ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

オイルタンク一歩前進?

2008年10月15日 | お家狂想曲
今日、地中に埋まっているオイルタンクがついに撤去されました。

旦那とわたしは、お互いの仕事の合間の、都合の合う時間を見つけ、昼前に現場に急ぎました。

し~ん……誰もいません。
まだ終わってないのかなあ、と近づいていくと、なんとも言えないオイルの臭いが辺りに漂っています。
見ると、ここら辺に埋まっているはずです、と業者の人が指差していた所の芝生がすっかり掘り起こされて消えていました。

こんな強い臭い、近所の人達、困ってるやろなあ……と心配になってきました。

今日はとても良い天気です。窓を開け放して楽しみたいだろうに、とても迷惑をかけてしまいました。

この臭いは、ただ単に、オイルが入っているタンクを動かしたからなのか、とんでもないぐらい漏れていたからか、
素人のわたし達が考えたところでなにも分かりません。

今日の結果がどうだったか、撤去作業を担当したオイル会社の人に聞きたいのはやまやまですが、
どうもそれは無理みたいで、またまた弁護士を通して事情を聞いてもらうことになるそうです。
その結果次第では、更にいろんなことが延びる可能性もあります。

さて、今日の久しぶりの再会で、しかも外の周りをうろうろしてただけでしたが、
やっぱりわたし達、あの家も、家の真ん前にある楕円形の公園も、めちゃ好きやん!と再認識。
なんででしょうねえ……めんどっちぃ修理や改装が山積みで、そんなことしばらくの間はできなくて(ローンが大変)、
ってことは、どれだけかかるか分からない間、それなりの不便な暮らしになるって分かっているのに……、
ほんでもって、今のアメリカの状況では、これからもどんどん住宅価格は下がっていくって知ってるのに……、
そしてそのおかげ?で、夫婦ともに小さな事業をしているわたし達のような者には、誰もが貸し渋りをし始め、ローンが組めない可能性も出てきたのに。

帰りの車の中で、ちっちゃなため息つきながら、しゃあないなあ、とつぶやいたわたし。
天気は上々、赤や黄色に紅葉した葉っぱをまとい、枝を四方に伸ばす大木達。
数字の上下に顔色が赤くなったり青くなったり、今のカオスに振り回される人間のことなんかどこ吹く風。
季節が来ると芽を出し、季節が去ると葉を落とす。言葉もなく静かに繰り返される自然の移ろい。
また今夜、落ち葉をサクサク踏みながら散歩しようかな


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真っ赤な北海道

2008年10月15日 | アホな小話
久々の運動の後は、覚悟してた通りの筋肉痛(筋肉ってあったのね)。
今日はその痛みを取り込んでしまわないように、ストレッチしまくらなくてはなりません。
今朝、朝ご飯を食べ終わり、立ち上がって伸びをしていると、
「あれ?昨日、そういえば生理になったんとちゃうの」と旦那が言いました。
「なったよ」
「で、ピラテス行ったんや」
「行ったけど?」
「ふぅ~ん……」意味深な響き……あ、ヤツがなにを考えているか分かりました。

わたしがピラテスを始めたきっかけは、旦那が仕事をしているCENTER FOR HEALTHY LIVINGで開催された健康フェア。
そこで知り合ったピラテスのインストラクターさんの勧めで始めてみたら、珍しく自分に合いそうな気がしたんですが、
如何せん、彼女のクラスの受講料が、わたし的予算からいうとちょい高!なので、格安なYMCAに転校?したのでした。

YMCAでは、朝の5時半から夜の9時まで、覚えきれないほどの種類のエクササイズクラスがありますが、
どのクラスも、なんでやねん?と来てる人に聞きたくなるほど満員?!びっくりです
マットやボール、それからダンベルでもなんでも、クラスに必要なものは無料で借りられるのだけど、
なんか、こんなこと言うとあかんのかもしれないけど、マットがどうしても臭うんですねえ、たくさんの汗を吸って
なので、マットだけは自前のを使おうと決め、腰と膝がすぐ痛くなるので、肉厚のピラテス用とかいうマットを購入しました。

さて、底抜けに明るいインストラクターメリッサのクラスに通い始めて1年が過ぎた頃、その凄惨な事件は起こったのでした。

わたしは今、生理がそろそろ終わるかな、まだ終わらんのかな、の時期に居る(つもり)更年期予備軍です。
まだホットフラッシュという、寝ている最中に理由もなく、理不尽なほどに大汗をかくという体験は1回だけ。
まだまだひよっ子のかわいい?おばちゃんです
まあ、旦那の方はそうは思ってないと思いますけどね。
なにやら、生理の前の数日間はかなり荒れる、というか、いつでも荒れる用意が整っている、というか、これまでにも増して迫力満点なんだそうです。
確かに、ここ数年は、生理前になるとなんとも言えない気怠さに覆われてしまいます。
指でちょっと押されたら、その場でコテッと寝ちゃいそうな眠気もあります。
テーブルを拭こうとする旦那が、布巾をちゃんと絞らないのを見た途端、おらぁ~!しっかり絞らんかいっ!と心の中で叫んだり。あ、これは生理とは関係ないか……ハハハ。
そんなんで、生理の内容そのものも変化してきておりまして、微妙に予測が付かない事もあったりするんですね。

その日は、生理が始まってからすでに4日が経っていて、わたし的にはほとんど終わっておりました。
ピラテスのクラスが始まり、ブロックを挟んだ両足を上げ、お尻をクイックイッと上げる運動が終わった時に違和感が……。
その後仰向けに寝転んだままの運動が各種続き、足を突き上げたり開いたり、運動と運動の間にチャイルドポーズで休憩したり、
そしてついに、テーブルのポーズという四つん這いになった時、わたしはそれを見てしまいました。
血染めのマット
水色の、それまで何の変哲も無かったマットの真ん中に、直径15センチはあろうかと思われる真っ赤な北海道
そして、所々に、飾りのように、真っ赤な離れ小島が
ウギャ~!!とばかりに立ち上がったわたし。びっくりする周りのメンバー達。
やっと気がついたのね、と言いたげな、わたしの後ろ側でやってた女性の方々。
クラスの部屋は大きくて、下手すると30人以上はいるんですね、そこ。
わたしはほぼ、その集団の真ん中に居りまして、男性もちらほら居るんですが、後方ではなかった……救われました
でもね、見られちゃってたんですよね、やっぱり
お尻突き出してたもんなあ、しっかり……ちょっと変やなあと思いながら……思たその時に確かめろよおまえ

そんなことあるわけない。
ってことが起こりがちなのがわたしの人生。
それをいつだって肝に銘じとかなあかん!

そんなことを遅ればせながら言い聞かせ、マットをゴシゴシ、パンツをゴシゴシ、車のシートをゴシゴシ、隠れ蓑に使ったコートをゴシゴシ、

ほの悲しくも切ない(どこがやねん?!)思い出なのであります


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