まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

THE TUDORS 3 ①② 魔王への叛逆!

2010-08-29 | 欧米のドラマ
 待望の「THE TUDORS 背徳の王冠」シーズン3、スタート♪

☆ハッピーウェディングは嵐の前触れ
 ブーリン一家を葬って、すっきりと新妻ジェーン・シーモアを娶ったヘンリー。披露宴での白い衣装が似合っててカッチョE初夜でシーンでは珍しく、ワイルドなエッチ描写もヘンリーの脱ぎもなかったのが物足りなかった。
 ウルジー枢機卿、トマス・モア、アン・ブーリン、主要キャラがみんな非業の死を遂げてゆく中、シーズン1からの唯一のサバイバ~♪by 東方神起 なチャールズ・ブランドンですが、特に生き残りに必死なわけではなく、ただヘンリーに私心なく仕えてるだけなんですよね。
 チャーリーも細君と仲睦まじいけど、やっぱ美女からのモーションに無関心でいられない。性獣の本能は失ってないようです(笑)。一穴主義なんて、チャーリーには似合わないもんね♪

☆魔宮の花嫁!
 幸せそうなジェーンですが。ヘンリーの妻の座なんて、崖っぷちに立つor薄氷の上を歩くようなもの。まかり間違えば、アンのように首をチョン斬られるし。なので、ジェーンがちっとも羨ましくないです。
☆未亡人
 処刑されたジョージ・ブーリンの妻が、ジェーンの女官として再登場。もしジョージが自分を愛してくれた夫だったら、決して宮仕えなんかできなかったはず。それにしても彼女、もう男なんかコリゴリだろうな。
☆聖女より悪女
 ジョージ・ブーリンの未亡人や、父王ヘンリーに蔑ろにされてるメアリー王女にも、思いやりや気遣いを忘れない聖女なジェーンですが、私はアンみたいな女のほうに魅力を感じます。優しくおとなしいジェーンに、早くも飽き足りなさや苛立ちを感じてるヘンリー、ほんと勝手すぎる男ですが、気持ちは解からないでもない...
☆黒い法衣!
 英国の宗教改革を憂うローマの枢機卿。シーズン2のピーター・オトゥールに代わって、マックス・フォン・シドーが登場。オトゥール御大同様フォン・シドー御大も、聖職者なのに陰謀家っぽいブラックなキャラです。

☆新イケメン
 枢機卿に可愛がられているイギリス人の若い司教レジナルド・ポール、イケメンです。枢機卿から怪しいミッション指令を受けるポールくん、シーズン2のブレアトンみたいにダークサイドに落ちるのでしょうか?
☆危険信号点滅
 権力を握っていたクロムウェルですが、いよいよ彼もヤバい状態に。強引な宗教改革と弾圧が、国内で反乱を呼び起こす。その責任を問われ、窮地に陥るクロムウェル。何でこんなことになるんだー!早くどうにかしろー!このバカ野郎!!と、クロムウェルを罵倒しドツくヘンリー。あのドツき、屈辱的で笑えた。

☆ヘンリー&チャーリー
 反乱鎮圧をチャーリーに命じるヘンリー。近距離で向き合い見つめ合う二人、今にもキスしそうな熱い表情で、ドキ♪
☆ブラックチャーリー
 甲冑姿のチャーリー、超カッチョE~チャーリー、王宮では単なるヘンリーの親友でこれといった働きはしないけど、戦場では勇ましい武者として活躍しそう。思いっきり武闘派ぶりを発揮してほしい
 クロムウェルが(ていうか、大好きな陛下を利用しようとする奴らが)大嫌いなチャーリーは、反乱がクロムウェルを葬ることになるだろうと予測。チャーリーのマジ顔に萌え~

☆人情家チャーリー
 職務怠慢な地方官を、馬上から恫喝するチャーリーが素敵にエラソーでカッチョE
 蜂起した庶民を攻撃できないチャーリー。彼らの言い分も解かるし、敵がクロムウェルという点も同じだし、何とか穏便に解決したいけど...あのヘンリーがそれを許すわけがない。皆殺しだー!!と喚いてるし(笑)。
★総括
 ヘンリーの魔王、暴君ぶりがヒートアップしてますねえ。みんな彼の顔色うかがってビクビクしてるのが面白いです。日本の大河ドラマとかじゃ、絶対に主人公になれないヘンリーですが、視聴者に媚びたいい子ちゃんヒーローヒロインより、ヘンリーのほうが強烈で魅惑的です。
 チャーリーの出番も増えて嬉しいです。勇ましい戦闘姿と、いつもの好色シーン(笑)にも期待♪

↑新作映画“Immortals”のカヴィたん。すごいカラダになってますね~
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学校に死ねと教わった

2010-08-22 | 日本のドラマ(単発)
 終戦記念日ドラマその2は、NHKの「15歳の志願兵」。
 戦時下の愛知。名門の旧制中学校愛知一中にも、海軍は航空兵不足の解消のため飛予科練習生の志願者数を強制的に割り当ててくる。そんな中、3年生の正美は、親友の光男と将来や文学について語り合う時間を大切にしていた。志願者の少なさに業を煮やした軍部は、学校に生徒への強制指導を命じる。軍人や教師たちが熱弁する戦争体験や愛国主義は、光男をはじめ生徒たちを志願へと導く。正美もその中の一人だったが...
 TBSの「歸國」は、ヘンなドラマだなあ~と苦笑(失笑?)するばかりでしたが、このNHKのほうは胸を衝くドラマでした。
 感動で涙、という内容ではなかった。ただもう怖かった...純真で聡明な少年たちを、お国のために死ね!と説得する教師たち。もう死ぬしかないという袋小路に追いつめられ、そして学友たちを追いつめる少年たち。子供たちを行かせたくないけど、どうすることもできない親たち。まさに狂気的な時代だなあと戦慄!輝かしい将来が待っているかもしれない、日本の未来に貢献するかもしれない優秀な少年たちを、弾丸同然な存在にして使い捨てにするなんて、今さらながらに戦争の理不尽さ、意味のなさを痛感しました。

 道場での生徒説得シーンが圧巻。息苦しくなるほど、生徒たちの緊迫感や高揚感が伝わってきた。決起した少年たちの血を吐くような台詞『皇国に生をうけた意味がやっと分かった。それは、陛下のおんために死ぬ喜びだ!!』『国が僕の血を欲するなら、いっさいの我執を捨てて潔く死にたいと思います!!』『すべての夢を捨てます!!あらゆる人生設計を捨てます!!すべてを大君と祖国のために捧げます!!』こんな激烈悲壮な台詞を、ティーンの男の子が口にするなんて!自由な青春を謳歌できる今の少年たちって、本当に幸せだと思いました。のんきで遊惰なバカ大学生である甥のダミアンやその友人たちなど、たまに南北の軍事境界線に送ってやりたくなるけど...
 私は少年たちより彼らの親に近い年齢なので、愛する子供たちが死地に赴くのを黙って見送らねばならない悲劇に、暗澹となりました。私だったら、頭がヘンになるかも。子供を死なせたくないと口にすれば、非国民扱い。慈しみ育てた子供に、国のために死んでこい!なんて言わねばならないなんて、胸がズタズタになりそう...
 このドラマ、キャストが本当に素晴らしかったあぁあ~
 正美役は、ぎゃああぁあ~my lovely boy 池松壮亮

 壮ちゃま、やっぱ天才俳優だわ。もうね、食い入っちゃう、見入っちゃう。ぜんぜんオーバーな演技なんかしない、表情も動きもすごく静かなのに、内にあふれる感情とか葛藤が、ひしひしと伝わってくるんですよねえ。ほんと惹き込まれる。一緒の画面に出てるベテラン俳優が可哀相なほど。見た目はきれいだけど演技は学芸会、大仰な熱っぽい演劇調で演技派気取り、コスプレにすぎないのにカメレオン俳優だとか自称他称してる俳優とは、完全に一線を画してます。子役時代から末恐ろしい子だとは思ってたけど、20歳になってますます驚異的な俳優になっちゃってる壮ちゃまです。
 20歳で15歳役の壮ちゃまですが、顔がまだ幼いので違和感ぜんぜんなし!でも、体が!ボート部の練習後に川で仲間と裸で戯れるシーンと、身体測定のシーンで脱いでるんだけど、おお~!?す、すげーいい体やんけ?!

 胸板が厚い!厚すぎ!ランニングシャツ姿の時の、引き締まった太い腕も素敵すぎ!食糧難な戦時中の15歳の優等生が、あんなナイスバディなわけないだろ~!とは思いつつ、あどけない素朴顔とアンバランスな肉体美に、抱いてー!と取り淫し、じゃない、見惚れちゃいました♪スポーツマンの壮ちゃま、相当鍛えてるんだろーな。いつかはラブシーンで有効活用してほしい!ともあれ、子役は大人になると残念な完成形になるのが一般的ですが、壮ちゃまはルックスもアゲアゲ方向、という稀有な成長を遂げてます。

 あと、卓越した演技力とイケてる見た目だけでなく、品と知性、優しく強い男らしさ。他の俳優にはない壮ちゃまの魅力です。囁くような、でも凛とした声も大好き!
 光男役の太賀も感嘆ものでした。彼、このドラマで初めて知ったのですが、イモイモしくて男らしくて、かなりタイプかも悲壮だけど湿っぽくない、明るいけど繊細な演技も秀逸でした。光男と正美が、もうちょっとBLっぽかったら、ほんと言うことナシだったんだけど。
 一中の卒業生の軍人役、福士誠治も超カッコよかった~
 
 ガッチガチの皇国軍人で、後輩たちを鋭く熱く扇動する福士くん、前から思ってたけど、ちょんまげだけでなく軍服も超似合う~!「歸國」のオグリン&おさむっちはほとんどコスプレだったけど、凛々しい昭和顔の福士くんは軍服も軍人用語も怖いほどジャストフィット!演説シーンも、なかなか鬼気迫ってた。福士くんには、三島由紀夫の「奔馬」の主人公、勲を演じてほしい!と、あたらめて熱望!
 とまあ、ホストかチンピラかオカマ、いい年して子供っぽい軽薄な男タレントばかりが跋扈しウンザリしてた中、久々に男らしい若者の魅力に酔うことができたドラマでした。
 正美の父役の高橋克典が、ちょっと...彼、男前だとは思うけど、シリアスすぎる役にはそぐわない軽さが。サラリーマン金太郎、只野係長にしか見えないもん。悲痛な表情とかも、いかにも頑張って演技してますって感じで、わざとらしく見えて仕方なかった。壮亮との演技力の差が、可哀相なほど歴然としてた。
 ベテランの中では、体育教師役の平田満が印象的でした。暗い目つきで淡々と生徒たちを戦争へと駆り立てる様子が、不気味で怖かった。光男の母役、夏川結衣も好演。恰幅がよくなって、すっかりキレイなおばちゃんって感じになってる夏川さんです。

 ↑よい作品を選んで、ますます役者として成長してほしい二人
 撮影中に20歳になった壮ちゃまもう彼と恋愛しても淫行になりません♪ホリプロに移籍した壮ちゃまは、この秋ついに民放の連ドラに初出演日テレの「Q10」、主役の男女は...誰?!調べてみたら、げっあの気持ち悪いガムのCMに出てる、亀虫の弟みたいなチビで貧相なオカマっぽい男子&AKB?!うわー!キツそ~ドラマの内容も、オコチャマ系みたいだし壮亮の無駄づかいになりそうな悪寒、じゃない、予感。でも、壮亮目当てで観るつもりです♪頑張れ壮ちゃま
 
 



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真夜中の英霊

2010-08-19 | 日本のドラマ(単発)
 終戦記念日ドラマを2本観ました...
 まずはTBSの「歸國」。
 真夜中の上野駅のホームに、戦火に散った英霊たちが降り立つ。彼らはそれぞれ、思いを残した場所や人のもとへ向かうが...
 うう~ん。何か変わった感じのドラマでした。舞台劇っぽいというか。ファンタジーすぎて感情移入できなかった。それと、話があっちこっちに飛びすぎ。もうちょっと登場人物を絞ってほしかったかも。
 戦争の悲劇を描くより、現代の文明や医療、精神を批判する内容?英霊たちが、今の日本&日本人を見て憤慨したり嘆いたり、俺らのときは良かった、正しかったと意見するのですが...戦前戦中の価値観に戻るべき!と言われてるようで、ええ~それはちょっと...と引いてしまった。確かに今の日本はダメダメかもしれないけど、怖い思想や制度を強いられてた昔よりは、はるかに幸せだと思うのです。端々に感じられた説教調が気になった。今の若者は、説教なんかしても鼻白むだけ。いっそコメディ調にしたほうが、若い子も楽しめて理解もしやすかったのでは。
 突っ込めばキリがないほど、???な部分がありすぎるドラマでした。英霊列車は、毎年来てるの?英霊が見える人と見えない人がいるのはなぜ?英霊が人間を刺し殺すというトンデモなシーンには、呆笑!真夏に起こる謎の怪死事件は、英霊の仕業なのかもしれませんね(笑)。
 とにかく、舞台のノリに困惑当惑。あれについていけず、途中で脱落した視聴者も多かったのでは?私もキツかった。演劇調の演技も超苦手。
 キャストは豪華というか、ユニーク+おいしい面々。
 浅草出身のおっさん兵士役のビートたけし、バラエティとかの彼は好きだけど、俳優としては???でも、特異な存在感があります。たけしと小池栄子が兄妹って、ちょっと強引。でもあの妹、ひとり息子を殺した兄にありがとう~♪って...いくら冷たい息子だからって、母親なら絶対死んでほしくないはずだよなあ。同じ幽霊になって、伯父さんに殴ってもらってありがとう~♪な息子も、何だかなあ。わけがわからん。
 上官役の長渕剛は、十数年ぶりのドラマ出演だとか。家族ゲームとか、いい味だしてましたよね。懐かしい!何か実際にも軍国主義者、右翼っぽい長渕なので、ちょっとヤバい感じがしないでもなかった。
 元チェロ奏者の少尉役は、小栗旬。

 久々に見たオグリン、もうイケメン売りはキツい顔になってますねえ。梶原景季役とかコナン役のオグリンは、カッコカワいかったよなあ。個性派な俳優になってきてるとは思うけど。目と声がきれいで好き。
 元美大生の少尉役は、向井理

 こんなところにまで出てる~な過労ぶりが、ちょっと気がかり。おさむっちの心身もだけど、出すぎると反感&飽きられるのでは、と心配。厳しい表情、男らしい怒声など、軍人おさむっちは新鮮でカッコよかったです。シリアスすぎる役だと、やっぱ演技あんまし巧くないなあ、とも思ったがラブシーンもあり。女優ではなく、おさむっちに裸になってほしかったが(笑)。

 イガグリ頭が可愛かったオグリン&おさむっち。でも、どっちも平成顔というか、雰囲気にも昭和臭が全然ない。戦中の軍人にしては、背が高くてスタイル良すぎ。どうでもいいけど、たけしみたいなおっさんも、オグリン&おさむっちみたいな青年と最前線で戦う軍人になれたの?
 ARATAと生瀬勝久、どっちも良い俳優だと思うけど...俺の演技を見よ!巧いだろ?な、演技派だろ?な押し付けがましい演劇調演技が、暑苦しくて鬱陶しかった。
 
 ↑労働基準法違反的にコキ使われているムカイリー。事務所さん、また彼が追突事故なんか起こさないよう、しっかり面倒みてあげて!
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マット☆ヒューマンタックル

2010-08-18 | 北米映画 08~14
 「インビクタス 負けざる者たち」
 今年のオスカーで数部門にノミネートされたクリント・イーストウッド監督作品を、やっとDVDで観ることができました。
 反アパルトヘイト運動で反逆罪に問われ長い獄中生活を送っていたネルソン・マンデラが釈放される。人種差別や経済格差という問題を抱える南アフリカ共和国の大統領となったマンデラは、弱小の南アフリカ代表ラグビーチームを再建させることで、国民の意識を変えようとするが...
 アパルトヘイトって、遠い遠い昔のことではないんですよねえ。いろんな映画や本で、その非道さ理不尽さを知ることができるけど、この作品は暴力的なシーンとか悲しいストーリーでアパルトヘイトへの憎悪や憤りを声高に訴えるのではなく、スポーツを通して世界は人種や信条や言葉を超え一つになれる、仲良く理解し合える、という内容だったのが、清々しくて感動的でした。
 露骨な差別や反発は表さないけど、急に平等といわれても~と、白人も黒人も困惑し、なかなか折り合えない距離感が巧く描かれていました。ラグビー応援を通してゆっくりと近づき合う展開が爽やかだったけど、ちょっとキレイに描きすぎ?とも思った。実際にはあったであろう残酷で非情な争いは全く描かれていなかったので、欝になったりゾっとしたりせず、爽やかな気持ちで観ることができるのですが、リアリティに欠けてるような感想も否めませんでした。白人側も黒人側も悪者が誰一人出てこず、みんな善良な人たちだったのも、世の中こんな人たちだけだったら差別も戦争もなくなるよな~と苦笑を誘われました。
 マンデラさんが、ほんと小学校の教材用の文庫や漫画に出てくるような偉人。あまりにも立派すぎて、家族とうまくいってないのも理解できた。あんなお父さん、DVやアル中と同じくらい一緒に暮らせないかも。人心掌握が天才的で名演説家なマンデラさん、まさに生粋の政治家って感じです。あんな人、我が国の国会にも出現してほしいものです。でも、まったく私利私欲がないウルトラヒューマニストって、返って不気味かも。人間じゃないみたいで。

 マンデラ役でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたモーガン・フリーマン。黒人の大統領を演じさせて、彼以上にしっくりくる人がいるでしょうか。ぶっちゃけ、オバマ大統領よりも貫禄や重々しさがあります。でかい体だけでも、何か頼りになる感じ。良作での重厚な主役だけでなく、しょーもない映画にもギャラ目当てで出演しまくるなど、仕事のスタンスに気取りがない(笑)モーガン爺さんですが、ちょっと働きすぎ?莫大な借金でもあるのでしょうか?
 この映画を観たのは、もちろんmy dear マット・デーモン目当てさ♪
 ハリウッドスターの中で、誰と一番結婚したい?誰の子供なら産んでみたい?と問われたら、真っ先に思う浮かぶのがマットです。ラグビーチームの主将フランソワ役を演じて、アカデミー賞の助演男優賞候補になったマット、今回もめっちゃカッコカワイかった~彼ってほんと若く見えますよねえ。イ・ビョンホンやヴィンス・ヴォーンと同い年だなんて、信じられないほど。パーカ姿やユニフォーム姿などは、どう見ても大学生だもん。スーツが異常に似合わないところが、相変わらずご愛嬌。フランソワなんて、ぜんぜん似合わない役名も微笑ましかった。ジミーだったらピッタリすぎて、返ってイヤだろうけど。
 マンデラ大統領の信念に感化され奮起する、ガッツだぜ!なキャプテンを、マットは爽やかに力演してました。ガタイはいいけど、ラグビー選手にしては小柄?他の巨大な選手と一緒だと、可愛いほど小さいマットでした。それにしても。優しそうで賢そうで健康的で、そしてマッチョな(あのゴリゴリしいところが最高!まさに爽やかなゴリラ!)マット、ほんとイケメンとか男前とかいったレベルを超越した理想の男最近は役も私生活も優等生すぎるのが、ちょっと物足りないけど。
 ラストのニュージーランドチームとの試合シーン、あれってスタジアムの観客はエキストラ?どうやって集めたんだろ。実際の試合との合成なのかな?
 
 ↑マット40歳、可愛すぎる...
 
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独逸男前軍団☆

2010-08-15 | 北米映画 08~14
 お盆も早や終わり。皆様ご機嫌いかがですか?
 わしはチョコっと大阪に行って参りました。渋滞も恐れてたほど酷くなく、スムーズに往復できました。でも散財しすぎて、財布が夏痩せ~
 明朝はご先祖さまに挨拶の予定。皆様は、もうお墓参りされたことでしょうか?
 過酷な残暑が続きますが、熱中症や交通事故、なりすまし詐欺などにご注意♪

 「イングロリアス・バスターズ」
 クエンティン・タランティーノ監督の新作を、DVDでようやく観ることができました。
 ナチ占領下のフランス。ユダヤ人狩りで家族を殺された少女ショシャナは、パリに逃亡し映画館主に。ショシャナの映画館でナチ礼賛映画がプレミア上映されることになり、彼女は復讐計画を立てる。一方、アメリカ軍のレイン中尉率いるナチハンター“イングロリアス・バスターズ”も、ヒトラーやナチ高官たちを殲滅するため、ショシャナの映画館に潜入するが...
 ヴァイオレンス+お笑い、タラちゃん節炸裂の作品で楽しかったです。ナチをコメディにしてしまうなんて、さすがタラちゃんです。極悪集団ナチが、冷酷な悪魔ではなく滑稽なおバカ軍団になってたのが出色。ヒトラーなんか、ほんとアホ大将みたいで笑えた。
 ナチも非道いけど、イングロリアス・バスターズはナチ以上に残酷。頭の皮を剥ぐわ、バットで殴り殺すわ、額にナイフで卍マークを刻むわ、野蛮すぎて笑えた。ラストの映画館炎上&乱射は、爽快感よりもナチ可哀相かも、なんて思ってしまった。ナチに同情してしまう映画なんて、初めて。
 レイン中尉やイングロリアス・バスターズの面々、ユダヤハンターのランダ大佐、ヒロインのショシャナ、主な登場人物もみんな個性的で愉快にキャラ立ちしていたし、会話も楽しいし、小道具や伏線の張り方も巧みだし、タラちゃんってやっぱ名脚本家でもあるんだなあと感嘆。映画ネタの多さに、映画オタクなタラらしさが出てて微笑ましかった。ヴァイオレンスシーンも、ハチャメチャかつユニークな演出。地下の居酒屋シーンは、タラの旧作「レザボア・ドッグス」っぽかった。
 みんなハチャメチャにブっ殺しまくり、ハチャメチャにくたばっていくのが悲惨だけど痛快でした。それにしても、あの映画館バトルロワイヤル(笑)。ええ~?!ヒトラーが~!?って、おっとネタバレ注意♪まあ、タラちゃんの映画に、真面目なツッコミは野暮というものでしょう。
 キャストも米英独の男前ぞろいで、とってもオイシい面々でした。
 
 レイン中尉役のブラッド・ピット、インディアンの酋長みたいなキャラで笑えた。彼ってほんと、きれいなルックスで二枚目的な役を演じるのが嫌いなんですね。劇中、不自然なほどヘンな顔してて、あれずっと維持してるの大変だったことでしょう(笑)。おっさんになったけど、今でも可愛いブラピです。
 
 ナチを殺しまくって捕まり、レイン中尉にスカウトされて仲間入りしたヒューゴ役は、ティル・シュヴァイガー。ナチをナイフでメッタ刺ししまくる姿、怖すぎ!でもその凶暴さが、イケまくり!ゴツくてコワモテだけど、クールでカッコいいティルシュバです。裸でムチ打たれるシーンが、短かったけどセクシイでした♪
 
 米兵を大量殺戮して英雄となったフレデリック役は、ダニエル・ブリュール。軍服姿が上品で颯爽としてた。軍人というより、オーストリアかドイツ皇帝の王子さまっぽかった。ショシャナに恋して軽くストーカーするキャラも、すごく可愛かった。英語やスペイン語だけでなくフランス語もペラペラで、その語学堪能さに驚嘆。フレデリック自身が主演したプロパガンダ映画で、米兵を射殺しまくる姿もカッコよかった。でもダニブリュも、同い年でアヒルな口元が似てるリィウ・イエ同様、不幸で可哀相な役が似合う男。いちばん哀れな役だったような。
 ダニブリュといいティルシュバといい、ドイツ男優って長身でガタイが良くて、ゴツいけど暑苦しくないところが素敵ですよね。
 
 イギリスの諜報部員ヒコックス役、マイケル・ファスベンダーもワタシ好みの男前。アイルランドとドイツのハーフな彼、得意のドイツ語も流暢に披露。彼も長身で体格がいいので、軍服が似合います。優しい表情も好き。
 あと、居酒屋で酔っ払って絡んでくるナチの若い軍人も、結構イケメンだった。
 でも、この映画で最も目だってたのは、ブラピやドイツ男前たちではなく、カンヌ映画祭男優賞、アカデミー賞助演男優賞など賞レースを席巻した、ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツ。残忍で狡猾だけど、どこか憎めないオチャメな悪役で、噂通り場をさらう名演でした。たまに見せる冷酷な目が怖かった。数ヶ国語を自在に操るところもすごかった。
 ショシャナ役のフランス女優、メラニー・ロランも好演。日本の同年代の女優と違って、若いけど男に媚びた可愛いこブリッコさが微塵もなく、でも色気や情感があって、素敵な女優だと思う。美人ですが、今まで見た彼女の中では最もジュリエット・ビノシュに似て見えた(笑)。クールでドライ、でも情念が強い女、というのは、タラちゃんから見たフランス女のイメージなのでしょうか。
 
 
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リンリー警部3 ①沈められた愛

2010-08-09 | 欧米のドラマ
 「リンリー警部 捜査ファイル」シリーズ3、待望のスタート♪
 第1話は「裁きの湖水」。
 容疑者への暴行容疑で停職中のリンリー警部は、湖畔で起きた殺人事件の捜査をしているヘイバースの手伝いを買って出る。被害者の女性の背後には、土地開発や心療セラピー施設に絡んだトラブルが...
 久々のリンリー警部&ヘイ子との再会リンリー警部は、初期の頃の素敵紳士ぶりが完全消滅してて、すっかり私情まみれな駄々っ子中年坊っちゃんキャラに。ヘイ子は、意固地でキツい皮肉屋なところが薄まって、我慢強く優しくフェミニンな感じになってます。地が隠せなくなってるリンリー、成長しているヘイバース、といった展開でしょうか。
 今回もリンリー警部、あまりにも自己チューでイラっとした。停職中だからおとなしくしてればいいのに、ヘイ子が審問会で何を証言するか気になって仕方がないし~ヒマだし寂しいし~で、忙しいヘイ子の都合も考えずに彼女につきまとい、僕にも捜査させろ!とシャシャリ出て、強引に&勝手にチョコチョコ動き回る始末。ヘイ子の新しい上司の不快感や、間にはさまれるヘイ子の困惑なんか、まったくお構いなし!僕の何が悪い?!な高飛車な自信とか、リンリー警部のお貴族さまなノーテンキさに、庶民な私は呆れるばかりです。
 
 ↑ヘイ子の新しい女上司、いいひとだった。太っちょなのかと思ったら、妊婦さんだった
 そんな困ったちゃんな上司に、ブータレつつツッケンドンにせず好きなようにさせてあげるヘイ子、ほんと成長したよなあ。まるでワガガマな弟をたしなめなだめている姉、みたい。刑事としても冴えてます。もともと、リンリー警部よりヘイ子のほうが、事件解決のために活躍してたもんね。リンリー警部が冗談でヘイ子に敬語を使ったシーン、何かしっくりきた(笑)。もう、リンリー警部がヘイ子の部下になればいいよ。
 リンリー警部のプライベートファッションも、なかなか上品で素敵ですね。上半身の服がピチっとしすぎで、太って見えちゃうけど。髪型も、リンリー警部だからカッコいいけど、一般人おやぢが同じようにしたら、とんでもないことになりそう。
 事件そのものは、あんまし面白くなかったです。犯人も事件の原因となる人物も、ほとんど話に絡んでこなかったので、伏線の張り方がマズすぎと思った。
 あと、リンリー警部の悪妻ヘレンも再登場。あれ?女優が変わってる!それに、キャラも別人っぽくなってたような。ネガティヴで性根が歪んでる旧ヘレンよりは、善良そうで明るい新ヘレンですが、フツーのおばさんっぽすぎ。もうちょっと美人な女優、いくらでもいるだろうに。
 
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堅気になれなくて

2010-08-06 | フランス、ベルギー映画
 今日は広島の原爆記念日...今年も朝、おごそかな気持ちで黙祷しました。
 初めてアメリカや国連、核保有国から追悼の使者が来広するなど、核廃絶に向けて大きな前進があったように思えた65周年でした。
 悩み多き日々ですが、平和だからこその悩みだよなあ~と、しみじみと思わずにはいられない鎮魂の夏です。

 「インサイドゲーム」
 愛しのボーギャルソン、ギャスパー・ウリエル主演の日本未公開作を、DVDでやっと観ることができました♪
 南仏コートダジュール一帯を仕切るアルメニア人系ギャングの首領ミロは、息子のアントンに跡目を継がせようとしていた。だがアントンは、恋人エロディのため堅気になろうと決心。彼女との未来のため、アントンは最後の大仕事で大金を得ようとするが...

 うう~ん。ゴッドファーザーか東映やくざ映画みたいな、仁義なき抗争ものかと期待してたのですが、内容も雰囲気もかなり凡庸なB級テイストでトホホ。
 いちばん大事なはずのボスのパパとアントンの愛憎・確執を、もっと丁寧に緻密に描いてほしかった。ミロは息子可愛さから、アントンの跡目継承に固執するのですが、その執念がミロからは全然伝わってこなかった。息子への盲愛で、狂気的なまでに冷酷非情になるパパ、なはずなのに、ただの息子離れできないおっさんにしか見えなかったもん。息子は渡さない!と、エロディを邪魔者と見なし彼女を始末しようとするところなんか、もっと面白い展開にできたはずなのになあ。
 アントンもなあ。父と恋人の間で、揺れる想い~♪by ZARD はなずなのに、そういった複雑な機微が彼からは感じられなくて...ほとんどパパに反抗せず従順なアントンなんだけど、どうしてパパに逆らわないのかも描写不足。パパが怖いからか、パパを愛してるのか、どっちか(どっちも)なんだろうけど、ミロが息子を苦悩させるほど魅力的なキャラじゃなかったのが、最大の敗因かも。

 ミロの組織がショボいのもトホホだった。マフィアでもギャングでもなくて、ただの窃盗団だしミロも首領なのに、自ら押し込み強盗してるし。アントンなんか、車泥棒(笑)。セコい!警察との市街戦みたいなドンパチとか、仕事のセコさとそぐわないアクションも、かなり強引で苦笑。
 ミロ役は、久々に見たジャン・レノ。彼が出てきただけで、どことなくB級感が。ボスの威厳とか貫禄とかカリスマがなさすぎ。いい人にしか見えない。でもまあ、それはジャン・レノのせいじゃなくて、脚本が悪いと思う。
 アントンを演じてたのが、ギャスパー・ウリエル

 かつての美少年、美青年の面影はフェイドアウト。すっかり♂な野郎になっちゃってる最近のウリ坊、いや、もうウリ坊なんて呼べないな。ギャス男にしよう(笑)。ギャス男、ワタシ的には男っぽくなって魅力倍増なんだけど、往年の麗しい彼のファンだった方々には、悲しい涙ものな変貌かもしれません。でも、もともと彼って、可愛かったけど中性的なところはなくて、見た目も雰囲気も男らしかった。体つきはますますイカつくなって、脱いだらすごいマッチョ。胸、厚っ!腕、太っ!あのノシノシした歩き方にも磨きがかかってます(笑)。

 顔も、もはや美しいといっては当たらない状態になってます。美しい男じゃなくて個性的な男、というのがギャス男の方向性っぽい。そのほうが俳優としては長生きできるもんね。ワタシ的には、いい感じにブサイクになってるギャス男です。でも、ふとした表情とか、往年の王子さまっぽさも出てて可愛い。目が優しいので、やくざには見えないんだよなあ。恋人に優しくするシーンとか、男らしくもロマンチックで素敵でした。
 エロディ役は、オゾン監督の短編映画「ジレンマの前座劇」でもチャーミングだったヴァイナ・ジョカンテ。個性的な美人でギャス男と何かお似合いでした。やくざな男に耐えるしおらしいけなげな女、なキャラなんだけど、日本みたいなウェット感がなくて、クール&ドライな魅力がさすがフランス女。
 
 ギャス男がジェレミー・レニエと競演した「約束の葡萄畑」、今秋日本公開ギャス男はセクシーな天使役です♪
 
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ゲゲゲの文豪OSAMU

2010-08-05 | 日本のドラマ(単発)
 向井理主演のBS-TBSドラマ「BUNGO 日本文学シネマ 黄金風景」を観ることができました♪
 津軽の名家・津島家の幼い子息修治は、グズな女中お慶を家来のように扱い、心ならずも彼女の心を傷つけてしまう。成長し、売れない作家・太宰治として荒んだ生活を送っていた修治は、お慶が結婚して幸せに暮らしていると知り動揺するが...
 うひょ~!おさむっち、か、可愛い好青年役じゃないおさむっちって、初めてかも?無精ひげ、髪はボサボサ、だらしなく着崩れた着物、グダグダフラフラな酔っ払いぶり、どれも新鮮でキュートでした

 情けない男をなかなか熱演してたおさむっちですが、太宰治っぽい暗さとか破滅感ってのは、全然なかった。だいたい、あんな健康的な美肌したアル中、いねえよ。お坊ちゃんな大学生が、失恋してヤケになってる、みたいなレベル。荒廃じゃなくて、ただのヘタレ。爽やかで優等生っぽい理に、心に闇と狂気を抱えた作家役なんて、荷が重過ぎるでしょ。何かのために身を滅ぼすなんて愚かなこと、僕は絶対しません!みたいに理性的で、破綻したところなんか微塵もなさそうな理っちだもんね。そこが彼の魅力であり欠点でもあるんだけど。
 太宰治の役は、演技力が自慢の俳優なら、気が滅入るほどの陰鬱さや神経症っぽさで演じるんだろうけど...そんなのって大概、俳優の自己満足で終わるもんね。おさむっちぐらいの演技力が、ちょうどいいんだよ。見てらんない!な超絶大根でもなく、すげー!と圧倒され感嘆する演技派でもなく、何やってもカッコカワいい~な理っちが好きです。
 どんなにズタボロを装っても、まったく薄汚れ感がない理っち。だらしない着物姿も、何か現代的でオサレでした。着替えシーンでサービス脱ぎあり。昭和初期の下着姿が可愛かったです。髪ボサ、着物、知的な優男な理っちを見てて思った。彼、金田一耕助役もイケるんじゃない?と。爽やかな理に、おどろおどろしい殺人事件を解決してほしいな♪
 お慶役は、なぜか優香。ちゃんとした女優を起用してほしかった、と観る前は思ったけど、意外と悪くなかった。女優ぶってるCMタレントより、演技は巧いのでは?今にも志村けんが出てきそうなコントっぽさはトホホでしたが。修治の子ども時代の子が、すごく可愛かったです。ガキンチョなのに、今にもお慶を押し倒しそうな男っぽさに萌えました(笑)。
 ついでに、BeeTVの携帯ドラマ「Sweet Room バースデー」も観ただよ♪

 オムニバス形式のドラマで、第一話に理っちが主演。遠距離恋愛になる前に、ホテルのスウィートルームで愛し合う恋人たち、といった内容ですが...ただイチャイチャベタベタしてるだけで、キモいサムい!ちっともエロくないし。おばさんの妄想、もしくは安い女性誌の陳腐な読者体験談、みたいだった。

 でも、おさむっちは超可愛かったですラブシーンも裸も、頑張ってました。あんな彼氏ほしいです。ドラマではスウィートすぎるエッチでしたが、実際の理っちは淡白ていうか冷たそう(笑)。

 おさむっち、過労死が懸念されるほど働いてますよねえ。いっときの瑛太とカブります。ゲゲゲの女房に続いてNHKは、来年の大河ドラマ「江」でもヒロインの夫役に彼を起用!二代将軍の徳川秀忠を演じる予定の理っち、初めての時代劇が楽しみですね。今月はTBSのスペシャルドラマ「歸國」で彼に逢えます♪秋公開の2本の映画は、共演者も内容もビミョーすぎる...
コメント (11)
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鯉する熱帯夜♪

2010-08-04 | カープ
 3日のカープ対横浜戦に行ってきました♪
 カープ、後半戦に入りドン底の6連敗!で、選手だけでなくファンの士気もサゲサゲとても正視できない悲惨なテイタラク。マエケンがまさかの押し出しを食らい、巨人に最悪の逆転負けとなった試合には、悪い夢でも見てるのでは?!と唖然ボー然。マエケン~大丈夫~?
 弱い球団なのは昔からのことですが、今年はかつてないほどの惨状。どうしてこんなことに?!そりゃあ、飛びぬけた選手はいないかもしれませんが、ひとりひとりはみんな悪くない、実力もある選手がそろってると思うのですが...やっぱ金だよなあ。戦争だって、貧乏な国は勝てないもんね。金にあかせて破壊力のある武器(選手)を集めることができる球団とじゃあ、勝負にならんわ。
 それでも鯉に恋する私は、前回同様ヴィクトリー・オブ・エンジェルとなるべく、マツダスタジアムに降臨したのだった!
 わしの声援で勝利に導いちゃる!と意気込んだものの...あ、あ、暑い...汗だくでマツダスタジアムに向かう道中、何度行き倒れになりかけたか。ツレに支えられ、命からがら新球場にたどり着いたのだった
 6時を過ぎても西日ガンガンな席で、ツレとカープ批評しながら試合開始を待つ。最下位の横浜じゃけいうて、油断できんでぇ~。ほいじゃけど、横浜にまで負けたらほんま終わりじゃわ~。新外国人のチューク、使えんのお~。etc.
 試合開始。スタジアムは、満席ではないけどまずますの入り。最低最悪な状況だけど、やっぱカープファンは一途で熱い!このヒート感、夏のせいだけじゃないの!
 
 ↑まさかの6回7失点で、プロ入りして最悪の屈辱に打ちひしがれるマエケン。ベンチで悔しそうにタオルに顔を埋めてた彼が痛ましかった...
 マエケンの姿は今回はなし。あの惨敗で精神的にかなり参ってるらしいマエケン。負けないで~♪by ZARD
 わしの目当て、あまやんこと天谷宗一郎はちゃんと出場してた!あまやん、頑張れ~あまやん、怪我が多くてずっと不調続き。彼自身も、自分の不甲斐なさに忸怩たる思いでしょう。外野にいるあまやんが、何だか小さく見えて切ない。
 横浜に1点を先制され、あちゃ~!イヤな予感!あってはならない7連敗かよ~!?いや、そんなことにはならん!Just believe they will win!
 バッターボックスに広瀬が。ダメじゃろ~と期待ゼロなツレ。いや打つと思う!広瀬、何かやってくれそう!とわしが断言した途端、カキーン!広瀬、ホームラン~!!ヤッター広瀬、できる子!松さんスゲーとツレが感嘆。わしの断言を耳にしていた周囲のファンの皆さんも、わしに笑顔やVサインを。総立ちで歓喜するカープファン。こーいう熱い一体感がたまらんのんよのお。
 
 ↑あまやんにも、カキーンと一発ブチかましてほしかったのお~
 続いて梵のグッジョブな犠飛。もう要らん選手!お荷物!と、ツレが罵ってた嶋が登板、でもわしは何かピーンと来るものをまた感じた。何かやってくれそう。と思った途端、カキーン!まさかのホームランぢゃ~!驚愕するツレと抱き合って歓声!嶋、まだまだ捨てたもんじゃない!
 時おりヒヤっとさせる場面もあったが、今夜は東出、石原、篠田、大島も活躍し、5-1でカープwon!やっと連敗を食い止めたのでした。やれやれ!
 次回は阪神戦に行く予定☆
 
 ↑絶好調だった頃のあまやん。彼って見た目もキャラも、ブチ好みなんよのお。あのキラキラ輝いてた頃の君に、また逢いたい!
 
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