まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

熟女姉妹 奪い愛、冬

2022-06-30 | 日本映画
 「離婚しない女」
 北海道の根室。私設気象予報士の啓一は、地元の有力者である山川に気に入られる。やがて啓一は山川の妻美代子と、汽車の中で出会った人妻由子の二人を同時に愛し始めるが…
 倍賞千恵子、美津子姉妹のレアな共演作。明るく優しい庶民的な姉、奔放で妖艶な都会派の妹、というイメージをガラリと変えた配役と演技が、当時話題になったらしいです。特に美代子役の千恵子さんのイメチェンは、かなり衝撃的かつ新鮮でした。千恵子さんといえば、寅さんの妹さくらさん。あの下町の質素な良妻賢母さくらさんが、ブルジョアの有閑マダムなファッションと髪型、権高で冷ややかな口調、あられもない姿で年下の男の心と体を狂おしく貪る痴態、イカレた錯乱惑乱。いったいどうしちゃったの?と目がテンになってしまう変貌ぶりでした。ラブシーンもかなり大胆で、舌が激しく絡むディープキスや、濡れ場では何と!がっつりポロンはしてないけど、乳首が見える露出!聞くところによると、松竹や山田洋二監督の猛反対を押し切って、この映画に出演したのだとか。

 寅さんファンにはショッキングでしょう。でも、私は彼女の女優魂をあっぱれだと思いました。さくらさんみたいな役ばかりじゃ物足りないというフラストレーションや、もっとチャレンジしがいのある役をやってみたいという意欲を抱くのは、本物の女優なら当然のこと。さくらさんとは180度違う、アンニュイで退廃的な、破滅的な情熱に身を滅ぼすヒロインなんて、女優なら一度は演じてみたいものではないでしょうか。リスクを恐れず大胆に生々しく演じた千恵子さんに拍手。彼女がこういう役を演じたのは、これが最初で最後みたいなのが残念。おんな盛りの美しさや円熟の演技を、もっと違う映画でも活かしてほしかった。

 由子役の美津子さんは、華やかな美女!数々の作品で濃厚濃密な色香を振りまいた彼女が、この作品では優しく悲しく耐える女。姉ほどではないけど、恋に戸惑い一途に踏み込めず悩むという、こちらも彼女らしからぬ役と演技でした。でもやはり女ざかりの色香はあふれんばかりで、艶やかな美しさも際立ってました。まさに全身おんな!だけど、どこか豪快でカラっとしてる姐御な風情がカッコいい。笑顔が可愛い。彼女といえばのハスキーな声も好き。きれいさも可愛さもどこか薄ぼんやりした個性のない、ナヨナヨクニャクニャした今の女優にはないドスの効いた美貌と個性が素敵です。姉と比べるとラブシーンは抑え気味、露出も少なかったけど、多くの名優たちとエロい濡れ場を演じてきた百戦錬磨な美津子さんなので、愛撫され恍惚の表情や喘ぎ声などはさすがの色っぽさでした。

 倍賞姉妹が一緒のシーンはあまりなく、終盤の雪の中での対決がハイライト。激しく罵り合うとか髪の毛掴んだりビンタしたりなキャットファイト、みたいな面白い物騒さは全然ありません。ヒロイン二人のキャラ、やりとり、めんどくさい三角関係は、どこかフランス映画っぽかったです。
 熟女二人に愛され、二人の間を忙しく行ったり来たりする啓一役、今は亡き萩原健一もチャーミングでした。いったいどっちが好きやねん?はっきりせえや!な煮え切らない啓一にイライラ、でもショーケン可愛い!犬みたいな愛嬌があって憎めない。可愛いし、いい男、いい役者!演技が上手いとか下手とかじゃない、キムタクと同じでショーケンだって何やってもショーケンなんだけど、男の色気やラブシーンのエロさ、どこか破綻した危うさ悲しさなど、まったくリスクなど犯さないキムタクのつまんなさと違い、役も演技も人生もリスクそのものだったショーケンの魅力は、今も色褪せていません。当時36歳!嵐の連中より年下!キムタクより一回り以上下!いかに最近のドラマや映画が幼稚化してるか、またまた痛感してしまいました。倍賞姉妹もだけど、昭和の女優男優ってほんと大人です。

 ショーケン、ちょっと笑えるシーンも多くて。自室での独り天気予報とか、飛行機で隣席の幼女にわけのわからんことを話しかけたり、雪の中で裸になったり、え?は?何言ってんの何やってんの?なヤバい人、でもユーモラスでもあって可愛かったです。連城三紀彦の小説の映画化なのですが、意味不明で狂ってて不可解すぎる男女の恋愛に戸惑うばかりでした。私もいい年なのに、いまだにオトナの愛って解からない山川役の夏八木勲の存在感と怪演もインパクトあり。終盤に山川のヨットの上で繰り広げられる修羅場がイカレてて笑えます。あと、舞台となった北海道の豪雪。北海道、素敵なところだけど絶対住めないと思った。あんな雪の中で運転とかできん!
 
 
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ブラック介護の女!

2022-06-26 | 北米映画 15~21
 「パーフェクト・ケア」
 表向きは高齢者を手厚く介護し裁判所の信頼も厚いマーラだが、その正体は高齢者から合法的に全財産を搾取する悪徳法定後見人だった。身寄りのない資産家の老女ジェニファーからすべてを奪うマーラだったが、ジェニファーにはある恐るべき秘密が…
 「ゴーンガール」で激ヤバな悪女を怪演しオスカー候補にもなったロザムンド・パイクが、またまた稀代の悪女に。今度は高齢者を食い物にするブラック後見人役として、よりいっそう悪質かつ激烈に。年よりはただの金づる、人間として見なさない非情さ冷酷さで、そのエゲツない悪辣さはまさに外道、鬼畜。まったく共感も好感も抱けないモノホンのワルなのですが、すごくクールでカッコいいんですよね~。常に威風堂々、毅然としてて何があっても動じず、ブレない信念と野望でもって悪の道を邁進する姿は颯爽としてて。

 マフィアにも一歩も引かず、殺されても死なないとはまさにこれ!な驚異の生命力。度胸と悪知恵で百倍返しをするパイク姐さんの猛者っぷりは、悪女というよりヒーローのカッコよさでした。こんな悪い女ありえんわ~許せんわ~と思いつつ、本音も欲望も押し殺しながら、誰にでもいい顔をして顔色うかがって迎合して生きてる気弱な私からしたら、ヒロインのガッツとタフネス、行動力は自分にないものばかりで憧れてしまいます。

 それにしても。あの肝っ玉、不屈さ、才覚、そして強靭さを、介護詐欺なんかじゃなくてもっといい形で活かせばいいのに、と思った。終盤の逆襲作戦なんか、ほとんどスパイか軍人なみのミッション遂行でしたし。もはや世界屈指の悪女女優なパイク姐さん、性を超越したような見た目とキャラが独特かつ魅力的です。美人なんだけど、オンナオンナしてないシャープさ。長身も、スタイルがいいというよりデカい!って感じ。鮮やかにシンプルなファッションも、おしゃれとかエレガントとかサバサバ系とかとは違うスタイリッシュさ。男受け狙いなど笑止、男の目など歯牙にもかけない、男を蔑み男性社会に牙をむくような、新時代の毒ヒロインなパイク姐さんに拍手喝采です。クズ男ゲス男どもには容赦ないけど、愛する恋人♀には優しく彼女を命がけで守るヒロインは、フツーなら人気男優が演じるような役を女優が、みたいな感じでもありました。

 クールで豪快なヒロインはカッコよかったけど、高齢者を騙して全財産を搾取、逆らう老人には虐待に近い扱いという悪事には、やはり眉をひそめてしまいます。お年寄りにはあまり優しい気持ちになれない冷血人間な私ですが、さすがにヒロインの所業は許しがたい。赤の他人があんなに簡単に後見人になれてしまう法制度、その盲点に戦慄。どこの世界でも、弱者が持つ甘い汁をかぎつけてたかってくる害虫みたいな悪人がいるものですね。私も老後が心配になったけど、よく考えたらお金ないので狙われないですね
 
 ヒロインの前に立ちふさがるマフィアの親分役、ドワーフ名優ピーター・ディンクレイジも強烈な存在感。シブくて哀愁があって、見た目がいいだけの俳優にはない男のコク深さが。ヤバい人だけど悪人って感じではなく、囚われの母を何とか救い出そうとする息子のいじらしさが切なかった。マーラを事故に見せかけて殺すため手間ひまかけるところが、同じ反社でも韓流やくざと違うスマートさでした。仕返しされて、夜の車道に全裸で放置される姿が痛ましかったです。ディンクレイジ氏が最後に敗れて終わりな敵役なわけがなく、マーラと意外な関係になるところも面白かったです。

 マーラの毒牙にかかる老女ジェニファー役は、ウディ・アレン監督作で二度のオスカーに輝いた名女優ダイアン・ウィースト。久々に見たけど、ずいぶんどっしりした感じのおばあちゃんになりましたね~。彼女がただの可哀想な老人役なわけがなく、かなりワケアリな事故物件ならぬ事故人物みたいな食わせ者で、人がよさそうに見えて時おり不穏で不吉なものをギラリと見せるところが、さすが名女優の老練さでした。マフィアの顧問弁護士役のクリス・マッシーナが、胡散臭いダンディな男前でした。
 
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狂犬兄貴

2022-06-20 | 韓国映画
 「犯罪都市」
 クムチョン警察署強力班の刑事マ・ソクトは、地元暴力団の抗争を手打ちにさせるなど、裏社会の均衡を保つよう忙しく動いていた。そんな中、中国からチャン・チェン率いる新興やくざ一味が現れ、かつてない残虐な方法で瞬く間に勢力を拡大させる。マ・ソクトは暴力団掃討作戦に乗り出すが…
 激辛キムチにハマったかのように、激エグな韓流ヴァイオレンスが美味しく感じられる今日この頃。この作品もお約束の血生臭さ、荒っぽさでマシッソヨ!「悪人伝」ではやくざの親分役だったマ・ドンソクが、今度はマル暴刑事役。その無双ぶり、そして人情家なところはいつもと同じ。とにかく強い!悪い奴らをバッタバッタとブチのめすのも、武器ではなく拳なところが原始的で素敵。マ丼といえばの、あの殺人ビンタ!あれ、フツーの人が食らったら死にます。逆鱗に触れたときの鬼っぷりの怖さときたら。でも、どこかトボケた言動や、後輩刑事たちや食堂の少年への粗野な優しさ温かさにはほっこりさせられる。そのギャップもマ丼の魅力です。

 この映画での警察VSやくざ、やくざVSやくざも、終戦直後の日本でもここまではと唖然となるアナーキーさ。ほとんど虐殺に近い抗争、みかじめ料の取り立てや警察のガサ入れなど、21世紀の話とは思えぬ血みどろの荒廃っぷりです。お約束の刺身包丁と鉄パイプも大活用され、派手に血の雨を降らせてました。指や手をバキボキと変形するほど捻じったり骨を砕いたり、煮えたぎった油を顔にかけたり、相変わらず容赦ない残虐さでした。

 韓流映画のエグい暴力描写は好きだけど、それだけならたぶん観ない。そう、私が本当に好きなのはやはり、いい男な俳優なんですこの映画を観たのは最近お気にの悪役専門イケメン、キム・ソンギュ目当て…だったのですが、想定外の事態!彼の親分チャン・チェン役のユン・ゲサンがチョ、チョンマルいい男~!で、ソンギュそっちのけでゲサンに全集中な熱視線!

 人気俳優ゲサン、存在は知ってたけど出演作を観るのはこれが初めて。めっちゃ男前じゃないですか!ソ・ジソブ+永山瑛太、みたいな顔?いい男、だけど極悪!狂犬!怖い!やくざというより、ほとんどサイコパスな役。人気俳優が、よくこんな役を引き受けたな~。その狂暴っぷりは、ちょっと「孤狼の血 LEVEL 2」の鈴木亮平とカブるところがあるのですが、鈴木亮平より怖いです。ぶっとんでてはっちゃけた、どこか漫画ちっくで滑稽でもあった鈴木亮平と違い、ゲサンには暗い禍々しさと生々しさがあって、ゾっとする演技と雰囲気。実は可哀想な事情があっての悪、なんて生易しさはなく、徹底的に悪なところが潔い。

 彼の行くところ、屍累々。まさに死神、悪鬼なゲサン。やりたい放題の暴れっぷりですが、静かでクールなところがカッコいい。後半になると破滅的に暴走し始め、老母の誕生日を祝っていた敵やくざを式場に乗り込んできて惨殺とか、敵やくざを刺身包丁もって執拗に追いかけてくる姿、食堂で隠れていた少年が彼に見つかってしまうシーンなど、ほとんどホラー。ラストのマ丼との激烈ガチンコ対決では、長髪を振り乱し血みどろで鬼の形相。

 もうやめて~!早く死んで!な役でしたが、いい男なので目を背けたくなるようなことしても目はクギ付け。彼も長身ですごくスタイルがいい、けどヒョロっとナヨっちい感じではなく、がっちり骨太な体格。ちょっとだけ脱いでましたが、いいカラダ!いい男の肉体美で眼福、これも韓流ならでは(^^♪肉体美なだけでなく、男の色気が濃密。瘴気と色気がねっとりと混じってる、理想的な極道でした。

 お目当てだったキム・ソンギュは、これが初めての映画での大きな役だったとか。美男ぶりは封印し、小柄で貧相なネズミみたいな風貌に。ハイテンション演技と短髪が新鮮でした。目の鋭さは相変わらず。終盤にマ・ソクトたち警察がひと芝居うってチェンたちをハメるのですが、あんなこと警察がしていいの?!「悪人伝」の警察&やくざのタッグといい、ありえない!ことがありえそうなところも怖い韓国です。

 この映画の続編「犯罪都市2」が韓国で大ヒット中。新たなる悪役、ソン・ソックも見た目だけでヤバすぎる。日本公開が待ち遠しい(^^♪それはそうと。マ丼が日本のエグザイルの会社と契約して、この映画(もしくは「悪人伝」)の日本リメイクに携わるというニュースが。うう~ん…エグザイル系の俳優は好きだけど、彼らがやくざ役やっても全然怖くないですね~。ヤンキー漫画みたいになりそう。そもそもマ丼の代わりができる俳優、日本にいませんし。ゲサンの役は瑛太にやってほしいけど。


 ↑ いい男~ユン・ゲサンのことがすっかりチョアチョアになってしまった。他の出演作もガンガン観ねば!(^^♪
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光の国から僕らのために来たぞ

2022-06-17 | 日本映画
 「シン・ウルトラマン」
 巨大不明生物(禍威獣)が常態化している現代の日本。そんな中、人間の形をした巨人が突如現れ禍威獣を倒す。禍威獣特設対策室(科特対)によってウルトラマンと名付けられた巨人は、禍威獣から子どもを救出しようとし命を落とした禍特対の一員、神永と同化するが…
 ウルトラマン大好き!特にウルトラマンレオが好きで、主題歌はカラオケに行くと必ず熱唱します。怪獣の本とかおもちゃも、子どもの頃に集めてました。なので、この令和版の映画を楽しみ(+ちょっと不安)にしていました。甥のジミーを連れて、先日ようやく観に行きました。すごく面白かったです!円谷プロ特撮の懐かしさに、エヴァンゲリオン(この映画の総監修はエヴァの庵野秀明監督)のテイストをブレンドさせた、みたいなユニークさと斬新さでした。オールドファンに、こんなのウルトラマンじゃない!と思わせないようにしつつ、新たなる変容で驚かせる映像と演出が秀逸でした。怪獣は禍威獣、宇宙人は外星人と表記、呼称されていたのも新時代でした。

 シンウ,ルトラマンことウルトラマンリピア、旧ウルトラ戦士たちに比べるとすごいスマート、細い!動きも静かで速い感じ。カラータイマーがない!時間が来たら体の線の色が変わるのが画期的でした。スペシウム光線や八つ裂き光輪などおなじみの必殺技には、おー!っと歓喜。驚いたのは、リピアが空中で棒みたいにクルクル回って禍威獣にキックする攻撃。すごいシュールでした。禍威獣や外星人も、昭和な特撮感を出しつつ最新のCGを駆使してる様相や動き。巨大化したザラブやメフィラスは、何だかエヴァンゲリオンの使徒みたいだった。リピアとザラブの戦闘での、夜の横浜の街を飛行するシーンが美しくて好きです。

 細かいことにいちいちツッコミを入れるのは野暮というものですが、私が幼い頃に唯一気になってたこと、なぜウルトラマンや怪獣、宇宙人は日本だけに?という疑問。この映画でちょこっとそのことについて説明がありましたが、いまいち???でした。外星人や科特対の人たちがいろいろ説明してくれるのですが、ほとんど理解できなかったあれ、理解できる人いるの?私にとってはまさに宇宙語みたいでしたが、その中二病的な意味不明さも笑えて楽しかったです。リピアに憑依?された神永の台詞とか喋り方とか、ちょっと日常で使いたいかも

 大真面目にやってるようで、結構笑えるシーンや台詞が多かったです。その最たるが、巨大化した長澤まさみ。タイトスカート姿の彼女の、パンツが見えそで見えないポーズとアングルが笑えた。巨大化した美女がネット上で人気拡散するのも現代的。やたらとヒップがアップになったり、体臭を男にクンクン嗅がれたり、青少年のリビドーを軽く刺激するようなことをさせられてたまちゃみさん、一部のお堅い人たちから女性蔑視的だと非難されそうな扱いでしたが、まちゃみ氏のキャラと見た目が明るく強靭そうなおかげで、卑猥さは全然ないです。

 神永役の斎藤工、久々に見たけどやっぱいい男ですね。濃ゆいので東南アジアのイケメンみたい。もっと色っぽい大人の映画や役をしてほしい俳優ですが。科特隊のリーダー役は西島秀俊。売れてもあまり仕事を選ばないスタンスに好感。美声で棒読みは、もはや西島さんの魅力。いちばん美味しいとこもってったのは、外星人メフィラス役の山本耕史。胡散臭いけど紳士な風貌、言動が素敵でした。メフィラスと神永の、ブランコや居酒屋での対談が微笑ましかった。政府の役人役で、竹野内豊がちょこっとゲスト出演してます。
 それにしても。人類最大の敵は禍威獣や侵略外星人ではなく、あのゾフィー(この映画ではゾーフィ)だったのが衝撃的でした。地球を取るに足らぬ無用な星と見なし殲滅しようとするゾーフィ、旧ウルトラマンシリーズでは頼れる兄貴的な存在だったのに、この映画では恐怖の破壊神!ゾーフィがスタンバイさせる天体制圧用最終兵器が、何とゼットン!怪獣じゃないゼットン、で、でかっ!リピアの地球人への愛、献身がなかなか感動的なラストでした。
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ワルシャワBL捜査!

2022-06-15 | その他のヨーロッパ映画
 「ヒヤシンスの血」
 80年代のポーランド、ワルシャワ。同性愛者が集う夜の公衆トイレで、富豪の他殺死体が発見される。刑事のロベルトはゲイコミュニティへの潜入捜査を開始、アレクという青年と親しくなり彼から情報を得ようとするが…
 LGBTへの理解と配慮が推進されている現在社会ですが、かつてはすさまじい差別偏見が当然のようにまかり通っていました。それらは今でも決して消えたわけではなく、あからさまにはできない風潮になってるだけ。LGBTを攻撃したり排除したりすることが、むしろ正しいとされていた時代はそんな遠い昔ではなく、数々の映画でもその恐ろしさ理不尽さは描かれてきました。今でもLGBTに対して不寛容で厳しく、信じられないような人権無視、人権蹂躙がアメリカや西欧諸国から非難されている国のひとつがポーランドです。この映画は、LGBTを社会悪と見なし犯罪として取り締まっていた80年代のポーランドの実態を、クライムサスペンスの形で描いています。

 タイトルのヒヤシンスとは、同性愛者への蔑称。ヒヤシンス作戦という秘密警察による同性愛者弾圧が、いかにもあの頃の共産主義国な非道さ陰惨さ。同性愛者を問答無用にしょっぴいて、身体的にも精神的にも拷問に近い取り調べをし、同性愛者であることを認める書類にサインさせ、それをもとに彼らを管理監視する、とかホントに80年代の話?!と戦慄。秘密警察とか、響きだけで禍々しい。LGBTだけでなく、当局や権力者にとって都合の悪い者、目障りな者は簡単に痛めつけられ、そして消されてしまう暗黒社会。中国なんて今でも同じような感じ。

 物資や娯楽に乏しく貧しい国民生活や、暗鬱な閉塞感を募らせる冬の寒々しさなども、日本に生まれてよかったと心底思わせてくれました。昼間でも何だか光が足りないような、生気のないどんよりしたムード。数年前に行ったチェコもそんな感じでした。事件の真相や、そこにたどり着くまでの過程は、特に目新しくない刑事ドラマなのですが、当時の東欧の共産圏の暗く息苦しい社会を背景にしているところが、興味深く出色でした。そして、なかなか切ないBLものとしても。

 最近すっかり人気ジャンルになってるBLですが、そのほとんどが男女の恋愛と変わらないようなノーテンキでハッピーなもの。それも悪くないんだけど、やっぱ私はBLには禁断とか背徳、苦悩とか試練を求めてしまうんですよね~。この映画のロベルトも、結婚予定の恋人がいて彼女とエッチもしてるんだけど、捜査中に知り合ったゲイの美青年と親密になってBL関係になっちゃう。もちろんハッピーロードは歩みません。当時のワルシャワでBLなんて、文字通り命がけ。ノンケなはずのロベルトがなぜか彼女といてもフラストレーション、幸せなふりをしているような虚しさを否めない、けどアレクといると熱い歓びや解放感を覚える。これって何だ?と葛藤、そして目覚めてしまう愛しさ、抑えられなくなる欲望。禁じられると燃えてしまう、というシチュエーションの苦しさと切なさ、だからこそ深まる快楽。これこそBLの醍醐味なんですよ。

 ロベルトとアレクが惹かれ合う様子はロマンティックかつ悲愴で、ついに結ばれるシーンも痛ましく切ない。セックスシーンは終盤に一回だけですが、せわしく激しくも短く終わるところが男同士のセックス感を出していてリアルでした。ラスト、真実を暴いたロベルトを待ち受けてるものは…アメリカや西欧なら一件落着だけど、ワルシャワだとそうは問屋が卸さない。めでたしめでたしな終焉ではなかったけど、生きてさえいえばいつかアレクと再会できるはず、という終わり方には一抹の希望を感じることができました。
 ロベルト役のトマシュ・ジェンテクは、オーランド・ブルームをちょっと濃ゆくした感じのイケメンで、ヒゲがなかったら可愛い童顔だろうなと思わせます。アレク役の俳優もイケメン。やっぱBLは、どこの国でもイケメンが鉄則ですまるで隠れキリシタンのような、隠密のLGBTコミュニティの存在も興味深かったです。彼らのパーティーで、楽しそうにはっちゃけるロベルトが可愛かったです。
 
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やくざと刑事の合同捜査!

2022-06-12 | 韓国映画
 「悪人伝」
 暴力団の組長ドンスが何者かに刺されて重傷を負い、刑事のテソクはそれが以前から疑っていた連続殺人事件と同一人物の犯行と確信する。ドンスとテソクは反目し合いながらも手を組み、犯人を追跡するが…
 激エグな韓流ヴァイオレンスが好きです。邦画の孤狼の血とか、甘いヌルいユルい!韓流の暴力描写、そして俳優ってほんと怖い。容赦ない残虐さと生々しさ。義理も仁義もない黒社会。役者たちも見るからに狂暴で無情そう。今の日本の男前やイケメン俳優がイキって精一杯ワルぶってるのとは違うんです。やくざと刑事、殺人鬼といえば、韓流映画の3大ケダモノ。やくざと刑事がタッグを組んで殺人鬼を追う、というトンデモ設定が面白かったです。ぶつかり合いながらも、しだいに仲良く共闘するようになる警察と暴力団、なんて日本ではありえない!けど、韓国ならありえるのかな?みたいなアナーキーさが、実際の韓国社会にはありますよね~。

 この映画でも、やくざの落とし前や抗争、サイコパスの殺人方法とかが、韓国独特というか、韓国にしかないような血なまぐささと野蛮さなんですよね~。素手で相手の前歯を引っこ抜いて、抜いた歯を酒の入ったグラスに放り込んでそれを飲ませるとか、なかなか他の国の暴力映画では見ないシーン。韓国のやくざの抗争の武器、そして殺人鬼の凶器といえばの刺身包丁が、この映画でも狂ったように駆使されてます。包丁や鉄パイプで相手をメッタ刺しとかメッタ打ちとか、今の時代どころか昔の日本のやくざ映画でもほとんどなかったような。特にメッタ刺し、韓国人これが好きですよね~。世界最恐のお家芸です。

 あと、韓国映画やドラマの悪人も、日本や他の国のそれとは何か質が違いますよね~。相手への侮辱的行為とか、ほんと下劣で野卑というか。ガラが悪い韓国人、よく相手の頭を乱暴に叩くじゃないですか。あれもすごいイヤな行為。日本の某大物お笑い芸人もよくやってますよね。だから私、あの人が苦手なんです。自分より下の者への高圧的な態度とか、民度が低すぎて怖い。警察の無能さも相変わらず怖い。猟奇的な大量殺人事件って、実際にも韓国ってよく起きてますよね。やくざに協力してもらわないと犯人が捕まらないとか、警察にとっては屈辱的な内容の映画なのでは。

 ドンス役のマ・ドンソク、テソク役のキム・ムヨル、殺人鬼役のキム・ソンギュが、それぞれ個性と演技力を遺憾なく発揮していて、チョンマル魅力的でした!3人とも、日本にはいないタイプの俳優。マ・ドンソクは、やくざとマル暴刑事役しかできないようなコワモテで魁夷な風貌。無敵の強さと生命力、荒々しさと凄味があるけど実は情に厚い男、というのがマ丼のお約束な役。敵には鬼だけど一般人には優しいマ丼の、チョイワルならぬチョイイイ人っぷりが可愛かったです。いい人だけど、怒ったら鬼コワなマ丼。ビンタだけでも一般人なら死亡しますよ。キム・ムヨルは、ナニゲに韓流随一の演技派俳優。見た目を派手に変えただけでカメレオン役者、異色な役をやっただけで演技派扱いされる日本の俳優と違い、見た目じたいはそんなに変えないけど、ムヨルみたいにリアルに自然にどんな役でもできる無色透明系こそ、本物の役者だと思います。ムヨル、顔は平田満似でイケメンではないのですが、すごくカッコよく見えます。長身でスタイル抜群!脱いでないけど、服越しにすごい肉体美なのがわかります。

 マ丼もムヨルも好演してましたが、私の目当ては「ある日」でmy イケメンレーダーをビビビとさせたキム・ソンギュ。期待以上の強烈な存在感といい男ぶりでした!目つきがまさに刃物のような鋭さ冷たさ!昼間のシーンは違和感を覚えるほど、暗闇な風貌と雰囲気がヤバすぎます。まさに悪鬼、そしていい男!あのダークな色気、研ぎ澄まされた感じがたまりません。ターゲットをメッタ刺しにする早送りのような動きとか、テソクたちに追われて逃げるシーンの忍者のような俊敏さなど、身体能力も高くてカッコいい!韓流俳優にしては小柄なところも可愛い。デカいマ丼やムヨルと一緒だと子どもみたいだった。小さいけど、脱いだら鋼の肉体美!

 カーチェイスなど、まるでワイルドスピードみたいでした。韓国といえばの、あの下層階級の居住区がいつも気になって仕方がないんですよね~。狭く薄暗く薄汚れた迷宮のような小路、昼間でも歩きたくない!こんなところに人が住んでるの?!いつの時代?!な家屋とか、日本にも今でもあるのかな。貧困の深刻さが日本よりも陰惨で厳しそうなところも、韓国映画からよく伝わってきます。

 ↑ 美男だけど犯罪者顔のキム・ソンギュ、最新出演作であるキム・ドンウク共演のドラマ「豚の王」では、珍しく警察官を演じてるらしいです🐷

 ↑ 映画の中と違って和気あいあいな3人にほっこり
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マッハ教官☆

2022-06-09 | 北米映画22~
 「トップガン マーヴェリック」
 海軍大佐のピート・ミッチェルことマーヴェリックは、輝かしい戦歴を誇りながらも出世を拒み現役にこだわっていたが、上官の命令により教官となって若手パイロットたちを鍛えることになり…
 ハリウッドのスーパースター、トム・クルーズが爆誕した36年前!の作品の続編。タイミングよく、この映画の前に旧作をBS放送版で初めて観ることができました。いかにも80年代なノリな、海軍や戦闘機がカッコいい!それだけ!みたいな内容で、当時は斬新で驚異的だったであろう訓練や空中戦シーンなど、そういうのが好きなマニアにはたまらん魅力なんでしょうけど、私は戦闘機よりもそれに乗る男のほうに興味があるのでトム・クルーズ確かにカッコいいけどタイプじゃないし、他のパイロットたちにもイケメンいないし、前作は私にとってそれほどエキサイティングなものではありませんでした。この、長い年月を経てのまさかの続編は、内容よりもトム・クルーズの奇跡的な鉄人おじさんぶりに畏怖、そして感動するばかりでした。

 若い頃のトム・クルーズ、凛々しく端正なマスクだけど、すごいチビすごいマッチョな体が異様に見えて、多くのアメリカ女性のように彼にときめいたりはしなかった。でも、カッコいいヒーローであり続けながら、え?!な役や演技(特に「トロピック・サンダー」が好き!)にも挑むクルーズ氏のことを、スターであると同時に意欲的で気骨あるすぐれた俳優として、昔も今も尊敬してやまない私です。40年近くもハリウッドのトップとして君臨してることじたいがミラクル。36年後のトップガンは、ノーテンキにカッコいいだけの青春ものから、頑張る熟年物語になってました。マーヴェリック、いやトム・クルーズ同様に年齢を重ねた映画ファンだけが得られるエモさが、この新作にはあふれています。頑張る熟年といっても、トム・クルーズは一般人とは全く別生物なので、参考にはなりません

 それにしてもクルーズ氏、鉄人超人というよりもはや妖怪ですね~。元気すぎるわ。くたびれ感が全然ない。ピチピチの20代だった旧トップガンの時と比べると、もちろん見た目はおじさんになってますが、加齢臭や劣化がないところが驚異的。かたくなに老人化を拒んでいるかのようなトムクル氏ですが、おじさんや老人が無理して若者ぶってる、若者と張り合ってるキムタク的イタさも全然ない。年長者ぶった説教臭さもなく、快活で爽やかなキャラが若々しさの要因でしょうか。まぶしすぎる笑顔、白い歯、あんなアラ還は世界広しといえどトムクルしかいません。アラ還とは思えぬ肉体美も披露してますが、あれはいくら何でも年齢に合ってなくて、素敵というよりちょっと気持ち悪いかも

 マーヴェリックと若いパイロットたちとのやりとりも、陽気でコミカル調だったのが良かったです。若いパイロットたちにイケメンがいなかったのが残念。際立つイケメンを配さなかったのは、ひょっとしたらトムクルの意図?旧作でマーヴェリックのライバルだったアイスマンが、すごい出世してて余命いくばくもない病身として再登場。36年後のマーヴェリックとアイスマンの友情、そしてトム・クルーズとヴァル・キルマーのツーショットは、旧作ファンにとっては感涙ものなのでは。メグ・ライアンは前作の映像のみで登場。マーヴェリックと熟年ロマンスする酒場の女主人役、ジェニファー・コネリーが美熟女。訓練シーンや、ラストの作戦実行シーンなど、いったいどうやって撮影したんでしょう。いかにもCG、合成な感じが全然しなかった。あの敵国は、いったいどこ?明瞭にしてなかったけど、たぶん某ニーハオの国?
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セージ&ケント セールスマンのバカ息子たち

2022-06-05 | 演劇
 舞台「セールスマンの死」を観に、神戸まで行ってきました~(^^♪
 超久々の神戸。都会だけど大阪ほどガヤガヤしてない、落ち着いたおしゃれな街ですよね~。せっかくなので、観劇前後に南京町で買い食いしたり、モザイクやハーバーランドなど街ブラしてみました。神戸タワーは現在改修中なんですね~。

 神戸駅近くにあるグリル一平でランチ。早めに行ったのですが、すでに並んでる人がたくさんいました。人気店なんですね。チキンカツを食べました。フツーに美味しかったです。おなかいっぱい状態で阪急電車に乗り、兵庫県立芸術文化センターがある西宮へ。兵庫県立芸術文化センターも、外観といい内部といい、きれいな施設!シンプルさにどこか高級感が。中央よりちょっと後ろぐらい席に座り、さあ開演!「セールスマンの死」は高名な劇作家アーサー・ミラーの戯曲。ブロードウェイの舞台だけでなく、名優主演で何度か映画化もされてます。

 舞台中央に、どーんと置かれてある冷蔵庫が不気味な存在感。以後、最後までずっと舞台に鎮座する冷蔵庫の周囲で、暗く重い人間ドラマが展開されます。決して退屈でなはないのですが、ものすごくイヤ~な話、イヤ~な人たちで、不快になったりウンザリしたりすることが多い舞台でした。俳優さんたちの熱演は圧巻なのですが、とにかく登場人物全員ことごとく、魅力もない好感も共感もできないイタいウザい連中ばかりで、性格も言動も卑小で醜い。イライラさせられたのは、彼らが自分自身、自分に近しい人たちとカブったからでしょうか

 無能、凡人、なのにプライドと見栄と意地だけは異常にある、けど強烈な劣等感も臭わせるウィルが、とにかくみじめでイタい!あんな父親、ぜったいイヤ!精神的に追い詰められていくウィルのコワレた精神を、現実と錯綜し混濁する設定と演出で描いていてなかなかシュールでした。ウィル一家のリアルなワーキングプアっぷりが、とにかく世知辛くて。給料や支払いの心配、無職、低学歴etc.話題や言い争いがせせこましすぎて。やっぱもっと楽しい、美しい世界の舞台が観たいな~と心底思いました。

 お話は気が滅入るものでしたが、役者さんたちの演技は素晴らしかったです!かなり豪華なキャスト。ウィル役の段田安則、TVドラマではクセの強いバイプレイヤーってイメージですが、舞台では堂々とした貫禄ある主演っぷり。すごくカッコよく見えました。精神も人生も崩壊するウィルを、いかにも狂ってます的ではなく、終始めんどくさい頑固おやじ風に演じていたのが秀逸でした。ウィルの妻リンダ役は鈴木保奈美。東京ラブストーリーからもう何年?わし世代には伝説的な女優。そんな彼女を、まさか生で見る日がこようとは。若い時の保奈美さんはミステリアスで冷たい美人って感じでしたが、長い月日と紆余曲折を経て素敵なマダム女優に。若い頃より好きです。50代半ばとは思えぬスタイルの良さ!生活に苦労してる庶民妻に見えんぞ。キャンキャンした高い声で可愛らしく演じてましたが、息子たちへの情や関心の薄さなど芯は冷たいリンダと、保奈美さんの往年の美貌がリンクしました。

 長男ビフ役は福士誠治、次男ハッピー役は林遣都、どっちも好きな俳優!二人ともすっかり大人の役者になりましたね~。二人ともドラマや映画とは声や話し方が別人みたいで、まるで外国ドラマの吹き替え声優みたいで笑えた。ビフはバカ男、ハッピーはチャラ男で、どっちも大人になれない未成熟で凡庸なクズ。ウィルとの苦い関係や軋轢があらわになるシーンなど、遣都くんより福士くんのほうが見せ場が多く、段田さんにも引けをとらぬ演技だったと思います。ウィルの兄役は高橋克実、ウィルの友人役は鶴見辰吾、脇役もシブい。ウィルの妄想?幻覚?として、冷蔵庫の後ろから毎回ふっと登場する克実さん。出番のない時は、ずっと冷蔵庫の後ろに隠れてたんですね(笑)鶴見さん、「ドン・ジュアン」に続いて早々と舞台で再会。TVドラマにもよく出てるし、売れっ子ですね~。いい役者だもんね。
 ラスト、冷蔵庫が初めて開いて…おいおい~と笑ってしまいました終わってホっとしてしまった、見ていて疲れる狂った逆噴射家族物語でした。本音も隠しごともほどほど、家族は適度に距離があったほうがうまくいくと、あらためて思いました。兵庫県立芸術文化センターでは、藤ヶ谷太輔の舞台「野鴨」も上演!秋にまた神戸に行かねば!チケット獲れるかのお~。向井理のハリー・ポッターは、チケット予約できたのに支払うのを忘れてしまい、気づけばもうチケット完売😢
 
コメント (4)
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