まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

スペースあらいぐま!

2015-02-26 | 北米映画 08~14
 ハリウッドではアカデミー賞が発表されましたが、パリではセザール賞の授賞式が行われました。
 「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートが、アメリカ人として初の助演女優賞を獲得したことが話題になりましたが、それよりも何よりも、主演男優賞ですよ!受賞者は何と!「イヴ・サンローラン」で渾身の熱演を見せたピエール・ニネ!

 ニネくん、おめでと~ひょっとしたら、主演男優賞としては史上最年少?主演男優賞には、別映画でイヴ・サンローランを演じたギャスパー・ウリエルもノミネートされていて、ボーギャルソン二人のサンローラン対決も注目されていました。そして、軍配はニネくんに。共演者やライバルを讃える彼の受賞スピーチは、なかなか感動的だったみたいですね。ギョーム・ガリエンヌ、聞きながら泣いてましたし。ギャス男の、まいったね完敗だぜ、みたいな表情も印象的でした。

 フランス映画界の輝ける星となったニネくん、早く彼の新作、いや、旧作でもいいので観たいです。ギャスパー・ウリエル版のイヴ・サンローランも、日本公開が決定したみたいなので、こっちも楽しみ!魅惑のボーギャルソンたち、いま人気の英国イケメン軍団に負けるな


 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
 母を亡くした少年ピーターは、突然現れた宇宙船に拉致されてしまう。宇宙海賊のもとで成長したピーターは、盗みだした石オーヴが無限の力を秘めていることを知る。オーヴをめぐって、宇宙は争奪戦へと発展するが…
 ご存知の通り私、SF映画とファンタジー映画が苦手なのです。スターウォーズもハリポタもLOTRも、シリーズ全部観てません。何で苦手なのでしょうか。非現実的なことを、大真面目にやってるノリについていけないから?童心を微塵も残してない汚いシラケた大人だから?でも、アヴェンジャーズかスパイダーマンとか、アメコミは好きなんですよ。お笑い色が強いところが私の好みに合うのだと思います。

 この映画も、おふざけ満載のお笑い系で、すごく面白かったです。アメリカ人の体を張ったノーテンキなノリが好き。私、同じコメディでも小ネタ系とかダメなんですよ。ストレートに解かりやすい、ダイナミックなまでのハチャメチャ系じゃないと笑えない。アメリカ人のおバカっぷりって、ほんと見ていて元気が出ます。
 ハリウッドならではの最先端なCGは、相変わらす驚異的。いろんな宇宙アイテム、奇抜な宇宙ファッションも目に楽しい。主人公は宇宙海賊、お宝をめぐる宇宙人たちの争奪戦、ケンカしながらも共に戦っているうちに、かけがえのない仲間になっていく主人公たち、という設定は、日本が誇る某国民的漫画みたいです。おばかコメディなのに、ホロっとさせるシーンや展開もあったり。でも、幼い少年が拉致されてしまうという設定は、日本人からしたら笑えるものではありません。 
 主人公ピーター役のクリス・プラットが、メチャイケなんですけど!

 ブラピの「マネーボール」でもカッコカワイイと思ったけど、さらにイケメンになっててビツクリ!かなり鍛えて体型を絞ってて、すんばらしい肉体美も披露。私、彼みたいなオールアメリカンタフガイ、大好きなんですよ~。ちょっとアホっぽくて明るくて爽やかで優しそうで屈強で男らしい、そしてナイスバディな金髪碧眼のイケメン、大好物なんですわ。

 まさに理想のアメリカンタフガイ現る!ちょっとダニエル・ブリュール似?ダニブリュをオールアメリカンにした感じ。アクションもバッチリで、おバカ演技も得意。ラブコメとかでも魅力を活かせそうなクリスを、今後も要チェキです。

 クリス・プラットと同じくらいチャーミングだったのが、スペースバウンティハンターのアライグマ、ロケット。

 テディベアのテッドもスゴかったけど、アライグマのロケットもスゴいです。どうやって撮影したんだろ?CGって感じがほとんどしないんですよ。すごい自然。ほんとにアライグマが立って喋って戦ってるみたい。見た目は可愛いけど、中身はガラが悪いおっさん、というのはテッドと同じ。口が悪くて短気だけど、いざという時は頼りになるロケット、カッコいい!ロケットの声を担当してるのは、今をときめくブラッドリー・クーパー小動物やペット扱いされてプッツンするロケットの怒声は、「世界にひとつのプレイブック」や「アメリカン・ハッスル」のブラパとカブって笑えます。
 ロケットの子分、グリートの声は何と!ヴィン・ディーゼル。グリートがなかなか泣かせるキャラなんですよ。ラストのグリートが超可愛い!
 その他、ベニチオ・デル・トロ、グレン・クローズ、ジョン・C・ライリーなどシブいメンツも、楽しそうにアメコミ演技。
 ピーターの父親の正体とか、グリートの復活とか、続編への引っ張り方も調子に乗ってる感じで好きです。

 ↑インディ・ジョーンズがリメイクされるそうですが、何と!ブラッドリー・クーパーも候補にあがってたインディ役には、クリス・プラットが抜擢されたとか!ぴったりじゃん!楽しみですね♪
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汚された聖女!

2015-02-23 | 日本映画
 アカデミー賞が発表されましたね!
 受賞結果は…

 作品賞「バードマン」
 監督賞 アレサンドロ・G・イリャニトゥ
 主演男優賞 エディ・レッドメイン
 主演女優賞 ジュリアン・ムーア
 助演男優賞 J・k・シモンズ
 助演女優賞 パトリシア・アークエット

 歓喜のあまり、さんまのパーデンネンと化したエディくん↑
 順当?意外?映画評論家よろしく自信たっぷりに「6才のボクが、大人になるまで」を推してた斉藤工先生でしたが、残念でしたね~。斉藤くん、あの映画がよほど好きだったのでしょう。ていうか、ほかの候補作ちゃんと観てるのかな、と首をかしげてしまうほど6才贔屓でしたが。なのでまさかの大ハズレ(斉藤くん的には)に、映画の関係者以上に彼がガッカリしてそうで気の毒。私も何だか流れから、6才が獲るのかな思ってましたが。追い上げてきたバードマンが逆転に成功。サプライズというより正直、ああやっぱそうなったのか、そうだよね、と納得の結果です。個人的には、6才よりバードマンのほうが面白そうだし。NHKのドキュメンタリー番組みたいな映画より、奇抜で驚きに満ちた映画のほうが観たいし。
 演技賞は、ほぼ下馬評通りでしょうか。ベテランのマイケル・キートンを抑えた、エディ・レッドメインの受賞が快挙でしたね。エディくん、とんとん拍子に頂点を極めちゃいましたね~。ついに受賞したジュリアン・ムーア、エディくんとは「美しすぎる母」で共演してましたね。オスカー受賞者となっての再会、お二人はさぞや感無量なことでしょう。
 アカデミー賞が終わると、祭りのあと的な虚無感が…今年も何とかこの時期を迎えられたけど、果たして来年は…これが最後のアカデミー賞かもしれない、と諸行無常な気分に襲われます。来年のオスカーを見られないことより、来年も私の生活と内面に何の変化がないままなことのほうが、イタいし怖いです。そろそろミャンマーに旅立つ時かもしれません。

 「天国の駅」
 昭和30年の東京。戦争で負傷し性的不能となった夫と暮らすかよは、若い警察官の橋本に言い寄られ、深い関係となる。嫉妬深い夫の暴力に耐えかねたかよは、橋本にそそのかされ夫を毒殺してしまうが…
 今なお日本映画界の大女優として、燦然と君臨している吉永小百合。驚きべきことに、彼女はmy motherより年上なんですよね~。齢70(!)となっても、あの清らかな美しさ、上品で優しい雰囲気、聡明な人柄を保っている小百合さまは、まさに完璧な女性、理想の女性、憧れの女性です。でも、女優としては…正直、つまんない女優です。瞠目するような演技とか、衝撃的な役とか、胸騒ぐような作品とかとは、ほとんど縁がない女優。ただもう、美しく汚れない永遠の聖女であってほしいと願う、熱心なサユリストのためだけに存在している女優…
 しかしながら。そんなお人形のような女優である小百合さまも、かつては女優魂を燃やしていた頃がありました。80年代、30半ばの女盛りに差し掛かっていた小百合さまは、清純な優等生イメージからの脱皮を図ったのか、何と夫殺しで死刑に処せられるというヒロインを演じ、ファンを驚かせたのです。実のところ私、小百合さまのことをアレコレ言えるほど、彼女の映画はそんなに観てないのですが、この映画と、同じ80年代の「細雪」の小百合さまは本当に素晴らしく、彼女の女優としての意欲と気概を強く感じることができます。
 この映画、60年代に栃木の塩原温泉で起きたホテル日本閣殺人事件が元ネタになってます。事件の主犯である小林カウの死刑は、戦後初めての女性への執行、ということでも有名な事件。ちょっと前に、「東京オリンピックと世紀の大犯罪」で再現ドラマやってましたね。色と欲にまみれた醜悪で陰惨きわまりない事件を起こした毒婦を、あの吉永小百合が演じる!あの聖女のような小百合さまが!小林カウとはまさに対極にいるような小百合さまが!とにかくこの映画の小百合さま、ゲス男クズ男どもからコレデモカ!とばかりに汚されるんですよ。そして、サユリストじゃなくてもショッキングなシーンもテンコモリ!

 まず、夫がインポなので満たされないかよが、自分を慰めるシーン。吉永小百合が、自慰行為ですよ!そっと下半身に指を這わせながら、切なく漏らす吐息、恍惚の表情…何だか見てはいけないものを見てるようで、ソワソワしてしまいます。他の女優なら、大したことないシーン、むしろ中途半端だな!もっとエロくやれよ!と思うところですが、まさか吉永小百合がオナニーするなんて…セックスなんかしそうにないイメージの彼女なので、私には衝撃的でしたわ。
 水戸黄門の由美かおる的な入浴シーンは、ご愛嬌なサービスシーンですが。2番目の夫に性の玩具にされるシーンは、吉永小百合頑張ってるよな~、何でここまでやる気になったんだろ?と感心するやら唖然とするやら。最後の惨劇を呼ぶ夜の寝室シーン、ドSな変態おやじである二番目の夫にネチネチかつ暴力的に、着物の下の乳をまさぐられたりク○ニされたり、バックからガンガン突かれたり、あげくは自慰行為(またかよ)強いられたり。ご無体な目に遭いまくり、いたぶられまくられる小百合さま。ヌードにこそなってませんが、際どいところまで見せてます。濡れ場だけでなく、夫を惨殺し血まみれになり、逮捕されて手錠かけられたり、13階段のぼって首吊られてブラブラ~…かつて、そして今の彼女を思えばかなり過激な姿は、後にも先にもこの映画でしか見られないのではないでしょうか。
 どんなに汚されても、堕とされても、天女のごとく清らかな美しさ、気高い優しさを失ってないところが、さすが吉永小百合です。悪女でも毒婦でもなく、あくまで悲しい運命に翻弄され流されてしまったヒロイン、というのも彼女らしい。そして、まったく色気がないところも。よく考えれば、従来の彼女のイメージをしっかり守ってる映画とも言えます。それにしても。この映画、サユリストはどう受け止めてるんだろう。俺たちの小百合さまを汚しやがって!と憤慨?それとも、清らかな小百合さまが汚されて興奮?

 それにしても。かよという女、究極のだめんず女ですよ。男運が悪すぎ。寄ってくる男に、まともなのが一人もいない。害虫しか引き寄せない花みたいな女。せっかく美しく優しく生まれたのに、その美質がすべて凶と出るなんて。やっぱ美しい女は、優しくないほうがオイシイ人生を歩めますよ。
 かよのモデルとなった小林カウは、かよのような哀しいヒロインなんかじゃないんですよね~。悪い意味で豪快で明朗前向きな、暴走ブルドーザーみたいな毒婦。もちろん、容姿も小百合さまとは1ミリも似てません。自分を吉永小百合が演じると聞いて、地獄にいるカウはさぞや喜んだのではないでしょうか無理やり悲劇のヒロインに作り変えず、カウを忠実に小百合さまに演じさせたら、きっとすごい新境地を彼女にもたらしただろうに。映画じたいもすごく叙情的にしてるけど、実際の事件はオゲレツホラーですからね~。
 かよの年下の愛人橋本役は、三浦友和。かよをたぶらかして骨までしゃぶろうとするクズ野郎を、これまた清々しい爽やかなイケメンのイメージが強かった友和さんが演じるという、かなりの意表を突いたキャスティング。小百合さま同様、彼もイメチェンを狙ってたのかな。最低男の役なんだけど、単なるセコいジゴロっぽく、そんなに卑劣な悪人に見えなかったのは、やはりまだ当時の彼は力不足だったということでしょうか。あの役に必要なエロさと黒さ、退廃の匂いに欠けてます。でもイケメン!
 かよを慕い、地獄の道連れになる知的障害の男ターボ役は、西田敏行。かよのためなら殺人もじさない恐怖のピュア男を怪演してます。

 この映画最強のインパクト演技は、やっぱ2番目の夫役、津川雅彦の変態っぷりですよ!エロい演技はオハコな津川氏ですが、この映画でも炸裂してます。はじめは物分りのいい愛情深い紳士だった彼が、だんだん変態の本性を見せ始める展開がスリリング!まさに口吸いなディープキス、ネチっこい愛撫、ドSで淫靡な言葉攻めetc.楽しそうなところが笑えます。小百合さまは、さぞ大変だったことでしょうでもあの夫、変態だけど愛ゆえの変態。なにも殺さなくてもいいのに、と思った。ま、あんな愛され方されちゃ、身がもたないけどね。
 インポ夫役の中村嘉葎雄と、刑事役の丹波哲郎の存在感もハンパないです。ラストの死刑執行シーンで、念仏となえてる丹波先生の大霊界な姿、何かセルフパロディっぽくて笑えた。
 エンディング曲「夢さぐり」も、吉永小百合が歌っています。いい曲!CD欲しいかも。
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美しき罠④~⑦ ルナティック毒女団!

2015-02-20 | 日本のドラマ(連続)
 「美しき罠 残花繚乱」第4話から7話まで観ました~。

☆屈辱の中折れ!
 りかと圭ちゃん、やっと合体と思いきや。圭ちゃん、いろんなことが気になって男が機能せず、ゴメンと途中でセックス放棄。私がりかだったら、この役立たず!あそこ勃たずー!と罵るかも♪インポなのかと言えばそうではなく、次のシーンではセフレの麻紀とやっちゃってる圭ちゃん。好きだからできないという重さと、好きじゃないからできるという軽さ、女にとってはどっちがイヤなものなのでしょう。

☆恥ずかしい写真流出
 ヤった後まどろんでる圭ちゃん。陰謀のために、彼とのツーショット・イン・ベッドを自撮りする麻紀。いま流行りのリベンジポルノですね!こんなことする奴ら、ほんと怖いわ~。甘い恋愛中も、油断は大敵

☆毒女集合!
 りかと圭ちゃんの結婚式。ド派手にキメて現れる麻紀、さっそく荘太に色目を。にこやかにイヤミ合戦する麻紀と美津子が笑えた。でもいちばん怖かったのは、シレっと荘太に近づく泉です。高橋かおり、やっぱ胡散臭い女やらせたら上手いわ~。
☆地獄のブライドメイド
 花婿姿もカッコいい青柳くん。こんな男とハッピーウェディングしたいものですね。

☆花嫁のブーケが…
 りかが放ったブーケを受け取ってしまったのは、何と美津子。若村麻由美の、何なのよ!けっ!みたいなシラケ顔が絶妙でしたね。

☆イケメンブラザーズ!
 りかの弟が可愛い!調べたら、演じてる犬飼貴丈くんは、ジュノンボーイだとか。いかにもそんな感じ。
 美津子の弟がカッコいい!ちょっとソフトバンクのギータ似?ギータを冷たくスマートにした感じ?調べたら、演じてる丸山智己さんは、いろんなドラマに出てるみたいですね。

☆地獄のセックスレス生活
 結婚しても、りかに手を出さない圭ちゃん。のらりくらりと夫婦生活を避けまくる様子が笑えます。非道い!女にとっては、まさに蛇の生殺し状態でしょうか。
☆余計な波風を立てる女
 圭一さんと麻紀さん、デキてるのよ!と、りかに密告する泉。いるよな~こんな女。自己満足的な正義感や義憤で、独り善がりなお節介してくる人。めっちゃ迷惑です。麻紀より泉のほうがタチが悪い。

☆ゴシップドクター
 美津子や麻紀が通ってる美容クリニック。そこの女医が、いい味だしてるんですよね~。さりげなく二人の女のイヤらしさを煽って面白がってる女医、こいつも相当イヤらしい女。双子のマナカナのどっちか、いい女優ですね~。
☆マダム美津子のお掃除タイム
 錯乱状態で掃除機をかけてる美津子、大暴れです!怖い&爆笑!美津子って、岡田あーみんの「ルナティック雑技団」のマダムゆり子みたいですよね~。もしルナティックが実写化されるとしたら、マダムゆり子役は若村麻由美しかいない!
☆悪い男
 社長に就任した美津子の弟の失脚を画策する荘太。村上弘明、やっぱカッコいいですね~。悪い男は、やっぱとびきりの二枚目じゃないとね。

☆マダム美津子の狂乱暴言
 ついにぷっつんした美津子は、りかを泥棒猫、ゴキブリ呼ばわり!私もあんな風に、誰かを罵ってみたいものです。
★総括
 めっちゃおもろいんですけど!でも視聴率最悪らしいですね。昼ドラだったら、かなり健闘したかもしれませんね。
 ルナティックな毒女団がいいですね~。みんな楽しそうに演じてるところが好き。若村麻由美なんか、確実に笑いを狙ってやってるでしょ!彼女は真の女優!やっぱ自称女優のCMタレントとは違いますよね。
 美津子の弟役、丸山智己がカッコいい!出番があまりないのが毎回惜しいけど、ちゃんと印象を残しているところに役者としての実力魅力を感じます。犯罪者役とか極悪役とか似合いそうな風貌が素敵。また要チェキな俳優が増えました♪

 ↑丸山智己、顔もイケてますが、長身でスタイルがすごくいいんですよ!スーツもカジュアルな服も似合ってて、モデル顔負け。いま草なぎ主演のドラマにも掛け持ち出演してるとか。主演作がいつか観たいです
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男たちが組んずほぐれつ…

2015-02-17 | 北米映画 08~14
 「フォックスキャッチャー」
 オリンピック金メダリストのレスリング選手マークは、コーチである兄デイヴの助手をしながらくすぶった生活を送っていた。そんな中、デュポン財閥の御曹司ジョンから、彼がスポンサーであるレスリングチーム“フォックスキャッチャー”にスカウトされたマークは…
 「カポーティ」「マネーボール」など、実話映画化に長けたベネット・ミラー監督の新作。ミラー監督は、この映画でカンヌ映画祭の監督賞を受賞、今年のオスカー候補にもなっています。
 男たちの愛と憎しみ、嫉妬や欲望が渦巻くドロドロドラマ!と、ワクワク期待に胸ふくらませて観に行ったのですが。思ってたほどドロドロではなく、ちょっと肩すかしでした。全体的に暗く冷たい乾いた空気に支配されていて、ドロドロというよりドヨヨ~ン系?あまりにも鬱々しく重苦しいムードなので、いま心がしんどい人は観ないほうがいい映画かもしれません
 鬱映画ですが、男たちの心の闇は興味深く描かれていました。理解しがたい狂気ではなく、何か身近にもありそうな、見覚えのある黒い暗い深層心理。そもそも、デュポンとマークが抱えている葛藤や苦悩が、すごく子どもっぽいんですよ。おまえら中学生か!みたいな。小・中学生の男子にありがちな言動、心の揺れや爆発が、何だか笑えてしまった。男って基本、いくつになっても子どもだよな~。やっぱ女のほうが強くてズルい生き物です。
 デュポンなんて、見た目だけ年老いたガキそのものだし。欲しがり屋さんで、手に入らなかったり気に入らなかったりすると、ダダこねるわスネるわプッツンするわな、甘やかされた困ったちゃん坊ちゃま。見栄っぱりなところも、子どもっぽすぎるんですよ。自画自賛なドキュメンタリー映画とか、ママの前で有能ぶるところとか、出来レースやらせ試合とか、イタすぎて滑稽。まわりのみんなが調子合わせてあげてるところなど、はたから見たら裸の王様すぎて哀れにもなります。才能も人徳もない人に、虚栄心と金だけは腐るほどあったというところが、悲劇の根幹だったのかもしれません。あの無駄づかいされまくった金が、もし本当に有能で高徳な人にあれば…と、心の底から思いました。

 マークも、図体がデカイだけのアホで心の弱いガキそのもので、そのレスリング以外無能な脳筋キャラにイラっとさせられます。デュポンと兄ちゃんの言いなり、受け身すぎ。甘えんなー!しっかりしろ!と叱りたくなりました。頭が悪い、心が弱いせいで、容易につけこまれ操られるマークって、ヤバい新興宗教や思想にハマってテロリストに仕立て上げられちゃうタイプですよ。オ○ムやイス○ム国に入らなかったのは、不幸中の幸いだったかもあんなに屈強な肉体と、レスリングの才能、厳しい練習に取り組む根性があったんだから、もうちょっと自信をもって生きてほしかったです。そうできなかったのも、悲劇の要因と言えましょう。健全な肉体には健全な魂が、とか言うけど…必ずしもそうとは言えないのね、とマークのコワレっぷりを見ていて思いました。そして、おいしい話、都合のいい話には何かある、軽々しく乗ってはいけないと痛感。あと、せっかくの名声も、うまく世の中で立ち回らないと宝の持ち腐れになるんだな~と、あの人は今な金メダリストを思い出して切なくなりました。
 いちばんの被害者は、マークの兄デイヴです。可哀想すぎる!至極まともで、フツーにいい人だった彼が、いちばん理不尽で悲惨な目に遭ってしまうなんて。悲運としか言いようがありませんが…彼の常識人キャラ、裏を返せば俗っぽい人柄には、いろいろ考えさせられました。ナンダカンダで金で動く、生活のためには不本意なことも我慢するところなど、誰だって私だって同じことするだろうと思いつつ、デュポンの金にあかせたオファーなど一蹴してほしかった、デュポンを崇敬しているかのようなコメントを強いられても拒否してほしかった。金や安定がすべてじゃない、信念やプライドを貫くという美しい男気って、やっぱ非現実的な理想なんだな~。それを知っているからこそ、黒田博樹のカープ復帰には多くの人が感動したのでしょう。

 男たちのダークサイドを描いた映画ですが。デュポン、マーク、デイヴのやりとりは、ほんと中学生の教室、クラブ活動で見られるような子どもっぽさで、イヤな意味で微笑ましくもあったり。実は嫌われてるけど、気前がいいのでみんなからチヤホヤされてる金持ちのぼんぼんが、頭からっぽで根暗だけどスポーツマンの少年も取り巻きに加える。二人はやがて友だちがいないもの同士、互いにないものを補い合って親密に。でもぼんぼんは、クラスの人気者である学級委員長と本当は仲良しになりたくて、金や親の権力を使って何とか委員長に近づくことに成功。そうなると、スポーツくんが不要、ウザくなってきて、邪険にしだす。戸惑い傷つくスポーツくん。表向きは愛想よくしてるけど、ぼんぼんとはさりげなくもキッパリ距離を置く委員長。自分と友だちになってくれない、自分と違って本当に誰からも愛されている委員長に対して憎悪を抱き始めるぼんぼんは、ひとりぼっち同士スポーツくんとヨリを戻そうとするけど、心底傷ついたスポーツくんは、すっかり心を閉ざし完全無視…みたいな関係は、中学生日記?!と見紛うほど。過激になった中学生日記、みたいな。
 デュポン役でアカデミー主演男優賞にノミネートされたスティーヴ・カレルは、元々は人気コメディアン。笑いを封印し、特殊メイクを施してヤバい人を怪演してます。あまりにもイタい人っぷりでブラックな笑いさえ誘うところは、さすがコメディアン。

 マーク役は、チャニング・テイタム。実質の主役はカレルよりも彼のほうです。ハリウッドきっての肉体派なタム蔵ですが、いつもに増して肉肉しいです。ゴツくてガチムチ、レスラー体型を見事に作り上げてます。オツムがちょっとアレなのかなと心配になる暗い無表情が、怖いヤバい。ほぼ出ずっぱり、オールヌード、リアルなレスリングシーンや、鏡を頭突き割りシーンなど、文字通り肉体を擲って大熱演してます。彼だけオスカーにノミネートされなかったのが可哀想。「マジック・マイク」とかもそうだけど、肉体美だけでなく身体能力もスゴいタム蔵。この映画でも、あのゴツいカラダでひょいっとバック転とかするし。
 デイヴ役で、アカデミー助演男優賞にノミネートされてるマーク・ラファロ。スーパーマリオみたいな風貌が可愛い。彼って男くさいけどすごく暖かい、優しい、懐が深い感じがするので好きです。ソフトな声も素敵。
 屋敷や馬など、デュポン家の優雅で上品な雰囲気が、名家って感じでした。由緒ある名家と成金セレブって、やっぱ違うんですね~。
 この映画、作り方によっては超おいしいBL映画になり得たのにな~。ほぼ男だけ、男だらけの男祭りな映画だし。そのままキス、セックスしちゃうのでは?!なガッツリベタベタシーンも多かったし。デュポンがキモいおっさんじゃなくて男前紳士だったら、さぞかし腐的にはウホウホだったでしょう。こういう映画、日本でも作ってほしいな~。理想妄想キャストは、デュポン=岡村隆史、マーク=池松壮亮、デイヴ=妻夫木聡、で!レスリングはボクシングに変更。イケると思うわ~。

 ↑鬼気迫る劇中とは違い、オフスクリーンでは和気藹々な3人
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頭文字Dのイケメン!

2015-02-13 | 北米映画 08~14
 「ニード・フォー・スピード」
 天才的なドライヴィングテクニックを持つ自動車修理工のトビーは、ライバルのディーノによって犯罪の濡れ衣を着せられ投獄されてしまう。出所したトビーは、ディーノへの復讐のため危険なレースに出場するが…
 私、ワイルドスピードシリーズが大好きなんですよ~。ポール・ウォーカーの急死は、衝撃的すぎて今もショックと悲しみが癒えないけど…最新作が楽しみすぎる!
 で、この明らかにワイスピの二番煎じな作品。ぶっちゃけ、思ってた以上のワイスピ劣化版でした~ワイスピ同様にハチャメチャなんですけど、何だろう、ワイスピみたいなバカ丸出しな突き抜け感、ノリノリな破天荒さに欠けてたような気がします。制作費がワイスピに比べると、明らかに低コスト。あらためてワイスピって、金かけて作ってたんだな~と感嘆。
 爆走シーンはともかく、内容が小さいんですよ。犯罪の濡れ衣を着せられムショにブチ込まれた主人公が、出所して悪者とレースで勝負するというのが大雑把なストーリー。世界レベルの巨悪と戦うワイスピの、無駄にデカいスケールに比べると個人的すぎて、何か物足りない。

 まあワイスピもですが。一般人からしたら、傍若無人な暴走って許せないですよ。映画だからって、笑えない時もあります。映画ではスルーされてるけど、暴走のせいでメチャクチャにされてしまう関係ない人の車。あれで怪我人や死人がいないはずないし。車壊されたり怪我した人は、どこに訴えればいいの?!と、この映画でも思ってしまった。
 この映画最大の敗因は、主人公に魅力があまりなかったことでしょうか。普段はフツーの人だけど、実は天才的なドライバーというありきたりなキャラはまだいいとして。演じてる俳優が、あんましカッコよくないんですよ。いや、決してブサイクじゃないんです。でも、すごい地味というか、カリスマとかオーラがないんです。ヒーロー向きじゃないというか。やっぱこういう映画の主人公は、誰が見ても男前、イケメンじゃないと。その点、ワイスピのポール・ウォーカーは最初から最後までキラキラしてたよな~。かえすがえす惜しい…主人公トビーを演じたアーロン・ポール、こないだ観た「エクソダス 神と王」のモーゼの家来役と同一人物と知りビツクリ。ぜんぜん気づかなかった!別人のように化けてるのではなく、この映画の彼の印象が薄すぎたので顔をすっかり忘れてた
 イケメン担当は、ディーノ役のドミニク・クーパー

 何か私、最近ドミ公祭りですね~。偶然なんですけど、ドミ公と頻繁に会えて嬉しいですドミ公、やっぱイケメンですよ!アーロン・ポールが田舎者っぽい薄口な地味男だったせいで、余計ドミ公の濃ゆい華が際立ってました。雰囲気が何か洗練されてるというか都会的というか、スマートなんです。モデルみたいなスタイルのよさ、ファッションの小粋さは、さすが英国男子です。

 悪役なのに可愛い!と胸キュンになるシーンも何度かあり。特に、新車の展示会でディーラーにハッタリかますも、すぐにウソをバラされた時の表情とか目つきが、キュートでイケてました。この作品でもカッコカワイいドミ公ですが…役がセコすぎる!悪人とも言えないほどのセコさ。ハリウッド映画では、こんな役ばっかですよねドミ公。どうせ悪役なら、スゴい極悪役やってほしいわ。

 ↑近ごろ人気な英国男子のひとりドミ公。でも、バッチやエディ・レッドメイン、ファスベンやマカぼんとかに比べると、いまいち出遅れてる感が。カッコいいし演技力あるしエロいし、大ブレイクの要素はたっぷりあるのに。頑張れドミ公!
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海が割れるのよ

2015-02-11 | 北米映画 08~14
 「エクソダス 神と王」
 紀元前のエジプト。王子ラムセスと兄弟同様に育ったモーゼは、奴隷として虐げられているヘブライ人であるという自分の出生の秘密を知る。一方、王位に就いたラムセスは、モーゼを辺境の地へと追放するが…
  今年最初の劇場鑑賞映画♪
 「ベン・ハー」とか「十戒」とか、ハリウッドのスペクタクル史劇が大好きな私。なので、この映画も楽しみにしていました。期待通り、すごく面白かったです。こういう映画は、やっぱ大きなスクリーンで観るべきですね。迫力ある騎馬シーンや戦闘シーン、どっからこんなに集めてきたんだよなエキストラの数に圧倒され、古代エジプトの衣装や王宮のセットも興味深く楽しむことができました。そしてやはり何と言っても、驚異的なCG技術には目を驚かされました。CGだらけのアニメみたいな映画は苦手ですが、この映画はCGがすごく上手に駆使されているんですよ。CGじゃないとありえないシーン満載なのに、CGまみれって感じが希薄。ハイクオリティすぎます。やっぱ金をかけたハリウッド大作はスゴいな~。

 神が罪深いラムセスとエジプト人に次々とくだす罰が、おぞましくも壮大!まさに悪夢の天災攻撃。画面を埋め尽くすワニやカエル、ハエやイナゴの大群にゲロゲロウゲゲゲ~!ワタシ的に最も戦慄だったのは、無残な皮膚病。あれはイヤだー!!そして、エジプト人の子供が死ぬという罰が、残酷で最悪でした。あまりにも非道い仕打ち。エジプト人だって、善良で無辜な人もたくさんいたはず。それなのに…何の罪もない子どもが死ぬなんて。どんな罰より、衝撃的で悲しいですよね。さすがのラムセスもこれには耐えられず、心が折れちゃいましたし。神様、いくら何でもあんまりじゃないですかい?あんな神様、信じられないし信じたくないわ~。自分たちと相容れない者は、一気にポア(死語?)してもいい!みたいな考え方は、日本でテロを起こした某邪教とカブります…
 怒涛の天変地異シーン、きわめつけは、ラストの紅海シーン。海が割れる有名なシーンです。人々を飲み込む津波は、日本人にとっては正視が難しい辛さが。あの津波で死ななかったモーゼと王の生命力に、目がテンになってしまいました。

 ちょっと気になったのは、モーゼとラムセスの家族や仲間への愛情・親愛表現とかが、何だかかなり西洋っぽかったこと。ラムセスが妻や子どもに優しくする様子とか、当時のエジプト人でもあんな風にしてたのかな~と、ふと疑問に思ってしまいました。まあ、ハリウッド映画なのだから、アメリカ人に理解・共感してもらう表現は当然ですね。
 「グラディエーター」に続いてのリドリー・スコット監督のダイナミックな演出と映像美は素晴らしかったけど、人間ドラマとしては薄口だったような。モーゼと王の愛憎を、もうちょっと細やかに濃く描いてほしかったかも。でも、モーゼのキャラは、かなり危険濃度が高かったです。神と出会ってからのモーゼ、神と対話しているという触れ込みで憑かれたように人々を説き、決起(要するに国家転覆のテロ)させ、やれー!!やるんだー!!と人々に無茶ぶりしまくる。狂人チックなヤバい人モーゼに、畏れおののいて従う人々。これもまた、某邪教の教祖と信者と重なって…
 モーゼ役は、クリスチャン・ベール。

 力強さと神経症っぽさが混在してるキャラと演技は、クリベーが得意とするところでしょうか。文字通りカラダを張った肉弾演技が圧巻、魅力的でした。クリベー、ほんとに強そうですよね~。日本のイケメン俳優がいくら頑張ったところで、迫力が違います。前半のタフガイっぷりはひたすらカッコよく、後半の神憑きっぷりは狂気的でヤバい。オスカーを受賞するなど、すっかり大人の演技派俳優になったクリベー。いたいけな子役時代や、イケメン青年時代を知ってる映画ファンからすると、何だか感無量、隔世ですね…
 ラムセス王役のジョエル・エドガートンも好演してました。ガチムチマッチョな肉体は、女性よりゲイにアピールしそう。ちょっとラッセル・クロウ、そしてU字工事の坊主のほうに似てる?!U字工事をめちゃくちゃゴツくした感じ。ラッシーと同じくオーストラリア出身で、「華麗なるギャツビー」や「アニマル・キングダム」など話題作に出てたらしいけど、ぜんぜん思い出せないトム・ハーディと共演した日本未公開作“Warrior”でも、猛々しいマッチョぶりを披露してますね。
 王の母役がシガーニー・ウィーヴァーだったので、あれ?この映画ってジェームズ・キャメロン監督だったっけ?と一瞬思ってしまった。そーいえば「エイリアン」はリドリー・スコット監督だったんですよね。キャメロン監督は「エイリアン2」だった。モーゼの妻になる村娘役の女優が、エキゾチックで可愛かったです。
 ベン・ハーと十戒、また観たくなってきた。ついでに漫画「王家の紋章」の続きも気になってきた。王家の紋章、まだ完結してないみたいですね~。わしが生まれる前からやってるんですよね~50年後もまだ終わってなさそう。

 ↑シブい大人の男になったクリベー。命がけな肉体改造とか、リスキーな役への挑戦とか、その役者魂はアッパレの一言。もうずいぶんなベテランっぽい彼ですが、1974年生まれの41歳。キムタクや中居より年下なんですよね~…

 ↑若かりし頃は、こんなに可愛かったのです
 さあ。この映画を皮切りに、2~3月はいっぱい映画観に行くゾっと!ジョニー・デップの「チャーリー・モルデガイ」のタダ券もらったし、ブラパの「アメリカン・スナイパー」、マカぼんの「ラブストーリーズ」、他にも「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」「フォックスキャッチャー」「博士と彼女のセオリー」はマスト!
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ハンニバル⑧~⑬ 死の味

2015-02-06 | 欧米のドラマ
 「ハンニバル」season 1の第8話から最終話まで観ました~。

☆人間チェロ
 音楽家のサイコ殺人鬼。被害者の腸を取り出し、それをチェロの弦にうげげ
☆武闘派だった
 殺人鬼と対決するレクター博士。優雅で頭脳明晰なだけでなく、ケンカ上等な腕っ節の強さに驚かされます。マッつん、背が高くガタイがいいので、ケンカシーンも迫力があります。実際にも強そう。

☆ボス
 ウィルの上司クロフォード役は、ベテラン黒人俳優のローレンス・フィッシュバーン。超コワモテですが、ギャングの親分風なコートやスーツがカッコいい。顔が何だかロバートの秋山に似てる?秋山にモノマネしてほしい。
☆死体トーテムポール
 海辺に死体を積み重ねた記念碑がどーやったらあんなことできるの。あれを作ってる姿を、誰にも見られなかったのが不思議、ていうか、ありえない。めんどくさいことするよな~。
☆犬
 家で犬を飼ってるウィルですが。いったい何匹いるの?!まるで101匹わんちゃん状態。散歩も大変だし、エサ代だけでもバカになりませんよ。我が家など、ミニチュアダックスフント1匹だけでウンザリしてるのに。あんなに犬がいたら、臭いもスゴいだろうなあ。

☆見えちゃう
 脳の検査を受けるウィル。オレンジ色の検査服が可愛い!ノーパンでワンピース着てるような状態で横になるので、角度によってはかなり際どい!み、見える、見えちゃう!
 それにしても。ヒュー・ダンシーって、何着ても似合うんだよな~。ウィルの普段着とかも、別に高級ブランドっぽくない地味なものなのに、何かオシャレに見えたり。

☆変死体すぎる
 首から舌が出てる死体。ここまでくると、ほとんどギャグ。笑いを狙ってるとしか思えん!
☆無能警察
 取調べ中や護送中の警官を惨殺して逃走するサイコキラーたち。いくらなんでも逃げられすぎですよ。おまわりさんって、あんなに簡単に殺されたりしないでしょ。
☆檻の中と外
 サイコキラーとして精神病院にブチこまれてしまうウィル。彼に会いに来るレクター博士。すべて博士の思惑通りなのか、それとも…謎はシーズン2にto be continued!
★総括
 うう~ん…殺され方が凝りすぎというか、考えるのも大変だろうな~と毎回感嘆。ゲロゲロな殺人シーン、死体描写は、あまりにも非現実的すぎて、ほとんどファンタジー。
 頻発する異常で凶悪な殺人事件ですが、世間はそんなに騒いでないのが不思議。アメリカでは日常茶飯事なのでしょうか。
 ウィルもFBI捜査官も、そんなに優秀に見えないのがちょっと…ちゃんとした捜査、してないような気が。毎回サイコキラーが、勝手に暴走してウィルかレクター博士に殺されちゃう、みたいな感じだし。
 ヒュー・ダンシーは、ほんとに可愛い!嫁のクレア・デーンズが羨ましい!マッツ・ミケルセンは、不気味だけど優しそうで穏やかな紳士って感じで素敵。毎回とっかえひっかえなマッつんのスーツが目に楽しかったです。ヒューとマッつんの、対決というより精神的BL関係に萌え~。シーズン2では、もっと二人の愛は深まるのかしらん?

 ↑最近、イギリス男優が再び人気になってますが。ルックスだけなら、ヒューがいちばんタイプかもしれん
コメント (2)
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