まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

もう一度君に、プロポーズ①② 愛をとりもどせ!

2012-04-29 | 日本のドラマ(連続)
 ゴールデンウィーク!皆さま、いかがお過ごしでしょうか?レジャーに出かけるのもよし、家でゴロゴロまったりもよし。皆さまの連休が素敵なものとなりますやうI wish!
 私はGW初日の昨日、さっそくお出かけしました。行先は岡山の倉敷です。天気が良すぎて紫外線の恐怖にさらされたこと以外は、とっても楽しい休日でした。倉敷紀行、後日UP予定♪
 明日からはまた仕事(涙)。一生に一回でいいから、GWに海外旅行とかしてみたいわ…
 
 竹野内豊主演のTBS連ドラ「もう一度君に、プロポーズ」第1回と2回を観ただよ♪

☆ハル
 自動車整備士の主人公、波留。最近のドラマ、BL漫画っぽい名前の登場人物が多いですよね。まあ、そんなことはどうでもよい。ハル役の竹野内豊やっぱカッチョEですね~。彼のドラマ観るのって、テレ朝の「家族」以来。若造でもない、中年おやぢでもない、男ざかりの魅力にジュンときます。若さを保ちつつ、いい感じに年齢を重ねていますね。キム・タクさんとか、何かもう痛々しい様相になってるのに。非メタボな長身、髭が似合う適度に濃い端麗な顔、男らしい低い声、そして何より優しそうなところが、変わらない彼の魅力です。
 それはそうと。波留みたいなイカした整備士がいる工場、わざと車やバイク壊して通っちゃうよ。でも実際、整備士のお兄さんって不思議とカッコよく見えますよね。素敵な職業だと思う。仕事熱心なわりには、波留の作業服は全然汚れてないのが気になったが(笑)。
☆カナコ
 ハルの嫁、可南子。演じてるのは、大河ドラマで清盛の継母を好演中の和久井映見。和久井さんも好きな女優なんですよね。「ピュア」とかハマったわ。彼女もいい感じにおばさんになってますね。清楚で優しそうだけど芯はキツい、幸薄い翳りがあるところが好きです。月9ドラマのピュアをピークに、かつてはトップ女優として主役を張ってた和久井映見も、今ではシングルマザーとしてガンガン働かなきゃならないのか、脇役もどんどん引き受けて味のある女優に成長。そんな彼女が、久々にヒロインとして帰ってきた感があります。
 今回の和久井さんも、情感ある演技で魅せてくれます。ピュアの彼女は、巧いけどブリっこすぎてイラっとさせられることが多かった。今回は、イラっとするブリっこ一歩手前の可愛らしい演技。最近、キョンキョンとかYOUみたいなオトナかわいいサバサバ女が女子ウケして人気みたいですが、私は和久井さん系のオトナたおやか可憐女を理想としてます。きれいで可憐なおばさん可南子に憧れるけど、赤く染めすぎてる髪がビ○ンヘアカラーっぽくて、ちょっと…

☆愛の巣が
 ハルと可南子、素敵なマンションに住んでますね。整備工と図書館司書の稼ぎじゃ、無理っぽいような気がするが…
☆可南子の家族
 ママ役が、これまた私の好きな真野響子。真野&和久井なんて、素敵すぎる母娘だわ。弟役は、ん?どっか見たことある子だな。あ!向井理の「パラダイス・キス」に出てたゴリラくんじゃん!母姉とは全然似てないですねえ。顔はビミョーですが、声はキレイですね。
☆しがみつきたい
 オートバイを愛するハル。あ~竹野内豊みたいな男にヘルメット放られて、後ろ乗れよ!とか言われてみたい~!!そんでもって、白バイが追っかけてきそうなほどのスピードを出す豊に、後ろからギュっとしがみつくの。おい、たけ子!どこ掴んでるんだよ!なんて豊に苦笑されること必至ね!ゲヘヘ♪
☆弟よ
 可南子を大切にしている弟くん。その優しさや心配ぶりは、ちょっと尋常じゃない。ハルへの態度は、まるで恋敵に対するがごとく。対抗心&独占欲メラメラで、ひょっとしてヤバい子?と期待できるキャラです。母姉と似てないのは、ひょっとしてよその子?なんて、うがち過ぎでしょうか。
☆ぶりっこ日記
 可南子が書いていた日記、内容といい文章表現といい、ぶりっこ過ぎ。いかにも読書好きの乙女がこっそり悦に入って書きそうな日記です。秘密性が高い日記にしては、誰か(特に男)に読まれることを意図したかのような可愛らしさなのが、可南子がアラフォーなのもあってイラっ&キモッです。
☆軽く鬱陶しい
 ハルの職場の後輩娘が、必要以上に元気すぎてイラっとします。押し付けがましい明るさ元気さって、返って疲れますよね…
★総括
 韓流もどきのスウィートすぎる純愛もので、内容はちょっとワタシ的にはキツイです。
 竹野内豊&和久井映見、何かすごくお似合いですね。私生活でくっついても違和感なし。二人とも大好きですが、特に今回、和久井さんがいい感じです。ちょうどいい具合のブリッコ演技で、あれぐらいのブリッコなら誰からも反感を買うことなく、可愛いひとだなと好意をもってもらえる。参考になります!ハル&可南子のラブストーリーよりも、和久井さんの演技から可愛いアラフォーになる方法を学ぶことを目的に、最後まで観ます♪


 
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マッスル神話!

2012-04-26 | 北米映画 08~14
 ああ~私ってほんと、ダメダメ人間…
 今日は手話サークルの日でした。仕事が終わったら、仲間である専門学校の生徒A子ちゃんと一緒に行く約束をしていました。ところが…
ピーター『松さん、ボク今日、車で来たんですヨ♪送りますよ!一緒に帰りましょう♪』
 気づけば私、ピーターの運転する車の助手席に座ってました…
 その前に、急に残業が…と、携帯でA子ちゃんに嘘八百の連絡を。な、情けなくて涙が出そうになった。いい年して何やってんの私…と自己嫌悪に苛まれつつ、ピーターと軽いドライブ&晩飯を楽しんだのだった。
 ところがagain!夕食後、ゆめタウンの駐車場で、サークル仲間と一緒のA子ちゃとバッタリ!!えー!?うそ!マジかよおぉぉ~!?と私、気まずさに気絶しかけました。でも純真で優しいA子ちゃんは、私がホントに仕事帰りだと信じて疑っておらず、明るくお仕事お疲れ様と労ってくれたのでした。ああ~私、最低最悪。ニコニコ笑いながら、話を合わせるピーター。内心私の気まずさを面白がってるのが丸分かりなのが小面憎い。サークルはサボらせたくせに、GWは地元の友だちとの約束で埋まっていて、私に構ってるヒマはない♪とニコニコと宣告してきたピーター…
 若い子に流されず惑わされず、もっとオトナとして自分を厳しく律したいです… 

 「インモータルズ 神々の戦い」
 古代ギリシアの時代。神々を憎む悪の王ハイペリオンは、神々との戦いに敗れて封印されたタイタン族を解き放つために必要な“エピロスの弓”を手に入れようとしていた。全能の神ゼウスは、暴虐の限りを尽くすハイペリオン阻止を、自らが鍛え上げた人間の若者テセウスに委ねるが…
 ファンタジーものは苦手な私ですが、神話ものは結構好きです。感想は書けなかったけど、「マイティー・ソー」や「タイタンの戦い」も楽しかったし。漫画や映画に出てくる神々や人間の勇者は美男美女だし、それぞれがもつ特殊能力や事情とか(神々の関係はドロドロ物騒で面白い)興味深いし。
 でもこの映画は、内容よりもヴィジュアル重視で、独特の映像美は目を驚かすけど、観ていて疲れた。ちょっと「300」に似てますね。
 ヴァイオレンス描写が半端なくド派手で残虐。ブった切られる首や四肢、ドッバドバ散りまくる血しぶき、グサグサ刺しまくりグチャグチャ潰しまくる(アソコを虚勢潰しシーンとか、うげげ)といった、全編にわたり殺戮シーン満載。
 神々は人間の争いに手を出さず見守ろうとしているのですが、要所要所でナンダカナンダで助けてくれたり、都合いいなあな展開も多かった。正義の味方参上!みたいに登場してピンチから救ってくれる姿は、戦隊ものみたいでカッコよかったけど。もうちょと無敵の力とか威厳とかあったら、もっとカッコよく見えたかも。
 この映画を観たのは、もちろんテセウス役のヘンリー・カヴィル目当てさ♪

 カヴィたん、The Tudorsよりもさらにワイルドに濃くなっててチョベリグ(死語)すごい肉体美は、見とれるというより圧倒されます。どーやったらあんなカラダになれるの。カヴィたんのまさに神のような肉体こそ、この映画最大の見所かもしれません。

 ほとんど上半身裸状態なので、カヴィたんファンにとってはジョイフルな映画です。濃く端正なマスクにまだ初々しい少年っぽさが残ってるのが、さすが20代半ばの若さ。若いのに♂のフェロモンむんむん放散してて、でもガツガツしたオラオラ系肉食っぽさはなく、恋人とか夫ではなく弟にしたいと思わせる可愛さが、カヴィたんの魅力でしょうか。
 悪の王ハイペリオン役は、すっかりイロモノ怪優になったミッキー・ローク。ナインハーフ世代にとっては、複雑な思いなしでは見られないミッキーさんの今でしょうか。

 ゼウス役のルーク・エヴァンズも、なかなかのイケメン&肉体美でした。彼、「タイタンの戦い」にも出てましたね。

 新スーパーマンが楽しみなカヴィたん。すっかり闘う男専門的俳優になっちゃてますね。たまには、その♂フェロモンを活かした濃厚な恋愛ものにも挑戦してほしいものですね。
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コリン・イン・ブルージュ

2012-04-24 | イギリス、アイルランド映画
 まだ4月なのに、GW目前に私はすっかり5月病…
 仕事でミスするし、バイクが交差点でエンストするし、でかい口内炎ができて痛いし、買ったばかりのシャツが破けるし、体中がなぜかかゆいし、財布の中には350円しかないし、気まぐれなピーターにはムカつくし。もう動きも思考も停止したい
 やってらんない~と、独りチューハイをチビチビ飲みながら、カープVS阪神戦をTVで観てました。ほとんどオヤヂですね。鯉王子どうばやちんがプロ初のホームラン!どうばやちん、漢(おとこ)だな!マエケンとサファテの好投もあって、カープが珍しく阪神を降しました!腐ってた気分が、ちょっとだけ晴れました。
 
 「ヒットマンズ・レクイエム」
 コリン・ファレルがゴールデン・グローブ賞コメディ部門の主演男優賞を受賞した作品を、やっと観ることができました。
 誤って子供を殺してしまった殺し屋のレイは、ボスのハリーの指令通り相棒のケンとともにロンドンから逃走、ベルギーのブルージュに潜伏する。ハリーから密かにレイを始末するよう命じられたケンは…

 フィルムノワール系の映画な邦題ですが、コメディです。といっても、ギャグ満載のゲラゲラ系ではなく、そこはかとなくクスっと笑える系。喜劇なんだけど、男の友情や仁義が哀しく切なく描かれていて、しんみりともさせられました。
 ケンとレイのやりとりや、ハリー他ふたりに絡んでくる人々など、会話やキャラ設定&キャラの動かし方が絶妙。拳銃や小人俳優(いい味だしてます。ラスト、そうきたか!な使われ方をしていて感嘆。でも可哀そうすぎる)など小道具や伏線も上手に張られていて、脚本が秀逸でした。派手な仕掛けや奇をてらった話にしなくても、よくできた脚本だと面白い映画になるということを、あらためて知りました。映画はまず脚本が命なんですね。はじめは観光とかナンパとか、のんびりとのんきなケンとレイが、物語が進むにつれてヘヴィな事情や心情を抱えていていることが判明したり、ハリーが現れて事態が緊迫していく展開も上手に描かれていました。
 もちろん、映画はキャストも重要です。ミーハーな私からしたら、好きなスターが出てない名作よりも、好きなスターが出てる駄作のほうに食指がソソられますので。

 レイ役のコリン・ファレルが、か、可愛い今回も、一見ガラが悪いけど実は繊細で傷つきやすい男、という十八番な役。ふてぶてしく野卑に振る舞ってる時のアホっぽさも、罪悪感と絶望で打ちひしがれてる時の悲しそうな顔も、母性本能をくすぐる可愛らしさ。見た目は野郎くさいけど中身は子供、こんな役をやらせればコリンは天下一品ですね。ケンもベルギーのギャルも小人さんも、バカで無礼なレイに腹を立てず、それどころか好意や親近感を抱くのも、何だか優しくしたくなる、守ってあげたくなるコリンの魅力あってこそでしょう。何をしても憎まれないキャラ得な人って、確かにいるんですよね。でも、うかつに触ると噛みつくかもしれない危険な野獣の魅力も、コリンにはあって素敵なのです。

 今回のコリンは、さすがにGG賞のコメディ主演男優賞を獲っただけあって、どっかズレててトボけた言動や、精神不安的でキョドった表情とかが珍妙で笑えます。シュンとしたり困った時に、見事なまでにハ文字になるコリンの太い眉も笑えます。コメディもイケるコリン、ぜひラブコメにも挑戦してほしいものです。
 この映画がすごく観たかった理由は、コリンだけではなくジェレミー・レニエも出演してるから。

 コリンと恋に落ちるベルギー娘の元カレ役のジェレミー、単なるアホなチンピラ、チョイ役かと思いきやチョコチョコ出てきて、ケンとレイの受難に一役買う役だったのが想定外、でも嬉しかったです。コリンとジェレミーのイケてる猿系男のツーショットに萌え。そろそろジェレミーがバリバリの主役作品も観たいなあ。
 レイの相棒というより保護者みたいなケン役のブレンダン・グリーソンの哀愁あるオヤヂぶり、ハリー役のレイフ・ファインズの冷酷で怖いけど何か変な人ぶりも良かったです。
 クリスマスににぎわうブルージュの街も、趣深く美しく撮られていました。中世の名残をとどめる古い教会とか、チェコを思い出して感慨深くなりました。ベルギーにも行ってみたいなあ。でも、ジェレミーが出てるダルデンヌ兄弟監督作品を観ると、そんな気が消滅しちゃうんですよね。他国の監督がベルギーを観光したい国にして、ベルギーの監督が自国を観光したくない国にしてるのが面白く皮肉な現象です。

 コリン、GG賞受賞おめでと(ちょっと古い話ですが)!

 ジェレミーは、ダルデンヌ兄弟の「少年と自転車」が近日日本公開♪フランスの伝説的人気歌手クロクロの伝記映画“Cloclo”の彼は、超かっこかわいい!早く観たい!
 
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ミス・リプリー①② 偽りの博多どんたく!

2012-04-23 | 韓国のドラマ
 皆さまアンニョンハセヨ~!
 久々の韓ドラ感想、書くぞ~!って、実は韓ドラ、そう疎遠状態ではなかったんですよね。かなり前に善徳女王、ちょっと前にやっとシンデレラのお姉さんを観終えたし。二つとも感想が途中で放置(放棄?)なのが無念なので、せめて理想妄想イルボンリメイクは発表させてもらおうかな…
 んで今は、レディ・プレジデントが佳境に。シークレットガーデン、1話を録画し損ねたので後回し。ということで、愛するユチョン主演作を、韓ドラ感想の復帰作に選びました♪
 閑話休題。んで、待望のユチョン in 「ミス・リプリー」第1話と2話を観ただよ♪

☆ユチョン、サランヘ~
 久々に動くユチョンを見た、しかも俳優としては初めて見るユチョンなので、懐かしいやら新鮮な感じやら、好きなのに別れてしまった男と久々に会ったのような、何だか甘酸っぱい気持ちに襲われてしまったわいな~。
 それにしてもユチョン、やっぱ可愛いですねえ。ユチョンに燃えて萌えたあの頃の愛が、一気に再燃(笑)。私は東方神起にハマってた頃から、ユチョンは絶対俳優に向いてると思ってたので、演技してる彼をやっと目にすることができて感無量です。

 ユチョンって、いわゆるイケメン、美男ではないし、男前ってタイプでもないし、可愛いけど可愛さが独特というか、誰が見ても可愛い!と思うようなわかりやすい可愛さではないですよね。不思議な可愛さというか。そこが個性的で、他の韓国イケメンとは一線を画してるというか。うまく彼の可愛さを説明できないのがもどかしいのですが、簡単に語れないところが彼の魅力でもあります。
 ユチョンが演じてるのは、リゾート会社の御曹司ユヒョン。複雑な生い立ちや家庭環境を背負うワケアリ坊ちゃん、なんて韓ドラではアリガチな役ですが。いかにも傷を抱えて苦しんでる、心を閉ざして冷たく傲慢にふるまっている、みたいなアリガチなキャラではなく、すごく優しく純朴そうで可愛くて、それでいてどこか悲しげで遠いところにいるような感じの男の子にユヒョンが見えるのは、キャラというよりユチョンの個性のなせるワザでしょうか。

 ユチョンって、スタイルのよさも独特ですよねえ。韓国俳優といえばのモムチャンでもないし、ほっそり華奢ってわけでもない。無駄にマッチョでもなく、子供みたいな貧弱貧相でもない。ほどよく長身で、しなやかに男らしい理想の体型。あのオカッパ?髪形は、ユチョンだから可愛いけど、他の男にはかなりリスキーだと思う。
☆韓国マダムのファッションって
 ユヒョンの義母?のファッションセンスが…韓国金持ち夫人の成金的悪趣味さも、今では韓ドラの楽しみのひとつになってます。
☆日本語
 日本の福岡で夜の女をしていたヒロイン・ミリは、店に放火して韓国へ逃亡。簡易ホテルでユヒョンと出会うのですが。二人が口にする日本語が何か笑えます。博多弁?日本語に聞こえないんだけど?なミリと違い、日本で活動していただけあってユチョンは日本語がお上手。そういえば私、たどたどしい日本語を話すユチョンしか知らなかったので、母国語を話すユチョンがすごく新鮮。 

☆トライリンガル・ユチョン
 英語でスピーチするユヒョン。日本語はたどたどしいけど、英語は流暢なユチョンです。さすがアメリカ帰りですね。
☆こんな従業員はイヤだ
 ホテルの清掃員が、清掃中にもよおして、客の部屋のトイレでウンコ!ええ~!?ありえね~!そりゃ客は怒るよ。とんでもないホテルですねえ。
★総括 
 アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」、マット・デーモン主演の「リプリー」のヌルい韓国版?
 可愛いユチョンしか眼中に入らないドラマです。ユチョンを愛でることだけを目的に完観するぜ!

 ↑東方神起が2人ではなくこの3人だったら、今もきっと私…
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ブラピの金玉

2012-04-19 | 北米映画 08~14
 最近、my motherが元気です。
 去年、高齢者大学に入って講義だのゼミ旅行だのと忙しくしてたかと思うと、今年卒業するやいなや、今度は介護ヘルパーの資格を習得するため再び学校通い。習字など習い事にも熱心です。
 亡き自分の母ようにボケたくない!という思いから、身体と脳の活性化に努めているmy motherです。友だちも増えたみたいで、来週は沖縄に行くそうです。毎夜誰かと携帯で楽しそうに話してます。聞き耳を立てていると…ん?もしかして、相手は男?!な時も。クラスメートのおじさんやおじいさんからデートに誘われて困ってる、みたいな感じ。
 売れ残りで腐りかけてる私や、ジミー出産後は女を捨て身も心もオヤジ化してるmy sister M子と違い、老境に達してリア充なmy motherです。私も頑張らなきゃ…
 
 「マネーボール」
 元野球選手のビリーは、貧乏球団アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。彼はデータ分析が得意なビーターと出会い、彼とともに低予算で強いチームを作り上げる“マネーボール理論”を実践しようとする。周囲の反発や非難、チーム状況の悪化の中、ビリーは信念を貫き通そうとするが…
 野球は好きなのですが、イケメン野球選手が好き♪な単なるミーハーなので、ルールとかシステムとかよく解かってない私。野球そのものよりも、その経営をめぐる苦闘や現状などが描かれているのが興味深かったです。でも、やっぱ野球のことをよく知ってるほうが、楽しめる映画かもしれません。マネーボール理論とか、???だったし。若かりし頃に味わった苦い挫折と後悔を繰り返さないために、スカウトマンの直感とか体験とか信じず、理論で勝負しようとするビリーですが、ダメ選手の可能性を信じてゴリ押しを強行するビリーも、私からしたらかなり博打的、直感的に動いてるふうに見えたんだけど…
 おっさんやじいさんが頑張る裏側の世界より、若い野球選手が悪戦苦闘するスポ根もののほうが、ミーハー的には見たかったです。アスレチックスには結構いい男がいたので、何だか惜しい。
 それにしても、野球の世界ってシビアですね。使いものにならないと判断されたら、有無を言わさずトレードかクビ。野球選手の事情や心情など、歯牙にもかけてもらえない。人間じゃなく商品扱い。電話一本で次の試合から違うチームに移籍、なんてアメリカでは当たり前なんですね。驚きました。それと。野球選手って高給とりだな~といつも感嘆するけど、すごく不安定な仕事だから、せめてもの保障なんだよなとあたらめて納得。
 
 ビリー役でオスカーにノミネートされたブラッド・ピット、ああ~やっぱおっさんになったなあ。でも、色褪せたって感じではなく、年相応の熟年男性の魅力を備え始めています。ヘンに若ぶってないだけ、返って若く見えることも。若い頃は、その美しさを自分で否定したり隠したりしてたブラピですが、もう若さとか美貌を売る必要がなくなったという安心感からか、自然なおじさんぶりで好演を続けてますよね。ここが同い年のジョニー・デップとは違う点でしょうか。ジョニーは新作でもまだ吸血鬼役とか、ピーターパン症候群的ファンタジー路線だしね。美貌とか若さは、ブラピにとっては呪縛だったのでしょうか。おじさんおじさん言うてますが、フツーのおっさんとブラピが別生物であることに変わりはなく、この映画でも周囲の登場人物たちとは顔の作りが違うことは歴然としてます。脱いでませんが、ゴリマッチョな体格も素敵。ウホウホと筋トレしてるシーンや、下唇を突き出して考え事してる顔は、ほんとにゴリラみたいで可愛いです。やたらとお菓子を食べてるところや、娘への笑顔など、ブラピの素っぽいオチャメさや優しさが滲み出ていて素敵でした。
 それはそうとブラピさん、数年後には俳優をやめてプロデューサー業に専念するとか?!惜しいけど…さすがブラピ、潔く賢明な道ですよね。かつてのご自身みたいな才能がある若いイケメン男優を発掘して、いい映画を作ってほしいものです。
 オスカーの助演男優賞候補になった、インテリおデブなピーター役のジョナ・ヒルの、理知的だけど控え目でどこかポケ~っとした演技も可愛かったです。大げさじゃないけど、さりげなくプっと笑える表情や動きが絶妙でした。

 アスレチックスの選手スコット・ハッテバーグ役のクリス・プラットが、オールアメリカン的爽やかイケメンでした。チームの監督役のフィリップ・シーモア・ホフマンは、同じベネット・ミラー監督の「カポーティ」でオスカーを受賞しましたね。あの映画のシーモア・ホフマンは強烈でした。それにしても彼、ブラピより年下なんですよね。信じられん。
 日本でも、ちょっと前にオーナーに謀反を起こしたGMが話題になりましたよね。映画化すればいいのに。ハリウッド映画と違ったイヤらしい内容が面白いので。老害独裁者ナ○ツネ役は誰がいいかな♪
 カープにもビリーみたいなGMが来ればいいのに。カープを優勝させれることができたら、モノホンのミラクルメーカーだな。どうでもいいけどカープの選手、結婚ラッシュですねえ。マエケン、天谷に続いて、丸ちゃんまで。お幸せに!勝ってファンも幸せにしてくれよな!

↑映画と全然関係ないけど、丸ちゃん結婚おめでと
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鯉の春♪

2012-04-13 | カープ
 カープVS阪神戦を観に行ってきました♪久々のマツダスタジアム!
 阪神戦を観るのは初めて。むかしは巨人だったけど、今は阪神に負けるのが最も悔しい。開幕して絶好調、早くも1位に昇ったカープでしたが、不安的中、阪神には屈辱的2連惨敗!首位からの転落も早かった(涙)。にっくき阪神!勝利の天使となるべく、わしは祈るようにマツスタに向かったのでした。
 今回はパフォーマンス席で観戦。噂通り、応援が熱くてエネルギッシュ!ノリが悪かったり動きが遅れたらドツかれるかも、と恐々と必死になって、わしも熱狂的ファンと波長を合わせました。まったく見ず知らずの人たちと、狂喜したり落胆したりの一期一会な一体感が、いつ来ても楽しい。レモンジュレチューハイで、乾いた喉を潤しアルコールで気炎を上げる。

 今日の先発はマエケンこと前田健太!ノーヒットノーランの偉業も記憶に新しかったこともあり、まさに救世主的な大歓迎、大声援の中、マウンドに。が、秒速で阪神の平野が一塁に!早っ!まさか、マエケンでも今日は!?と、不安が期待を凌駕する。でも、さすがマエケン。何とか阪神に点を獲らせず乗り切りました。
 金本、新井には呪怨を送りましたが、あまり効かず。阪神は宿敵ですが、実は最近…いまプロ野球選手の中で誰が一番イケてる?と訊かれたら、間髪入れず能見!と答えてしまいます(汗)

 能見、男前ですよね~。能見が出てたら、思わず声援しちゃい周りのカープファンに非広島人としてボコられるところだったけど、幸か不幸か能見はお休み。城島も好き。メジャーリーグに行く前は、好きな野球選手のかなり上位にいた。最近お見かけしないなと思ってたら、お!城島登場!久々に彼の雄姿を見ることもできました。
 それはそうと。元最愛選手、天谷宗一郎はいづこへ?!消えちゃいましたね(涙)。周りを見回しても、天谷のユニフォーム着てるのはわしだけ。天谷の復活を信じて待ちます。
 今回カープファンを瞠目させ喜ばせたのは、何といっても鯉王子こと堂林翔太の活躍でしょう。二回裏、堂林のヒットでカープやっと1点!おお~!堂林、できる子!

 その後はなかなか得点できない。こーなったらこのまま逃げ切って!とハラハラ。7回で、阪神の桧山がヒット!梵がキャッチできず、痛恨の阪神1点!ああ~雲行きが妖しくなってっきた!
 試合は延長戦に突入。すっかり夜の帳が落ちて風が冷たい。でもサムいのは風のせいだけじゃない。震えながら最後が近づきつつある試合を見守る。
 堂林が再びヒットで、何と満塁になったカープ。ここでブチかませば大勝利。大期待とプレッシャーを一身に浴びてバッターボックスに立ったのは、会沢。会沢!ここでホームランぶちかまして男を上げんさいやー!!
 が。奇跡は起きずチャンスを活かせず結局引き分けで試合は終了。くすん。まあ、前回前々回のようなボロ負けじゃないだけいいのかな、なんて悔し紛れもいいとこ。やっぱ勝って欲しかった。カープには意地でも負けない阪神の強さが、憎いけどある意味立派じゃわ。
 今度こそ勝ち試合を観たいです。魅せてくれカープ!頑張れカープ!鯉のぼりの季節は近い!
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平清盛⑩~⑭ 男めかけ!

2012-04-09 | 日本のドラマ(連続)
 「平清盛」第10話から14話まで観ただよ♪

第10話は…
☆般若
 たま子さまからお呼びがかかった♪と、いそいそ密会の部屋へ向かう義清。だが、そこで待っていたのは、鬼の形相の堀河局!若いツバメを寝取られた悔しさ&忠誠心、女主人であるたま子さまに対する堀河局の心情と立場は、本当に複雑で気の毒。
☆エキセントリック・プリンス
 おごそかな元服式が終わるや否や、いきなりバックダンサーを従えて踊りだす雅仁親王。貴公子ならぬ奇行子ですね。
☆情痴の修羅場
 たま子さまが本当に愛してるのは鳥羽院であると知った義清は逆上、たま子さまの首を絞めるという乱行狼藉に。その錯乱した醜態は、完全に思い込みの激しいストーカー男。
☆平安DV
 いきなり幼い娘に蹴りをくらわせる義清。そのまま家出し、わけのわからない理由で出家してしまいました。清盛同様、私もポカ~ンです…
★総括
 義清逆噴射な回でしたね。怖かった。病院に連れて行きたくなりました。
 MVPは、ぷっつんぶりが笑えた義清こと藤木直人かな。あの珍作「夜光の階段」を彷彿とさせるフジッキーでした。殺してやる!って言ってほしかった(夜光の階段を観てた人しか分からないネタです)。

 第11話は…
☆美僧!
 鳥羽院が出家。おおっ何という麗しい美坊主ぶりでしょう。
☆詐欺!
 義清に去られ傷心の崇徳帝ですが、待望の皇子誕生で奮起、鳥羽院から政権を奪取すると宣戦布告!そうはさせじと得子が暗躍。言葉巧みに崇徳帝を騙し、まんまと退位へと追いやる。騙しやがってー!!と、すっ転んで憤激する帝が哀れすぎる。ほくそ笑む得子、まさに魔女。今にも妖術を使いそうな容貌になってます。
☆脳筋男
 ワイルドな野人と化した義朝。頭も筋肉な男、素敵ですね。平家の伊藤忠清も、筋肉バカって感じで可愛いです。元水泳背選手の藤本隆宏、いい俳優になりましたね。
★総括
 だます女、だまされる男!甘い話には気をつけなければと自戒。
 MVPは、可哀相すぎるけど、いろんな意味で怖い崇徳帝こと井浦新かな。

 第12話は…
☆V6
 時子の弟、時忠が登場。後に清盛の懐刀になる男(吉川英治の新・平家物語ではそうだったけど)は、森田剛が演じてるから、まだ本性を見せないチャラ男というより、単に頭と素行が悪い不良に見える…
☆さよなら、たま子さま
 もはや俗塵を遠く離れた境地に達したたま子さまが、ついに彼岸に旅立ってしまいました。鳥羽院の愛が自分にあると知って、さぞや安らかに逝けたことでしょう。ドロドロの愛執にまみれても、たま子さまの純真無垢純な魂は汚されなかったのですね。悲しみに狂乱する鳥羽院よりも、暖簾腕押しな独り相撲をしていたことへの自嘲や虚しさに沈む得子に同情。
★総括
 たま子さまが美しく逝ってくれて安心しました。
 MVPは、お疲れさま、グッジョブ、の壇れい。苦手だったけど、たま子さま好演で壇れいが好きになってしまいました。

 ↑たま子Forever...
 第13話は…
☆平安クローズ
 悪僧軍団と一触即発となる清盛たち。うう~ん。ヤンジャンやヤンマガのヤンキー漫画なノリですねえ。
☆僕が矢で君が的
 蟄居している忠盛と清盛のもとに、突然現れる鳥羽院。まるで神降臨!のようなシーンで、私までひれ伏してしまいそうに。
★総括
 古いものをありがたがって盲従するだけでなく、打ち砕いて新しいものを生み出す勇気も必要だよなあ、と神輿を射た清盛を見て思いました。
 MVPは、どんどん人間離れしてゆく鳥羽院こと三上博史かな。

 第14話は…
☆男めかけ!BL again!! 
 母を悲しませる問題児・清盛を押しのけて、平家の棟梁になろうとする家盛。彼の野心や見目麗しさに目をつけた藤原頼長は、甘い言葉と有無を言わせぬ腕力で、可愛い家盛を手ごめに!
 ひー!またBLですか!前回の崇徳帝&佐藤義清と違い、今回はズバリな男色シーンでドキ!でした。しかも2回も!頼長、ベッドの上でも相手を容赦なくメチャクチャにしそう…
 頼長公のネチっこく激しい愛撫が心身を蝕んだのか、家盛はとうとう…
★総括
 頼長の肉食っぷりが炸裂。毎回、脇が強烈なので清盛の影が薄すぎるのが気になる。
 MVPは、イケズでドSな野獣貴公子・藤原頼長こと山本耕史かな。家盛こと大東駿介くんも頑張ってました。山本くんと大東くんの回でしたね。
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サイレント・ロマンス

2012-04-04 | フランス、ベルギー映画
 「アーティスト」
 今年のアカデミー賞受賞の話題作を観ることができました♪
 20年代、無声映画時代のハリウッド。人気スターのジョージは、女優志願のペピーと出会う。トーキーが主流となり、ペピーはスターダムに登るが、サイレントにこだわるジョージは人気を失い、凋落の一途をたどってゆく…
 評判通り、すごく楽しくて、ちょっと切ない佳作でした。大感動!とか強烈!な内容ではありませんが、優雅なムードや軽妙でテンポのいい展開、ユーモアあふれたシーン、喋らなくても様々な感情が伝わってくる俳優たちの感情豊かな表情や動き、サイレント映画に加えられた仕掛けや趣向など、ユニークで愉快な映画でした。音楽が言葉以上に雄弁でした。
 私はサイレント映画はほとんど観たことがなかったので、最初は無声状態に戸惑い、大丈夫かなあと不安になりましたが、観慣れると、むしろ不必要で無駄な台詞がないだけスッキリしてていいのかも、と思えまました。字幕も、極力少なめになってるので、追うのに疲れることもありませんでした。白黒がすごく美しかったのも印象的。ケバケバしく毒々しい色にさらされて疲れた目には、とても優しく感じられます。美しく優しいモノクロが、映画の世界という夢物語にピッタリ。ハイビジョンとか、私からしたら返って醜く見苦しい。くっきり&はっきりすぎる、リアルすぎる映像も話も、いかがなものかですよね。
 この映画、ジョージとペピーのロマンティックで切ないラブストーリー、とは私には思えなかったです。恋愛要素は、かなり薄かったような。スターの残酷な栄枯盛衰物語、絶頂からドン底へ堕ちるみじめさ、落ちる者あれば昇るものあり、くすぶっていくジョージと輝いていくペピーの逆転ストーリーが、切なくて痛ましかったです。スターにとって死ぬことより怖いのは、忘れられること。あんなにキラキラと我が世の春を謳歌していたジョージが、トーキーという時代の変換によって、あれよあれよと落魄していく。人間、一寸先は闇だなと怖くなりました。サイレントに固執し、どんなに落ちぶれて窮状に陥っても決して妥協せず、自分の信念を曲げようとしないジョージ。人間、こだわりが強すぎて誇りが高すぎるのもいかがなものか、と呆れました。ジョージは立派だけど、愚かだとも思った。小器用に小賢しく生きることに必死な私には、すべてを傷つけ失ってまで守りたいプライドがないからでしょうか。

 ジョージとペピーの恋が、ベタベタしく湿っぽいものではなかったのが良かったです。ペピーのジョージへの想いは、恋というより憧れ、そして滅び行く者への憐憫、代わりに自分が栄えることへの罪悪感、あと恩返しを兼ねた庇護心?それにしてもペピー、めちゃくちゃ善人です。一般人でさえ、あんな心の汚されてない人いませんよ。さんざん利用して、価値がなくなればポイっするのがフツーの女優、野心のために身も心も汚れることが成功の代償って感じなのに、ペピーときたら。落ちぶれたジョージを忘れず、彼に対する優しさも失わず、しかも彼を救おうと行動する。彼女の無償の博愛精神?が感動的です。
 新しいものに呑まれることを拒み、矜持を保ったまま美しく消えてゆく古い価値観…みたいなラストだったら、切ない余韻が残ったかも。でも、ハッピーエンドは後味が良かったです。
 カンヌ映画祭男優賞、そしてフランス男優初のアカデミー主演男優賞という快挙を成したジョージ役のジャン・デュダルダンの快演がトレビアン!です。すごいダンディだけどオチャメで軽快、笑顔が可愛いジャン。フランスでは国民的スターだという彼の作品は、日本ではほとんど未公開。私も「マリアージュ!」しか観たことなかったけど、男前コメディアンとしての魅力と力量を、遺憾なく発揮してのオスカー獲得です。重苦しい汚れ役よりも、ジョージみたいなコミカルかつペーソスある役のほうが難しいと思う。オスカー受賞を契機に、ジャンの他の出演作も日本で日の目を見ることでしょうか。
 ジャン・デュジャンダンって1972年生まれの40歳、木村拓哉さんと同い年!とは信じられないほど大人の男って感じですが、キムタクさんが失ってる肌の艶と張りはあって、やっぱジョニーやブラピよりは若いな~とは思わせてくれます。
 ペピー役のベレニス・ベジョの、元気ハツラツなイキイキとした、そして慈愛に満ちた演技もチャーミング。でもペピーは、もうちょっと若い女優のほうが適してたのでは。ベレニスは美人だけどアップになると、駆け出しの新人女優には見えなくて
 ジョージの映画と私生活のパートナーでもある犬が、驚異の演技。あの犬にも何か賞あげたいです。

 アメリカを制したジャン・デュジャルダンは、もうフランスでは英雄扱い?
 
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マイボス、マイヒール

2012-04-02 | 北米映画 08~14
 気づけば、もう4月。新しい人、新しいことに胸ときめかせるよりも、それらと折り合うことに疲れる年齢になりました…変化が嫌い、というより、怖いです。
 今日は休みだったのですが、ダラダラと無為な1日を送ってしまいました。せめて部屋の掃除でもすればよかった…時間を無駄にしてしまうことが、今いちばん自己嫌悪のタネになります。
 このままだと、また咲かない桜のまま春が終わってしまう。今年こそは狂い咲きしたいです

 「モンスター上司」
 ビジネスマンのニックは上司ハーケンの陰湿で理不尽なパワハラに、歯科助手のデールは歯科医ジュリアの度を超したセクハラに、会社で経理を担当するカートは二代目社長ボビーのバカっぷりに。それぞれ耐えられなくなった3人は、自称殺し屋のアドバイスで交換殺人を計画、実行に移す前に情報を得ようとターゲットたちの生活を探ろうとするが…
 いや~これ、なかなか面白かったです。ハーケン、ジュリア、ボビーがエゲツなくて非道すぎて笑えた。でも…上司の存在にストレスを抱く、会社を辞めたくても辞められない社畜としては、こんな上司ありえね~!と笑い飛ばせない一抹の恐怖と悲しみも感じずにはいられませんでした。

 いちばん怖かったのは、ハーケンの悪質なパワハラ。出世という美味しいエサをニックの鼻先にチラつかせて(出世させる気などサラサラないのに)、彼を思う存分コキ使いイヂメまくるハーケン、卑劣すぎて笑えます。ついに逆らったニックに対して、『おまえは俺の都合のいいビッチなんだよ。俺の犬として生きろ』というハーケンの台詞には、笑いを通り越して戦慄を覚えた。卑劣だけならまだしも、だんだんニックたちの生命までも危ぶませるほど暴走、パワハラどころじゃない異常サイコと化して唖然。ハーケンを演じてるケビン・スペイシー、重苦しく不気味な狂人役も得意な彼ですが、今回は陰険さもサイコぶりも何だか楽しそうに軽妙に演じてるところが、さすが2度のオスカーに輝く名優です。
 いちばん笑えたのは、ジュリアの過激なセクハラ。まるでAVもどきのハレンチ診察室!発作みたいに発情する色き○がいぶりに爆笑。診察中に『昨夜オナニーしすぎて爪が割れたの』『あんたの肉棒出して!』デールの股間を水で濡らして『潮吹いてる~♪』『おしゃぶり、じゃない、おしゃべりしてたのよ』etc.下ネタ満載で勉強になりました(笑)。美人でセクシーな女医からセクハラなんて、羨ましい!と思召す男性は多いと思いますが、ジュリアのセクハラはいくら何でもオゲレツすぎてドン引きでしょう。デールを麻酔で眠らせて彼を脅迫するためのハレンチ画像を入手するなど、悪質で卑劣だし。それにしても。被害者が男だから笑えたけど、エロおやじにセクハラされる女の子の話だったら、悲惨で不快で噴飯ものです。ジュリア役のジェニファー・アニストンも、すごくノリノリで楽しそうに演じてました。

 いちばん可愛かったのは、ボビーのどうしようもないバカハラ。職場でも昼間っからラリってて、無神経&非常識言動で周囲に迷惑&顰蹙。こんなバカの相手や尻拭いなんて、ほんと最悪です。ハーケンやジュリアと違って、ボビーはトンデモな見せ場が少なかったのが残念。ボビー役はコリン・ファレルだったので、もっとハチャメチャにバカ暴動してほしかった。出番は少なかったけど、その分見た目は強烈に作り上げてたコリン。バーコードハゲ&メタボな太鼓腹で、え!これがコリン?!と目を疑う若オヤヂぶりですが、顔はやっぱイケメンなんですよね。瞳が相変わらずきれい!
 主役3人は、日本では無名?私も知らない俳優ばかりでした。デール役の男優は、結構可愛かったです。この映画の秀逸な点は、主役よりもモンスター上司役を格上の大物俳優に演じさせてるところ。スペイシー氏みたいな名優が、ジェニファーみたいな国民的スターが、コリンみたいな人気イケメン男優が、こんなイカレた薄汚い役を!?と驚き呆れると同時に、彼らのノリの良さに感嘆せずにはいられません。3人に加えて、胡散臭い自称殺し屋をオスカー俳優のジェイミー・フォックスが珍演してて、かなり贅沢なキャスティング。だからなのか、モンスター上司3人が傍若無人のかぎりを尽くす前半は爆笑の連続だったのに、主役3人が反撃に出る後半は笑いがトーンダウンして面白くなくなった。主役3人のドタバタは、正直つまんなかったです。
 下ネタ満載なんですけど、全然イヤらしくないんですよね。アメリカ人気質というか、ノーテンキで豪快なところが笑えて好きです。

 これ、邦画でもリメイクすれば面白いと思うけど。主役3人はまあまあイケメンなお笑いタレントにして、モンスター上司には大物俳優を起用。たとえば…
 
 ニック…オリラジのあっちゃん
 デール…ノブシコブシの吉村 
 カート…ピースの綾部
    ・
 ハーケン…役所広司
 ジュリア…松雪泰子
 ボビー…木村拓哉

 こんなん出ましたけどぉ~?

 コリンの「ロンドン・ブルーバード」「フライトナイト」もDVD待ち。リメイクされた「トータル・リコール」は劇場で観たいな~


 
 
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イケメン♂マネジング

2012-04-01 | 日本映画
 ど、どうしよう。大変なことになりました。ピーターが、警察に捕まってしまった!!
 中学高校の時の、万引きや自転車ドロ、賽銭ドロ、自販機など器物破損、無免許運転でスピード違反、追っかけてくるパトカーを振り切って逃走、親兄弟への暴力、などという犯罪歴(?)は、はにかみつつ告白してくれてたピーターですが、何か絶対言えないこともやってるな?とは、何となく感じてた私。聞きたくない、知りたくない彼の秘密が、とうとう…それは…
 現住建造物等放火罪
 詳細はまだ不明なのですが、刑務所に在監中の旧友が、今頃になって過去にピーターとやったことを暴露したらしい。
 ああ、ほんとどうしよう。いつ彼と面会できるのでしょうか。面会時には、彼の好きなマイルドセブンを差し入れできるのでしょうか。
 …な~んてね♪ウソだぴょ~ん今日はエイプリルフール♪くっだらないウソ、すみません。
 皆様は、素敵なウソ、もうつかれたことでしょうか?
 でも↑は、全部が全部偽りじゃないんですよねピーターにはマジでヤバい秘密があるみたいなので、堀の中行きが現実にならないよう、ご一緒に祈ってください…
 
 お松の第6回男前邦画映画祭⑥
 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
 高校生の川島みなみは、病気で入院中の親友に代わって、弱小野球部のマネージャーになる。みなみは甲子園へ行くという目標を立てるが、部員たちは冷ややかな反応。本屋でマネージャーに関する本を探していたみなみは、間違えて経営者や起業家のためにドラッカーが書いたビジネス書を購入してしまい… 
 うう~ん、また無謀なことをしてしまいました。AKB48の前田敦子が主演の映画というだけで、もう私なんかが観ちゃいけないんです。でも…危険を承知で観たのは、池松壮亮が野球部員のひとりとして出演者に名を連ねていたからさ♪

 みなみの幼馴染で野球部のキャチャー、次郎役の壮亮くん。真面目で硬派な優等生キャラは、いつもと同じ。見た目は可愛い猿から男らしい猿へと成長中で、ほんとカッコカワイイ壮亮くんご自身も高校生の時は野球少年だったらしく、そのせいかユニフォームもプレイする姿もサマになっていて、ああ~私が南で壮亮がたっちゃんお願いタッチタッチここにタッチ♪なんて、あだち充先生も呆れる妄想を抱いてしまいました(笑)。スポーツマンらしい真っ黒に焼けた肌も精悍で、静かで低い声も何だかセクシーで。20歳そこそこの男の子に、まるで年上の先輩に憧れるようにときめいてしまうイタい私です。それほど壮亮くんは、大人の男の落ち着きと包容力を感じさせます。なので、壮亮くんが主役じゃなかたったのが、すごく残念でした。かっこいい彼の球児姿はファンには美味しかったけど、あの役では彼の演技力と魅力を小さく封じ込めていたようで、もったいなさすぎです。それと、他の出演者と演技力が違いすぎて、壮亮くんが浮いてたのも気になった。彼の真剣な熱演が、あの中では場違いになっていたのが気の毒でした。前田敦子を思いっきりビンタするシーンがあったのですが、後で彼女側からクレームがなかったか心配。ともあれ、野球児姿もイケてた壮亮くんなので、ぜひ彼主演で往年の名作アニメ「キャプテン」を映画化してほしいものです。

 池松壮亮しか見てなかったので、もう話すことは何もないのですが…
 話は、ほとんど昔の月曜ドラマランド。前田あっちゃん主役でとりあえず作ったアイドル映画です。前田あっちゃんのファンなら、彼女のセーラー服姿だけで充分満足満足なのかな。壮亮くん以外の男子は、みんな学芸会。高校野球児に見えん子も多かった。おまえ髪切れよ!とイラっとする髪型の子や、そんな貧相な体で野球できっかよ!な子ばっかだったような。

 みなみが独特&奇抜な戦略で野球部を強くするって話かと思ってたのですが、真摯に!ひたむきに!とバカの一つ覚えみたいに言うだけ。投げやりで適当だった野球部員たちの奮起も、いきなりすぎで描写不足もいいところ。あんなんで強くなるなら、どこの高校野球部も甲子園に行けるよ!な、練習シーンの気迫や闘魂の欠如もトホホでした。まあ、野球に青春を燃やす少年たちではなく、前田あっちゃんが主役な映画だもんね。その前田あっちゃんが、物語などどうでもよくなるほど魅力的なヒロインとして輝いていれば無問題なのですが。うう~ん?みんなが酷評するほどド下手だとは思わなかったけど…綾瀬はるかとかと大して違わないと思う。でも、グっと惹きつけるものがないんですよねえ。AKBを卒業するらしいけど、女優を目指すのかな。一世を風靡したおニャン子やモー娘からは、誰一人大物女優が誕生しなかった現状を鑑みると、前田あっちゃんも相当頑張らないとね

 ホリプロに入ってからメジャー作品への出演が多くなり、壮亮ファンにとっては嬉しいかぎり。でも、もうちょっと彼に仕事を選ばせてあげてほしいかも…

 ↑壮亮くん初主演の舞台「リリオム」お江戸まで観に行きたいな~

 第6回邦画男前映画祭、これにて終了♪お目汚し、ありがとうございました。おすすめの邦画があれば、ぜひ教えてください!
 
 
 
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