まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

雪の女王⑬~最終回 ラップランド到着

2008-11-30 | 韓国のドラマ
 「雪の女王」第13話から最終話まで観ました...

☆絶交宣言
 素性を偽っていたテウンに怒り心頭なチュンシク。そりゃ怒るよなあ。怒りよりも、不愉快。バカにしてる!ナニサマ?と私でも思うよ。
☆こんな医者はイヤだ
 ボラったら、テウンとラブラブな時は頭の片隅にも置いてないゴヌ先生を、病状が悪化すると彼の都合も考えず携帯で呼びつけるんですよねえ。それにホイホイと従うゴヌ先生、忙しい忙しいと普段こぼしてるわりには、すぐにボラのもとへすっ飛んで行ったり。他の患者はどーでもよさそうですねえ。
☆遊園地で再会ごっこ
 むかしボラと待ち合わせの約束をした遊園地で、一日中じ~っと立ってるテウン。事情を知らない者からしたら、ただの怪しい男です。私が遊園地のスタッフなら、警察に通報しそうです。
☆許してもらうまで何度でも来ます作戦!
 ボラとの交際を認めてもらうまで、ボラ父のもとに通おうとするテウン。以前も、家出したことを許してもらまで、母のもとに通ってたよなあテウン。あれが成功したので、味をしめたのかな。所詮みんなお人よし!と侮ってるよなあ。
☆テウン&ボラ、バカップル全開!
 ボラがバイトしてることに怒るテウン。私がいなくても生きていけるの!?なんて、路上で寒イボなケンカをおっぱじめる二人です。ボラ、バイトに戻るのかと思ったら、あらら、逆方向に行っちゃいました。サボらず働けよ~責任感ないなあ。韓ドラって、ほんと平気で職場放棄するシーン多いですよねえ。思えば日本のドラマでは、どんなにチャラい内容でも仕事だけは真面目にやってますよね。日本と韓国の勤労意識の違いが興味深いです。
☆ゲレンデが溶けるほど恋したい♪
 週末にスキー旅行するボラとテウン。週末に仕事休めるなんて、いいご身分だよなあ。
☆別れましょうあなたから 消えましょう私から♪
 ボラ倒れる!ああ、そーいやボラって病気だったっけ。すっかり忘れてました。だってめちゃくちゃ元気そうだったし。貧乏暮らしがイヤなの!と嘘ついてテウンと別れるボラですが。どうせすぐに、病気が悪化したせいでテウンに迷惑かけたくないから、という本当の理由なんてバレるのにね。劇的効果でも狙ってるの?
☆最後の幸せなひととき
 二人だけで暮らすテウンとボラ。幸せそうですが、そんなママゴトで時間を潰すなんて、もったいないよなあ。大人の男女の愛の歓喜を知らずに死ぬ、死なせるなんて...
☆遥かなるラップランド
 独りでフィンランドへ向かうテウン。どこにそんな旅費が...
     
★総括
 ちょっとキツかったです、このドラマ。ごめ愛以来のしんどさでした。難病お涙ちょうだい寒イボ恋愛ものが苦手な私って、チョンマル冷血人間♪
 おいヒョンビン!「百万長者の初恋」とほとんど同じ内容&役じゃん!ほんと私好みのイケメンなビニですが...同じような作品で同じような役ばかり、それもカッコカワイイけど、それがこの先もずっと通用するとは思えないので、ちょっと心配。ビニの、俳優としての姿勢に疑問符です。
 ボクシングも、ほとんど意味がなかったような?単にビニにボクシングさせたかっただけ?
 どうでもいいことですが、気になった点が幾つか...テウンは童貞?チュンシクは就職できたのか?ボラ母はどーなったの?

 さあ、韓ドラ完観恒例、イルボン理想妄想リメイク、イってみよ~♪

 テウン・・・岡田准一
 ボラ・・・沢尻エリカ
 ゴヌ先生・・・堺雅人
     ・
 チュンシク・・・上地雄輔
 ジヘ・・・菊川怜
 スンリ・・・MISONO
 ボクシングジムの先輩・・・つるの剛士
 ボクシングジムの後輩・・・野久保直樹
 ドンナム・・・近藤春菜
 ゴヌ先生の同僚・・・なだぎ武
 テウンの同級生・・・向井理
     ・
 ジョンギュ・・・櫻井翔(友情出演)
     ・
 数学の教授・・・カンゴロンゴ(特別出演)
     ・
 ボクシグジムの館長・・・赤井秀和
 ドンナムの母・・・岡本麗
 ボラの母・・・若村麻由美
     ・
 ボラの父・・・三浦友和
 テウンの母・・・泉ピン子

 こんなん出ましたけどぉ~?
 似てないんだけど、私の中ではビニと岡田くんってカブるんですよねえ。
 数学の教授は、なぜか普段は大学の学生食堂で易者をやってる謎の人物、という設定で。
     
 ビニはソン・ヘギョと競演の新ドラで、TVプロデューサー役を演じてるとか。あんまし面白そうじゃないですねえ...「ハッピーエンド」みたいな映画に出なさい!

 「飛天舞」「ファッション70’s」は、まだまだ終わりそうにないなあ。来月から「春の日」が加わるし「イルジメ」も観なきゃ~!で、ちょっと重圧...
 
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イケメン♂シュプール

2008-11-28 | フランス、ベルギー映画
 最近、ますます動きに無駄が多くて...
 ちゃんと気を引き締めてりゃ一度ですむことを、何度もしちゃうんですよねえ。朝、出勤で家を出てから忘れ物に気づいて取りに戻ったり。夜、みかんを食べようと思って下へおり、ついでに入ったトイレから出ると、もう忘れて上に戻ってから、あ!みかん!と思い出してまた下へ、とか。よーするに物忘れが激しいってことですね。しなくてもいい無駄な動きも、まあ運動になっていいかな、なんてポジティヴに考えてる私です♪無駄な動きだけでなく無駄な考えも、そんな風に受け取ることができないものでしょうか。

 「スノーボーダー」
 プロのスノーボーダーになることを夢見る青年ギャスパールは、憧れのカリスマスノーボーダー、ジョシュから彼のチームにスカウトされ有頂天となるが...
 内容じたいは、カッコいいスノボシーンばかり延々と流すわけにはいかないので、とりあえずサスペンスちっくな要素も加えたって感じです。ベタでもいいので、もうちょっと恋とか友情とか絡めたほうが良かったのでは?
 でもスノボって、やっぱカッコいいですね。あんなこと、よくできるなあ!と感嘆することしきりでした。あんなに滑れたら、さぞや気持ちいいだろうなあ。怪我が怖いけど、憧れます。
 まずスノボありき、スノボが主役、なので出てくる人物のキャラが薄い、ていうか、どうでもいい感じなのが惜しいです。せっかくイケメン使ってるのに。
 ギャスパール役のニコラ・デュヴォシェルが、カッコカワイイ!
 
 「情痴アヴァンチュール」の時より、ちょっと明るめな役、ていうかイマドキのアホな若者っぽい役だったのが嬉しい。雪にも負けない白い肌とか、彼ってすごく透明感があるんですよね。男優には珍しいかも。透明感プラス、軽くヤンキー入ってるってところが、ニコラの魅力&個性です。夜露死苦なタトゥーとか、暴れたりヤク吸ったりするシーンが、妙に似合ってるんです。ジョシュのせいで堕落して、調子ぶっこいてラリパッパ男になっちゃうバカっぽい姿が、地?と思わせる自然さです。
 ジョシュ役のグレゴワール・コランは、窪塚ヨースケを濃ゆくマッチョにした感じ?ちょっとアブない感じがイケてます。アホなギャスパールを利用して何を企んでるのかと思ったら、おいおい~!ギャスパールよりもっとアホでした。アホよいうより、き○がい?破滅願望者だったのかな。
 ギャスパールがバイトしてるスキー用具店の店長役は、いろんなフランス映画にチョコチョコと脇役で出てるジャン・フィリップ・エコフェ。ますます中川家弟みたいな風貌になってきちゃってますねえ。
 ヒロインのイザベル・ゴトーも可愛いけど、脇役で出てたメラニー・ロランのほうがワタシ的には魅力的でした。セドリック・クラピッシュ監督の「PARIS」日本公開も近いメラニーは、何と!あのクエンティン・タランティーノ監督の新作のヒロインに抜擢されちゃってますね!楽しみ!
 あと、スイスの高級リゾート地の風景も興味深かったです。
 
 リュディヴィーヌ・サニエをメロメロにして子供まで産ませたニコラくん。「さよならS」とか「アヴリルの恋」とかの彼も見たいです
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光を待つ波濤

2008-11-27 | フランス、ベルギー映画
 今年の流行語大賞は、何が選ばれるのでしょうか?
 個人的に最も耳にしたような気がする&ツボだったのは、“○水が腐る“by コーダくみ、“金髪豚野郎”by 泰葉、の二つかなあ。羊○じゃないけど、脳みそが腐ってる!とか性格が腐ってる!とか、よく日常会話でも使ったし。○○豚野郎!は、今いちばんヤな奴に言ってみたいフレーズなんですよねえ...

 「灯台守の恋」
 ずっと以前から観たかった作品を、ようやく。
 60年代のフランス、ブルターニュの閉鎖的な村を舞台にした、人妻と余所者の青年との刹那の恋物語。
 フィリップ・リオレ監督&サンドリーヌ・ボネール主演の前作「マドモアゼル」が、とても小粋で素敵な恋愛映画だったので、二人が再度組んだ作品も期待せずにはいられませんでした。で、やっと観ることのできたこの映画は、どうだったかというと...しみじみと情感ある佳作でしたが、ワタシ的には前作のほうが好きかなあ。ちょっと哀感が強めなせいか、観てる間も観終わった後も、何だか悄然となっちゃって。ヒロインと青年の決して実ることのない恋同様、ブルターニュの荒涼とした海や、陰鬱な曇り空に心を消沈させられちゃいました。
 村の男たちの余所者への意地悪で排他的な態度が、ヤな感じを通り越して怖いです。都会の匂いのする、魅力的で知的な男への嫉妬も入ってる感じ。男の嫉妬って、女に比べたら幼稚で馬鹿みたいですよねえ。
 どんなに冷たく意地悪されても、怒りも抗いもしない青年。あんなヤな連中ばっかいる村なんか、さっさと去ればいいのに、まるで科せられた義務のように耐え忍ぶ青年の姿が、ちょっと不気味でもあります。ヒロインに恋してるから、というより、どこか宗教的な修行っぽいというか、自分に罰を与えてるみたい。寡黙だけど穏やかで優しい、どこか翳りのあるところが、女たちには気に入られてチヤホヤされるのが、また男どもの不快感や嫉妬を煽って、ますます嫌われ者に。可哀想。
 ヒロインとその夫、青年を、3人の俳優が味わい深く演じてます。
 
 ヒロイン役のサンドリーヌ・ボネールは、ほんといつ見ても演技してるって感じが希薄。ナチュラルなリアリティが素晴らしいです。おばはん女優にアリガチな、ヘンにキレイでしょ可愛いでしょ、な押し付けがましいアピールが皆無だけど魅力的、なところもトレビアン。この映画では、あまりにもそれが活かされすぎて、印象が薄まった感がなきにしもあらず。ヒロインが青年を受け入れるのも、ちょっと???旦那に不満や問題(子供ができない、という悩みはあったせよ)があったわけではないのに。恋って摩訶不思議なものなのですね。恋の結実を悲劇にせず、淡々と生き続けたヒロイン、いかにもフランス女らしいドライさ強さですね。
 ヒロインの夫役は、フィリップ・トレトン。彼も良い役者ですよね。無骨だけど人の好い旦那、何となく可愛く見えました。親身に接してあげてた青年に、妻を寝取られて可哀想。いい人すぎると痛い目にも遭うのが、滑稽で悲しい。
 青年役のグレゴリ・デランジェールが、とてもチャーミングでした。
 
 決して美男ではないけど、ほんと優しそうで知的で、見た目ではなく雰囲気が美しいです。どんな時も絶やさない穏やかで悲しげな微笑みに、胸キュン。貼りついたような人工的笑顔のヨンさまよりも、微笑みの貴公子と呼ぶに相応しいグレデラくんです。優しそうだけど何を考えてるのか掴めない、危険な情熱を秘めた男の役って、グレデラのオハコですね。
 灯台での仕事や生活の様子も、興味深く描かれています。灯台に住んでる猫の可愛さと名演?も見ものです。
  
 サンドリーヌ・ボネールが待望の来日!初監督作の「彼女の名はサビーヌ」も日本公開!フランス映画ファンには嬉しいニュースですね♪
 
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アクセスしたら死ぬ

2008-11-26 | 北米映画 00~07
 もうすぐ師走。今年もあとわずかになりました。
 もう年末か~感を否応なく知らしめる話題といえば、やっぱ紅白ですね。昨日、出演歌手が発表されました。
 新聞に載ってたリストを見てみると、なぜ?な人、今さら?な人同様に、誰?な人が今年も多いですねえ。ヒット曲も特にないですよね。羞恥心ぐらい?サビを口ずさめるのって。鮎とか羊水問題の女性とかスマップやトキオの新曲って、私を含め周囲の人は誰も知らないし。
 東方神起の初出演は嬉しい!やったー!ですが、ファン以外にとっては最大級にWHO&WHYなんだろうなあ
 今年いちばんの芸能界お騒がせ人物、泰葉(いちおう歌手だし)も出せば、デンジャラス&エキサイティングな内容と話題を提供してくれるだろうになあ。
 残り少ない2008年、できるだけ大事に過ごしたいものです。サンタも恋人も来なくていい、年末ジャンボ当選キター!!になりますように♪

 「ブラックサイト」
 ネット上に、残虐な殺人の映像を配信するサイトが。事件を追うFBIのネット犯罪捜査官ジェニファーの周辺にも、いつしか犯人の魔手が...
 やっぱネットって、百利もあるけど百害もありますよねえ。ネットなんてなくても支障なく暮らしてた頃には考えられないような、便利さと害毒があふれている今の世の中です。
 どんどん進化、凶悪化していく際限のないネット犯罪。小動物を虐待する映像を流すサイトとか、病んでる荒んでるなあと戦慄させられますが、この映画ではさらにエスカレートして人間を虐殺するサイトが。そこへのアクセス数が増えるごとに、被害者の苦痛が増し死に近づくという設定が、ネット犯罪者だけでなくネットを見る側の異常さをも浮き彫りに。無責任で歪んだ好奇心や欲望が、ネット犯罪を助長しているんだよなあ。私なら絶対あんなサイト見ない!と、果たして断言できるでしょうか...
 被害者をナブリ殺しにする方法が、凝ってるというか、エグすぎ。じわじわと失血死させたり、加熱機で炙ったり、硫酸責めしたり。サイト運営同様、仕掛けも手間ヒマかかってます。頭の良さも必要だけど、お金もかかる犯罪だよなあ。犯人、そんなに金持ちには見えなかったけど。
 サイトや殺人方法は、なかなか凝ってるけど。大掛かりな犯罪にしては、何かスケールがないというか、日本の2時間サスペンスっぽいんですよねえ。犯人の正体や動機とか、意外性ないし。事件解決に、ひとひねりほしかったかも。
 ネット犯罪も怖かったけど、FBIが市民の情報を掌握してるのも怖かった。もう、個人の秘密なんてどこにもないんですね。
 ジェニファー役のダイアン・レイン、すっかり老けちゃってたのが気になった。
 ジェニファーの同僚役で、トム・ハンクスの息子コリン・ハンクスも出てました。悲惨すぎる末路に涙コリン、フツーっぽいところが可愛いけど、近い将来ブレイクしてパパみたいな大物になるだろう!という期待と予感は、残念ながら抱かせてくれません。
 
 
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大奥’83 男色閨房!

2008-11-24 | 大奥’83
 大奥’83、歴代中もっともエキサイティングな家光編が、いよいよスタート♪
 ※ネタバレ注意!

 第三話「陰謀の毒薬」
  お江与・・・栗原小巻
  お福・・・大谷直子
  和子・・・杉田かおる
  徳川忠長・・・金田賢一
      ・
  式部富子・・・丹阿弥谷津子
  阿茶局・・・津島恵子
  徳川家光・・・沖雅也
  徳川秀忠・・・中村嘉葎雄
  鷹司孝子・・・坂口良子

 成人した竹千代が、めでたく三代将軍に。ついに家光・沖雅也が登場!その凄絶な演技は、まさに散る間際の薔薇のようです。顔色が悪いところが、後の悲劇とつながるようで痛ましいのですが、だからこそ尋常ではないオーラびんびんで、今の芸能界にはいないホンモノの美男子ぶりも際立ってます。凛々しく雄々しく、それでいて神経症ちっくに繊細で、目が離せません。

 前回までは戦国時代の衣装と垂れ髪だったのが、今回から江戸時代風の着物と結い髪にチェンジ。本格的な大奥の始まりって感じです。
 みかどのもとへ入内する和子役が、杉田かおる!三原順子と入れ替わりで、またまた金八先生の問題児が登場です。現在のヨゴレキャラとは別人のような、おっとりと愛らしい姫君ぶりです。でも、どっちかっつーと、農家の娘役のほうが似合いそうな感じですが。
 成長した国千代、忠長役の金田賢一が可愛い!上地雄輔を優しく上品にヘナチョコにしたような顔です。威張りまくる家光に屈辱の臣下扱い!それに耐えられず、ノイローゼになって発砲事件を起こす忠長。怒るお江与に、ママまで僕のことを~!と僻む姿が、情けないけど可哀想。でも、もっと可哀想なのは、責任とって切腹した忠長の若い従侍たち。庭で血まみれになって息絶えてる彼らの姿が、陰惨悲惨!

 京の都から、家光の正室として鷹司家の姫君・孝子が江戸城に。坂口良子、可愛いです。公家の姫君にしては、ピチピチと健康的で頑丈そうですが。家光とは相思相愛で、お激しい初夜を(帯を解き、まず下半身へと顔を埋め攻める家光、身悶える孝子の顔がエロすぎ。キスもディープだ~)。

 が、幸せが許されないのが大奥のさだめ。公家の血を徳川家に入れてはならぬ!という信念から、お福は孝子に薬湯と偽って子堕しの薬を飲ませる。めでたくご懐妊の喜びも束の間、突然うげげげげ~!と苦しみ始める孝子。『...ご流産でございます...』by 岸田キョンキョン。怖っ!
 お福の所業に激怒し、彼女を牢獄にブチこむお江与ですが、ナンダカンダで大奥をお福に任せると決意。二度と子供の産めぬカラダになってしまったことも知らず、上様の御子を産んでみせます、と誓う孝子と喜ぶ家光の睦まじい姿を、暗澹とした表情で見守るお江与。
 誰もいないお鈴廊下を、心重たげに歩いてゆくお江与...で、セ・フィニ~♪

 第四話「禁じられた愛」
  春日局・・・渡辺美佐子
  孝子・・・坂口良子
  お振・・・市毛良枝
  お稲・・・赤座美代子
        ・
  松平信綱・・・平幹二朗
        ・
  式部富子・・・丹阿弥谷津子
  徳川家光・・・沖雅也
  素心尼・・・高峰三枝子

 ガーン!この回は、かなりショッキングかつ強烈です。だって、あの沖雅也が、男色シーンやってるんですから!夜伽相手の小姓(にしては、イカついが)の顔や唇に指を...そして『噛め!』と命令。血に興奮した上様が、小姓に挑みかかるシルエット...あ、妖しい!妖しすぎる!幕府の重臣役で出てる平ミッキー(まだ老人じゃなくてカッコいい!)とのツーショットも、妖しい!

 お江与亡き後の大奥に君臨するお福転じて春日局は、大谷直子から渡辺美佐子にバトンタッチ。極道の大姐御みたいな貫禄と鋭さが、怖くてカッコいい渡辺美佐子です。篤姫の教育係だった幾島も、優しそうな松坂慶子ではなく渡辺美佐子だったら、生意気な篤姫もビビっておとなしく言うこと聞いただろうなあ。

 最愛の孝子は、上様のそばにいるのが辛いと大奥を去り別居。ちょっと女性不信に陥ってる家光は、大奥の女子には目もくれず、オキニの小姓とばかり愛の夜を。寵童との寝所にまで押しかけ苦衷を訴える春日局に、ウザいー!!とブチギレる家光、いきなり夜着を脱いで、ふんどし一丁に!
 このままではお世継ぎがっと焦り苦悩する春日局にとって、相談役の素心尼は心療カウンセラー的存在。素心尼の養女お振(市毛良枝、可愛い!)に目をつけ、彼女を強引に大奥に召しだし、家光の側女にしようと目論む春日局ですが...

 待ち受けるは幸運か、それとも悲劇か。千代田の城門をくぐってゆくお振...で、セ・フィニ~♪

 大奥83面白すぎ!それに比べて、篤姫はもう観るのが苦痛なほどつまんない...
 
 
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大奥’83 おなごが城

2008-11-23 | 大奥’83
 『...思えば大奥とは、女人たちの運命の坩堝でございました。大奥には、女人のさだめを思いもよらぬ方向へ大きく変えてしまう、魔力のようなものが潜んでいたように思われまする...』
 岸田今日子の名ナレーションも、いまや伝説となっている?あの「大奥’83」が、いよいよスカパーで再放送スタート!やっぱ大奥といえば、83年版ですよ!平成大奥や篤姫なんて、学芸会なコント!83年版は、キャストも脚本も演出も音楽も映像も、とにかく何もかもがドロドロ濃密で妖しい魔魅が充満してるのです。
 何といっても最大の見所&魅力は、80年代を代表する濃ゆ~い女優たちが、演技と個性と美の妍を競っているところ。わ~若い!きれい!変!などと、現在のお姿と比較して様々な感想を抱くのも、楽しみのひとつ。そして、亡くなったり引退したりして、もう二度と会えない男優女優の貴重な姿も、たっぷり懐かしく堪能できます。
 ハマったら抜け出せない、めくるめく大奥ワールド。皆さんも、ご一緒に...
 ※ネタバレ注意!

 第一話「大奥誕生」
  お江与・・・栗原小巻
  お福・・・大谷直子
  千姫・・・三原順子
  お通・・・山本みどり
      ・
  阿茶局・・・津島恵子
  淀君・・・小山明子
  徳川秀忠・・・中村嘉葎雄
  徳川家康・・・若山富三郎

 千姫が、何と三原じゅん子(当時は順子)!

 金八先生で注目されてた頃?ドスのある声や鋭いガンとばしなど、高貴で悲劇的な姫君には見えませんが、美人です。滅亡した嫁ぎ先の豊臣家から江戸城に連れ戻され、すっかりグレて荒んだアル中娘と化してる千姫。母上の言うことに逆らってはなりません!と意見する幼い弟・国千代に、うっせえ!と杯を投げつけ(額に命中して流血!)たり。さすが三原順子、お姫さま役でも当時の不良少女キャラが、妙に活かされてるのが笑えます。
 秀忠の嫡男・竹千代の乳母お福(後の春日局)役の大谷直子が、う、美しい!

 ふっくらした女性的な、でもクールで怜悧な美貌!乳母にしとくにはもったいないよ。私が上様なら、真っ先にお手つきにするけどなあ。お江与を敬愛しつつ、秀忠のもとへ側女を差し向けたり、竹千代を将軍に!と家康に直訴したり、お江与の憎しみを買うこともクールにやってのけるキャラが、なかなかダークで素敵です。お福を疎みつつも、有能な彼女には絶大な信頼も抱いてるお江与。二人の関係が、わかりやすい対立関係ではないところが、面白いです。
 おまえはもう要らん!と、お江与を亡き者にしようとする鬼舅・家康が怖い。故・若山富三郎、幕府の大御所さまというよりマフィアの大親分って感じで、スゴい存在感です。家康の刺客・阿茶局の津島恵子も一見優しげだけど、その不気味なお歯黒が示す通り、放火してお江与らを抹殺しようとするなど、冷酷非情で怖いです。
 家康から蟄居を命じられ、憂いに沈みながら庭の橋を渡るお江与...で、セ・フィニ~♪

 第二話「生みの母、育ての母」
  お江与・・・栗原小巻
  お福・・・大谷直子
  千姫・・・三原順子
  お静・・・叶和貴子
      ・
  阿茶局・・・津島恵子
  徳川秀忠・・・中村嘉葎雄
  徳川家康・・・若山富三郎

 お江与の徳川家を思う真心に打たれた家康は、あんなに疎んじてた嫁を優しく受け入れた後に他界。刺客だった阿茶局を大奥総取締役に任じるなんて、お江与って寛大で太っ腹!
 大奥づくりに勤しむお江与を献身的にサポートしつつ、またまた秀忠に新しい側女(叶和貴子、可愛い!)を差し向けるお福。湯から上がったお静の全裸をチェックするお福の、冷たい微笑が妖しく美しい。お福は何も語りませんが、お江与の完璧さを崇め敬うと同時に、みっともないフツーな女の顔もさらけ出させたい、というコンプレックスからくる歪んだ願望を抱いているのでは?と推察すると、お福の行動が理解できて怖いです。
 千姫、相変わらず夜も昼も酒びたりでグデングデン。いいかげんにしてください!とキツく諌めるお福に、誰がテメーの言うことなんか聞くか!と、クダまいて暴れる困ったちゃんぶり。そんな千姫も、本多家に再嫁することに。大阪城から姫を助けたのは俺だ!約束が違う!俺の嫁に!と激怒して、大奥にまで乱入してくる出羽守。かなりイっちゃってるけど、結構イケメンです。なので、約束は反古にされた上、成敗までされちゃって、可哀想!
 やんちゃで野放図な竹千代と、優しい甘えん坊な国千代が、どっちも超可愛い♪特に竹千代は、放火&強盗しても、わしは次の将軍じゃ!わしは悪くない!と、激怒する母お江与に折檻されてもガンとして謝らず、お願いだから謝って!と泣きながら懇願するお福に、黙って見ておれ!と命令するなど、子供ながら男らしくてカッコいい!
 竹千代が次の将軍に決まり、どこか寂しげなお江与の表情...で、セ・フィニ~♪

 次回からは、いよいよ家光編。若くして自ら涅槃に逝ってしまった、あの伝説の俳優が登場!
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女郎蜘蛛の館!

2008-11-19 | 北米映画 60s~70s
 「白い肌の異常な夜」
 クリント・イーストウッドが「ダーティハリー」の第1作と同じ頃に主演した、戦慄のサイコドラマ。
 南北戦争末期。森の奥深くにある女学校では、戦火を避けて女たちだけで自給自足の生活を送っていた。ある日、負傷した敵軍の兵士を見つけた彼女たちは、彼を屋敷に担ぎ込み介護する。回復した兵士に、女たちは歪んだ欲望を抱き始め...
 いや~これ、めっちゃ怖くて面白かったです!く、狂ってる~!女って、ほんとヤバい生き物ですよねえ。
 上はボスの校長から、下は幼い女の子まで、それぞれが男に血迷う女の醜さ怖さを、マザマザとオドロオドロしく見せてつけてくれます。嫉妬や怒りに狂った女は、まさに鬼にも蛇にもなるって感じ。しかも、半狂乱になりつつも、いざとなると自分たちの身を守ろうとする冷徹な理性を失わないところも、まさに女。
 出てくる女たちが、みんな怖いです。その筆頭は、何といってもボスの校長。厳格な淑女ぶってますが、実は兄と淫らな近親相姦に溺れていたり。黒人のメイドや女生徒にも手を出していたらしいその兄が、行方不明になってるってのも、ひょっとして校長が何か怖いことを?と想像させてゾゾゾ。負傷した兵士に舌なめずり、彼をペットのように屋敷に縛りつけておこうという目論見から、手術とか何とか言って彼の片足を切断!「ミザリー」より酷い!だって動機が不純で悪辣すぎるもん!
 
 ↑ガーン勝手に足をチョン切っちゃう女たち
 若い女教師も、カマトト清純ぶってるけど兵士にハアハア。彼を誘惑する女生徒に、この淫売!とヒステリー起こしたり、彼と女生徒のエッチの場に乗り込んできて、とても教育者とは思えない下品な罵詈雑言で錯乱。早熟で挑発的な女生徒も、ほんと色情狂っぽくて病的。
 いちばん怖かったのは、最年少の女の子かなあ。兵士を慕ってる姿も、フツーの小さい少女のソレじゃない感じで怖い。いろいろあって修羅場になってるのに、見て見てっ亀(可愛がってるペット)がエサ食べないのぉ~!と、異常なKY行動に。うるさい!と亀を投げ殺した兵士に(当然の行為です)、よくもやりやがったな!!と阿修羅に変貌。だんだん生かしておくのに都合が悪くなった兵士を始末したい校長とは、あ・うんの呼吸で連携、グルになって兵士を騙して毒きのこを...女って、男がらみで争うより、憎悪で団結するほうが怖い!
 男には性的に興味がなく、敵を助けるのは反逆罪!殺したほうがいい!なんてことばかり言ってる女の子たちも、違う意味で異常かつ怖い。脅威になりつつ男を、飢え死にさせる?いっそ縛り首?なんて、そんなこと楽しそうに相談するなー!
 とにかく、コレデモカ!な体裁屋で嘘つきで偏狭で淫乱で残酷という女の醜悪さは、もはや笑いを狙ってるとしか思えないほどです。
 ちやほやされるのも束の間、すぐに地獄を見ることになる兵士。女たちに寄ってたかってナブリ殺しにされちゃって、ほんと哀れ。誰にでもいい顔をする、調子のいい女たらしな性格が仇になってしまったけど、それにしてもあんな目に遭うなんて、最悪の災難以外のナニモノでもありません。
 クリント・イーストウッドが、わ、若い!まだ髪の毛もフサフサで、シワも少ない。ちょっとヒュー・ジャックマン似?タフガイの代名詞であるイーストウッドが、女たちに散々いたぶられちゃう姿は、なかなかの珍味です。
 校長役を名女優、故ジェラルディン・ペイジが怪演。こ、怖い...女の中に棲む邪悪さと淫蕩さ、まさに鬼女のごとく...
 イケメンならパラダイスですが、抑圧された欲求不満な女だと地獄...
 
 
 
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ムチを打て!老骨大冒険

2008-11-13 | 北米映画 00~07
 大阪で起きた轢き逃げ事件の吉田容疑者、その反社会的な半生に戦慄。もう二度と、野放しにしないでほしいです。
 それにしても、プチ吉田容疑者みたいな若者、世の中にいっぱいいますよねえ。他人の心身など、自分の都合を通すためなら道端の雑草のように踏み潰そうとする連中の、何と多いことか。それも、平然というか、そうすることがカッコいい強さだ、と思い込んでる節があるようで、ほんと怖いです。
 タンポポのように踏み潰されるのが怖くて、ビクビクしながら彼らの愚行を見て見るフリするしかない自分自身の弱さにも、自己嫌悪...

 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」
 インディアナ・ジョーンズ博士は、私の洋画初恋ヒーローなのです。前作で有終の美を飾り、寂しいけどこれで永遠にカッコいいまま私の心の中で生き続ける...はずだったのに。あわわ、絶対ないと信じてたパート4が!正直、ヤメテー!と思った。ハリソン・フォード、もうインディはやらないと言ってたはずなのに。最近は、連発する駄作で終わった感ただよう老残ぶりをさらし、往年のファンを悲しませ、引退勧告まで出てる状態だったハリソン爺。昔の夢よもう一度とばかりに、大事にしまったはずの古着を取り出して無理やり再び袖を通した、みたいな執着と往生際の悪さが、何だか国会に居座る老害政治家と重なって...
 もうおじいちゃんな年齢と見た目に不相応な役に固執するのって、滑稽を通り越して痛ましいんですよねえ。今の田村正和の恋愛ものとか、ほんとに観たいと思ってる人っているのかしらん。私はインディが老いさらばえた姿でムチャな冒険する姿など見たくなかったので、とうとう劇場へは足を運べなかったのですが、ついに意を決してDVDで、何と19年ぶりのインディとの再会を果たしたのでした(でもホント、あれから20年近くも経ったのか~とシミジミしつつ...)。
 前作から18年後の1950年代。神秘のパワーを秘めた“クリスタル・スカル”を求めて、相棒となった若者マットとともにアマゾンへ向かうインディ。お宝を狙うロシア軍との攻防の末に...
 冒険は、やっぱすごく面白かったです。スピルバーグ監督って、グイグイ観客を引き込むことにホント長けてますよね。次から次へと凝った仕掛けが登場して、まさに大人も楽しめる遊園地映画です。コミカル風味なのが、いつもいい感じです。
 あまりCG駆使って感じじゃないところも、チープ感がなくて良かったです。金と工夫を費やしたセットと、愉快な演出で魅せるところが、さすがスピルバーグ監督です。最近のCG過多で派手なだけの大味な映画しか作れない凡庸な監督とは、やはり違いますね。
 でもこの第4作目、シリーズ中もっともトンデモ度が高いですよねえ。冒険活劇というより、Xファイルに近い内容?未知との遭遇なラストに、わけがわからずポカ~ンとなってしまった私...
 初めての第二次世界大戦後の話なので、テレビや冷蔵庫があるモダン化した50年代のアメリカにインディがいるのが、ちょっと奇妙な感じだった。インディが核実験場用に作った町に入り込むシーンなんて、何だかシュールだった...
 ハリソン・フォード、恐れてたほど老化してなくて意外でした。まさか、画面処理してる?!年寄りの冷や水的に、いい年して...な見苦しい頑張りではなく、俺も年とったよなあな自虐的な笑いをとる演技に好感。でもやっぱ、おじいさんだよなあ。たまに、動くのがシンドそうな様子もあったり...
 マット役は、最近なぜか売れっ子みたいなシャイア・ラブーフ。コリン・ファレルから♂フェロモンを抜いて貧相にした感じ?あんまし萌えないですねえ。フランス映画ファンとして知られるスピルバーグ監督なので(「未知との遭遇」では尊敬するフランソワ・トリュフォー監督、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」ではトリュフォー監督作品の常連だったナタリー・バイを出演させてた。確か「ミュンヘン」でも、いっぱいフランス人俳優が出てたはず)、マット役は無名でもフレンチなイケメン男優を起用してほしかったかも。
 第一作のヒロイン、カレン・アレンが元気な姿を見せてくれてたのも嬉しい。シルバー世代への激励映画でもあるのでしょうか。
 敵のロシア軍ボス役に、またあんたか!なケイト・ブランシェット。あっちもこっちも、よく出ますねえ。何でもできる万能女優なのは分かるけど、アクションアドベンチャー映画にまで別に出てこなくても...アレモコレモと欲張らず、他の女優にも仕事まわしてあげてほしいです。
 インディ父ことショーン・コネリーは、写真だけの出演でした。他界されたとのことですが、前作で聖杯飲んで不死身になったんじゃなかったの?
 

 
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ファッション70’s①~⑥ 戦争を知りすぎた子供たち!

2008-11-12 | 韓国のドラマ
 チュ・ジンモ&チョン・ジョンミョン私の韓国愛人ふたりの夢のような競演作、ついに鑑賞開始♪

☆朝鮮戦争!受難のチルドレン
 戦火の下、折檻・泥棒強制・箱の中で窒息死寸前・置き去り・ホームレス・飢え・銃撃ect.過酷な目に遭う子供たちの悲惨さ、可哀想で見てられません。
☆ビン
 子供なのにヒステリックで激情的な性格が、ちょっと怖くて可愛いかも。
☆あの大物女優が
 女子学生役で、あのトップ女優がチョコっとカメオ出演。びっくり!
☆入れ替わり!
 またかよ~韓ドラ、このネタが好きやねえ。ありえないよなあ。強引すぎる。ジュニの父がガンヒ、ガンヒの母がジュニをそれぞれ別の孤児院で見つけるなんて、そんなバカなって感じだよなあ。
☆月日は流れて...
 ジュニに成りすましたガンヒは、すっかりお嬢様生活が板についてます。一方、ジュニはドミと改名されて、ガンヒの母と島で海女やってます。ともさかりえ似です。
  
☆ジンモasドンヨン登場!
 オモ♪白馬ならぬヘリコプターで颯爽と!カッコイイですねえ。まさに王子様です。「飛天舞」と違って、クルーカットな短髪も男らしい清潔感があって、ちょべりぐ(死語)!スーツ姿でも分かるガタイのよさも素敵♪
☆女の直感、恐るべし
 ビン母ことボンシル先生(ひょっとして、ごめ愛のオードリイ?)の秘書?が、モデルをしているジュニに胡散臭さを感じる。エセお嬢様よ、と見破る彼女の鋭敏さに感服!ジュニが昔、「アイルランド」というドラマでAV女優してたことも嗅ぎつけそうです。ほんと、女が女を見る目は正確で厳しいのだ!
☆ジョンミョンasビン登場!
 夜の海から現れ、警察に追われる男。ダイビングスーツを脱ぎ、セクシー裸体でサービスショット。ジョンミョン、期待通り出てきてすぐにモムちゃん披露♪
 逃げ込んだファッションショーのリハーサル会場でも、舞台でセクシーダンス。スタイルの良さも、本物のモデル顔負け。イモ可愛い猿顔&スレンダーな肉体美、うう~ん、やっぱジョンミョンええわあこんなエロ可愛い子、日本の芸能界にいないよなあ。
☆ジンモもサービスショット
 入浴中のドンヨン。ジョンミョンに負けじと、ジンモもモムちゃん披露♪ジンモはガッチリムッチリで、これまたセクシイです。
☆謎のアメリカ人
 ドンヨンを拉致るアメリカ人、イケメンでした♪
★総括
 4話ぐらいまでジンモもジョンミョンも出てこず、子供たちがヒドい目に遭うシーンばかりで、ちょっとキツかった。
 ジュニとガンヒを入れ替えるための筋が、強引すぎるというか...あの時あーしてたら、してなかったら、ばかりでイライラします。運命のイタズラが多すぎ。
 物語の鍵を握る(ていうか、元凶?)ガンヒの母。とんでもない女ですが、その母心は複雑で深い。ドミに犠牲を強いながらも、精一杯愛情を注いでる姿が、悲しいですね。いい味だしてる彼女の動向も要チェキです。
 ジンモvsジョンミョンのセクシー対決に、今後も期待♪
 それはそうと。なぜビンは、子供の時から坊主頭なのかしらん?何か深い理由が?!
  
 どっちかなんて選べない~
 
 

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燃える紅葉、萌える男前

2008-11-09 | 日本のドラマ(単発)
 おほかたの秋は憂しと知れども、振り捨てがたきは鈴虫の声ではなく、ブラウン管のイケメンたち...
 大好きな男前たち主演の2時間ドラマを、まったり観ただよ...

 まず、土曜ワイド劇場「炎の警備隊長五十嵐杜夫⑦ 隊長が逮捕!?巨大病院の連続殺人に潜む闇取引と美人悪女の不倫の罠」...
 早くもシリーズ七作目かあ。小林ネンジ隊長が、ワケアリ&ブータレてる隊員たちや事件関係者に、再教育!とばかりに喝を入れたり説教したりする、いつもと同じ内容です。事件の真相や犯人などが、それは二の次みたいなヌルさユルさなのも、お約束化しちゃってます。
 単に小林ネンジ主演の2時間ドラマというだけなら、決して観ることはないのですが、準主役の黒崎主税役の小泉孝太郎がカッコカワイイので見逃せない&楽しみなシリーズなのです。
        
 コータロー、相変わらず爽やかで可愛かったです。さすがに初期の頃のようなフレッシュさはなくなってるけど。演技力は初期の頃から不変ですが隊長を助けるため仙台まで駆けつけてくる主税くん。容疑者を洗うのはいいけど、おまえは前科があるだろ!とか、アリバイ証明しろ!とか、若造のくせにエラそうで上から目線な主税くん。実際のコータローも、パパの威光を笠に着るような態度で、共演者たちからヒンシュク買ってやしないだろうか、心配になりました。
 制服姿もイケてますが、今回も主税くんの私服が超おしゃれでした。とても警備員とは思えません。どこのブランドやろ?高いんだろーな。おしゃれだけど上品なんですよね、コータローのファッションセンス。さすが、やんごとなき生まれ。
 ストーカーや泥棒や放火魔や殺人犯が働いてるあんなトンデモない病院、ぜったい入院したくない!それと、やたら警備員を貶めるような台詞が多かったなあ。病院の洗濯場前で煙草吸ったり、倒れた老人を無視したり、なんでこんな奴らが警備員に?!でも、五十嵐隊長のおかげで改心する彼ら、めちゃくちゃ変わり身が早くて笑えた。五十嵐隊長、警備員というより神父・牧師に近いキャラ?
     
 五十嵐隊長、早く勇退して主税くんに主役の座を譲りなさい!もしくはコータロー主演で、御曹司は名探偵、みたいな新シリーズを!

 つづいて、WOWWOWのドラマ「宿命」...
 医療機器会社の社長が、ボーガンで射殺される。刑事の和倉勇作は、前社長の息子で脳神経外科医の瓜生晃彦に疑惑を抱く。勇作と晃彦は、かつて険悪な仲の同級生だった...
 原作は東野圭吾の小説。事件の謎も真相も、なかなか驚怖かつ面白かったです。事件の舞台となる病院や瓜生家に漂う、上品でミステリアスな雰囲気も良かったです。
          
 欲を言えば、なぜか惹かれ合い反発し合わずにはいられない勇作と晃彦の不思議な関係と宿命を、もうちょっと濃い目に描いてほしかったかも。勇作の元恋人が晃彦の妻という設定も、あんまり複雑な感情や確執になってなかったのも肩透かし。三角関係が、ほとんど韓ドラの純愛ものっぽかったのが残念。全体的に、すごく薄口って感じなんですよね。せっかく、禁断のロボトミー手術とか恐ろしい人体実験とか、悲しい出生の秘密とか、どろどろ濃密になれる要素があったのに。
 宿命の男ふたりが、男前♪
 晃彦役は、藤木直人。売れる前の彼、めっちゃ好きだったんですよね。上品でスマートでカッコよかった。my motherも、博士(朝ドラでの役名)かわいい~とか言ってたよなあ。久々に見た彼、かなり老けて疲れた感じ(たまに麻生首相に似て見えた。私だけ?)だったけど、やっぱカッコよかったです。白衣が似合ってた。エンディング曲が彼の歌だった。まだ歌手やってたんですね。
 勇作役が、きゃ柏原崇
  
 カッシー、やっぱ美男ですねえ。腐ってもカッシー、痩せても枯れてもカッシー。かつては、ワタシ的に美男子の代名詞だったカッシーですが、今でも美しさはそんなに損なわれてません。ぜんぜんイケてます。ぶっちゃけ、カッシーほどの美男、今の芸能界にいるか?美貌だけなら、韓国俳優なんて足元にも及ばないのでは。
 ちょっと虚無的な刑事(ホストにしか見えないんだけど)の役なのですが、若くしてホントに人生いろいろ紆余曲折を経てるカッシーなので、どよよ~んとしたクタビレ感が悲しいほど出てて、役に合ってました。役と合ってなかったのは、スベスベなキレイすぎる肌。どんなお手入れしてるのカッシー。
 ただの美男ではなく、ちょっとコワレちゃっててイタいところも、カッシーの魅力なのではないでしょうか。美しい男は、どこか破綻してないとね。でもそれを、うまく芸のコヤシにできず、うらぶれてしまってるのが惜しいカッシーです。私からしたら、あのカッシーがドラマで上戸アヤと上地の下座につくなんて、嘆かわしいにもほどがある!どうせ落ちるなら、エロいVシネマに出てカッシー!
 主役ふたりが、どっちも似た感じの愁いある美男なので、どうせなら全然タイプの違う男優にすればいいのに、と思ってたら...ラストに明かされる二人の関係を知って納得...って、おっとこれ以上は♪ネタバレになっちまう。
 二人に愛されるヒロイン、本上まなみも透明感があって美しかったです。髪型とファッションが素敵でした。目をひん剥くワナワナ演技が、ワンパターンですが。
 カッシーの高校生時代役の男の子も、すごくカッコカワイかったです。誰じゃろ?
 事件の鍵を握る、十数年前に不審死を遂げた知的障害の女性役が、なぜか飯島直子。幼い晃彦と勇作にとって宿命の女となるあの役は、もっとインパクトを残せる美しさと演技力ある女優にしてほしかったなあ。あと晃彦の妹役で、こんなところにも出てるよ~な、不可解な売れっ子ニューハーフ顔娘、水川あさみ。どなたか彼女の魅力を解説して~!
     
 ↑どうして草○ぎとか内田ユキの元夫とかが主役できて、こんなにイケメンなカッシーができないの...
 
コメント (2)
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