ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

クッキーパーティ

2008年12月09日 | 音楽とわたし
今夜は、コミュニティバンドの今年最後の練習日。
毎年この日は、いつもより30分早くに練習を終え、クッキーパーティをします。
去年は頑張って、さつまいもを使った和風のスウィーツを作っていきましたが、今年は手抜き(といってもわたしにはこれが精一杯!)クッキー。
「今年はジャパニーズじゃないのぉ~」と、ちょっとがっかりされちゃいましたが……。

アーモンドフリークのわたしにぴったりのアーモンドヌガークッキーです。



せっかくなので、うち用のも一つ焼きました。
レシピに書かれた分量とはかけ離れた大量のアーモンドスライス。う~ん、これだから手作りは楽しい。
朝から伴奏バイトに行って、先週警察に捕まって行けなかったピラテスに行き、戻ってから焼きゃなんとかなるか、と思っていましたが、
いやはや、時間はあっという間に過ぎていき、昼ご飯とシャワーの時間が押せ押せになってしまいました。
焼き時間が短いというイメージがあったのだけど、タルト地を先に20分、ヌガーとアーモンドを乗せてからまた20分、二度焼きするのをすっかり忘れていて、気がついた時にはもう遅かりし。
でもまあ、5分遅刻で最初の生徒の家に着くことができました。やれやれ……。
時間の配分、やっぱ下手っぴです。

仕事帰りに、バンドの練習場があるモントクレア高校に直行。
毎週火曜日の晩7時から8時半までは、町が主催するアダルトクラスもあるので、駐車スポットを見つけるのに一苦労します。
今夜は荷物が多いのでできるだけ近場に停めたかったけれど、いつもギリギリにしか行けないので、やっぱり今夜もちょいと遠くになってしまいました。
バンドだけが9時まで練習するので、帰りはガラガラなんですけれど……。

いつもは8時前後に5分くらいの休憩がありますが、今夜は通しで8時半まで練習し、それからクッキータイム!
いやあ、ものすごい量と種類のクッキーがずらり。こっちの大人って、なんでこんなにクッキーが好きなんでしょ?
クッキーだけじゃなくて、ドーナッツやアイスクリームも。
なにかと理由を作ってはパクパクペロペロ、甘さだって並じゃありません。
そんなに甘くないね、というのが日本のスウィーツの褒め言葉ですが、あの甘さからいうと10倍は甘い!

なんて文句を言いながら、ちゃっかりお土産をもらってきたわたし。



できるだけ甘くなさそぉ~なのを選んだつもりだけれど……いったい誰が食べるのでしょか?
実はわたし、粒あんの甘い物はだぁ~い好きなんですが、クッキーは苦手。あ、でも、ナッツが山盛り入っていたらオッケー。
同じくチョコレートもアイスクリームも、ナッツが山盛り(←山盛りが大前提)入っていたらオッケー。
ま、旦那とKにおまかせしましょう。

これから来年年明けて6日まで、バンドの練習はお休みです。
けれどもわたしには、小編成のアンサンブルで、モントクレアのロータリークラブのクリスマスランチョンでの演奏があります。
クラリネット2名、フルート4名の、ちょっとけったいな編成だけど、何回か合わせているうちにそれなりの響きになってきました。
その本番が16日にあって、それが終わるとバンド関連のボランティアはすべて終了。

先週から新メンバーとして加わったクラリネット奏者さん。退職して悠々自適に暮らしてはる男性です。
話しているうちに、マンハッタンの室内楽を勉強する学校に入っていることが分かり、恐る恐るピアノのメンバーが足りているかどうか尋ねてみました。
すると、いるにはいるけど、どうも他の楽器と合わせることが苦手みたいで、とても困っているとのこと。
「あのぉ~、わたし、どっちかっていうと合わせるのは得意だと思うのだけど」と厚かましくアピールしてみました。
「え?そうかい?そりゃそうだろな。バンドで実際に他の楽器を吹いてるんだし。やろうやろう!是非来年から一緒にやろう!」

練習は月曜と木曜の晩、そして日曜の午後。週日はとてもじゃないけれど無理なので、日曜の午後に参加させてもらうことにしました。
またまた増やしちゃって……けれども室内楽はいつか真剣に勉強したいと思っていたので、これは聞き流すことができない事なのです。
来年もまた、今年に引き続き、弾くことが多くなりそうです。

50からが花。
どんな形のどんな色の、どんな香りのする花が咲くのかなあ。
コメント
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