズな小悪党っぷりが、このドラマ最大の見どころかも。

 ドラマの内容じたいは、うう~ん、ツッコミどころありすぎのお笑いホラー?双子の入れ替わりトリックも無理やりすぎ、ミスリーディングもありきたり。いちばん気になったのは、死体を隠すアイスクリームの冷凍庫。あんなところで、デカい男の死体を出し入れできるわけない!と失笑。人肉料理もまるでコントのネタみたいだった。夏奈も無職?なのにあんな豪邸で優雅な暮らし、いったいどーやって?サイコキャラなはずの夏奈も、全然気持ち悪くないし怖くもなかったのが致命的。夏奈の隣人の女流作家のほうが、見た目も言動もヤバい人っぽかったです。演じてたのが斉藤由貴だから、というのもありますが。怪しく事件を探る初代スケバン刑事でした。

↑ 事務所さん、イケメンなら誰でもいい的な役ではなく、もっと意欲的で挑戦的な仕事を彼にさせてあげてください!

↑ 驚喜!公開間近の「孤狼の血」続編に出てる!彼も広島ロケに来たんかのお?ヤーさん役かな?それともマル暴刑事役?いてもいなくてもいいようなモブ役ではありませんように!男の色気ダダ漏れなエロい役もやってほしいものです。




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怪獣王に俺はなる!

2021-07-11 | 北米映画 15~21
 「ゴジラvsコング」
 研究機関モナークにより、キングコングは髑髏島に収容されていた。そんな中ゴジラが突如現れ、巨大テクノロジー会社エイペックスの本社を襲撃するが…
 コロナで公開が延び延びになってた待望作、ようやくお目見え!ハリウッドのゴジラシリーズ、すごく好きなんですよ~。本家の日本ゴジラは、ぜんぜん観てないのに往年のゴジラファンの方々には、ハリウッドゴジラなんてバッタもんは認めん!な人もいることでしょうか。私がハリウッドのゴジラシリーズを好きな理由、それは中身が潔いまでにないところ!ただもう怪獣が大暴れしてる!ザッツオール!なところです。いろいろ考えさせてくれる映画も悪くないけど、もう身も心もクタクタに疲弊してるのでそういうのは正直しんどいんです。その点、ワイスピシリーズもですが、ゴジラシリーズは何にも考えなくていい、考えさせられないですむ、そんな気楽さが心地よいのです。

 なので、前作がどんな話だったか全然覚えてない!キングギドラが凶悪だったことぐらいしか記憶にない。観終わった瞬間に忘れてしまう映画。今回はキンングコングと戦う話なのですが、前日譚の「キングコング 髑髏島の巨神」は観てない!けど、それも全然問題なし。問題なのは、こうやって感想を書いてるけどどんな内容だったか、ほとんど思い出せないこととにかくド派手だったことは覚えてます。今回もツッコミだらけな粗すぎる設定や展開だったけど、そんなこと気にするのは野暮というものでしょう。ゴジラやコングをめぐる科学的、生物的な根拠とか、え?は?なメチャクチャ強引だったので何度もプっと吹いた、のは記憶にあります。テクノロジーの高度さもほとんどお笑いの域。費用どんだけ~。

 今回、主役はどちらかといえばコングのほうで、ゴジラはヒールっぽいライバルだったのが面白かったです。両雄並び立たずとばかりに火花を散らして激突するコングとゴジラですが、お互いの実力を認め合ってたりトドメは刺さなかったりなど、まるでヤンキー漫画の世界。終盤に登場するメカゴジラを倒すため、熱いタッグを組むコング&ゴジラ。戦った後は仲間!なんて、ほとんどワンピースです。少年漫画な男気あふれる胸アツ関係でした。

 余計な人間の話はほとんどないのもこのシリーズのよいところですが、気になったのはコングと手話でコミュニケーションができる少女。コングに愛されてるのをいいことに、コングをいいように操って働かせてましたね~。結構な小悪魔でした。何の見返りもない、死ぬかもしれないのに少女のために粉骨砕身なコングがけなげでした。それはそうと。ゴジラ&コングの行くところはことごとく破壊されるのすが、ものすごい死傷者だろうな~。今回は香港がめちゃくちゃにされましたが、どうせなら北京でも大暴れして習近平を踏み潰してほしかったかも
 小栗旬が出演しているのも話題に。私もオグリン好きなので、かなり楽しみにしていました。初登場シーンのオグリン、カッコいい!クールでミステリアスな東洋美男子。背が高いので西洋人俳優にもそんなに見劣りしてません。前作まで渡辺謙が演じてた芹沢博士の息子役で、ケンさんみたいに地球の平和のため尽力するのかなと思いきや、まさかの悪役だった!

 しかもかなりショボい悪役で、やってることといったらヘンなヘッドギアつけてメカゴジラを操作してるだけ。白目むいたトランス顔が笑えた。芹沢博士の息子が何であんなになったのかも謎で、意味不明な存在。せめてヒーヒャッヒャとヨダレたらしながら目を血走らせてゴジラを大暴れさせる狂気キャラに変貌してほしかったです。あんな役、あんな扱いでハリウッド進出とか、失笑するばかりです。今後は日本で頑張ってオグリン!
 科学者役のアレクサンダー・スカルスガルドがイケメン!いかにも北欧男子な清爽なルックス。顔はちょっとブラピ、ポール・ウォーカーをめちゃくちゃ薄めたような感じ?背が高い!2mぐらいある?モデルみたいに何着ても似合っててカッコいいです。またターザンに変身してほしかったです。
 
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お父さんは認知症

2021-07-08 | イギリス、アイルランド映画
 「ファーザー」
 娘アンが雇ったヘルパーたちを、気難しいアンソニーは次々と難癖をつけて追い払っていた。アンソニーの認知症は進行し、記憶と現実が崩壊し始めて…
 御年82歳、「羊たちの沈黙」以来29年ぶりにアカデミー賞主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンス。その快挙には心から拍手をもって敬服するばかりです。今年は「マ・レイニーのブラックボトム」の故チャドウィック・ボーズマンの受賞が確実視されていたので、蓋を開けてみたらホプキンス御大という結果には番狂わせ!とか騒いでた人も多くいたようですが、この映画を観たらそんな浅薄な口さがなさを恥じることになるでしょう。なぜなら、至極当然な受賞だから。

 私もチャドウィックの大ファンだし、マ・レイニーの彼は間違いなくオスカー級の素晴らしさなのですが、さすがにライバルが強大すぎました。もしチャドウィックがホプキンス爺を押しのけて受賞してたら、それこそ感動を狙ってのやらせに近い演出的なあざとさっぽさが否めず、オスカーの信頼性も価値も損なわれていたかもしれません。同情で受賞したって天国のチャドウィックは喜ばないでしょう。ホプキンス御大2度ののオスカー受賞作を観て、あらためてそう思いました。こりゃあ誰がどー見たって、ホプキンス爺さんに軍配が上がるでしょ。最近見た演技の中では強烈さナンバーワン。ホプキンス爺の当たり役、羊沈のレクター博士は映画史に残るホラーキャラですが、今回のホプキンス爺はある意味レクター博士より怖かったです。

 実際には、レクター博士みたいなカリスマサイコ殺人鬼と出会うことはまずないけど、この映画のアンソニーみたいな痴呆症高齢者とは誰もが関わる、いや、なってしまう可能性がある。今すぐ死んでもいいけど長生きしてボケたくはない!と、心肝寒からしめる映画でした。そして、かつてないような新感覚映画でもあった。痴呆症高齢者とその家族の映画やドラマは枚挙にいとまがありませんが、そのほとんどが高齢者の家族目線で描かれたもの。この作品は、認知症高齢者目線で描かれていて、その混乱し崩壊したカオスな世界に観客も翻弄され、恐慌に陥ってしまいそうになります。え?!あれ?どういうこと?!この人って確か?でも?みんな今どこにいるの?これは現実?虚構?妄想?人物も空間も知らぬ間にスルっと錯綜しまくり、ここはどこ?あなたは誰?状態で、もう何がなんだか?!あたかも迷路に入り込んで出られなくなってしまったかのような怖さ。まさに認知症追体験。すごく斬新で面白い!と思いました。オスカーでは脚色賞も受賞したと知り納得。

 認知症高齢者とその家族の話って、気が滅入るような深刻さだったり、感動狙いのお涙ちょうだいものだったりがほとんどだけど、この映画はシュールでユニークな心理スリラー、いや、心理ホラーにしてしまってたところが、特質すべき秀逸さでした。ちょっとクリストファー・ノーラン監督の作品を彷彿とさせましたが、ノーラン監督のSF的ワケワカメさとは異なる、凝った視覚効果や映像もない、親子の確執や人生の最終ステージを冷徹に描いた人間ドラマとしても見ごたえあり。フランスの劇作家で、この作品が映画監督デビューだというフローリアン・ゼレール監督の手腕にも驚嘆。共同脚色を担当した名脚本家、クリストファー・ハンプトンの熟練の技にもよるところも大きいのでしょう。

 言うまでもなく、アンソニー・ホプキンスの名演、いや、怪演こそこの映画最大の見どころ。もうほんと怖いヤバい面白い。因業なんだけど、どこか憎めないオチャメなところがあって、その脳内迷宮っぷりにゾっとさせられつつも、時々クスっと笑えるチャーミングさも発揮してるところが素敵でした。腕時計に執着して、アンの恋人に遠回しに執拗にそれはわしのものでは?盗った?と探りを入れてくるシーンとか、タップダンス踊ったり妙に元気なところが笑えた。圧巻だったのは、ラストの施設でのマミーマミーと子どもに戻って泣く姿。怖い!けど哀れすぎて胸が痛みました。ホプキンス御大はインタビューで、アンソニー役は簡単な役だったとのたまってましたが、難役だけど役者魂を燃やした熱演!な力みなどは確かに感じられず、あくまで自然に成りきってたのがやはり年季が入った役者。

 アン役は、「女王陛下のお気に入り」でオスカーを受賞したオリヴィア・コールマン。今回も忘れがたい好演。泣いたり怒ったりな感情的なオーバー演技は決してしないけど、笑顔の下の苦しみや悲しみが透けて見えて、アンソニーよりも痛ましかった。オリヴィアさん、笑顔と声が可愛い。おばさん女優としては世界屈指の高い好感度です。それはそうと。この映画が私の胸を人並み以上にザワつかせたのは、アンソニーとアンの親子関係ややりとり、確執が、私の亡き祖母と私の母のそれらとかなりカブってたから。私の祖母も認知症になり、アンソニーとおんなじようなことしたり言ったりしてましたもん。とにかく被害妄想と物やお金、家への執着が凄まじかった。父や私たちはそんな祖母にいつも腹を立ててましたが、娘である母だけはアンのように黙って耐えてました。祖母はキツい人で、母は幼い頃から辛い目に遭ってたようで、同じく愛情深い父親ではなかったアンソニーに複雑な思いを抱きながらも見捨てられないアンの子としての葛藤に、あらためて母の苦労と悲しみを思い知りました。今度は母がアンソニーに、私がアンになるかもしれないと想像しただけで戦慄。その前に、父がヤバいかも。M子やダミアンと、そろそろいろいろ相談したほうがいいかも…
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おまえと行き着くところまでイキたい

2021-07-04 | 日本のドラマ(連続)
 Netflixで「Life 線上の僕ら」を観ました~。1話が30分ぐらいの全4話。
 白線の上を歩く遊びをしていて出会った高校生の晃と夕希は、やがて恋に落ちて社会人になると同棲を始める。夕希を深く愛する晃は、彼との未来に不安を抱くようになるが…
 人気BL漫画のドラマ化と知って納得。すごくファンタジーな内容でした。晃と夕希の出会いとラストの再会とか、非現実的すぎて漫画だよな~と苦笑い。でもまあ、もともとBLはファンタジーみたいなもの。リアルで深刻なLGBTの苦悩とか苦難とかを、映画やドラマで突きつけられたくないのが本音です。だからこういう甘々なBLのほうが、私の口には合うのです。ありえないと嗤いつつも、晃と夕希のような運命の出会い、奇跡の再会とかすごく憧れる乙女な私です。私も白線の上を歩いてみようかな~。私がやっても道端で立ち話してるおばはんたちに進路を塞がれるだけ、自転車にぶつかってケガするだけ、とかがオチでしょうけどよしんばイケメンと出くわしても、邪魔!どけ!みたいな扱いされるだけでしょうね

 閑話休題。出会ってすぐにキス、友だち以上な付き合いをする晃と夕希ですが、なかなかC(死語)には至らない。ヤりたいのはもっぱら晃のほうで、ヤリたくてヤリたくて震える悶々ぶり、ハアハアがっつきキスとか切なくも微笑ましかったです。ついに結ばれる二人ですが、肝心の初エッチシーンは見事なまでに端折られててトホホ!アツアツな恋人同士になって夫婦同然の同棲生活を送る二人、イチャイチャしたりチュッチュチュッチュとキスは頻繁にするのですが、そこまでなんですよ。TVドラマだから仕方がないとはいえ、もうちょっと男同士の性的なシーンも頑張ってほしかったかも。

 中盤になって、夕希を愛しすぎて怖い、失ったらどうしようと不安に苛まれてた晃が、いきなり夕希を捨てて女に奔ってしまう展開に目がテン。んんん?!何でそうなるの?!男同士の恋愛なんか不毛だから、フツーの人生を歩みたいから、とか言ってたけど、そんな気振り全然なかったので、そんな簡単に心変わりするものなん?と当惑。夕希を電光石火で捨てる晃の冷酷さ、身勝手さに唖然となりました。でも、ノンケの男はそうなるのが自然ではあります。ゲイではない彼らにとって、しょせんただの気の迷い、若さゆえのあやまち、ある日ハっと目が覚めて現実に戻る。それを非道、不誠実だと憤っても虚しいだけです。このくだりは、BL映画の傑作「藍宇」を彷彿とさせました。

 ラスト近くになって、フツーの人生がほしかったわけではなく、夕希を失う恐怖から解放されたかったから別れた、と晃は愁嘆しながら独白するのですが。まあそうだったんだろうな、とは思いつつ、そこのところも丁寧に描いてほしかったです。あと、腐じゃない女性からしたら、晃はとんでもないゲス野郎ですよ。BLでは女はただの当て馬!と見なしてる私でさえ、晃の妻が可哀想と同情。
 BL映画&ドラマ大好きとはいえ、ただキレイカワイイだけの俳優、あるいはそんなに好きでもない俳優の出演作なら観ない私ですが、大好きな白洲迅主演とくれば観逃すわけがないじゃろうが!主演作を観たのはこれが初!

 白洲くんも、なかなか私が観たくなる作品に出てくれないんですよね~。「リコカツ」とかキャストがよかっただけに、あまりにもくだらない内容が残念すぎた。事務所さん、もうちょっといい仕事選んであげて!今回BLに挑んだ白洲くん、相変わらずすごい童顔だけど、ちょっと大人の男っぽくなってて素敵でした学生服でのDK姿はさすがにコスプレ感があったけど、社会人になってからのスーツ姿、煙草を吸う仕草が似合っててカッチョE!夕希にメロメロ、超甘やかしたり強引にキスしたり、こんな風に男に恋されたいという女の妄想そのものなシラジンでした。夕希への壁ドンキスが、荒々しいオスっぽくて胸ムズキュン♡

 キスシーンとか頑張ってましたが、それ以上は事務所NGだったのかな。旅先のホテルのシーンでちょっとだけ脱いでますが、いいカラダ!せっかくの肉体美なので、これでもかと誇示してほしかったです。
 夕希役の楽駆という子、初めて見たのですが、うう~ん…私が苦手な系統の顔。アップになるとすごく美形に見えるのですが、ほとんどのシーンは気持ち悪くなった岡田将生みたいだった。演技が笑えるほど大根で、彼と一緒だとシラジンが超演技派に見えた夕希、無邪気で純真なキャラだったんだろうけど、ただのキャマキャマしい不思議ちゃんになってしまっていた。晃が魂を奪われるほどの魅力が感じられませんでした。夕希の母役でちょこっと出てくるおばさんが、奥山佳恵と後で知ってビツクリ。あと、ラストのアラスカ。あれ、絶対アラスカじゃないですよね(笑)。ロケする予算はなかったようです。晃と夕希が同棲するマンションの部屋がゴージャス!

 ↑ 何でこんな人が売れてるの?主役できるの?な若手俳優が多い中、ワタシ的にはいまだにブレイクしないのが不思議なほどカッコカワいいシラジンですが、最近はそこそこ売れっ子になってるみたいで重畳。ブレイクしても〇藤健〇郎みたいなことにならないよう気を付けてねシラジン!
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ハベクの新婦⑦~⑯ 神さまヘルプ!

2021-07-02 | 韓国のドラマ
 「ハベクの新婦」第7話から最終話まで観たニダ!

☆ヤブ医者!
 フエ氏のカウンセリングをするソア。他のことに気を回せ、薬を飲みすぎるな、なんて素人レベルの診立てに失笑。こんな無能でよく精神科医になれたよな~。
☆センス悪化
 ムラに高価な服をもらうようになってから、ハベクのファッションが韓流ドラマではおなじみの悪趣味なものに。ハベクは地味で清潔感のある服のほうが似合うのに。

☆このキャラ、必要?
 ソアの医大時代の同級生で今は売れないタレントをしているジャヤが、意味不明すぎるキャラ。フエ氏の秘書とカップルになりそうな展開とか、本筋に全然関係なくてまったく不要。ソアの親友の占い師もぶっちゃけ要らん。余計な脇役の話も韓ドラではおなじみですよね~。
☆モデルデビュー
 ソアにプレゼントを買いたいので、スカウトされて路上モデルのバイトをするハベク。確かにあんな男の子歩いてたら、写真撮りたくなりますよね~。

☆品川にはやっぱり似てないかも
 神友のビリョムに酒を飲まされてベロンベロンになるハベクが可愛い。ビリョム、よく見たら可愛いですね~。はじめの頃は品川に似て見えましたが。彼も超小顔でスタイル抜群!プールシーンで見せる上半身裸もきれい!

☆海でピクニック
 お弁当に海苔巻きを作るソアとハベク。美味しそうだが、二人でそんなに食わんだろ!作り過ぎ。食品ロスは犯罪!
☆けっこう豪邸
 ろくに働いてないソアが、あんな立派な家を維持できるのが不思議。
☆神のタイマン勝負
 ビリョムVSフエ氏。神さまなのに、ヤンキー高校生のタイマンみたいなノリでスケール小さっ

☆韓国の医大って
 ソアだけでなく、ソアの親友の占い師も医大卒。ジャヤもだし、どんだけ韓国の医大ってレベル低いの。
☆チョキが
 じゃんけんするソアとハベク。チョキの形って日本と違うんですね!
☆ヤリたいこと
 ハベクが神の国に帰る前に、彼と一緒にやりたいことをリストアップするソア。ぬいぐるみ買うとか屋台でデートとか、バカなの?アラサー女なのに気持ち悪い!

☆お父さん発見!
 行方不明だったソアの父は、意外な場所にいました。お涙ちょうだいな感動エピソードのつもりなんだろうけど、ツッコミどころだらけの展開で失笑するだけでした。
☆願い事ひとつだけ
 ソアの願いが聞き届けられて…ハベクも人間界では年を取るのかな。それだけ気になった。

★総括 
 うう~ん…ぶっちゃけ、くだらない幼稚な内容で、わしのようなおっさんが観るドラマではなかったまったくありがたみのない、迷惑なだけの神さまたちでした。さっさと神の国に帰ってほしかった。でもいちばんイラっとしたのは、ヒロインのソアです。かつてないほど働かない怠け者な韓流ヒロインでした。ギャルなファッションやメイク、髪型髪色も何だかな~。あんな精神科医、ありえんわ。ハベクとのツーショットでは、どう見てもかなり年上のお姉さん。女優のほうが明らかに年上なのに、男優より年下か同い年設定、という不自然さも韓ドラではおなじみですが…
 ナム・ジュヒョクくんは、ちょんまる可愛かったです!ほんと透明感があって清潔で、スタイルのよさもまさに神ってる(死語)。お気にの韓流俳優のひとりになりました。他の出演作を観るのが楽しみ(^^♪
 さあ、韓ドラ完観恒例、理想妄想イルボンリメイクぢゃ!

 ハベク ・・・ 吉沢亮
 ソア ・・・ 北川景子
 フエ氏 ・・・ 町田啓太
 ムラ ・・・ 菜々緒
 ビリョム ・・・ 白洲迅
 ジンゴン ・・・ 金子大地
 スリ ・・・ ミキ昴生 
 サンユ ・・・ ミキ亜生
 ソアの親友 ・・・ 馬場園梓
 ジャヤ ・・・ 泉里香
 フエ氏の秘書 ・・・ 数原龍友
 ドジュン ・・・ 青柳翔
 ゴルリン ・・・ 六角精児
 ソアの父 ・・・ 神保悟志
 大司祭 ・・・ 舘ひろし
 
 こんなん出ましたけどぉ~?
 ハベク役は、岡田健史とかマッケンユーとかもよさそうとは思ったけど、憂いのある美青年がいいので吉沢くん、キミに決めた(^^♪ジュヒョクくんより美形!暗い冷たい感が、今やってる大河ドラマの主役より合ってるはず。大河ドラマではふんどし姿にもなったし、イルボンリメイクでも全裸水浴びシーンでファンサービス。

 ↑ こんな透明感&清潔感あるスタイル抜群な長身イケメン、日本の芸能界にはいないですよね~。「ジョゼと虎と魚たち」の韓国版映画の日本公開はいつ?
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