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まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

夜光の階段④~⑥ ひざまずくのよ☆

2009-05-29 | 日本のドラマ(連続)
 「夜光の階段」第4話から第6話まで観ました...と、その前に。
 ミュージックステーションに、ミチヲこと藤木直人が出演♪あのヘンなエンディング曲“Crime of Love”を歌ってくれました。ぶっちゃけ、素人である私のカラオケのほうが上手いかも?なフジッキーの歌唱力ですが、ドラマのトンデモ世界観を表している素敵な珍曲ではあります(笑)。歌い終えた後、『殺してやる☆』って言ってほしかったよ~

☆悪い恋人
 波多野夫人の夫が、ミチヲの店に乗り込んでくる。妻は悪い恋人に騙されたのだと、暗にミチヲを誹謗。しらばっくれるミチヲですが、その場にいた藤波竜子といい、みんな彼と波多野夫人の修羅場を熟知してるというのに、面の皮の厚い男ですねえ。それにしてもみんな、波多野夫人が突然おっ死んだと聞いて、とうとうミチヲ殺っちゃったな!と思わなかったのかしらん。
☆最狂女?
 謎キャラだったフジ子が、ついに正体?を現す。8年間もミチヲの動向を探っていたストーカーだった!ミチヲ『(苦笑)ストーカー?』フジ子『そう♪』二人のやりとりに爆笑!かなりヤバい女みたいなフジ子、いっきに狂人リストのトップに躍り出た!
☆ミチヲのファッション
 カリスマ美容師というより、ゲイバーのチーママみたいですよねえ。素足に革靴、なんて石田じゅんいちかよ!
☆笑える罵倒
 幸子『あなたなんか、ただの小汚い美容師だったじゃないの!』毎回、誰かがミチヲに浴びせる罵詈雑言が、笑いのツボになってます。あと、幸子『あなたもゲイになりなさいよ!世界のカリスマはみんなゲイよ!』ミチヲ『うるさいわねえ』漫才みたいな痴話喧嘩!
☆最狂女はやっぱ...
 幸子、ブっこわれた~!完全に精神を病んじゃってます。何だか楽しそうに浮かれた感じの傍若無人っぷりが、返って怖いヤバい。邪魔な弓子を嬉々として自殺に追いやったり(ナンノ、可愛かったので退場が残念)。『ひざまずくのよ♪逆らったら首の縄をギュ~っと締めてやるから♪』『あなたもウジ虫の一人よ♪』etc.その発言もイっちゃってます。こんな女、放置してたらヤバいよミチヲ!てか、ミチヲより先に、美容院の従業員たちに殺されそうだけど。
☆さよなら幸子
 波多野夫人に次いで、ミチヲに駆除されちゃいました。合掌。泡吹いた死顔が怖い。超絶ウザ女でしたが、いざ消えちゃうと何だか寂しいですね。もっと暴れ狂ってほしかったかも。木村佳乃、グッジョブ
★総括
 女たちの狂いっぷりが楽しいです。
 ドラマ開始前は、ミチヲと幸子の純愛ストーリー、と聞いてガクっだったけど、全然そんなスウィートな関係じゃなかったので、安心&満足♪不潔で狂ったカップルのままでした。
 最終回まで、このまま不潔で狂った喜劇を貫いてほしいです♪
 
 ↑胸の奥に隠していた欲望のままに踊ろう~♪
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Fight to revive !

2009-05-28 | 格闘技
 録画してた格闘技DREAM9を、まったり観ただよ。
 目当ては言うまでもなく、愛しのファイター所英男
 無残な連敗続きだったトコロン、まさに崖っぷち。闘うフリーターから、一躍シンデレラボーイと呼ばれるスター格闘家になったと思った途端、ああ祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。ガラスの靴がボロボロのスニーカーに戻ってしまい、夢から醒めたら悪夢が始まった状態に。もう終わった男!なんて冷笑も浴び、またフリーターに逆戻り?!と、ファンをハラハラさせてたトコロンが、起死回生を賭けた闘いに挑む!その不退転の決意表明として、な、何と坊主頭に!
 
 か、可愛いですねえ。もう後はない!という悲壮なトコロンとは違って、ファンはミーハーに萌えちゃいます。
 背水の陣なトコロン、再び輝きを取り戻せるか?!リングに上がったトコロンには、そんな深刻さよりも相変わらず一般人のような地味さが漂ってます。客席には、友人だというバナナマン日村が。放送禁止的なブサイクさだわ
 今回の対戦相手、アメリカのエイブル・カラム。ちょっとメジャーリーグの城島似?で、まあまあ可愛いです。
 ファイト開始!なかなか白熱の闘い、しかもトコロン劣勢かも?!な状態に、神さま~!と祈るような応援。また負けたら、ほんとシャレになんないよ!
 寝技に入った両者、組んずほぐれつの絡み合い。トコロンの増強された肉体が美しくセクシーです。
 それはそうと。何でまた佐藤隆太がいるの~?!こんなところにまで出てこなくていいよ!ルーキーズだけやってりゃいいじゃん!前は好きだった彼ですが、今はもう鬱陶しいだけの男!トコロンが絶好調の時は巨乳強調でチャラチャラ出てたのに、彼が落ち目になったら姿を消した井上ワカも、何だかなあ~です。
 スゴい格好でもつれ合ってるトコロンとカラム。カラムは出血!鮮血が二人の男の汗に混じる!激しい攻防にはヤキモキさせられますが、スパっと速攻で終わる試合よりは、見ごたえがありますよね。
 もうどーなるの~!なかなか決着のつかない闘いにイライラしつつ。トコロンって男のくせに肌がキレイだなあ、私と年齢あんまし変わらないのに、何でこんなにツヤツヤでツルツルなの?と、こんな時でも有名人のスキンチェックしてしまう私。格闘家が美肌なのは、肉体のためにあんましヘンなもの食べたり飲んだりしないから、かな?
 
 うげっと私まで窒息しそうになるようなチョークスリーパーを、トコロンがカリムにお見舞い!これが決め手となって、トコロン勝利!ヤッター!おめでとー!久々の待望の白星に、トコロンも感極まってる様子!よかったね~!やっと強いトコロンに再会できて、私も嬉しい、ていうか、安堵!
 次も頑張れトコロン!Fight to WIN!!いつか念願の山本KIDとも対戦できたらいいですね。その前に、KIDの生意気な弟子とか、怪人ブラックマンバも倒さなきゃね。できれば、ヌルヌル秋山とか桜庭とかも沈めてほしいです。
 何でボクシングが!?な内藤とか、完全スルー!あとはメインイベントである山本KID徳郁の復帰戦を見届けるのみ!
 不敵な俺様キャラなんだけど、KIDって可愛いですよねえ。ちっこいところとか。以前に何かのバラエティ番組で『プランクトンばっか食ってんじゃねえよ』と水族館の魚を挑発?してたKIDが面白くて可愛かった。今回は、華麗なる勝利でカムバックを飾る運びなんだろーな、と思いきや。予想外の敗退!ガビョーン!KID、どうしたんだ!大丈夫?!
 次に素敵なファイターたちに逢えるのは、いつ?
  
 ↑いま人気の水鳥ヒロとかより、トコロンのほうがイケメンに見える私の目って、おかしいでしょうか?
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リンリー警部2①② 守る殺人

2009-05-27 | 欧米のドラマ
 「リンリー警部 捜査ファイル」待望のシリーズ第2部がスタート♪
 ※ネタばれ注意!

①「真の罪人」
 前の事件で同僚刑事を撃ったヘイバースは、巡査に降格されてしまう。一方リンリー警部は、キャンプ中の若い男女が無残に撲殺された事件の捜査応援のため、マンチェスターへ。ヘイバースにチャンスを与えようと、リンリーは彼女を呼び寄せるが...
 いま空前のブームなアメドラにはイマイチ食指が動かない私ですが、ヘレン・ミレン主演の第一容疑者シリーズとか、P・D・ジェイムズ原作のダルグリッシュ警視シリーズとか、イギリスの本格警察ドラマは大好きで熱心に観ちゃってます。このリンリー警部シリーズも、お気に入りのひとつ。エリザベス・ジョージの原作のファンでもあります(最近、彼女の作品は日本で翻訳出版されてない?)。
 日本の2時間ドラマみたいなお気軽系ではなく、殺人の背景も動機もドロドロ&ヘヴィなところが見ごたえあるんですよね。そして何より、このシリーズは主人公二人が魅力的。
 リンリー警部、ちょっと髪が長くなっててカッコよさ倍増!ドラマの刑事や探偵ってエキセントリックなのが多いけど、リンリー警部は上品で優しい紳士で、すっごくまともなところが好き。貴族の坊ちゃんなためか、ちょっと性格が甘いところに時々イラっとさせられるけど、そこも彼の個性というかチャームポイント。ヘイバースや事件関係者に対する思いやりのある態度に、いつもは好感を抱くのですが、今回はちょっと???だったような。ヘイバースがマンチェスターの刑事に意地悪されているのにも気づかないし、ヘイバースの手柄を横取り!するようなラストにも何だか情けなさを覚えてしまった。ヘイバースが可哀相!
 ヘイバースも相変わらずですねえ。彼女、有能だけど不器用すぎ。円滑な人間関係を築けないところ(特に男の同僚と。今回も速攻で衝突。女性差別野郎に、すぐキツく突っかかるのがダメなんだよ。もうちょっと大人の対応をすればいいのにね)が、悲しくも滑稽です。リンリーの期待に応えたい!力量を認められたい!と躍起になるあまり、よせばいいのにまた無謀なスタンドプレイ。でも大活躍で事件を解決に導いて、やったね!なはずが、トホホなラスト。リンリー警部とタッグというより、今回はヘイバースの孤軍奮闘って感じでした。ヘイバース、くじけないで!頑張れ!
 今回の事件も、怪しい奴らがいっぱい出てきます。被害者二人の意外な正体、そして犯人は...そんなことで3人も殺すなよ!と呆れましたが、犯人以上に“真の罪人”である連中に、暗澹とさせられます。
 前半ちょこっとだけ、ヘレンも登場。ヘレンって、ほんとヤな感じ。見た目もアレですが、性格も素直じゃないし屁理屈と自己主張ばっかで可愛げゼロ、一緒にいて疲れる女だよなあ。リンリー警部、いったい彼女のどこがいいの?すれ違いのせいで結婚生活うまくいってなさげだったし、とっとと離婚しちゃいなよリンリー警部!でも、ありえないとは思うけど、ヘイバースとだけはくっつかないでね!
 
②「背徳の記憶」
 リサイタルの最中、演奏を中断して楽屋に閉じこもってしまうヴァイオリニストのギデオン。その頃、ひとりの女性が轢き逃げされて死ぬという事件が発生。捜査を担当することになったリンリー警部とヘイバースは、被害者がギデオンの母親であることを突きとめ...
 冤罪かもしれない過去の事件を蒸し返されたくないので、当時の捜査官が仲間の捜査を妨害!というのは現実にもありそう。刑事の都合で犯人に祭り上げられちゃうなんて、ひどすぎる話です。
 事件の原因となるギデオンが、もうちょっと美青年だったらなあ。ブサイクではなかったけど、周りの人々の人生を狂わせる“運命の男”にしては、フツーっぽすぎ。どうせフツーっぽいなら、フランスからマリク・ジディくんを招いてほしかったかも。マリくんなら、さぞや可愛くて繊細なヴァイオリニストになってたことでしょう。ギデオンを守りたい!という犯人の気持ちが理解できそうなほど。
 上司や部下と衝突するリンリー警部。彼って優しい紳士だけど、母上の恋人や実の弟には冷ややかで頑なだったり、気に食わない奴には歩み寄らない!という子どもじみた意固地さがある。警察内で円滑な人間関係を築けないところは、理由は違えどヘイバースと同じ。ある意味、似た者同士な“はぐれ刑事”リンリー&ヘイバースです。
 ヘレンがご懐妊!てっきり夫婦生活なんかなくなってて離婚寸前なのかと期待してたのに。ヤルことはヤってたんだねリンリー警部。でもギスギスした悪妻ヘレンとじゃ、子どもができても幸せになれないよ。あの不平不満でブータレたイヤミったらしい態度、ほんとムカつく!ヘレンと結婚してから、リンリー警部も性格が悪くなってるもん。いつもカリカリイライラしてるし。とばっちりを食らうヘイバースが可哀相!
 ヘレン妊娠の知らせを心から喜ぶ、ヘイバースの笑顔が素敵でした。ヘイバースこそ幸せになってほしい!それにしてもヘイバースって、はじめの頃はチンクシャ女だったのに、だんだん可愛くなっていってるような...
 ①の殺人は手に入れた地位と名誉。②の殺人は自分の愛。守りたいものが他人の命より重くなってしまうって、浅ましくも恐ろしいですね...
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ウィーアー!トンバンシンギ

2009-05-26 | 東方神起、SHINee
 日本での人気&知名度も、最近では定着した感のある東方神起です♪
 久々に日本のTV番組で彼らを見ることができました。とんねるずの木梨が司会の未来創造堂です。
 ファッションも髪型も、日本での活動に重点を置いてる時のほうが、ぜったいイケてますよねえ。日本のヘアメイク&スタイリストのほうが、センスあると思う。それはそうと五人とも、可愛いけど大人の男っぽくなってきてますよねえ。それに比べて、老けた中学生みたいな嵐、櫻井くん以外は最近すっごく苦手になってきてる私です。
 日本の漫画とアニメが大好きだというトンバンシンギ。日本語勉強にもかなり役立ったみたいですね。

 ↑ユチョンの髪型が、また超可愛くなってる~女の子みたい!
 アニメ主題歌のイントロクイズに、おとなしいチャンミン以外は大はしゃぎ。自信ありそうだっただけあって、正解率高っ!私は、妖怪人間ベムしか解からなかったよワーワーキャッキャっと騒ぐ彼ら、大人っぽくなったとはいえ、やっぱ二十歳ソコソコの男の子たち。すっかり童心に戻ってて可愛かったです。木梨も、こいつら可愛いな、みたな顔してましたよね。ちょっとエラソーだったのが気になったけど。まあ彼みたいな大物タレントが、若い男子アイドルに媚売るほうが気持ち悪いか。ラビット関根とか、かなり異様だもんね。
 次は、やはり大好きだという納豆の話題。みんな肌がキレイなのは、納豆のおかげなのかな?納豆化した食べ物を試食するコーナーで、いちばん不味そうな豆腐納豆は、お約束でジュンスに。でも、木梨の命令でメンバーが無理やりユチョンに豆腐納豆を食べさせる、という意外な展開も。不味いものを口の中に押し込まれるユチョンの顔が、超可愛くて萌え~
 
 ↑わしもユチョンいぢめたい~♪
 今さらな話題ですが、ニューアルバムの“The Secret Code”みなさんガンガン聞いてますか~?今回も良い曲ぞろいで、毎夜のストレッチと半身浴には欠かせぬBGMとなってます♪
 アルバムリリースに合わせてスカパーでも、トンバンシンギ特集番組放送♪
 “Survivor”は、TV出演時ではユチョンのパートが削られてたので残念だったけど、PVではバッチリ♪彼ってやっぱ、声とか動きや目線に独特のエロさがあるわ。ピッチリした衣装でムッチムチなジュンスも、セクシイで目が離せません。
 
 今までで最強萌えPVかもしれない“Kiss the Baby Sky”の彼ら、可愛すぎる~!清潔感あって爽やかに男らしいってのが、ほんと素敵なんですよねえ。
 ユチョン作曲の作品なためか、ユチョン主役っぽいところもチェゴヤ♪ユチョンがさあ、これまた爽やかなんだけど何かエッチな感じがするんですよ。表情とか笑顔が、誘ってる?みたいな。他の4人は全然そんなことないのにね。
  
 このPVのハイライトは、やっぱ5人がジャンプ!するシーンでしょうか。私もトンバンとトンでみたい~♪宙に浮かぶ5人の笑顔がイエップダー!ですが、ユンホの豪快なヘソ出し以上に、チャンミンの何だか不自然な感じのするポースが気になって...チャンミンって、おとなしくて控えめなせいでもあるけど、ちょっと謎めいた子ですよねえ。笑ってても、どこか悲しげに見えるのは私だけ?これがスカしてるんだったら、単に生意気なガキと思うだけですが、チャンミンはそんなのとは違うし。チャンミン見るたびに思ってしまう。日本での活動に考えるところでもあるのかな~メンバー内でいろいろあんのかな~(←勝手な憶測☆)
  
 毀誉褒貶、賞賛と同じぐらい悪意にもさられてしまうのが、人気者の宿命。東方神起も例外ではありません...
 私の周囲でも、こいつらホントは○○なのに!とか。ファンに高額なネックレスを売りつけてお布施集めしてんじゃねーよ!とか。気持ちは解かるけど、○○とお布施集めは、まあ韓流応援においては気づかないフリしなきゃいけない暗黙の了解みたいなもんだしねえ。でも、ユチョンがファンの女性と起こしたトラブルは、無視できない要素を孕んでます。
 熱狂的なファンが目の前に突きつけてきたカメラを、怒ったユチョンが取り上げた、という椿事。そんな非常識なことするんじゃねーよバカ女!と、心あるファンなら誰でも不愉快になります。同時に、ユチョンも大人げないな、と私は思った。完全プライベートな時なら、もうそんな女は殴ってもいいと思うけど、公の場に出てた時でしょ?ファンとの密着仕事をマメにこなすことで有名な、トム・クルーズやジョニー・デップみたいなハリウッドの大スターでさえ、仕事中に衆人環視の中でエチケット違反のファンともめた、なんて話題は提供しないもんね。ユチョンがプロとして大人として、もっとクールな対処ができなかったのかな、と残念です。ユチョン、しんどいだろうけど、人前ではスマイル!演技!まあ、ユチョンも若い男の子だし馬車馬のように働かされてストレスすごいだろうし、ヘンなファンにキレるのも無理はないけどね。イタいファンにならぬよう、応援する側も自覚しなければなりませんね。
 
 ↑私は犬になりたい
 6月には、フレンドパークにも出演予定のトンバンシギ。バラエティもいいけど、やっぱ歌番組にもっと出てほしいな。Mステも、あれ以来ぱったりですよね。小室とかゴマキとか鈴木アミとかスクラップ再生に金かけるより、トンバンをもっとバックアップしてエイ○ックスさん!新曲“Stand By U”のプロモで、またMステ登場期待♪
  
 ↑↓仲が良いにもほどがある俊秀と有天。あんたらデキとるじゃろ~?!
  
 BLカップルにしか見えない二人、こんな画像多いですよねえ。怪しい!けど、二人とも女好きそうなので、YAOIレーダーにはビビビとこないんだよなあ~
  
 ↑セクシー&おとぼけジュンスが好きジュンス、怪我をした足はもうケンチャナヨ~?
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フィーバー!輝け熟年ミラーボール

2009-05-25 | フランス、ベルギー映画
 カンヌ映画祭の受賞結果が発表されました。
 パルムドールは、ミヒャエル・ハネケ監督の“Das Weisse Band(白いリボン)”に決定。また問題作なのかな?今年の審査委員長は「ピアニスト」のエリカ先生だったので、ちょっと贔屓も入ってそう?
 驚喜だったのが、シャルロット・ゲンズブールの女優賞受賞!シャルロット、おめでと~でも、受賞となった“Antichrist”は、ラース・フォン・トリアー監督の欝&狂がますます昂じてしまってるトンデモ作品みたいで、ちょっと観るのに躊躇...
 日本勢は、今年はおとなしかったみたいですね。ヘンな日本人タレントがスター気取りでシャシャリ出てもなかったみたいで安心。それにしても。いまだに菊池リンコとか騒いでるのが、ちょっと???だよなあ。ウォンビンの復帰作「母なる証明」も楽しみですね。ワタシ的には、ロウ・イエ監督の“Spring Fever”が何ともソソられる内容なので、早く観たいです♪

 「ディスコ」
 フランスの港町で母親と二人暮らしのディディエは、かつてディスコキングとして名を馳せたが、今は失職中の冴えない中年男。そんなディディエに、旧友のジャクソンは自身が主催するダンス大会に出場するよう促す。優勝品がオーストラリア旅行と知ったディディエは、別れた妻に引き取られている息子とのバカンスのため、昔のダンス仲間ヌヌイとウォルターを説得し、トリオを再結成して勝負に挑むが...
 オープニングからノリノリのディスコミュージックで、掴みはOK♪トラボルタのサタデーナイト・フィーバー世代ではない私でさえワクワクするのだから、当時ディスコでブイブイいわせてた方々は、感涙ものなのではないでしょうか。でもホント、ディスコって楽しそう!この映画を観たら、誰でも踊りたくなるのではないでしょうか。音楽が素晴らしくて(担当は、「シェルブールの雨傘」などの名匠ミシェル・ルグランと知って吃驚!)、サントラ買おうかなと本気で考えてます。
 しょぼくれてた中年男が、失ってたプライドと情熱を取り戻すため奮起!という基本ストーリーは、かなりありふれてますが。ディディエをはじめ、登場人物たちの個性が珍妙で笑えます。日本や韓国だと、お涙ド根性ものになるところですが、さすがフランス人というか、頑張る!とか本気!な重さや熱さがなくて、いいかげんちっくに楽しそうなところが、たまに腹が立つほど軽~い。まさに人生は楽しく踊るディスコ♪みたいな軽やかなノリです。
 主人公のディディエが、見た目もキャラもかなり気持ち悪いのが、ちょっとキツかったかも。40歳にもなって、そりゃないだろ~?な性格&言動に、呆れるやらムカつくやら。ママも仲間も迷惑だよなあ。少年の心を残した大人の男、なら素敵ですが、少年の心のまま加齢したおっさん、はイヤです。息子とバカンスぐらい、自分で稼いで行けよ!ファッションもキモすぎ。やたら醜い裸を見せるのもオエ~だったし。もうちょっと共感&応援できるキャラにしてほしかった。
 ディディエの仲間のひとり、ウォルター役のサミュエル・ル・ビアンが、めっちゃカッコカワいかった~
  
 海坊主みたいなコワモテでゴツい風貌のサミーが、ダンスフロアで大変身!その華麗なるステップ&ポーズに驚嘆!サミーったら、ダンスも上手なんですね!衣装と振り付けがセクシー。すごくカッコいい&おちゃめなダンサーぶりでした。エグザイルに加入できるよサミー!ディディエがカサカサな爺さんっぽいので、仲間にしては違和感あるほど若々しいサミーでしたが。
 
 ↑Can't stop dancin'!職場でも踊る踊るよサミー。本番衣装がセクシー♪
 ディディエが恋するバレエ教師役、エマニュエル・ベアールも好演。さすがに腰まわりは熟女な肉付きのよさだけど、今も顔は可愛い。勝手に自分と愛し合ってると思い込んで暴走するディディエに、冷たく拒絶するのではなく『愛してないわ。大好きなの』と言う台詞が、大人の女の優しさと強さを滲ませていて、さすがフランス女!なカッコよさでした。
 ジャクソン役のジェラール・ドパルデューが、いちばん目立ってたかも?恐ろしいほどデブってて、ほとんど漫画な今の彼です。アフロヘアが笑えた。
 こういう映画、日本でも作ればいいのに。理想のキャストは...
 
 ディディエ・・・木村拓哉
 ヌヌイ・・・岡村隆史
 ウォルター・・・山本太郎
 
 こんなん出ましたけどぉ~?
 ディディエみたいな役するキムタコ見たいわあ。すごくハマって可愛いはず!チビ&ダンスが上手い男といえば、ナイナイ岡村。ダンス甲子園出身の山本太郎、久々のメロリンキュー炸裂。この3人で、アラフォー男への素敵な応援ダンス映画、作ってほしい♪ジャクソンは、サンバな松平健かな。
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犯人は陪審員!

2009-05-24 | 欧米のドラマ
 フランスのTVドラマ「7人目の陪審員」を観ました。
 60年代のフランスの田舎町。薬局を営むグレゴワールは、近所の娘に魔がさし彼女を犯そうとするが抵抗され殺してしまう。被害者の恋人でアルジェリア人の青年が逮捕され、その裁判の陪審員にグレゴワールは選ばれてしまい...
 なんと殺人の真犯人が、自分の犯した罪を着せられた被告人を裁く裁判の陪審員になってしまう!という、恐ろしすぎる話。ありえねー!と笑い捨てることはできません。日本でも始まってしまった裁判員制度について、あらためて考えさせられる内容でした。
 人を裁くって、ほんと怖い。冤罪かもしれない被告人を罪人にしてしまうこともですが、罪人を無罪放免にしてしまうことも恐ろしい。日本でも狭山事件とか小野悦男事件とか。灰色を黒と白に確実に誤りなく選別なんて、神さまじゃないと無理だよなあ、と裁判の難しさに暗澹となる事例も少なくありません。最近でも、足利の幼女殺人事件で無期懲役となった受刑者のDNAが、という問題も起こってますよね。でも、幼女殺人とか強盗殺人とか、よっぽど後ろ暗いところがないと、犯人にされてしまうことはなさそうだけど...冤罪地獄に落ちたくなければ、疑われるようなことはせず、クリーンに生きることを心がけねばなりません。
 アルジェリア人に対するキツい差別偏見が、問答無用に無実の青年を極悪人に仕立て上げてしまう理不尽と恐怖。同じく60年代の話で、差別が根強い時代と地区で起きた狭山事件と、何となくカブる悲劇にゾっとしました。被害者の素行なども洗いざらい暴露され、死人にムチ打つように貶められてしまうところも似てて、ほんと裁判って残酷だなあと暗澹となりました。
 グレゴワールの苦悶や葛藤も息苦しく描かれてます。罪を逃れたい、けど無実の若者を見殺しにはしたくない、という身勝手だけど真摯な思いに動かされ、裁判で警察の捜査ミスや盲点を指摘したりするグレゴワールを、卑劣!姑息!と軽蔑し嗤えるだろうか?私なら他人を犠牲になんかしない!な高潔な人間ばかりじゃないからこそ、人が人を裁くことに恐怖を抱いてしまいます。
 それにしてもグレゴワール、若い女にムラっときてあんなことしちゃって。どーしようもないエロハゲおやぢです。グレゴワールの異常さのせいで、司法ドラマではなく変態サイコサスペンスになってしまってます。グレゴワールの妻もかなりヤバい女だったし。
 グレゴワール役を怪演してるのは、「家族の気分」や「ブッシュ・ド・ノエル」などでいい味だしてた名優ジャン・ピエール・ダルッサン。大熱演!ではなく、淡々としてて狂ってる演技が秀逸です。こんな役を演じられる男優、日本には少ないだろうなあ。静かに狂ってる悲しい変態、なんて難役は役所コージや渡辺ケンには絶対無理だろうし。平田満とか風間杜夫あたりなら怪演してくれそう? 
 裁判員制度ですが...責任放棄とか言われても、私はやりたくありません。正直な気持ちをぶっちゃけさせてもらうと...ただでさえ辛苦な毎日を送ってるのに、これ以上庶民に重い負担を背負わせないでほしい!裁判官を増員するとかじゃダメなのかしらん?そのうち裁判だけでなく、国防も国民の義務!とかで自衛隊とは別な防人制度みたいなのも発足するのでは?と戦々恐々!
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エアシティ⑤~⑪ 北ウィングの男!

2009-05-21 | 韓国のドラマ
 「エア・シティ」第5話から11話まで観ました。

☆妹もデカっ
 ドギョンのパイロット妹も、姉に勝るとも劣らぬ巨女。ケンカ強そう!
☆ドギョン逮捕!
 元カレに騙されて、麻薬を空港内に持ち込んでしまうドギョン。とっ捕まってしまい、絶体絶命な窮地に立たされる。うう~ん、ドギョンったら他の職員には厳しいくせに、自分には甘い。こんな上司、いますよねえ。
☆女囚ドギョン!
 檻の中にブチこまれてしまうドギョン。凶暴な同房者と乱闘とかプリズンブレイク、なんて展開にはもちろんなりませんでした♪
☆香港大集合♪
 仕事ほっぽり投げて、ドギョンのために香港へ飛んで悪い元カレを探すハジュン。やっぱドギョンのために謹慎中にも関わらず、香港での捜査に加わるジソン。釈放されたドギョンまで、香港に来ちゃった!みんな公私混同すぎじゃね?
☆ピクニック
 ドギョン、部下との親睦旅行で来た島で、静養中のジソンとばったり。釣りしてるジソンのカジュアルなファッションが素敵。帽子が可愛い!私服姿のハジュンも、何か大学生みたいで可愛い。イ・ジョンジェもイ・ジヌクも、背が高くてスタイル良いですねえ。
 ジソンが自分の帽子をドギョンに被らせちゃったので、せっかく島の売店で買った帽子を彼女にあげ損なってしまうハジュン。切ないですが、あんな悪趣味で安っぽい真っ赤な帽子、たぶん貰ってもドギョン困惑すると思う...
 
 ↑ジソンがたまに見せる、あ~しんど...な表情がチョア♪
☆ファーストキス
 ついに接吻するジソンとドギョン。いまどき中学生でもしないような、可愛い口づけをする大人の二人。同じシチュエーションでもアメリカ映画なら、貪るようなディープキス→ベッドイン、なんだけどね。
☆ヤバ!突然のパソコンチェック
 全職員のパソコンを調査する事態に。ハジュンは怪しまれても断固拒否!なぜって、ドギョンの隠し撮り画像があるから。結局みんなに見られて、ストーカーかよと笑われて赤っ恥なハジュンが可愛い。まあ、あの程度の隠し撮りなら微笑ましいだけ。あれがもし着替えとか入浴とかだったら、別件で逮捕されたところです。
☆イケメン強盗団
 内装業者に成りすまし、厳しいセキュリティをかいくぐって空港での現金輸送を襲撃しようとする強盗グループ。ん?ボスとコンピューター担当以外は、結構イケメンぞろいじゃん♪香港での悪い組織メンバーも、わりと男前が多かったような。
☆地味にイケメン
 ジソンの後輩と、空港警備官のリーダー。この二人もナニゲに男前ですよね。
★総括
 お涙ちょうだい的な要素が全然ないところが良い、が、やっぱ恋愛部分が軽くて薄いのは、ちょっと物足りませんね。次々と起こる事件を解決する過程も面白い、が、かなり仁川空港のPR的でもあるのがちょっと興ざめ。絶対に空港が対処できないような事件が起これば、もっと面白くなるはずなので。
 
 ↑ジョンジェ、このドラマでは脱いでくれないので、かなり残念。韓ドラといえば、やっぱイケてる男優の無駄脱ぎ!も魅力だもんね

コメント (6)
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シンデレラは鳥篭ぎらい

2009-05-20 | ドイツ、オーストリア映画
 ネットオークションで、化粧水を買いました。正規で買うより200円ほどお得♪だったはずなのに...商品は、郵便配達員さんによると、韓国から日本に輸送の際に中身が破損!割れた瓶だけが届いたのでした(涙)。
 ちょっと得したいというセコい行動が、思いっきり大損!という悲惨な結末を迎えるってこと、よくありますよね...

  「若き皇后 シシー」
 ロミー・シュナイダーas「プリンセス・シシー」、3部作のパート2を観ました。
 皇帝フランツと結婚、皇后となったシシー。自由を愛する彼女は、宮廷のしきたりや多忙な公務で窮屈な日々を強いられることに。生まれたばかりの皇女を姑のソフィーに奪われたシシーは、宮殿を飛び出して故郷に帰ってしまうが...
 シシー、相変わらず天衣無縫というか、ひたすら我慢&忍耐する嫁、なキャラじゃないんですよね。姑の小言なんぞ馬耳東風、無邪気に自分のしたいことは実行するし、自分の意思が通らなければ迷わず反抗、怒って里帰りしちゃうし。まさに新人類な皇后?可愛い鬼嫁?ブツクサ文句や嫌味を言いつつ、結局は嫁の行動を許し要望を聞き入れるソフィーが何だか可哀相にも思えた。皇后としての自覚や責任感より、歴史ある皇室を守ることより、年老いた義母をいたわり尊重することより、まず自分!自分が大事なの!しょーもないことはやらん!なシシー、どこかの国の東宮妃っぽいですね...
 ソフィー、てっきり恐ろしい鬼姑になるのかと思ってたのに。一見いぢわるそうだけど、意外と寛大で優しくてシシーに圧されっぱなしで、羅刹の家ちっくな嫁姑戦争を期待してた私は肩すかし。娘を奪われた!と、当てつけがましく家出するシシーですが、ソフィーは嫁をイビるつもりでやってるのではなく、子どもみたいで頼りない嫁だし、公務で忙しいから子育てする余裕もないし、私が面倒みてやろうな感じなので、嫁のワガママにしか見えなかった。それにしても。めんどいことは姑に押し付けて、気が向いた時にいつでもペットみたいに可愛がればいい、みたいなセレブ式子育て、庶民からしたら羨ましいかぎりですよね。
 
 皇帝フランツも、めちゃくちゃ良い夫だし。常にシシーの言いなり(国政に関することまで!)。マザコンなのかと思ったら、もっぱら妻優先!妻にとっては最高の夫ですが。つくづくソフィー気の毒~と同情。新婚ホヤホヤなので、シシーとの所かまわずなイチャイチャベタベタぶりが微笑ましい皇帝陛下です。ほとんどバカップル。
 雲上の世界の物語ではあるけど、嫁姑のスッタモンダは市井のそれと大して変わりはありません。それにしてもヨーロッパの王族って、日本の皇族に比べたらすごく気さくでいつも驚かされます。親しみやすいけど、貴い感じはあまりしないですね。やんごとなき雲居の御方々って、やっぱ庶民とは距離があるほうがいいな。
 篤姫に勝るとも劣らぬキツい我の強さを見せ始めたシシーですが。篤姫みたいな誰にでも良い顔をしたい、あれこれ気を回さずにはいられない小市民的優等生キャラではなく、誹りや咎めを受けようと自分自身の心や自由を大事にするところが、ちょっと自己チューにも見えるけど、ちまちまコセコセしさのなさがシシーの魅力でもあります。
 シシーの人格形成は、やっぱあのパパちゃまの影響が大だよなあ。権力や栄耀栄華とは縁がないけど、のんびり悠々自適な田舎貴族のほうが、皇帝一家よりも幸せだなあとパパちゃまを見てて思った。
 シシーとフランツが訪れるチロルの山が、すごく風光明媚でした。行ってみたい!愛する男が危険な崖を登りエーデルワイスを摘んでくる、なんてロマンチックなこと、私もされてみたいなあ。宮殿での食事が、いつも美味しそうなんだよなあ。残飯でもいいので食いたい...
 パート2は、フランツとシシーが統治国ハンガリーの王と王妃になるところがクライマックス。ハンガリーの衣装や華麗なる戴冠式も目に楽しいです。
 
 
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噴火口に立つ女!

2009-05-19 | イタリア映画
 広島少年院で発覚した、法務教官による少年への体罰事件(こちら)。
 殴る蹴るのみならず、風呂に顔を漬けるわ、オムツを強要するわ、あげくには少年の下半身にいかがわしい行為、なんて性的虐待まで!ひどい!これが映画や漫画なら、イケメン少年の主人公を襲う残酷な試練!なんて萌えるシチュエーションですが、リアルワールドではドン引き以外のナニモノでもありません。少年たちがどんな罪を犯して堀の中に入ったのかは分かりませんが、虐待を受けるに値する罪だとは到底思えません。自分の子どもが陰惨な虐待をされること同様、自分の夫が卑劣な虐待をすることも、想像しただけで身の毛がよだちます。
 
 「ストロンボリ 神の土地」
 映画界に衝撃を投げたロベルト・ロッセリーニ監督の「無防備都市」。それに強い感銘を受けたイングリッド・バーグマンは、私を使って!と自ら監督に熱烈なアプローチ。華やかな大スターの地位も栄光も、夫も子供も捨ててロッセリーニ監督の元へ奔ったバーグマンは、不埒な不倫女!とバッシングの集中砲火を浴び、ほとんどアメリカ追放となった顛末は、ハリウッド史上最も有名なスキャンダルのひとつです。そんなお騒がせカップルの、記念すべきコンビ第1作目を観ました。
 終戦直後のイタリア。戦争難民の北欧女性カーリンは、イタリア兵士と結婚し、彼の故郷であるストロンボリ島へ。そこは活火山のある荒れた貧しい孤島で、よそ者のカーリンに島民は冷ややか。カーリンは不満と孤独に苛まれ、精神的に追い詰められてゆく...
 ロッセリーニ監督作品は、これが初体験。なるほど、これがイタリア・ネオリアリズムってやつなのか。いかにも映画的に作ったストーリーやシーンではなく、実際に起きてることをそのまま映しとってるみたいな感じ。なので、話は二の次的であんまし面白くないんだけど、人間の生命力あふれる生活の営みぶりに引き込まれてしまいます。マグロ大漁のシーンとか、噴火で島民が逃げ惑うシーンとか、最近のCGだらけな映画と違って、どーやって撮ったんだ?と驚異的にリアルで大迫力。モノクロ映像なのが、返って生々しく冷厳に過酷な現実を炙り出していました。
 こんなはずじゃなかったー!やってらんなーい!と、不平不満でノイローゼ状態なカーリン。まあ、私だって頭がおかしくなるかも。あんな島、三日といられません。島流しに近いよ。でも、カーリンちっとも可哀想に見えないんですよねえ。島民や夫を見下してばかりで、ぜんぜん生活に順応する努力をせず、異様にプライドが高く自意識過剰。島を脱出するために、神父や燈台守の男を誘惑したり。女って、ほんとイヤらしくて逞しい生き物です。無知で野卑だけど優しい旦那さんのほうが哀れ!
 
 カーリンを熱演してるイングリッド・バーグマン。ハリウッドで彼女が演じていた大輪の百合のようなヒロインとは、かなりかけ離れた役で驚かされます。かなり神経症パラノイヤ、じわじわコワレてゆく姿が怖い。そして、絶望に身もだえする姿が艶かしい。火山でのラストシーンは、狂気的でもあって圧巻です。
 でもバーグマンって、ほんと美しい。怜悧で玲瓏、でも女性的な柔らかさ優しさがあって。体はガッチリとイカついので、後姿だと男に見えたりするけど。美しすぎて、ストロンボリ島ではほとんど宇宙人みたいで浮きまくり。美貌が仇になる設定も面白かった。美しいといってもバーグマンって今の美人女優、例えばニコキとかジョリ子とかとは、異種の美女なんですよね。強いていうなら、人工的な造花と本物の花の違い?バーグマンって、真っ白なカラーを思わせます。美しいけど、嫋々としてる手弱女ではなく、外見も内面も凛然と強そうなところも、簡単には枯れないカラーと似てます。
 その美貌と知性ゆえ、現実と折り合えずもがき苦しむカーリンは、当時のバーグマンそのものだったのでは?大女優として君臨しながらも、ハリウッドの現状に満たされず、外国の新しい才能にすべてを賭けたバーグマン。すごい情熱、すごいエゴ。まさに骨の髄まで女優だったんでしょうね。セレブな名声とか金のためではなく、ただもう演技に貪欲だったんだろうなあ。CMで楽に稼げることが一番大事、イメージ死守に躍起になってる“自称女優”とは、本気の度合いやスケールが違います。
 
 
 
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ポールとクレイジー☆ガンナイト

2009-05-18 | 北米映画 00~07
 「ワイルド・バレット」
 my dear ポール・ウォーカー主演のヴァイオレンス・スリラー。
 マフィアに属するジョーイは、汚職警官を撃ち殺した拳銃の処分を命令され、自宅の地下室に隠す。それをジョーイの息子の友人で隣家に住むロシア人の少年オルグが盗み、暴力を振るう義父を撃ったことから、事態は思わぬ方向に発展して...
 ハリウッド映画ではよくある内容&展開の、B級アクションサスペンス。ポール・ウォーカーのヒット作「ワイルド・スピート」をモロもじってる邦題も、何か日本未公開DVDスルーっぽいチープさ(いちおう日本でも劇場公開されてます)。構成とか映像、シーンとかも凝っているようで、どっかで観たことある感が拭えません。いっそ「ウォンテッド」みたいに、マジメぶってて実はオバカ、なノリでハチャメチャしてたら、もっと面白くなったかも。どうなるんだろ?と最後まで引っ張ってくれるところは、さすが腐ってもハリウッド映画です。子どもが酷い目に遭うシーンやエグい暴力描写満載なので、そーいうのがダメな人は観ないほうがいいかも...
 ジョーイ&オルグとマフィアのパートよりも話の中盤、異常な夫婦に誘拐監禁されたオルグをジョーイの妻が救出するくだりが、なかなかスリリングで面白かったです。ジョーイよりも、次々と災難に遭い何とか切り抜けていくオルグが主役みたい?ロシアの民話とかにありそうな、襲ってくる怪物や魔物と闘う少年の冒険譚が基本になってる話みたいです。ジョーイはさしずめ、少年を助ける騎士っぽいキャラ?
  
 ポール・ウォーカーって、似たようなアクション映画ばかり出てますよねえ。たまにはコメディとか恋愛ものとか、せっかくのイケてる男前ぶりを違う方向にも活かしてほしいけど...ポールって己をわきまえてるというか、演技力が必要な映画に無理して出て、ファンをガッカリさせたり心配させたりしないようにしてるっぽい?いつもカッコいい俺を楽しんでくれ!みたいな。
 今回のポールも、すごくカッコよかったです。いつもより粗野で血の気が多くてテンションが高くて、やたらとファック!ファック!と口汚く怒鳴るドちんぴらポールが、ちょっと新鮮だったかも。ドちんぴらでも、やっぱ爽やかさは隠せないところが、ポールの魅力であり弱点なんだけど。
 セクシイ脱ぎ男ポール、この映画では上半身裸にはならないけど、ケツはバッチリ見せてくれてます。キッチンで料理中の奥さんに、俺ガマンできねえんだよ!と後ろからズボンだけ降ろしてファックしようとするハァハァ状態なポール、まさにワイルド・バレットな下半身(そーいやポールったら「バーシティ・ブルース」でも、下だけ脱いでバックからヤってたようなさすがオールアメリカン男ポール、ムードもクソもねえエッチもオールアメリカン)!私も欲情野獣ポールに、後ろから愛されたい♪もちろん前からでもOK♪
 あんな大きい息子がいる役のポール!って、ポールって未婚のパパで実際にも子持ちなんですよね。コブつきな父親臭なんて全然ないところが素敵です。
  
 Summer is coming!爽やかな青と白が世界一似合うシーブリーズ男、ポール・ウォーカーの季節だ!ワイスピ最新作、日本公開はいつじゃろ~?待ちきれない!
 恋愛のほうは、あんまし爽やかじゃない最近のポール(こちら
 
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