ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

猫の手

2008年12月21日 | ひとりごと


これは正確に言うと猫の足でしょうか。
ただ今お掃除中。
夢中になって、指と指の間、爪などをペロペロと舐めたりかじったり。

あまりの見事な開き様に感動して、1枚撮ることにしました。

ほんとに忙しい時、日向でボーッと寝ているこの仔の手をぎゅっと握り、
「あんたの手も借りたいほどわたしはめっちゃ忙しいねんで!」と、恨み言なんかも言ったりして……ふん、自分が蒔いた種やんか(by ショーティ)。

食う寝る遊ぶ。猫の時間はひたすらマイペースで過ぎていきます。

猫には猫の悩みや不満があるのだろうけど、たま~に、やることが次から次へとたまってきてヘトヘトに疲れきった時なんかに、
あ~あ、猫になれたらなあ……と、どうにもならないことを真剣に考ることがあります。
猫になったらピアノが弾けなくなるのにね
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雪かき

2008年12月21日 | ひとりごと
やっと青空が見え、太陽の光が積もった雪の上に降り注いでいます。
通りのあちらこちらから、いろんな音が聞こえてきます。

ガリガリ、ザアザア、ガガガァー、人と車が雪かきに励む音です。

かなりのタイミングの悪さですが、小型除雪車がたまたま通りかかってくれたので、慌てて写真に撮りました。





ものの見事に、駐車してある車の陰になった所で撮っているどんくさいわたし……
トラックの前についている雪かき用の、ええと、こういうのなんていう名前なんやろ?、ええい、分からん、ブツが見えますでしょうか?

この小型除雪車は、幅の狭い道、例えば各家のガレージまでの道(ドライブウェイ)などに積もった雪を一気に取り除いてくれる強い味方です。
町の大通りなどは、これの何倍もあるデッカイ除雪車がやって来て、すごい勢いで雪かきをします。

さてこちらは人力。
内緒で撮っているので、うちの垣根の横っちょからパチリ!



家の玄関から道路までの通路は、なんぼなんでも自分達で雪かきします。
お昼頃に、雪かき用のショベルを肩に、「雪かきいりませんかぁ~」と高校生の男の子が数名やって来ました。この時期のいいバイトです。
KもTも、「おみゃあら、ゲームばっかりやってんと、ちょっと運動してこぉ~い!」と家から追い出されて、このバイトをやったことがあります。

明日は晴れるようですが、気温がうんと低く、最高気温が零下6℃、最低気温が零下11℃の予報が出ています。
町中あちこちでスケートができそうです。
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ゆず湯

2008年12月21日 | 家族とわたし
なんとなぁ~く、どっかで見たような風景のような気がして……。



風邪をひかないようにと、ゆず湯のプレゼントをしてもらった上野動物園のお猿さん達。
なんとも贅沢な……とうらやましく思いながら読み進んでいくと、
気温がなんと20℃近くあって(こことえらい違い!)、あんまり温泉っていう気分にもならなかったお猿さん達、我れ先にみかんやゆずをほおばっております。

1番右端の、なんだかお母さんっぽいお猿さん、よぉ~く見ると、すでにみかんが2つも口の中に入っているのに、右手でおっきなのをすくおうとする強欲ぶり。



その昔……まだ息子達が小さかった頃、貧しい家計をやりくりして作った料理を家族の前に出すと、
例えば鍋の肉団子、カレーの牛肉、海老チリの極小海老などなど、いくつ食べられるのかっていうのが最大の関心事なのでありました。
自己申告をしていたけれど、そのうちKの申告はかなり怪しいという疑惑が生まれ、続いて旦那も怪しいということに気づき、
家族4人、ピリピリと周りの様子に神経を配りながら(?)食べておりました。
海老なんか、しっぽの数で調べていたら、しっぽごと食べてしまう技を開発した不届きなヤツが現れる始末(さて、誰でしょう?)。
今思い出しても壮絶な闘いでございました……

そんな思い出が、この写真のお猿さん達を見ているうちに、ふつふつと思い出されてきたのであります。

いや、でも、なんぼなんでもわたし、みかんを2つ口にほおばれませんわ。おほほほほ

P.S.
その頃、実家の母の家に遊びに行くと、たまには少し贅沢させてやろうと、ファミリーレストランに連れてってくれました。
「今日は値段を気にせず注文していいからね」という母の言葉に、大興奮してメニューを見る息子達。
普段は、外食はひとり400円までと厳しく決められていた我が家。
海老好きのわたし達のために、海老の入った料理なんかも別に注文してくれたりして、涙がちょちょ切れるほど嬉しかったのですが、
その料理が目の前に置かれた瞬間、
「なあ、この海老、何個まで食べてもええの~」と大きな声で聞く息子T&K。
「あんたら、どんな生活してんの……こんな情けないこと子供に言わさんとき」
その時の母のなんとも言えない顔。
内緒だけど、今だに数えてしまう我が家4人。これって一生もの?



コメント (2)
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