ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

フダンソウはうまいぞう!

2010年11月04日 | ひとりごと
今日は冷たい雨。夜が明ける前からずうっと一日中降っています。

新しい生徒がふたり、今日からレッスンを始めました。
ふたりは学校の仲良しさん。今年の6月まで、大学生にピアノを習っていたのだけれど、もうちょっと本格的に習わせようってんで、うちに引っ越してきました。
初めてのレッスンは、どちらもそれなりに緊張します。ふたりとも、手のひらは割合にしっかりしていますが、指の関節が固過ぎたり柔らか過ぎたり、いいとこもあり、これからうんと矯正が必要なとこもあり、でもまあ可愛い11才の女の子達なのでした。

朝からひとり、大人の男性(彼は人前で弾くことにものすごいトラウマがありました)のレッスンから始まり、ピラテスのクラスを挟んで、夜の7時過ぎまで、一分の休みも無しに教えていて、発表会前の緊迫感も相まって、夕飯なんて作るどころではありません。
そんなんで、今夜は旦那が、ちょっといつもよりは奮発して、おいしいテイクアウトを持ち帰ってきてあげようと言ってくれたのでした。

で……わたしが教えている最中に家に戻ってきた旦那。
けれども、7時が近づいてきてもいっこうに出かける様子が無く……まあ今夜はお任せなんだからと、お腹がグルグルと鳴るのを誤摩化しながら教えていました。
そして、やっとレッスンが終わり、片付けをしていると、台所の方からカタカタと音が聞こえてきました。
え?

ドアを開けるといい匂い……。これだ~!


そしてこれ!


と、これ!


ありがとぉ~旦那!
昨日は散々扱き下ろしたくせに、今日は拍手喝采、感謝感謝!
いっただっきまぁ~す!


この野菜はSwiss Chard(フダンソウ)という名前で、茎の色がとってもカラフルでおいしいのです。わたしはこれを使って料理をしたことがないのですが……。


今日の疲れがスッコ~ンと取れました。さて、シンクに山盛りの鍋やフライパン、洗いましょう~


なんて言ってたら、大学から帰ってきた恭平。
帰りがけに、鶏肉があるかどうかを電話で聞いてきました。
友人のみゆきちゃんと一緒に帰ってきて、スパニッシュライスを炊き、チキンカツをジャ~ンと揚げながら、ブラックビーンズを煮ております。


恭平の十八番。いつも突然コレが無性~に食べたくなると、せっせと、しかもかなり素早く作ります。

今日の我が家は男の料理なのでした。


もういっちょおまけの写真。

突如、エレピで遊び出した旦那。


このエレピは、今からう~んと昔、ハンプティ・ダンプティという、わたしにとってはすごく意味のあるバンドのキーボードを担当していたあきちゃん(彼女は無謀にも、わたしにジャズを教えてくれようとした)から譲り受けたもので、ローズに似たとてもいい音を出します。
旦那もこの音がだぁ~い好き。けど、そこまで足開いて弾かんでも……。
コメント (10)
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