昨日の夜から大荒れに荒れた空が、やっと落ち着きを取り戻してきました。
両側の家の前庭の落ち葉が、右に左に、すごい勢いで吹き流されていく中を、車で走り抜けながら仕事に行きました。
雨でも雪でもなく、葉っぱのためにワイパーを動かしたのは初めてでした。
こんな日は、たとえ車から生徒達の家の玄関までの短い距離でも、温かな帽子が必要です。
息子達が、何年か前のクリスマスに買ってくれた毛糸の帽子。突風が吹いても大丈夫。
今日の気功は、今月からホリデイシーズンに突入したということもあり、人間関係を潤滑に築くための気をたくさん取り入れていました。
感謝祭やクリスマスには、普段遠く離れて暮らしている家族や親戚達が一同に集います。
そして何日か、長い人では1週間以上もの間、同じ屋根の下でいきなり一緒の時間を過ごすことになります。
久しぶりに会った瞬間は皆興奮して嬉しいものですが、その興奮も覚めてくると、我がままが出る人、我慢を強いられる人、マイペースな人、迎える準備をずっとしてきてクタクタな人、すごくストレスを抱えていて、皆と会ったら余計に落ち込む人、などなど、いろんな感情がそこに集います。
そこで、自分の感情、特に負の感情(怒り、心配、恐れなど)を、うまくコントロールしたり、できるだけそのような感情に至らないようにするのは、気功の訓練により可能である、ということで、いろいろな方法を教えてもらいました。
その中のひとつに、ペアを組んでするものがありました。
ペアのうちのひとりは導く者、もうひとりは従う者を担当します。
導く者は軽く握った拳を差し出し、従う者はその拳に軽く手のひらを被せ目を閉じます。
始めてください、という講師の合図で、導く者が拳を好きなふうに動かし、従う者はその動きに合わせて、体全体を移動させていくのです。
パートナーを替えていくと、それぞれに動きの特徴みたいなものが発見できたし、導く時、従う時の自分の動きや思いが微妙に違うことが面白かったです。
講師のマリアムが、「これは一見、導く者に従う者、という構図に見えるけれど、本当はどちらも自分自身を導き、自分自身に従っているのですよ」と言った時、ああ、これは仏教の教えにも通じているなあ、と思いました。
『自分の中にある自分を深く掘り下げ、見つめ、思いに従う。教えはあなた自身の中にある』……この教えです。
あさこから貸してもらった本の中にも、病気を呼び寄せる、または、ある一定の病気にかかり易くする感情は『怒り・心配・恐れ』である、と書かれてありました。
特にすぐにカッカする人は気をつけないといけない。
最近はよくレッスンでもカッカしてるし、鍵盤のことでもカッカしてたし、旦那がやったちっちゃなことでもカッカしてたし、こりゃアカンのではないかと大反省。
そこで、今日のレッスンでは、気功の呼吸法やミニ瞑想などを駆使して、極力穏やかに、自分自身の反省も込めて、冷静に教えることに努めました。
なかなかうまくいって、生徒達もわたしもハッピー。その話を旦那にしたら……、
「そやなあ、まうみ、ここ数年はすぐに怒るようになったもんなあ。まるでモントクレアに住む金持ち女連中みたいに」
「そうかなあ……」
「そやで!日本に居た時はこんなにカッカカッカせんかったし」
「それは我慢してたからやんか」
「まあそれもあるやろけど、昔の方がかっこ良かった。今はちょっとかっこ悪いわ。すぐにちっちゃいことで怒るから、ガキみたいな大人や」
「だから今日から心を入れ替えてんねんやん!」
「あ、あ、またまた!」
深呼吸深呼吸……怒らない怒らない……チ~ン!
両側の家の前庭の落ち葉が、右に左に、すごい勢いで吹き流されていく中を、車で走り抜けながら仕事に行きました。
雨でも雪でもなく、葉っぱのためにワイパーを動かしたのは初めてでした。
こんな日は、たとえ車から生徒達の家の玄関までの短い距離でも、温かな帽子が必要です。
息子達が、何年か前のクリスマスに買ってくれた毛糸の帽子。突風が吹いても大丈夫。
今日の気功は、今月からホリデイシーズンに突入したということもあり、人間関係を潤滑に築くための気をたくさん取り入れていました。
感謝祭やクリスマスには、普段遠く離れて暮らしている家族や親戚達が一同に集います。
そして何日か、長い人では1週間以上もの間、同じ屋根の下でいきなり一緒の時間を過ごすことになります。
久しぶりに会った瞬間は皆興奮して嬉しいものですが、その興奮も覚めてくると、我がままが出る人、我慢を強いられる人、マイペースな人、迎える準備をずっとしてきてクタクタな人、すごくストレスを抱えていて、皆と会ったら余計に落ち込む人、などなど、いろんな感情がそこに集います。
そこで、自分の感情、特に負の感情(怒り、心配、恐れなど)を、うまくコントロールしたり、できるだけそのような感情に至らないようにするのは、気功の訓練により可能である、ということで、いろいろな方法を教えてもらいました。
その中のひとつに、ペアを組んでするものがありました。
ペアのうちのひとりは導く者、もうひとりは従う者を担当します。
導く者は軽く握った拳を差し出し、従う者はその拳に軽く手のひらを被せ目を閉じます。
始めてください、という講師の合図で、導く者が拳を好きなふうに動かし、従う者はその動きに合わせて、体全体を移動させていくのです。
パートナーを替えていくと、それぞれに動きの特徴みたいなものが発見できたし、導く時、従う時の自分の動きや思いが微妙に違うことが面白かったです。
講師のマリアムが、「これは一見、導く者に従う者、という構図に見えるけれど、本当はどちらも自分自身を導き、自分自身に従っているのですよ」と言った時、ああ、これは仏教の教えにも通じているなあ、と思いました。
『自分の中にある自分を深く掘り下げ、見つめ、思いに従う。教えはあなた自身の中にある』……この教えです。
あさこから貸してもらった本の中にも、病気を呼び寄せる、または、ある一定の病気にかかり易くする感情は『怒り・心配・恐れ』である、と書かれてありました。
特にすぐにカッカする人は気をつけないといけない。
最近はよくレッスンでもカッカしてるし、鍵盤のことでもカッカしてたし、旦那がやったちっちゃなことでもカッカしてたし、こりゃアカンのではないかと大反省。
そこで、今日のレッスンでは、気功の呼吸法やミニ瞑想などを駆使して、極力穏やかに、自分自身の反省も込めて、冷静に教えることに努めました。
なかなかうまくいって、生徒達もわたしもハッピー。その話を旦那にしたら……、
「そやなあ、まうみ、ここ数年はすぐに怒るようになったもんなあ。まるでモントクレアに住む金持ち女連中みたいに」
「そうかなあ……」
「そやで!日本に居た時はこんなにカッカカッカせんかったし」
「それは我慢してたからやんか」
「まあそれもあるやろけど、昔の方がかっこ良かった。今はちょっとかっこ悪いわ。すぐにちっちゃいことで怒るから、ガキみたいな大人や」
「だから今日から心を入れ替えてんねんやん!」
「あ、あ、またまた!」
深呼吸深呼吸……怒らない怒らない……チ~ン!