


黄金の惑星でトラブルを起こし、追われる身となったピーター・クイル率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの前に、ピーターの実の父エゴが現れる。一方、ピーターの育ての親である宇宙海賊の首領ヨンドゥは、黄金の惑星に雇われピーターたちを捕えようとするが…
待望のパート2を、ようやく観ることができました(^^♪期待通り、前作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」以上に愉快でゴキゲンな続編になってました。でも、あんなに面白かったはずの前作なのに、どんな内容だったのか全然思い出せなくて


マーヴェル系の中でも、このシリーズはコメディ色がとりわけ濃ゆい強いところが好き。舞台は宇宙なのに、コテコテにアメリカンな笑いがいいんですよね~。とにかくノーテンキでエネルギッシュで、ちょっとお下品な笑いは、まさに肉汁ジュージューなアメリカンハンバーグな美味しさ。好きな人にはたまらないけど、ダメな人にはダメなんだろうな~。明るいけどかなり大人向けな笑いなところも、おこちゃまやジジババ向けばかりの邦画にはない魅力です。

お笑いだけでなく、家族愛や友情、男気などベタながらもホロっとさせるシーンや台詞も、星のように散りばめられていました。突然現れた実の父に傾きながらも、育ての父への愛に気づくピーターの揺れる息子心が泣かせます。ガーディアンズとワイスピは、もうほとんどファミリー愛映画になってますね。
宇宙人や惑星など、カラフルでイマジネーション豊かな風貌や衣装、セットが目に楽しいです。そして前作以上に、80年代のポップミュージックが活用されていて、映画を楽しくしている魅力となっています。特に私が好きなのは、ラスト近くに流れた「Father and Son」です。いい曲!感動的に効果的に使われてました。
この映画、やはりワタシ的には何と言っても、主人公ピーター・クイル役のクリス・プラット


え、ええわ~



カッコいいけど、見た目も演技も飾らない、気取らないところが好き。子どもっぽいのではなく、少年っぽいクリプラが素敵です。老けた子どもみたい、なんちゃって若者な日本のチビで貧相な某事務所のタレントと違い、芸風も見た目もクリプラは大人の男。長身でマッチョな体格も、理想のアメリカ男。今回も、チョコっとだけファンサービス脱ぎシーンあり。ええ体~


コメディ役者として面目躍如なおバカな表情、おバカな動きもさすがクリプラ。ロマンチックなシーンもイケてたので、今度はラブコメに出てほしいなあ。もちろん、シリアスなドラマにも挑戦してほしいです。
ガーディアンメンバーの中では、スペースアライグマのロケットがいちばん好きです。今回もロケット、大暴れでした!見た目は可愛いけど、キャラは野卑で好戦的なところが好き。口汚さと、ペット呼ばわり小動物扱いされて怒るお約束が、毎回笑えます。ロケットの声を担当してるブラッドリー・クーパー


ピーターの実父役を、ワイスピのミスター・ノーバディことカート・ラッセルがノリよく好演。顔は似てないけど、お笑い系の明るいオールアメリカンさが似通っていて、クリプラと親子役に違和感なし。シルベスター・スタローンもチョイ役でゲスト出演してました。
パート3も楽しみ!それはそうと、ガーディアンズファミリーも、アベンジャーズシリースに登場するとか?同じマーヴェル系とはいえ、いったいどう絡むのか想像もできません。


↑プロモーションで来日も果たしたクリプラ、スター然としてないオチャメな人柄が好評だったようですね。ガーディアンズやアベンジャーズシリーズ、そしてジュラシックシリーズと、ブロックバスター映画に引っ張りだこですが、たまにはシリアスなドラマとか恋愛ものにも出てほしいものです
