アメリカに移住してから、Thanksgiving(感謝祭)の集まりにも参加できるようになった。
それで今回は11回目。
はじめのうちは、あまりこの日の意味合いがよくわからなくて、1ヶ月後にあるクリスマスの日とほぼ同じメンバーで同じメニューのご馳走を食べることに、どうして誰も文句を言わないのだろう……などと思ったりしていた。
旦那のおばあちゃんが亡くなるまでの6年間は、毎年彼女が住むワシントンD.C.に集まり、おばあちゃんを主賓に、近所のレストランで会食した。
おばあちゃんはすでに90才を突破していたが、足が弱ろうが、目がほとんど見えなくなろうが、毎年必ずステーキを注文し、大きなお皿の上に所狭しと盛られているお肉やマッシュポテト、そしてサラダなどを、ゆっくりと、かならず残さずに平らげていた。
長生きの秘訣は食欲が衰えないことと、誰かから聞いたことがあるが、まさに彼女がその生き証人だと思いながら、いつも感心して見ていた。
おばあちゃんが亡くなってからは、その子供達のそれぞれの家で、感謝祭のお祝いをすることになった。
旦那の両親の家に行くのが数回続き、やっぱりクリスマスも同じだし、子供達もいいおっさん&おばさんになってきたことだし、そろそろ感謝祭は子供達が主体になってやろうではないか、ということになり、3年前から旦那姉のアードリーがホスト役を引き受けてくれている。
ということで、うちはお気楽に、ただただ行ってご馳走をいただくという能天気ファミリー。
旦那は今晩泊まりたいので、日産に乗ってひとり先に行き、日帰りする恭平とわたしはスバルで後から出発。翌日のブラックフライデーバーゲンを狙って、ニューヨーク州のアウトレットモールに夜中に到着したい拓人とガールフレンドのK子ちゃんも別行動。まったくのバラバラなのであった……。
なんか朝からめっちゃいや~な予感がしているショーティ。ご機嫌とり丸出し、感謝祭特別メニュー。
今日は朝から雨、雪、みぞれ模様。ペンシルバニアのきれいな風景も、うっすらと雪が積もっていた。
今日のご馳走はすっかり食べてしまってから、あっ!写真!と気がついて撮ったので、かなり悲惨。美味しかったのに……。
アードリィのお隣に住む80才のボブは、元原子力発電のエキスパート。開発を依頼されて、よく日本にも出向したのだとか。彼が作ってくれたサラダは絶品だった。
今夜、アメリカ中のそこかしこで、オーブンの中であっちっちに焼かれた気の毒なターキー。
グレービーソースは旦那母の手作り。わたしの大好きなスウィートポテト。もちろんナッツ入り。
アードリィのご主人エリックは、家の内装から水道管の工事、ビールもパイもなんでも作っちゃう超ハンディな人。
今日のパイは、チェリーがゴロゴロ入ったサワーチェリーパイとパンプキンパイ。
おかあさんが作った人参のディップ。にんにく、レモン汁、軽く茹でた人参、コリアンダー入り。めちゃウマ!
エリックの姉と妹は、今どき珍しい子だくさん。妹夫婦などは再婚同士なので、二人の子供をみんな合わせると11人?!
姉夫婦は長い長い離婚調停中だけど、やっぱり多くて6人。毎年その子達がこぞってやってくる。
赤ちゃんだったテスラとエメラ。
そしてスティーヴン。チビッ子は狭い所が大好き。
いつまでも尽きない話。一年分だもんなあ~。
糸電話を作って遊ぶチビッ子達。お兄ちゃんお姉ちゃんも、遊んであげるのがとっても上手。みんなもう大学生なんだよねえ。
すごい写真を発見!めちゃくちゃ笑える!せっかくなので、写真を写真に撮ってきた。もちろん旦那の許可をもらって。
さて、旦那はどこでしょう~?それにしても、一番すごいのはおとうさん……ええ味出してはるわ~。
子供達はみんな、もうすっかりティーンで、おかあさんはきっと40才を超えているのだけれど、これを見たら、レストランでお酒を注文するたびに「IDを見せろ」と言われたという伝説があるのが納得できる。若っ!!
今日はほんとにお客さん気分で、最初から最後までのんびりさせてもらった。
行き帰りの、恭平とのドライブも楽しかった。最近彼が観た映画の、人為的に夢を操作する話から始まって、彼が今学んでいる心理学のことや、近未来のことなど、久しぶりにたくさんのことをとりとめもなく話した。
今、軍隊のブートキャンプに入っているカミーロも、感謝祭だということで特別に長電話が許されたらしく、いろんなことを話すことができた。
彼は多分、自分から志願して、アフガニスタンに行くことになるらしい。
ハイロの分も長生きしないといけないのだから、きっと無事に帰ってきなさいよと、心の中で強く祈った。
感謝祭に、家族が元気に揃うことができることを、心から感謝する。
それで今回は11回目。
はじめのうちは、あまりこの日の意味合いがよくわからなくて、1ヶ月後にあるクリスマスの日とほぼ同じメンバーで同じメニューのご馳走を食べることに、どうして誰も文句を言わないのだろう……などと思ったりしていた。
旦那のおばあちゃんが亡くなるまでの6年間は、毎年彼女が住むワシントンD.C.に集まり、おばあちゃんを主賓に、近所のレストランで会食した。
おばあちゃんはすでに90才を突破していたが、足が弱ろうが、目がほとんど見えなくなろうが、毎年必ずステーキを注文し、大きなお皿の上に所狭しと盛られているお肉やマッシュポテト、そしてサラダなどを、ゆっくりと、かならず残さずに平らげていた。
長生きの秘訣は食欲が衰えないことと、誰かから聞いたことがあるが、まさに彼女がその生き証人だと思いながら、いつも感心して見ていた。
おばあちゃんが亡くなってからは、その子供達のそれぞれの家で、感謝祭のお祝いをすることになった。
旦那の両親の家に行くのが数回続き、やっぱりクリスマスも同じだし、子供達もいいおっさん&おばさんになってきたことだし、そろそろ感謝祭は子供達が主体になってやろうではないか、ということになり、3年前から旦那姉のアードリーがホスト役を引き受けてくれている。
ということで、うちはお気楽に、ただただ行ってご馳走をいただくという能天気ファミリー。
旦那は今晩泊まりたいので、日産に乗ってひとり先に行き、日帰りする恭平とわたしはスバルで後から出発。翌日のブラックフライデーバーゲンを狙って、ニューヨーク州のアウトレットモールに夜中に到着したい拓人とガールフレンドのK子ちゃんも別行動。まったくのバラバラなのであった……。
なんか朝からめっちゃいや~な予感がしているショーティ。ご機嫌とり丸出し、感謝祭特別メニュー。
今日は朝から雨、雪、みぞれ模様。ペンシルバニアのきれいな風景も、うっすらと雪が積もっていた。
今日のご馳走はすっかり食べてしまってから、あっ!写真!と気がついて撮ったので、かなり悲惨。美味しかったのに……。
アードリィのお隣に住む80才のボブは、元原子力発電のエキスパート。開発を依頼されて、よく日本にも出向したのだとか。彼が作ってくれたサラダは絶品だった。
今夜、アメリカ中のそこかしこで、オーブンの中であっちっちに焼かれた気の毒なターキー。
グレービーソースは旦那母の手作り。わたしの大好きなスウィートポテト。もちろんナッツ入り。
アードリィのご主人エリックは、家の内装から水道管の工事、ビールもパイもなんでも作っちゃう超ハンディな人。
今日のパイは、チェリーがゴロゴロ入ったサワーチェリーパイとパンプキンパイ。
おかあさんが作った人参のディップ。にんにく、レモン汁、軽く茹でた人参、コリアンダー入り。めちゃウマ!
エリックの姉と妹は、今どき珍しい子だくさん。妹夫婦などは再婚同士なので、二人の子供をみんな合わせると11人?!
姉夫婦は長い長い離婚調停中だけど、やっぱり多くて6人。毎年その子達がこぞってやってくる。
赤ちゃんだったテスラとエメラ。
そしてスティーヴン。チビッ子は狭い所が大好き。
いつまでも尽きない話。一年分だもんなあ~。
糸電話を作って遊ぶチビッ子達。お兄ちゃんお姉ちゃんも、遊んであげるのがとっても上手。みんなもう大学生なんだよねえ。
すごい写真を発見!めちゃくちゃ笑える!せっかくなので、写真を写真に撮ってきた。もちろん旦那の許可をもらって。
さて、旦那はどこでしょう~?それにしても、一番すごいのはおとうさん……ええ味出してはるわ~。
子供達はみんな、もうすっかりティーンで、おかあさんはきっと40才を超えているのだけれど、これを見たら、レストランでお酒を注文するたびに「IDを見せろ」と言われたという伝説があるのが納得できる。若っ!!
今日はほんとにお客さん気分で、最初から最後までのんびりさせてもらった。
行き帰りの、恭平とのドライブも楽しかった。最近彼が観た映画の、人為的に夢を操作する話から始まって、彼が今学んでいる心理学のことや、近未来のことなど、久しぶりにたくさんのことをとりとめもなく話した。
今、軍隊のブートキャンプに入っているカミーロも、感謝祭だということで特別に長電話が許されたらしく、いろんなことを話すことができた。
彼は多分、自分から志願して、アフガニスタンに行くことになるらしい。
ハイロの分も長生きしないといけないのだから、きっと無事に帰ってきなさいよと、心の中で強く祈った。
感謝祭に、家族が元気に揃うことができることを、心から感謝する。