ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

国民性小話

2008年12月13日 | ひとりごと
さっき、たまたま見つけた小話です。
あまりに納得した部分があるので、ちょっと載せておきます。

洋上を航海する豪華客船が火事になりました。このままでは乗客が焼け死んでしまいます。
ところが、この船には、様々な国の人が乗船していて、乗客は溺ることを恐れて、海に飛び込むことをためらっています。
そこで船長は、国民性を考えて、各人にこう言って説得しました。

イギリス人には、「紳士はこういう時、海に飛び込むものです。」

ドイツ人には、 「海に飛び込みなさい。これは厳粛な命令です。」

フランス人には、「決して海に飛び込まないで下さい。」

イタリア人には、「さっき美女が飛び込みましたよ。」

日本人には、  「みなさん飛び込みましたよ。」

大阪人には、  「阪神が優勝しましたよ。」


コメント (4)
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娼婦のパスタ

2008年12月13日 | ひとりごと
昨日の晩は、めちゃんこ久しぶりに花金しようか(安いものでもいいから外食すること)と思っていましたが、
美味しいワインとチーズを買って家でゆっくりしたい気分になり、旦那の十八番スパ、プッタネスカをいただきました。



プッタネスカは、イタリア料理のメニュー。スパゲティ・アッラ・プッタネスカ (Spaghetti alla Puttanesca) が正しい呼び名です。
なにがすごいって、この名前の意味です。それはズバリ「娼婦のパスタ」。

ナポリの名物パスタで、娼婦は昼食時にも忙しく、海のものも畑のものもごった混ぜにして、パスタにして食べたという話に由来するらしいです。
けれども、名前の由来は他にもあって、
「娼婦が客をもてなすためのパスタ」説、
「刺激的な味わいが娼婦を思わせるパスタ」説、
「手軽なので、忙しい娼婦が家に残している子供につくったという」説、
「味が濃いので、娼婦と同じくたまにならいいけれど毎日なら飽きるという」説などが有力とか。
とにかく、どの説にしても、名前が名前だけになんとも言えません。

アンチョビなど小魚に、ポモドーロ、ケッパー、オリーブ、赤唐辛子、黒コショウなどで味付けをしたトマトソースのパスタです。
アンチョビやケッパーやオリーブは、近所にある中近東の移民が集まって住んでいるパタソンという町のスーパーに行けば、とても安く買えます。

このパスタを食べるたびに、名前の由来についてあれこれ思いをめぐらすのだけど、結論は未だに出ていません。

旦那の患者さんで、若い独身女性なんですが、とても痛がり(わたしなんか比べ物にならないと旦那が言ってました。そりゃかなりすごい!)で、
たまにチクッとした時に、部屋の外にまで聞こえそうな大声で「プッタ!」と叫ぶのだそうです。
最初は意味が分からなかったけれど、まあタイミングから考えて、文句の一種に違いないと思っていた旦那ですが、ある日意味を聞いてみたそうな。
すると彼女はちょっと申し訳なさそうな顔をして、「まあ、英語で言うと、くそったれとか売女、かな?ごめんなさぁ~い」と言ったそうです。
旦那は内心びっくりしつつ、「ハハハ、別に謝らなくてもいいですよ、そんなの」と答えたらしいです。
仕事道具が道具だけに、なかなか大変そうです。

こんな強烈な名前がついた日本の料理ってあるかしらん?



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