昨夜は、わたしより旦那の方が凹んでいたようです。
いつものように先に寝に行ったはずの旦那が、いつものようにだらだらと寝る支度をしているわたしのところに来て、
「僕はなんでああいうことを言ってしまうのだろう」「許して欲しい」と言ってはベッドに戻り、またやって来ては同じことを言います。
わたしはチビ白髪をチョイチョイ抜きながら(まだやってるかぁ~!)、そういう彼を見るのだけれど、
いかんせん、毛を抜いているのでチョイと涙目になっていて、それがまた旦那を落ち込ませてしまいます。ちゃうのに……。
そんなこんなで、ようやくわたしが寝室に行くと、あの早寝の旦那がまだ起きていて、「ごめん」の連発。
わたしが横に寝ると、改めてまた「僕はなんでああいうことを言うのか」なんて言うので、とうとう悲しくなってしまいました。
あ~あ、せっかく咳とかが治まってきたのに、ここで泣くと鼻水が出て、鼻水が喉を通るとまた咳のもとになって……、
案の定、今朝は目覚めとともにひどい咳き込み。ちぇっ。
昨日、旦那がどうしてあんなにパニックに陥ったのか、それをわたしなりに考えてみました。
あくまでもわたしの想像なので、これが正しいのかどうか分からないけれど。
お世話になっている不動産会社から紹介されたローン会社の担当者A氏。旦那は当初、彼だけにローンの相談をしていました。
こういう場合、いろんな会社のレートを調べて、金利や条件の面で1番いい会社を選ぶんじゃないの、とわたしが言ったところ、
それならと、他にも数名紹介してもらっていた別の会社の担当者B,C,D氏とも交渉を始めたのでした。
それから話はどんどんややっこしくなっていき、各社4通りの、それはそれはトリッキーな提案を旦那は1人で抱えることになり、
それでもまあ、なんとか持ちこたえてこれまでやってきたっていうのが彼の本音なんだと思います。
そして金融業界がとんでもないことになり、我々のローンの頭金の率が家の価格の20%から25%に上げられてしまい、
これではとてもじゃないが無理だと、ほとんど諦めかけていた時、A氏だけが20%でもいけると思うと言ってくれたのでした。
小さな希望の糸がまだつながっている。ありがたい。
そんな状態のわたし達に、あのオイルタンクの汚染状況の予想以上の悪さを知らされたのでした。
今回の契約破棄をするために、弁護士がわたし達に言ってきたのは、25%でないと貸せないと言ってきた担当者に、その証明になる手紙を書いてもらい、それを送って欲しいということでした。
そこで旦那は、実は20%でもいいと言ってくれている人がひとりいる、と言ったのですが、弁護士はそれはいいからと聞き流したそうです。
とにかく25%の連中から1人選んで、その人に事情を説明した手紙を書いてもらって、ということでした。
こじれてきた場合、向こうの弁護士や不動産会社の人達が、20%でも貸せると言ったA氏を探し出す可能性だってある。
そしたらその時は、A氏はどんな行動に出るだろうか、どんなふうに言うだろうか、それを旦那は恐れているように見えました。
なので、わたしはただ単純に、それならまずわたし達がA氏に正直に話をして、今回の家のことでは申し訳ないことをしたけれど、将来家を買うことになった時には必ずあなたに担当してもらうからと、それで済むか済まないかは別として謝ったらどうかと言いました。
わたしとしては、そういう世界で長年仕事をしている人なのだから、腹を立てたとしても、それなりに理解してもらえると思いました。楽観的過ぎるかもしれませんが。
根回しとか、下準備とか、それから必要に応じた白々しいウソとか、そういうのがとても苦手というか理解できない旦那。
日本で住んでいた時の、何年にも渡っての借家の強欲大家との闘いでは、図書館に通って法律を勉強したり、無料の弁護士相談に通ったりしながら、なんとか1人で切り抜けたわたしです。
根回しも下準備も、それから白々しいウソも、必要に応じてやってきました。
アメリカと日本が違うのか、彼とわたしが違うのか、常識が違うのか、ウソを極端に嫌うクリスチャン的な素地が違うのか、
きっと彼は、そういう根っこの部分で自分自身と闘っているのだと思います。
長い想像になってしまいました。
A氏に対する旦那の思いを弁護士に伝え、A氏に対してわたし達ができることを教えてもらうことにしました。
凹みの深さを変えるには、もっともっとお互いに気持ちを伝え合う必要があります。
わたしももう少し笑顔になって、旦那が話し易い雰囲気を作ってあげなきゃなあと思います。
ここまでうだうだと書かないと分からないわたしに付き合って、ここまでうだうだと読まされたみなさん、ほんとにごめんなさい。
いつものように先に寝に行ったはずの旦那が、いつものようにだらだらと寝る支度をしているわたしのところに来て、
「僕はなんでああいうことを言ってしまうのだろう」「許して欲しい」と言ってはベッドに戻り、またやって来ては同じことを言います。
わたしはチビ白髪をチョイチョイ抜きながら(まだやってるかぁ~!)、そういう彼を見るのだけれど、
いかんせん、毛を抜いているのでチョイと涙目になっていて、それがまた旦那を落ち込ませてしまいます。ちゃうのに……。
そんなこんなで、ようやくわたしが寝室に行くと、あの早寝の旦那がまだ起きていて、「ごめん」の連発。
わたしが横に寝ると、改めてまた「僕はなんでああいうことを言うのか」なんて言うので、とうとう悲しくなってしまいました。
あ~あ、せっかく咳とかが治まってきたのに、ここで泣くと鼻水が出て、鼻水が喉を通るとまた咳のもとになって……、
案の定、今朝は目覚めとともにひどい咳き込み。ちぇっ。
昨日、旦那がどうしてあんなにパニックに陥ったのか、それをわたしなりに考えてみました。
あくまでもわたしの想像なので、これが正しいのかどうか分からないけれど。
お世話になっている不動産会社から紹介されたローン会社の担当者A氏。旦那は当初、彼だけにローンの相談をしていました。
こういう場合、いろんな会社のレートを調べて、金利や条件の面で1番いい会社を選ぶんじゃないの、とわたしが言ったところ、
それならと、他にも数名紹介してもらっていた別の会社の担当者B,C,D氏とも交渉を始めたのでした。
それから話はどんどんややっこしくなっていき、各社4通りの、それはそれはトリッキーな提案を旦那は1人で抱えることになり、
それでもまあ、なんとか持ちこたえてこれまでやってきたっていうのが彼の本音なんだと思います。
そして金融業界がとんでもないことになり、我々のローンの頭金の率が家の価格の20%から25%に上げられてしまい、
これではとてもじゃないが無理だと、ほとんど諦めかけていた時、A氏だけが20%でもいけると思うと言ってくれたのでした。
小さな希望の糸がまだつながっている。ありがたい。
そんな状態のわたし達に、あのオイルタンクの汚染状況の予想以上の悪さを知らされたのでした。
今回の契約破棄をするために、弁護士がわたし達に言ってきたのは、25%でないと貸せないと言ってきた担当者に、その証明になる手紙を書いてもらい、それを送って欲しいということでした。
そこで旦那は、実は20%でもいいと言ってくれている人がひとりいる、と言ったのですが、弁護士はそれはいいからと聞き流したそうです。
とにかく25%の連中から1人選んで、その人に事情を説明した手紙を書いてもらって、ということでした。
こじれてきた場合、向こうの弁護士や不動産会社の人達が、20%でも貸せると言ったA氏を探し出す可能性だってある。
そしたらその時は、A氏はどんな行動に出るだろうか、どんなふうに言うだろうか、それを旦那は恐れているように見えました。
なので、わたしはただ単純に、それならまずわたし達がA氏に正直に話をして、今回の家のことでは申し訳ないことをしたけれど、将来家を買うことになった時には必ずあなたに担当してもらうからと、それで済むか済まないかは別として謝ったらどうかと言いました。
わたしとしては、そういう世界で長年仕事をしている人なのだから、腹を立てたとしても、それなりに理解してもらえると思いました。楽観的過ぎるかもしれませんが。
根回しとか、下準備とか、それから必要に応じた白々しいウソとか、そういうのがとても苦手というか理解できない旦那。
日本で住んでいた時の、何年にも渡っての借家の強欲大家との闘いでは、図書館に通って法律を勉強したり、無料の弁護士相談に通ったりしながら、なんとか1人で切り抜けたわたしです。
根回しも下準備も、それから白々しいウソも、必要に応じてやってきました。
アメリカと日本が違うのか、彼とわたしが違うのか、常識が違うのか、ウソを極端に嫌うクリスチャン的な素地が違うのか、
きっと彼は、そういう根っこの部分で自分自身と闘っているのだと思います。
長い想像になってしまいました。
A氏に対する旦那の思いを弁護士に伝え、A氏に対してわたし達ができることを教えてもらうことにしました。
凹みの深さを変えるには、もっともっとお互いに気持ちを伝え合う必要があります。
わたしももう少し笑顔になって、旦那が話し易い雰囲気を作ってあげなきゃなあと思います。
ここまでうだうだと書かないと分からないわたしに付き合って、ここまでうだうだと読まされたみなさん、ほんとにごめんなさい。