今年はやけに極端な気温の差と雨が多いような気がします。
零下10℃近くまで下がったかと思えば、次の日にはぐんぐん上がり、10℃を超えていたりして、
おばちゃん下着(長袖シャツに現代版パッチ)を習慣でばっちり着込んでしまっていて、どこもかしこも汗がじわじわ~なんてことが数回ありました。
それとこの雨。降り始めると数日は続きます。
野良の動物達にとって、それから家を失った人達にとっても、冬に雨が降るのは困るだろうなあと、心配するだけで何も行動しないわたしですが、雨が降っている間中そんなことを考えてしまいます。
わたしは裸になっている時以外に濡れるのが大っ嫌いでした。
ちょっとした水滴でもヒャ~ッなんて叫んでいました。
なので、日本に居る時は、ほんの春雨でも、それこそ鬼のように傘をさしていました。
もちろん雪の日も当たり前に傘をさして歩いていました。
ところがこちらに引っ越してきて、大人も子供も、よほどのじゃじゃ降りでない限り、傘をささずに歩いているのを見てびっくり!
当然のことですが、こんなふうにあまり需要の無い傘なので、デザインや色にも作り手の意欲が感じられない物が多く、売り場を見つけるのも一苦労します。
なんてことを思いながらここに暮らして8年半が経ち、いやあ、人って変わるもんです、傘をささなくなりました。
もちろん今でも濡れるのは好きではないけれど、ま、これぐらい濡れてもそのうち乾くやろ、なんて軽く考えられるようになりました。
たま~に、高い木の枝から大粒の水滴がボトンと落ちてきた時は、やられた~!と思いますけど。
今日はその水滴が、伴奏バイトのために作ったスペシャル楽譜に落ちてしまいました。
その楽譜は、大判の横開きのスケッチブックに、コピーした楽譜を1枚1枚貼付けて、
譜めくりし易い所(そのページ最後の小節の音が少なかったり長くのばす音だったり、それから片手があく瞬間だったりする時)でページをめくるようにしたり、
ダ・カーポやリピートで一瞬にして戻る所がすぐに見渡せたりするように工夫してあるのですが、
A4サイズの紙が横に7~8枚ずらっと並んでいるので、かなり幅があります。
当然、スケッチブックからはみ出た部分があるわけで、ペラペラの紙なので持ち運びにはちょいと苦労します。
これが閉じた状態です。上の方に貼ってある赤、緑、オレンジ、青、黄色のちっちゃなテープは、グループ毎の曲がすぐ分かるようにするためです。
そして開くとこんな感じ。ただただ横に広いです。
曲が進むにつれて、顔が左から右に移動していくのだけれど、最後の方はもうほとんどお客さんの方に向いてしまって、鍵盤を確認している場合ではありません。
時々生徒から、「なんでなんにも手元を見ないでも弾けるの?」って聞かれたりします。ま、それができて当たり前、なんですけど、ちょっと小鼻がヒクヒクしたりする、五十路ガキのわたしです。
さて、いったいどうして、こんな楽譜を工夫して作るようになったのでしょうか?
その答は……、
譜めくりをお願いして、本番中に泣きそうになったり、プツンとキレたり、思わずおっきな声で「NOW!」と叫んでしまったことがあったからです。
そして運良くめくってもらえたとしても、それが2ページいっぺんだったり……。
散々練習して、せっかくきれいに仕上げた演奏も、そんなアクシデントのためにズッコケたことが数知れず。
人に頼ろうとするのがあかんねん。
また一つ学び、またちょっと強くなれたような気がします。
雨降りなのに傘をさしてもらえない伴奏楽譜は、雨粒のあとが残ってヨレヨレ。
今年は特に濡れる機会が多いので、ヨレヨレ度もなかなかのものです。
あともう少しで本番だからね。一緒にがんばろうね。
零下10℃近くまで下がったかと思えば、次の日にはぐんぐん上がり、10℃を超えていたりして、
おばちゃん下着(長袖シャツに現代版パッチ)を習慣でばっちり着込んでしまっていて、どこもかしこも汗がじわじわ~なんてことが数回ありました。
それとこの雨。降り始めると数日は続きます。
野良の動物達にとって、それから家を失った人達にとっても、冬に雨が降るのは困るだろうなあと、心配するだけで何も行動しないわたしですが、雨が降っている間中そんなことを考えてしまいます。
わたしは裸になっている時以外に濡れるのが大っ嫌いでした。
ちょっとした水滴でもヒャ~ッなんて叫んでいました。
なので、日本に居る時は、ほんの春雨でも、それこそ鬼のように傘をさしていました。
もちろん雪の日も当たり前に傘をさして歩いていました。
ところがこちらに引っ越してきて、大人も子供も、よほどのじゃじゃ降りでない限り、傘をささずに歩いているのを見てびっくり!
当然のことですが、こんなふうにあまり需要の無い傘なので、デザインや色にも作り手の意欲が感じられない物が多く、売り場を見つけるのも一苦労します。
なんてことを思いながらここに暮らして8年半が経ち、いやあ、人って変わるもんです、傘をささなくなりました。
もちろん今でも濡れるのは好きではないけれど、ま、これぐらい濡れてもそのうち乾くやろ、なんて軽く考えられるようになりました。
たま~に、高い木の枝から大粒の水滴がボトンと落ちてきた時は、やられた~!と思いますけど。
今日はその水滴が、伴奏バイトのために作ったスペシャル楽譜に落ちてしまいました。
その楽譜は、大判の横開きのスケッチブックに、コピーした楽譜を1枚1枚貼付けて、
譜めくりし易い所(そのページ最後の小節の音が少なかったり長くのばす音だったり、それから片手があく瞬間だったりする時)でページをめくるようにしたり、
ダ・カーポやリピートで一瞬にして戻る所がすぐに見渡せたりするように工夫してあるのですが、
A4サイズの紙が横に7~8枚ずらっと並んでいるので、かなり幅があります。
当然、スケッチブックからはみ出た部分があるわけで、ペラペラの紙なので持ち運びにはちょいと苦労します。
これが閉じた状態です。上の方に貼ってある赤、緑、オレンジ、青、黄色のちっちゃなテープは、グループ毎の曲がすぐ分かるようにするためです。
そして開くとこんな感じ。ただただ横に広いです。
曲が進むにつれて、顔が左から右に移動していくのだけれど、最後の方はもうほとんどお客さんの方に向いてしまって、鍵盤を確認している場合ではありません。
時々生徒から、「なんでなんにも手元を見ないでも弾けるの?」って聞かれたりします。ま、それができて当たり前、なんですけど、ちょっと小鼻がヒクヒクしたりする、五十路ガキのわたしです。
さて、いったいどうして、こんな楽譜を工夫して作るようになったのでしょうか?
その答は……、
譜めくりをお願いして、本番中に泣きそうになったり、プツンとキレたり、思わずおっきな声で「NOW!」と叫んでしまったことがあったからです。
そして運良くめくってもらえたとしても、それが2ページいっぺんだったり……。
散々練習して、せっかくきれいに仕上げた演奏も、そんなアクシデントのためにズッコケたことが数知れず。
人に頼ろうとするのがあかんねん。
また一つ学び、またちょっと強くなれたような気がします。
雨降りなのに傘をさしてもらえない伴奏楽譜は、雨粒のあとが残ってヨレヨレ。
今年は特に濡れる機会が多いので、ヨレヨレ度もなかなかのものです。
あともう少しで本番だからね。一緒にがんばろうね。